子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

札幌まるやま校 「ゆきあそび*キャンプ」2日目

2010年01月25日 10時31分34秒 | 札幌まるやま校
おはようございます!!(かまくらから)


↑かまくらで寝てます

どうも山小屋は暑すぎるくらいにストーブを
焚いていた様子です。



朝ごはんはおうどん。
お料理上手のふゆえさんがコックさんです。



朝ごはんを食べたら、またおそと。
今回のまるやま校、とにもかくにもおそとに出かけますね。
名実ともに「ゆきあそび*キャンプ」です。

あさごはんの時間に「あそびかいぎ」をします。
おしりすべりをしたい人
かまくらづくりをしたい人
ゆきだるまを作りたい人
いろんな遊びが出てきました。

そこで!
最初は森へ出かけておしりすべりスポットを探り
後半には山小屋周辺でゆきあそびをしよう
と決定★

昨日の夜に出かけた森へ
もう一度行ってみます。
改めて登ってみると、かなりの絶壁です。
手足を雪に突き刺して
ストッパーを意識しながら登っていきます。
昨日よりも
ずっと坂を登るのが上手になっています。
毎日雪と戯れていたら、
当然身のこなしも雪の子になっていくんですね。



坂を登れば、おしりすべり。
これまた定番です。
滑り方も頭からやら背中からやら
どんどんダイナミックになっていきます。

 

やっぱりお泊まりだと
たっぷり時間があるから
みんなレベルアップしていきますね。

みんなが小山に集合したので…


ここで山落とし大会の始まり!です。
自分以外はみんな敵。
坂からどんどこ相手を落としていきます。
は、激しい!!!



たっぷり身体を動かして
ちょっと早めのおひるごはんを食べたら
手稲パラダイスヒュッテとのさようなら。

バスにわざと乗り遅れて
山小屋でもう一泊しよう!
影の作戦があったようですが…。



ばっちり荷物も準備出来ていたので
最後にソリすべりの時間ができちゃいました。



帰りのバスの中、みんなお疲れで眠っていたんだとか??

あっという間に、
1泊2日のキャンプの終了です。
きっと死んだようにおうちに帰ったら眠ったんだろうなぁ。
なんでもできちゃうふっかふかの雪があれが
何時間でも遊べちゃうんですね。
楽しいと、寒さも忘れちゃう。
そんな2日間を過ごすことができました。

そしてあったかい手稲パラダイスヒュッテのストーブ。
(暑すぎた??かもしれないね)

こんな快適な山小屋なら
やっぱりまた来たい!!!!
の声が続出でした。
来年もここでキャンプかな?
きっと、遊びもレベルアップのはず!?

よーし!
またまた手稲パラダイスヒュッテでお泊りしよう♪

札幌まるやま校 「ゆきあそび*キャンプ」1日目

2010年01月25日 09時56分20秒 | 札幌まるやま校
とうとう、
まるやま校でもお泊り企画です!!

その名も「ゆきあそび*キャンプ」
行先は、北大が管理運営している手稲パラダイスヒュッテ。
前回の月例で、
すっかりやる気満々になっていたメンバーに
新しい参加者も加わり
いざ!初めてのお泊りです。

本日の集合場所はJR手稲駅。
ここからバスに乗って
手稲ハイランドまで移動
そこから荷物をソリに乗せて
山小屋まで出かけます。



森の中を歩いていると
コンコンコン…と木をたたく音がします。
キツツキだ!
みんなキツツキを追って
雪の山をよじ登ります。


↑結構必死です

雪の山を乗り越えると、すごい坂が!
これは滑らずにはいられない…。
というわけで
大おしりすべり大会となりました。



誰もお昼ごはんの時間になってることに気づきません。
楽しすぎると、おなかが減ったことも
寒いことも忘れちゃうみたいですねー。
「おひるだよー!」
と叫んで、無理やりお昼ごはんです。

ふと坂の横を見ると、山小屋が見えています。
すでに小屋のすぐ側に来てたんですね。
寒い寒い寒い、と連呼しながらエネルギーをおなかに入れていきます。

おなかいっぱいになったら、もちろんまたまた遊びます。
今度は山小屋周辺で。

まずは…天使!


かまくらようの小山を作るべく
そりに雪を積み込んでみたり


穴ぼこを掘ってみたり


みんなそれぞれ楽しいことを見つけていきます。

そうそう
こちらは本格的な雪洞づくり★
今晩眠るためのかまくらを掘っております。


4時になり、寒くなってきたので
山小屋の中に入ります。
こちらの山小屋
貸切ではなく、なんと北大山スキー部の方々もおられました。
現役の大学生からOBのおじさん・おばさんたちまで。
キッチンも一緒に使います。



完成したのは、カレー!


おなかいっぱいよるごはんを食べて
またまた
お外へ繰り出しましたよ!
ライトを持っていったのですが
街の明かりのせいなのか、そんなに暗くないのです。

それでもライトで雪を照らしてみると
幻想的な雰囲気です。


お!
なんとここでゲスト、ふゆえさんの登場です。
くまだぁーーーーーとみんな大騒ぎとなりました。

夜の森、いったいどこへ出かけよう…
ときおりダッシュしながら森の中を探検です。
雪に張り付くように山登りしたり
ふゆえさんとの戦いをしたり
もちろん帰りは絶壁おしりすべりをして山小屋に戻ります。

寝る時間が決まっていたのですが、
みんなわくわくしすぎて寝られません!!!!
なにやら子ども会議をしていたんだとか…??


↑仲良く寝てます

明日も遊ぶからねー。
もう寝ようねー。

札幌まるやま校 イエティーズ1月「ゆきあそびようちえん」

2010年01月17日 22時20分06秒 | 札幌まるやま校
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
めめです。

さあ!
前日から何やら雪が降り続いておりました。
イエティーズは大丈夫かな?
と少し心配していたんですが
そんな心配をよそに晴天です★

さっそく、雪山の方に出掛けていきます。
森の中は、キラキラとってもきれいです。



途中にぶどうのつるを発見。
みんなでブランコ遊びです。

 

雪がたくさん積もると木が低くなって
木のぼりの簡単にできちゃいます。



新雪の雪なら埋まってもふかふかほかほかです。



そんなふかふかの雪を綿あめにしてちょっと味わってみます。
街の中と違って、へんな味がしない!!
やっぱりここは森の中なんですね。



あれ?
時計を見てみるともうおひる。
というわけで
みんな山をごろごろ転がって森の家に帰っていきます。



薪ストーブであったかい森の家で、
ゆっくりとおひるごはんタイムを過ごします。
食べ終わって、
おそとにでかける準備ができたら
いくぞ!またまた雪遊び。

今度は森の家の前にある雪山でおしりすべりです。

 

さらに、雪合戦



かまくらづくり



真剣に遊んでいると
時間はものすごい速さで過ぎていきます。
かなでぃが
みんなのおやつのおもちを焼いてくれました。



おいしくおもちを食べて
今日のイエティーズはおしまい。
一日ってこんなに短かったっけ???
と考えてしまうくらいです。

あー楽しかった!
また来月もみなさまのご参加をお待ちしております♪

イエティ苫小牧1月「パウダースノーをもとめて」

2010年01月16日 10時07分12秒 | いぶり校
(最後に動画を貼り付けてみました。ぜひご覧ください)

このお正月の大雪と、そのあとの「しばれ」が幸いしました。
山奥には、たくさんのふわふわ雪が積もっているようです。

だから、どこに行っても面白そうな感じなんですね。
あれこれ考えたのですが、
今回は、支笏湖・国民休暇村の裏に広がる森へ行くことにしました。
ほら、おかしのもりでおやつを買っていきますよ。



車で30分ぐらいで、森に到着します。
そう、ここは国立公園ですから、大きな木がたくさん生えているのです。
しかも、そんな大きな木がバッタリ倒れているので、
登ったり降りたり、何でもできます。



しかも、ふかふかの雪ですから、結構な高さの上から
飛び降りたりできます!



初めての子もそうでない子も、あっという間に全開遊びとなりました。

支笏湖ビジターセンターにてお昼ごはんを食べさせてもらった後は、
なんと氷濤まつりの会場で遊ばせてもらうこととなりました!

今月末からはじまる氷濤まつり、目下準備の真っ最中なのですが、
特別な計らいで、少し見せてもらえることになったのです!
しかも、現場の方が優しく案内してくれるではありませんか!



ヘルメットをしっかりかぶって、製作中の会場を見て回りました。

すごい。すごすぎました…。圧巻です。
この氷の美しさは、世界に誇ってもいいなあ。
そして、足元は今までで経験したことがないほどにつるっつるです。
「今日は108回までなら転んでもいい」とかいいながら、
ペンギンのように腰を落として歩き回りました。

ああだこうだとやんちゃな子どもたちも、その美しさに
度肝を抜かれた、という感じです。

本当に美しいものとか、本物の迫力っていうのは
どんな子どもにも、どんな人にも必ず響くものなのですね。



「君たちが、今年初めてのお客さんだよ」とは、実行委員の小林さん。
メインの「苔の洞門」へ、特別に入れてもらえました。

そして、ただ見せてもらうだけでは申し訳が立たぬと、
しっかり作業の手伝いもしてきました。
すべり台づくりです。
大人が使う特別な道具を持たせてくれ、氷をガシガシ削らせてもらえました。



この氷を削る感覚、なんかとっても癖になります。
がんがん削る子と、丁寧になめらかにする子と、性格が出ますね。
「みんな、あと10年たったらここに働きに来い」と
親方にお墨付きまで頂いてしまいました。

こんな風に、地域のイベントに主体的に関わると、
なんだか「愛」が芽生えてきます。
単なる来訪者とか、イベント参加者ではない
思い入れのある参加者になれそうな気がします。

全身水浸し・氷漬けになりながら作業をしている大人の姿を見て、
そしてその人たちに少しかまってもらって、
子どもたちはなんかグッと感じるものがあったように思います。

ということで、皆さん、
今月末はぜひ支笏湖・氷濤まつりに行こう!

10116イエティ苫小牧支笏湖.wmv







イエティ登別「ゆきやまキャンプ」3日目

2010年01月08日 16時02分35秒 | いぶり校
うえだんなの、実にジツニ怪しい歌声とフライパンのけたたましい音で
4時にたたき起こされた子どもたち。
(ちなみに夕べは8時に寝ました)
お、なんと18人の子が「ご来光登山」に行くと表明しております。

行ってらっしゃいと見送って、ご飯の支度を始めます。
でも、あっという間に3人がギブ。まあ仕方ないか。

行った子達は、こんな感じだったようですよ。

真っ暗かと思いきや、月明かりで森の中は明るいみたい。
懐中電灯なしでも歩けます。



お、水平線の向こうがオレンジ色に染まってきました。



そんな美しい風景をバックに、なぜか相撲か??



さらに明るく。月と太陽が入れ替わる瞬間です。


みんな、一様に「うわー、きれー」とつぶやきます。

ちょっと水平線の雲が厚くて、太陽は拝めませんでしたが、
それでも十分その美しさ・神聖さを楽しむことができました。

スキー場でも、ごろごろして朝焼けを見ています。



文部科学省の調査によると、
いまどきの子、というか、大学生であっても
40パーセント以上の子達が「日の出日の入りを見たことがない」そうです。
また、そういう景色を見ても「なんだ、ただの太陽じゃん」で終わりなんですって。

きみたちは、大丈夫だ!!

今年は、去年以上に自由に遊べる時間を増やしました。
そう、だんパラスキー場のそりゾーン、使わない手はありません。

 

おとといも雪遊びして、昨日も山に登って、今日も4時におきて山に登って、
それでもなお、そり遊びをし倒します。
そして、うーだんのつくる料理をバリバリ食べて、おやつを食べることを
忘れています。

気がつけば、じつに健全な全開遊び集団となっておりました。

いやあ、楽しかったね。みんなと一緒にいたぼくたちも楽しかったよ。
また、遊びに行こう。


イエティ登別「ゆきやまキャンプ」2日目

2010年01月08日 16時00分48秒 | いぶり校
2日目は、なんと快晴で迎えました。
そう、今日は室蘭岳に登る予定なのです。
風も思ったよりも強くなく、絶好の冬山登山日和となりました。

が、荷物をまとめたり、おにぎりを作ったり、荷物を車に載せたりと
思ったよりも準備に時間がかかり、
白鳥ヒュッテに着いたらもうお昼になってしまいました。



でも、まあ、いいか。
エッチラオッチラと、そりに荷物をのせて運び上げます。



白鳥ヒュッテ前の雪の上でおにぎりを食べて、
山にのぼる組と、ゆきあそび組に分かれて、好き勝手に遊びました。
そう、好き勝手、というところが重要なんです。
「これをしましょう」「この遊びをしなければならない」っていうのは…、
たまにはいいけれども、
こんなに気持ちのいい山の中では、自由遊びが一番たのしいんです。そして、そんな自由遊びができる子たちでもあります。

ぼくはやまのぼり組についていきました。
頂上直下、木々の高さはもうずいぶんと低くなっています。



折からの雪はたっぷり積もっており、
キシキシと足もとの雪を踏みしめながら快適に登ります。
道を外さなければ、あんまり埋まることはなく安全に登れます。

月並みな言葉ですが…、別世界。



1時間30分ぐらいで登頂。
去年は見えた「室蘭岳」の看板が雪に埋もれていました。



それにしても、相変わらずの美しい景色でした。
地元の子たちが、地元の冬山に登って、
地元の美しい風景を見るということはとても意義のあることだと思います。

そして、ふっと振り向くと、そこには美しい夕焼け。



なんかのんびりと、だらだらと遊びながら登って、
最後に美しい夕焼けとは、こんな幸せなことはありませんねえ~。
満ち足りた気分で下山。暖かい晩御飯の待っている小屋へ入ります。



山小屋でご飯を食べます。
ルールはただ一つ。「絶対に立つな!」
おしりを床につけたまま、
おわんをバトンパスしておじやをよそってもらいます。
じゃないと、こぼれちゃいますからね。
この食べ方にも、なんだか慣れてきました。
これはこれで一体感があり、楽しいものです。



ご飯を食べながら、明日の会議をしました。
半分冗談のつもりで
「今日が夕焼け登山だったから、明日は朝焼け登山だね」なんて言ったら、
みんな行く!だなんて盛り上がってしまいました。
そこで、
なんと8時に寝て、4時におき、5時に懐中電灯を持ってスタートする
という仰天プランが採択。
時間の制約がるので、途中でも時間になったら戻ってくるのですが、
こんな山登りができるのは、山小屋泊だからこそです。
希望者は5時に身支度を済ませて外に集合だそうです。
一応、いちおう17人の子が「行く」と表明しましたが、
4時に起きて、寝袋を片づけて、身支度をして、
5時に間に合う子は何人いるのか…。

ちなみに、ぼくは、朝4時に目覚まし代わりの
フライパンをたたく係なのですが…。

イエティ登別「ゆきやまキャンプ」1日目

2010年01月06日 23時21分07秒 | いぶり校
今年も始まりましたよ、ゆきやまキャンプ。
毎年「ゆきやまっていうけど、雪があるんかい」と心配されるのですが、
今年はもうおなかいっぱいというぐらい降っちゃいました。
車の運転も、いつも以上に真剣ですよ。
ということで、はじまりました。
新進気鋭の女性ディレクター「めめ」の仕切りで進んでいきます。



このキャンプ、
1日目は「ゆきやま練習」2日目は「ゆきやま本番」3日目は「ゆきやま自由」という流れです。
衣服の準備とか、着こなしなんかの話を聞いたりするのですが…、もう話なんて聞いていられませんって。こんなにたくさん雪が積もってるんだもん。
(胆振管内でここまで雪が積もることはあんまりないんだよね)
まだだれも足を踏み入れていない雪の中に突っ込みます。



が、ずっぽり埋まります。腰ラッセルです。
まだ雪遊びに慣れていないこの時期にはこたえますね~。
ちょっと疲れたけど、心はまだまだ前向きです。雪合戦、バトルロイヤル、飛び込み、まあいろいろ進んでいきました。



そのほか、
ふぉれすと鉱山の築山で爆走そり遊びをしたり、
なんかよくわかんないけどとにかく遊んで、



今日の外遊び練習は終了です。

お風呂の後は、自由。
好きなことを好きなようにして過ごします。



大勢で遊んでもよし、一人で何かに取り組んでもよし、
とくに押し付けられることはありません。



食事作りの手伝いも、したい子がします。
謎の料理人みすたーの手ほどきを受けて、
なんだかうまそうなカレーを作っています。
そう、あんだけ雪遊びをしたので、腹が減っているのです。



夕食後は、いよいよ2日目「ゆきやま本番」に向けての準備です。
「明日は晴れると思うがすごい風が予想されます」と、
なんと天気図まで登場して説明されます。
なんか、ちょっと本気になってきました。
荷物をじっくりとカバンに入れ、寝袋のしまい方を練習します。



考えてみれば、もう3回目の子もいるんですね。
最初のころを思うと、寝袋のしまい方もサマになってきました。
活動もアクティブかつ安全になってきています。
明日が楽しみです。