子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ「忍者修行キャンプ」3日目

2015年11月23日 16時43分36秒 | 全サイト合同

昨日の修行の疲れか今日はギリギリまで眠っていた子どもたち。

寝袋をたたんだり、身支度を整えます。

朝ごはんはご飯、味噌汁、スクランブルエッグ、きんぴらごぼう、カレーの残り

あまり残り物が出ないくらいみんなもりもり食べています。

食事が終わると施設の掃除です。

荷物が散乱していた部屋が徐々にキレイに変わっていきます。

仲の良い友達と笑いあいながらの良い時間

掃除を終えたら清らかな気持ちで修了証書授与式です。

校長から2級の巻物が贈呈されます。

本当に2級かな~みんな心配そうに確認していました。

今回の忍者修行の何が楽しかったのか?

来年はどんなことがやりたいのかをグループごとにインタビューしました。

来年はどんな修行になるかな?

残りの時間は「初忍者研修」ということで、

広場にて思い思いに忍術修行です。

ロープ渡りの術

剣術修行

坂滑りの術

凧揚げの術

木登りの術

その他にもボールキャッチの術、縄跳びの術なども。

3日間のうち一番天気が良かったので本当に気持ちよく修行ができました。

帰ってきて焼きそばとわかめスープ、みかんのお昼ごはんがすむともう帰る時間です。

楽しくも厳しい修行をともにした仲間との別れは辛いが、

各地で修行に励んでまた来年の再会を誓ったのでした。

昨年のテーマは「城」今年は「学校」果たして来年は?

今からワクワクです。

3日間みんなお疲れ様でした!

次は冬休みのキャンプで各地域のスタッフや子どもたちとも再会できるよ!

 

カツオこと高野克也


イエティくらぶ「忍者修行キャンプ」2日目

2015年11月22日 21時30分32秒 | 全サイト合同

昨日は良く眠れたかな?

朝ごはんはひじきたっぷり炊き込みご飯、おすまし、大根の漬物、かき

たくさんいただきます!

身支度を整えたら、出発!

今日は忍者学校にて修行です。

記念写真を取ったら朝の修行

「リスの中の忍者」

「五色米の暗号を解読せよ!」

「葉っぱ探し」

次は体育館にて番号探し、

番号ごとにチームで集まります。

各チームごとに渡された「密書」の暗号を説いて、隠れている師範を探します。

本気で隠れているからなかなか見つからない・・・

ようやく見つけたら、その中に鉢巻が!

それをつけると2つのチームに別れました。

今度はチーム対抗の「隠れ蓑修行」

全員見つかるかとおもいきや・・・

お互いのチームが1人ずつ隠れきり、引き分けとなりました。

お昼ごはんを食べに戻るとあったかいうどん、おにぎり、りんご

寒かったので芯から温まります。

午後はいよいよ3級の試験が始まります。

なかなか集まれない男子は試験が受けられないピンチも・・・なんとか受けれることになり、

ちこ師範によるの「かくれんぼ対決」がスタート!

 

おしりのしっぽを付けて取られずに隠れて逃げ切ることがミッションです。

坂や自然の地形、滑り台の遊具をうまく使い対応していました。

隠れ大将のしっぽを見事に打ち取る劇的な一幕もありました。

おやつ休憩時に校長先生も視察に訪れてくれました。

最後の試験はイタドリ剣によるチャンバラ実技です。

双方腕につけた風船を割り合いながら旗を取り合います。

白熱した戦いも頑張りに校長から3級合格のお墨付きをもらいました

がしかし・・・

手違いで3級ではなく、2級の合格証書を用意してきてしまいました!

このままではみんなに合格書を渡すことが出来ません。

どうするか‥いや、逆転の発想で、3級の次の2級に挑戦してもらってみればいいのではないか‥!?

ということで追加試験としての最後の戦いがスタート。

 

大人も手を抜くことがなく師範の圧勝!

だが校長に頼み込み、泣きの1回戦!

 

だがこれも生き残りが6対5と、僅差ながらも大人の勝利!

しかし子どもの身体能力不利ながら、善戦したということで2級合格を頂きました。

 

温泉で温まって夜ご飯!

エゾシカ忍者カレー、サラダ、卵スープでした。

子どもたちの修行をやりきったいい表情の晩餐となりました。

残った時間は剣を作る子どもやワイワイ騒いだりと賑やかでした

でもやっぱり疲れていたのか少し早めの就寝となりました

 

カツオこと高野克也


イエティくらぶ「忍者修行キャンプ」

2015年11月21日 21時46分26秒 | 全サイト合同

今年も開催!イエティくらぶ全サイト合同「忍者修行キャンプ」

今回は安平町に全員集結!

今回は忍者学校に入学してイエティ流忍者3級を目指します。

校長先生が馬に乗って登場!

早速最初の修行に出発!

まずはいい目を鍛えよう!ということで

忍具や合戦に必要不可欠な松ぼっくりやどんぐりなどを拾います。

広場に到着したら忍者の基本修行「俊敏性」を鍛えます。

2つの高さのロープを飛び越えます。

合言葉で集まる練習「山」「川「海」と迷いながらもペアやトリオを組んでいます。

次は変身の術「動物園の動物」になりきり敵を欺きます。

最後は忍者走りで敵から逃げろ!

休憩を挟んで選択制忍者修行へ移動

ロングな滑り台を発見!

1,「欺きの術」

刀で切られたらオーバーリアクションで死んだふり、

大丈夫な子にはこちょこちょにも10秒耐えてもらいます。

2,「剣術修行」

左腕につけた風船をイタドリの剣で割り合います。

3,「跳躍の術」

フラフープやスラックラインで跳躍力を鍛えます。

4,「描写の術」

紙とペンで師範の入った情報だけで絵を書いていきます。

どれだけ情報を性格に記入することができるかがポイントです。

宿舎に戻ったら寝る場所のセッティングと自由時間。

室内でも忍術修行が不思議と始まります。

精神を整えジャンプ!

柔軟性を鍛えるストレッチ

暗闇で何をするのやら・・・招待状を作成して仲間を呼び込んでいます。

手裏剣もみんなで作りました。

お腹がすいたら夕ごはん。

今日のメニューは「すいとん」「わかめごはん」「かぼちゃサラダ」

これを食べると「水遁の術」が】上達するらしい・・・

片付けも自分たちで洗います。

忍者たちはテキパキ動いています。

夜は忍具作り!何を作るのかな?

1,仮面作り

自分だとさとられないようにオリジナルお面を作成

2,五色米づくり

秘密の暗号分を色分けされたお米で行います。

3,イタドリ刀づくり

刀の鍔をつけたり、テープでオリジナルなコーティング

4,手甲作り

好きな布を切って、手首をガードします。

全員が思い思いに楽しんでいました

夜はあっという間に就寝、

たくさん動いて早い眠りについています。

 

カツオこと高野克也


イエティファミリートレッキング~藻岩山~

2015年11月03日 15時39分42秒 | 札幌まるやま校

今日は家族参加のファミリートレッキング。

チャレンジする山は札幌のシンボルの一つ「藻岩山」

気持ち良い秋晴れの中、登山口に集合

下は年長さんから4年生まで、もちろん保護者の方々も一緒です。

準備体操と約束事を確認したらいざ531mの山頂へ!

登り始めは快調な歩み

だんだんと斜面が急になってくると疲れが見えてきます。

こまめに体温調節をしながらリフトの跡地で休憩

おやつが行動のエネルギーとモチベーション。

貪るように食べています。

今日はきつい登りが2箇所

1つ目は馬の背の手前の階段ゾーン

2つ目は山頂付近の岩ゾーン

そこを乗り越えられれば山頂へ辿り着くはず。

お地蔵さんを数えながらまずは第一の上り坂へ

滑りやすい階段地帯で心が折れそうになりながらも励まし合って進みます。

なんとか馬の背に到着しました。

ほっと一息。これで安心したのか疲れていた子どもも見事に復活!

目指す頂上はもうすぐ、

山頂付近の岩ゾーンも声を出し、

弱音を吐くことなく歩ききりました。

約2時間で展望台に到着!山頂で記念写真。

遠くの方は靄がかかっているけど、

札幌ドームや豊平川などいい景色が広がっていました。

でもやっぱり疲れたよ~ってことでゆっくりとお昼の時間

今日はポカポカ天気なので外でのお昼ごはん

登山中は行動食やおやつを食べていたけど、お昼ごはんもしっかりと。

塩分濃いめのお味噌汁も売り切れです。

ご飯のあとはお参り

展望台でゴロン・・・

相撲で一勝負!

まったりと休憩を楽しんだら下りがスタート。

登りより余裕があるので伝言もはっきり伝わっていきます。

「滑るよ~」「右によって~」など元気いっぱい

あっという間に馬の背に到着し休憩

お腹もいっぱいなのでちょっと休んだだけですぐに出発

楽しみがらの下りです。

大きなツルを見つけたら登りたくなっちゃうよね、

少しだけ乗っかってみました。

オオウバユリの種をみつけてはパラパラと出しています。

いつやってもこれは楽しい

リフト跡地で休憩

早くも日が暮れ始めています。

「下りは登りほど辛くないね~」

しゃべり声も軽やかで笑い声が弾んでいました。

下ること1時間20分、登山口に到着です。

最後はストレッチをバシッとして終了。

子どもが頑張っている姿をぜひ保護者の方にも見てほしい。

そんな思いから始めたプログラムでした。

自身を持って弟を案内する姿に頼もしさを覚え、

疲れてきたら頑張れと励ましたり、

ちょっと気を反らせて、楽しく登れるようにしてくれたり、

お兄さんお姉さんがしっかりサポートしてくれました。

 

みんなと一緒だから登ることができる、

辛いことも乗り越えて喜びに変えることができる。

 

あんなふうに楽に登れるようになりたいなぁ~と

きっと心のなかで思っているはずです。

大人も一緒ですね、子ども体力は底がしれません。

 

次回は2月頃、冬山にチャレンジする予定です。

登山の達成感・喜びをぜひ家族で体感しましょう!

 

カツオこと高野克也


イエティくらぶ札幌まるやま校「おいしい!イエティカフェ」

2015年11月01日 17時16分35秒 | 札幌まるやま校

イエティくらぶ札幌まるやま校全員集合!

秋の恒例「おいしい!イエティカフェ」

スタッフも合計するとなんと総勢100名!

 

天気も良く快晴の中、早速3班に別れて活動がスタート!

 

①「森の遊び場」

はじめはハンモック

 

ロープが大人気

 

段々とダンボール遊びに火がついていきます。

滑り台そしてお父さんが作ってくれたダンボールのお家で大賑わい

 

昔あそびではコマ回しや竹馬が人気、経験あるお父さんやお母さんの技が光ります。

僕らが見ているだけでも子どもの遊びは無限大に広がります。

②「薪割りと火の番」

公園内の倒木をおじぃがチェーンソーで運びやすくしてくれます。

それをみんなで力を合わせてリヤカーで運びます。

森の家に着いたら薪割り機とナタで薪のサイズにしていきます。

 

夢中になってずっ~と続けている子どももちらほら。

 

火の番は火力を維持しています。

 

調理班も手が空いたらお手伝い。

 

③「肉まん・あんまん作り」

 

まずはあんこを作ります。外のコンロで水分を飛ばしています。

あんこを丸くします。

 

生地で肉餡とあんこを包んでいきます。

 

包み終わったら蒸し器でどんどん蒸していきます。全部で200個!

 活動中でも自分が興味あるところに次から次へとどんどん子どもたちは動いていきます。

それも自由。子どもたちが興味の赴くままに大人たちを見守ります。

絵を書きたいといえば、紙やペン、チョークを用意し

ゆっくりしたいと言えばベンチを用意します。

子どもも大人も無理しない、居心地良く自分のペースで過ごすことが理想です。

 

あっという間にお昼の時間、

けんちん汁と肉まん・あんまんが出来上がりました~

青空の下、手を洗ってからの食事タイムです。

 

ウインナーを火で焼いて食べている子どもたちの姿も。

「おいしい~」という言葉に、

調理をした子どもたち、仕込みをしたスタッフも大満足。

 

食事の後は焼きたいものを焼き、遊びたいだけ遊ぶ時間。

食事を食べ終えたらまたすぐに遊びはじめた子どもたち

 

参加者を募って上半期イエティくらぶの活動を振り返るスライドを上映。

初めての方にはこれで雰囲気を掴んでもらえたらな~と。

自分が写っている時や記憶に残っている場面では子どもたちの歓声や笑い声がおきます。

たっぷり20分最後までお付き合いいただきました。

そして今年も不要になった子ども用アウトドア用品を持ち寄っていただいて交換会を実施しました。

人気の品はじゃんけん!まら来年もやりますね。

 

活動の最後まで子どもたちは本当によく遊びました、

天気がいいのも久しぶりだし、テンションも高かったかな。

体を思い切り動かしている様子を見てこっちも清々しい気持ちになりました。

そうこうしているうちにサヨナラの時間。

名残おいしいけど「さようなら!」次はどんな活動でみんなに会えるかな?

 

「イエティーズ」「月例スクール」「トレッキングくらぶ」

それぞれの活動がどんな感じかわかったら、

もっとみなさんに楽しんでもらえると思って始めたこの企画も3年。

 

それぞれ別のものではなく一つの活動だということをみなさんによって改めて気付かされています。

仲良しの友達と会えるのもイエティくらぶ、

新たな出会いやつながりがあるのもイエティくらぶ。

 

男女も世代も自分の子どもも、他の子どもも関係なく、

それぞれ壁もなく、子どもも保護者の方も輪を広げていってほしいと願っています。

 

これからも札幌の活動は続いていきます、

どんどんこの輪を広げて多様な人たちと触れ合い

お互いの価値観を認め合う。

 

オープンであたたかく優しい居場所を目指していきます。

みなさんこれからもよろしくお願いしますね!

 

全力で遊んでくれる子どもたち、

理解ある保護者の皆様、陰ながら支えてくれるスタッフやボランティアの皆様、

いつもありがとうございます!それではまたね!

カツオこと高野克也