9月です。今年は秋の風が吹くどころか季節は夏!暑い暑い!
気持ちの良い海遊びができるかなぁ~と期待に胸を躍らせて9月のイエティいぶり校がスタートです。
お出かけスタイルのいぶり校。今回は室蘭・登別・苫小牧から仲間たちが集まってきます(今回は参加者全員男の子でした!初めてカモ)
苫小牧の集合場所のひとつ・市民会館前にちょっと早目に到着した子どもたちとぷらっと探検に行きました。
そこで大きなパラボラアンテナを発見!これにパワーを送ると宇宙と交信できるらしいよ。
SLに乗って行ってみたいな銀河鉄道。
旅は楽しいものとの出会いがたくさんですね。さぁ、今日も素敵な出会いを求めていざ出発!
そうしてやってきましたのが今回の舞台・厚真町浜厚真。
浜厚真の駅は無人駅。初めての無人駅に興味津々な子どもたちです。
浜厚真駅から車で1分。浜厚真の海岸に着きました。
厚真町は道内でも有名なサーフィンスポット。たくさんのサーファーが波乗りを楽しんでいます。
今日はみんなもこのビッグウェーブで波乗りに挑戦します。
と、いうことでまずは先輩サーファーさんの様子を見学。サーフィンってどうやってるのかな?お!大きな波に乗ってきた…あ!立ちあがってる!すごい!!
僕たちもあんな風にできるかなぁ?ドキドキしてきた。
何はともあれまずはみんなでベースキャンプ作りから。簡単タープを広げて荷物置き場を作ります。
それにしても海岸には色んなものが落ちてますね。
「お母さんにおみやげにしよっと」
本当にいろんなものが落ちています。シカさんかな?
海遊びその1は、波打ち際ギリギリマスター!自分のくつに波が当たらないギリギリのところまで誰が一番近づくことができるか競います。
そっと一歩ずつ…
近づいて……波に近づいたり、波が追いかけてきては逃げたり。ふふふ。楽しい追いかけっこです。
午前中は膝のところぐらいまでなら入っても良いよ~、と声をかけますとみんなバシャバシャっと海の中へ。
膝のところくらいまでだよぉ……って振り返ったら、ザパーンっっ!!
膝…上まで入っちゃいますよね、そりゃ。楽しいから全身浸かっちゃいますよね。そりゃ。まぁ、いっか。
海遊びその2は、砂浜遊び。おおきな砂山を作ろう!ということになり、みんなせっせと砂を掘り出し、バケツに詰めて(良いシャベルを発見しました!貝殻シャベルです!)
運びます。
当初の予定は砂山作りでしたが、山づくりより掘る作業の方が楽しくなってきたイエティ建設の男たち。
トンネルができたり
こっちとあっちがつながって、
川が開通し、
浮島ができ、
お風呂もでき、
水を足し、
風呂に浸かる。
こうして男たちは遊び場を開拓していったのである(気分はプロジェクトX)
プロジェクトX番外編:大人も夢中になります。
砂遊びを満喫したところでお腹が空きました。ベースキャンプに戻って腹ごしらえです。
お昼を食べ終わったら砂の布団でちょっぴりお昼寝。
さぁ、午後からはお待ちかねのサーフィン体験!
厚真町のサーフショップ・tacoo surf(http://tacoo-surf.com/)の村上さんがみんなにサーフィンを教えに来てくれました。サーフボードと共に颯爽と登場。みんなの目はサーフボードに釘付けです。
初めて触れるサーフボード。大人も子どもも興味津々。
サーフボードの乗り方、注意点を真剣に聞いております。
レクチャーが終わったら、早速海へ!さぁ、華麗なる波乗りたちになれるかな…?!
順番にひとりずつ乗せていただきました。
「わぁー!!」「きゃー!!」楽しい声が響きます。みんな良い顔してますね。
「余裕がある人は立っても良いよ~」と村上さん。
みんな立ち乗りに挑戦です。
おっと失敗。でも、何度でもチャレンジします。
少しずつ立ちあがり…
立てた!!すごーい!!
立てた子も惜しかった子もいましたが、みんな初めての経験に大興奮です。
時間の許す限り飽きることもなく波に乗り続けました。
気分はすっかりいっちょまえのサーファーです。
天気も波もほど良く、子どもたちにとっては絶好の海遊びとなりました。
もっとサーフィンやりたいなぁ、海で遊びたいなぁと後ろ髪をひかれつつ帰り支度。
厚真のこぶしの湯という温泉に入って塩と汗を流し、帰路に着きました。
今シーズン最後のいぶり校での水遊び(黒松内校ではまだ海遊びがありますが)は、初めての場所でサーフィンと言うこれまた初めての遊びに出会いました。
感想を聞くと「サーフィンで立てたのが嬉しかった」「とにかく楽し過ぎた!」「温泉づくりが楽しかった」「来年も行きたい」とみんなから“楽しい”気持ちがたくさん伝わってきました。
来年もまたたくさんいろんな水遊びプログラムができるよう私たちも頑張らなくては。
また厚真の海に遊びに行こうね!
ねおす・いぶり自然学校 上道和恵(うえちゃん)