子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ東川校 イエティーズ8月

2011年08月28日 17時06分08秒 | 東川校

8月のイエティーズはかわらでピクニック!

でもピクニックだけじゃつまらないということで、川の中にも入っちゃいます。

今日も5組12名が集まってくれましたよ。さっそくみんなで自己紹介。

そしてそして、体をHOTにするために鬼ごっこをしちゃいます。

体が十分温かくなったらいよいよ川へ。

でもここにはにせものの川があるのだ!

まずはにせものの川であしならし。冷たい?冷たくない?

パパママも入るかなぁ。

 

こちらは大胆に入ってますね~。

みんな水の冷たさになれてくれたかな。それじゃあいよいよ本物の川に行くよ!

 

それにしても今日は天気が良いね。木漏れ日が気持ちいい。

こんなにお日さまに照らされたら、ますます川に入りたくなっちゃうよ。

川はどこだ~。

 

みんなライフジャケットを身につけて、川に入っていきました。

さすが8月下旬の水は冷たい。でもでも今日は暑いから大丈夫。

 

いっしょうけんめい魚を探します。「みえるかい?」

 

お!こちらはどうやらつかまえたみたいですね。

つかまえたのはにょろにょろのドジョウです。なかなかうまくつかめません。

 

つかまえた人は笑顔ですね~。

 

たくさんつかまえたよ~。

 

今日は2名お父さんも参加してくれました。

お父さんはかな~り魚捕りに熱中していましたね。

 

さて魚捕りは一回やめて、下流で水に流れてみよう。

今年から定番になった大そりを活用します。

 

二人乗り~

一人乗り~

 

ちょっと緊張~

 

まだまださかな捕り~

 

おっ。誰か上から流れてきたぞ。

 

最後はみんな川の中に入っちゃおう。

お母さんの手を持って、ちゃぷちゃぷ浮かんでます。

 

それじゃあ川あそびはこれでおしまい。

みんなあがってかわいた服に着替えよう。

それからお楽しみの昼ご飯が待ってるよ。

 

外で食べるごはんは何でもおいしい!

みんなたくさん食べてます。

 

スタッフも一緒に食べてます。

こちらは最後までごはんを一生懸命食べてましたね。

 

ごはんを食べたら今日はおしまい。

見晴らしの良いところでさよならです。

 

みんな、来年まで川あそびパワーをためておいてね。

またイエティーズで会いましょう!

バイバイ!

 

大雪山自然学校 小林峻


8/27 イエティくらぶ東川校~森つく~

2011年08月27日 18時44分42秒 | 東川校

約2ヶ月ぶりの森つくでした!

今回のテーマは「もりの虫観察と標本づくり」

みんな最初は久しぶりすぎて戸惑っていたかな?

まずは緊張を解くためにかる~く虫についての質問をしたあとは

体を思いきり動かす「どんぐり拾いゲーム」

 

鬼にタッチされないようにどんぐりを40個拾うというゲームをしました。

今日はものすごい快晴のになり、みんな汗だくです。

40個とれた子はいるかな?

お次は虫を探すのにも役立つ「カモフラージュゲーム」

一定の範囲に隠された人工物をいくつ探せるか競うゲームです。

 

隠す方の技術も大事ですね~

必死になって探していました。

そしていよいよ虫をつかまえます。

ここで虫マスターのむしおじさんこと「西田さん」の登場!

まずは吸虫管で小さい虫から探していきます。

どんな虫がいるかな?

はじめて使う道具にみんな興味津々

でも息を吸い込んで虫を捕まえるなんて・・・と尻込みする子も。

 

キトウシ森林公園にはトンボがたくさんいます。

続いて虫網で大きなトンボを狙います!

 

「オニヤンマ」「オオルリボシヤンマ」などをGET!

 

トンボ採りに夢中であっという間にお昼時間、

お昼は展望閣の芝生で「いただきま~す」

 

いつもはお弁当の後のお菓子の時間が楽しみなはずなのに、

今日はお弁当を食べてすぐ虫網を持つ子の姿が目立ちました。

やはり虫の力はすごい!

続いてペットボトルでできる簡単虫かごづくり、

虫かごがなくてもペットボトルの口に入る虫ならこれでOK!な便利グッズをつくりました。

午後は虫を捕まえるトラップを仕掛けてある

「ニセウの森」と「元気の森」へ

仕掛けたトラップは、

「ピットフォールトラップ」「バナナトラップ」「フライトインターセプトトラップ」の3つ

結果としては「ピットフォールトラップ」にわずかな成果が見られただけでした、残念!

地面を歩く虫を狙った「ピットフォールトラップ」、

クワガタを狙った「バナナトラップ」、

飛ぶ虫を狙った「フライトインターセプトトラップ」、

それぞれのトラップにも目的があるのです。

虫の修正や生活環境を知ることが、虫を捕まえる一歩なんですね。

 

それからいつもは余り行くことのない「元気の森」では、

葉っぱや木の形から森の違いを子どもたちが感じてくれてとても嬉しかったです。

針葉樹林と広葉樹林、果たして虫がよく採れるのは・・・

正解は子どもたちに聞いてみてください。

 

そしてまちに待った標本づくりです。

きょうはトンボを用意しました。

まずは家で乾燥させるためのものをつくっていきます。

発砲スチロールの板に虫ピンを使ってトンボの形を整えます。

これがまた難しい・・・

 

子どもたちも苦戦しながらですが、みんな完成させていました。

つくり終わった残り時間はチョウの標本を作るチームと

昔ながらのトンボの仕掛け罠を作りチームに分かれての活動。

標本チームをトンボとチョウの2体の標本を完成させました。

仕掛け罠チームが作った仕掛けは、

50センチほどの木綿糸の両端に小石を結ぶというシンプルなものだったんですが、

うまく糸が結べずに悪戦苦闘・・・

なかなかうまく罠を作れませんでした。

でもうまくいけばこの罠を「オニヤンマ」などのBIGなトンボめがけて投げます、

すると小石が虫に見え「オニヤンマ」がつっこんで来て、

ひもに絡まって採れるのです!

虫マスターの西田さんはこの手法でお昼に見事「オニヤンマ」をGETしていました。

 

ちなみに最後には虫マスター認定バッヂを全員に進呈しました、

うまく標本を完成させてくれることを祈っています。

 

今回の活動で虫の苦手な子は少しは慣れることができたのではないかと思います。

そして虫好きな子はもっと虫のことに興味を持ってもらうことができていれば嬉しい限りです!

それでは!次回も森の中でみんなと会えるのを楽しみにしています!

次回は「飾り炭づくりともりいろの手ぬぐいづくり」

森と仲良くなって楽しいことをたくさんしましょう!

カツオこと高野克也

 

 


札幌まるやま校イエティーズ「おとまりようちえん」

2011年08月22日 22時54分30秒 | 札幌まるやま校

夏は短し、キャンプに行こう。

と、いうことで8月のイエティーズは「おとまりようちえん」

月形町にあります『ちらいおつ遊び塾』という施設におじゃましてのキャンプです。

 

土曜日。朝からスタッフを乗せて車で移動開始。和気あいあいと車は進むよ、国道275号線。

ただひとつの気がかりはお天気。

「いや~、俺、雨男なんだよねぇ」と語るスタッフを助手席に乗せ、イツマツの不安を感じながら車は進むよ、月形町を目指して。

目的地に近づくにつれて暗くなってくる空…。ポツポツと窓ガラスに落ち始める雨粒…。

気づけば視界が白くぼやけて見えるほどの大雨……。

なんだかもうここまで降ってるといっそ笑えてくるなぁ。まぁ、着替えもたくさん持ってきてもらってるし、雨にぬれて遊んでみるのもこれまた面白かろう、と覚悟を決めてみなさんをお迎えしたのでありました。

 

が、しかし!

参加者の皆々様をお迎えするころになると、さっきまでのバケツをひっくり返したような雨はどこへ?!と思うほど晴れちゃいまして、プログラムが始まるころにはお日様が笑っておりましたとさ。

あぁ~、良かった。これでたくさん遊べるね!

たくさん遊ぶ!たくさん食べる!たくさん寝る!

イエティーズおとまりようちえん、はじまりはじまり。

 

まずは建物の周りの探検から。

そしたら、すぐにみんなを夢中にさせる彼らがぴょこぴょこと。

カエル捕りは白熱しました。もう近くにいるカエル全部捕獲したんじゃないか?!と思うくらい捕りました。

カエルも可愛かったけど、つかまえたカエルを自分の手の中でひっそり愛でているみんなも可愛かったです。

あら、ブランコ気持ちよさそう。

僕はひとり水遊び。

雨が降って水は濁っているけれど…ちょっと水量も多めだけど…やっぱりやりたい川遊び!

参加者のお父さん・お母さん・おばあちゃんの全面協力のもと、川遊びに出かけることにしました。

水はご覧の通り濁っておりましたが、楽しく遊ぶことが出来ました。

浮輪ボートで流れてみたり。

ゴムチューブでも流れてみたり。

道具がなくても流れます。ぷかぷか。

短い時間ではありましたが、ぎゅぎゅっとみんなで川遊び。やってよかった川遊び。

さぁさぁ、風邪をひく前にみんなお風呂だー!

 

お風呂のあとは自由時間。

火おこしをする者あり。

お父さんも黙々と。

テントをたてる者もあり。

好きなこと、自分のやりたいことをして過ごす時間です。

 

たくさん遊んでお腹がぐ~っとなった頃、「ご飯だよー!手を洗って食器セットを持って来てねー!!」との声が。

みんなそろっていただきま~す。

お味はいかが?

参加者の方から手作りのパンをいただきました。

たき火チームにちょっと温めてもらったので、香ばしいパンの良い匂いが鼻をくすぐります。

ご飯を食べおわったら、使った食器を自分で洗います。お上手です。

 

さて、お腹がいっぱいになったところで次は何をしようかな。

せっかくのおとまりですから、夜のお散歩に出かけましょうか。

火おこしチームがつけてくれたたき火もありますし。

と、いうことで再び外に出かけます。

たき火を使って作った餃子の皮せんべいにミルクジャムをぬったその名も『ミルクジャムせんべい』をモグモグ。

そのあと少し歩いて橋を渡り、田んぼの方へと向かいました。

「あ!カエルがいる!!」

どこどこ?どれどれ?みんなとても目が良いですね。

 

夜のお散歩が終わったら寝る準備。

寝ぶくろみのむしに変身!

何人かの子どもたちはテント泊に挑戦です。

(が、最終的にテントで朝を迎えたのはスタッフだけでした。でも、これは挑戦することに意義がある!!来年こそは~!!)

寝る準備が出来たら明日に備えておやすみなさ~い。

 

太陽も眩しい穏やかな日曜日の朝。

子どもたちは朝6時過ぎから元気に遊び始めます。

木のプールに埋まる。でも、笑顔。

ご近所にある野菜や果物の直売所におつかいにも行きました。

「おつかいで来たよ」

スイカひと玉500円。メロンひと玉400円。キュウリやナスは袋にぱんぱんに入って100円などなど。

立派な野菜や果物が並んでいます。安い!そして、何より美味しそう!!

お母さんたちもご自宅用にお買い物をされていました。

 

朝ごはんは『カートンドック』という牛乳パックを使ったホットサンドを作ります。

まずはサンドイッチ作りから。

サンドイッチが出来たら、アルミホイルに包んで牛乳パックにほいっと入れます。

そして、牛乳パックに火をつけて待つこと数分。

ホットサンドの出来上がり。美味しい顔です。

 

午前中はまた自分の好きなことをして過ごします。

マットゴロゴロ競争中。

うさぎさん、おはよ~。

虫とり再び。

カエルとりも再び。

捕まえたカエルをプールに集めてカエルプールを作りました。カエル大小合わせて約60匹。圧巻です。

 

お昼を食べたら、名残惜しいけれどおとまりようちえんはこれでおしまい。

みんな、本当にたくさん遊んで、たくさん食べて、たくさん寝て、そして、またたくさん遊びました。

帰りの車の中はきっと夢の中だったことでしょう。

 

この2日間、参加している子どもはみんな“うちの子”という感じで、保護者のみなさんがご自分のお子さんだけではなく、ほかの参加者のお子さんのお世話をしてくださる場面がたくさん見受けられました。

その様子がなんだかとても微笑ましく、ほんわかと心があったまりました。

ケガなく無事にキャンプを終えることが出来たのも参加者のみなさま、スタッフの皆さんのおかげですね。

心から感謝です。

 

 

さて、来月は秋の入口「みのりのようちえん」。

旭山記念公園でアウトドアクッキングに挑戦します!

みなさんのご参加をお待ちしております。

 

 

 

 

札幌まるやま校・上道和恵(うえちゃん)


しむかっぷ・むしとりキャンプ

2011年08月22日 17時15分21秒 | いぶり校

北海道は学校が始まり、まだ夏休み気分が残ってるかな?

最初のおやすみのイエティくらぶです。

「むしとりキャンプ」には、虫好きさんが集まりました。

虫探しに北海道のまんなか占冠村へ向かいます。

 

途中、お昼休憩に寄ったパーキングにて。

お昼ごはんを食べたら、虫さがしです。

バッタ、ケラ、コウロギ、など見つけておりました。

 

本日の虫さがしのフィールド占冠「双民館」に到着です。

まずは、自分の好きな虫を発表。

絵から何を描いたか他の人に当ててもらいます。

特徴から分かる人にはわかるみたいで、絵から虫を当てていました。

やっぱりカブトムシ、クワガタが人気です。

 

周りを探検したあとは、道具を持って虫とりへ!

いろんな種類のバッタ、アキアカネ、ルリボシヤンマ、コオロギ

捕まえたトンボの羽がいたまないように三角紙を準備してきています。

本格的です。

木をひっくり返してみると、

いましたぁぁ~!みんながお目当てのクワガタが。ちなみにコクワガタ。

まだ蛹からクワガタになったばかりらしく、やわらかいみたいです。

池のそばでは、でっかいエゾアカガエルが。圧倒されているうちに

池にカエっていきました。

 

 

日が暮れ始め涼しくなってきたので、準備してきた虫トラップをしかけます。

果物を焼酎につけておいたり、ライトトラップ、ペットボトルを細工したもの、

ネットなど、準備は万端。

さてさて、お目当ての昆虫がゲットできるといいね。

 

夜ごはんを食べた後、夜の虫とりへ。

外灯の下にはたくさんのガが。クワガタの姿はなし。

トラップも見に行ってみると、収穫なし。。。

近くの神社へ明日こそはと神頼みをして戻ってから、

むし会議。いなかった理由をみんなで話し合ってみました。

・見に行く時間が早すぎた

・だれかが持っていった?

・暗さが足りない

虫に詳しいスタッフからは、

・ガが多くてクワガタたちが灯りに寄るのが難しいのでは

という意見がでました。

涼しいうちにトラップを見に行く!と意気込みです。

自分たちで起きて、パピィと4:30に玄関に集合ということに。

しかし、早く寝る準備はしたものの、賑やかです。

明日は何人が集合に間に合うでしょうか・・・

 

◇2日目

朝4:30、玄関へ行くとすでに寝袋を片付け3人待っています。

そのあとも続々集まってきました。

みんな、すごいな。

 

早朝、虫取りへ行ってみると、

い、いない。。。

ガの威力おそるべしです。

 

朝ごはんを食べた後も、気を取り直して虫とりへ。

昨日行った、河原と橋を渡って森へ。

蝶やアキアカネがたくさん飛んでいます。

なんとも、アオダイショウを捕まえちゃいました。

戻る途中、

ずっと、虫かごで揺られてしまい、蛇も酔ってしまったみたいです・・・

 

 

捕まえた虫をよぉ~く見てどんな虫を捕まえたかむし新聞をつくりました。

トンボ、バッタもいろんな種類がいたね。

よく見て調べる方法のひとつとして、標本づくりにチャレンジ。

捕まえた甲虫と弱ってしまったトンボや蝶でいっしーに教えて

もらいながら作りました。集中して作っております。

 

ず~っと虫を探した2日間、今回はお目当ての虫はゲットならず

だったけど、どんな場所に、虫がくらしているかや普段はあまり気に

していない、いろんな虫に出会ったよね。

 

みんなの虫への情熱から虫の魅力が伝わってきました。

虫っておもしろいね。

夏が終わっても、いろんな虫を探してみてね。

そして、来年こそはゲットだ!

 

いぶり自然学校

山田 由美子(やまちゃん)


イエティくらぶ東川校~大雪山はっちゃけ隊~7月Part2 代替開催

2011年08月21日 18時59分08秒 | 札幌まるやま校

やってきましたはっちゃけ隊!

7月10日になくなく中止にしたプログラムを、代替開催しましたよ!。

今日はなんとか良い天気。涼しくなってきたけどまだまだ遊べそうです。

いつものようにキトウシ森林公園に集合して、車に乗ってノカナン川へ出かけました。

 

忠別ダムの散策広場に集まって、まずは鬼ごっこで仲良くなります。

ほどよく暑くなったところで、川へ移動。ライフジャケットを身につけて川へ向かいます。

 

今日はカツオがドラム缶風呂を用意していたので、水汲みのお手伝い。

水を温めつつ魚捕りに出かけました。

 

今日の水温はかなり低い!それでも魚を探しに出かけます。

 

おっ!何か見つけたかな。今日はドジョウが良く捕れたようです。

 

何人かで協力すると良いみたいですね。

追い込み役がいないと、魚はなかなか網に入ってくれません。

 

魚捕りで冷えてきたら、バケツにお湯を入れて足湯です。ちょっと不思議な光景かな。

 

こちらは手湯。手を温めるだけで、体も温かくなるもんです。

 

午前中はあまり体をぬらさずに、お昼ごはんになりました。

これから食べるぜ。

おいしい!

晴れていて気持ちいいです。

 

と思っていたら、

急に雨が降ってきちゃいました。

荷物を隠し、19人全員がスクリーンテントの中に避難しました。

雨は30分の土砂降りで、雷も鳴っていたんですよ。

 

それでも、、、

濡れてもいい格好で来ているんだから、水の中に入りたい!

ということで、

小降りになったのを見はからってまずはウォータースライダー。

 

雨雲により暗いので写真がブレブレですがみんな楽しんでます。

今日は短時間に20回以上もウォータースライダーで流れたつわものもいたようですよ。

 

寒くなったらドラム缶風呂があったかい。

ここに入って復活します。

 

後半戦は大そりで流れます。

この大そりは体重が軽ければ軽いほど乗りやすく、微妙なバランス感覚が必要とされます。

流れに乗ると意外にスピードが出るので、最近はやっています。

くるくるまわって、余裕の表情。

 

体重が軽い子は自由自在。こんな乗り方もできちゃいます。

 

遊びも終わり着替え始めたら、またまた太陽が顔を出しました。

雨にも負けず精一杯遊びきって、みんないい表情になりました。

 

また来年、川で思いっきり遊ぼうね。

またね。

 

大雪山自然学校 小林峻


れきふね・かわあそびキャンプ

2011年08月13日 16時41分07秒 | いぶり校

かわあそびキャンプ第2弾のステージは、大樹町「歴舟川」。

いぶり方面から、途中苫小牧駅にて札幌から参加の2人を乗せて

太平洋沿いを走って、途中休憩を取りながら一路大樹町へ。

大樹町に到着すると、STEPからの参加するみんなも大きな荷物を

持って受付けをしているところでした。

イエティくらぶ、STEPのみんなが集まり、28名の仲間と過ごす3日間。

いよいよスタートです。

◇8月10日(1日目)

朝何時に起きたかやどこからやってたのか並んだり、グループになって

みたあと、早速、れきふね川へ行ってみよう。

山の方の雲ゆきが怪しいので、早めに出発した方がいいなと、ありさん。

そういえば、来る途中ものすごい雨が降ってきた場所があったよね。

 

カムイコタンに到着。遠くの空がどんよりしています。

大樹町も気温が高く、気温はかわあそび日和です。

でも、遠くではゴロゴロっと聞こえてきます。

時間のゆるす限り、思い切り遊ぼう!

流れて、泳いで、飛び込んで、魚さがしてと川あそび。

冷たいけど、気持ちいいね。

中には、まだあそび足りなそうな子もいますが、

そろそろ、戻ってお風呂に行って温まろう。

 

お風呂に入って、センターハウスへ戻ると

ザァーっと勢いよく雨が降ってきました。

通り雨だったようです。

水遊びの服を干していると虹が。

しかも二重、はたまた三重の虹です。いつ見てもきれいだな~。

 

かわあそびの夜ごはんも食が進みます。

 

◇8月11日(2日目)

快晴、かわあそびにはもってこいです。

朝早くに、ありさんが川の様子を見に行ってくれました。

ごはん前に、みんなでもう一度一緒に川の状態を見に行って

きました。

橋の上から川を見ると、昨日の川の色とまったく違って

コーヒー牛乳いろ、流れもものすごい速さです。

川で遊びのは今日は無理だということを判断しました。

でも、今日はとってもいいお天気。

1日、昼寝? うん、それもいいかも・・・

やっぱり外で遊ばなきゃ。

STEPのみなさんと相談をして、海側にある湖「オイカマナイトー」

で遊ぼう!ということに決定。

 

午前中はオイカマナイトー周辺の森を探検。

すると!なんと!! ものすごい数のアブと遭遇。

行けども行けどもとぎれず。

みんなで、走ったり、常に体を動かすなどして、アブの襲撃

から逃れていました。

 

海のそばの丘の上に竪穴式住居の穴が残っています。

サイコーの眺めだね。

 

 

オイカマナイトーへ。

お昼を食べてから、網で生きものを探したり、大量の水草を集めて

頭に乗せています。

急遽、湖であそぶことになったにも関わらず大樹町の教育委員会の協力

でカヌーに乗せてもらえることに!

救助艇のボートはモーター付です、すっすごい。

カヌーの漕ぎ方を教えてもらった後は、対岸にある太平洋を目指します。

海の水をなめてしょっぱさを確認していました。

 

さらに、なんとバナナボートにも、乗せてもらっちゃいました。

スリル満点ですね。

みんな大満足です、ほんとうにありがとうございました。

 海が見える晩成温泉で温まって、戻ってからは、テント組は寝床づくりへ。

あとのみんなは、屋台村の準備に取り掛かりました。

やきそば、わたがし、たいやき。そしてくまさんがシカ肉、なんと!クマの肉も用意

してくれました。

テント組も苦戦しながら、なんとか完成しました。

最後の夜は月夜に照らされながら、夜ごはんをいっただきま~す。

そのあとは、クワガタを探し、鬼ごっこ、テントの中で過ごしたり

トランプなど最後の夜を過ごしました。

テント組はちゃんと眠れたかな。

 

◇8月12日(最終日)

昨日の温泉の帰り、みんなで川を見たときは濁りは取れていたから

大丈夫かな。

今日は一攫千金!?砂金採りに挑戦です。

カムイコタンに到着すると、川の水も大分引いていました。

砂金の会のほそやさん、そしてありさんから砂金の採り方や秘訣を教えてもらいます。

カッチャという掘る道具、ゆり板を使って砂金を探します。

やっぱりそう簡単には、見つからないよね・・・

ゆり板をうまく使って、板の上に小さくキラッと何人かはゲットできたようです。

帰ってから、ありさんがしおりにしてくれました。

道の駅にて十勝のみんなとは、お別れです。

また一緒に大樹で会いたいね。

川、湖、海を巡る3日間、今度は冬の大樹に一緒に行ってみようか。

 

いぶり自然学校

山田 由美子(やまちゃん)


イエティくらぶ東川校~夏の自然学校~

2011年08月12日 17時11分54秒 | 東川校

8月6日から「川だ!山だ!夏の自然学校」と

「川だ!山だ!海だ!夏の自然学校」が同時に開催されました!

東京、埼玉、中標津、江別、札幌、旭川などから

総勢参加者数は22名と大所帯。

3泊4日13名と5泊6日9名。

みんな始めからエンジン全開!

○8月6日(1日目)

午後に全員揃って、まずは自己紹介をかねた簡単なゲーム。

お互いを知る仲間集めや全力応援じゃんけん列車などを行ってすでに仲良しに!

あまりの暑さに忠別ダムにそそぐノカナン川に!

忠別ダムでは大きな筏に乗せてもらえるというハプニングも!

ノカナン川では足だけしか入っちゃダメだよ~という声にも

転倒者続出で全身濡らしちゃう子もチラホラ。

施設に戻り夕食づくりを積極的に手伝ってくれる子も。

ポテトサラダ作成中!

みんな揃っていただきます!

今日は生姜焼き!

食欲もモリモリです!

○8月7日(2日目)

今日は川に遊びにいきます。

朝食の後はお昼ご飯のおにぎりづくり。

みんなでニギニギTIME。

美瑛の川あそびポイントに到着!

今日も暑さがMAX!

魚探しチーム「何がとれるかな?」

ドジョウとカジカが捕れました!

こちらは流れるチーム!

流れも速いので泳いで競争!

ぷかぷか浮かんだりといくら遊んでも遊び足りない!

大そりに乗ってどこまでも行こう!

寒くなってきたらドラム缶風呂へLET'S GO!

足から入って

全身GO!

「あったか~い!」

川あそびの後はお風呂にみんなで入って夜ご飯。

今日のメニューはテリマヨチキン!

お腹いっぱいの後は施設の周りで虫探し、

カエルがわんさかおりました。

 

○8月8日(3日目)

今日は秘湯「中岳温泉」にチャレンジする日!

山の上でもかなりの暑さ、歩いているだけで汗だくです・・・

はじめての登山道もスポーツ感覚ですたすたと歩いていきます。

まだまだ余裕の表情。

途中には雪渓も残っています。

おしりすべりや雪合戦!

「この季節に雪で遊べるなんて!」

雪の上はひんやりとしているので暑さも忘れて大盛り上がりしていました。

歩くこと2時間いよいよ中岳温泉に到着!

みんなで足湯に入ります。

硫黄の匂いの中、新しく浴槽を掘ってみたり、

足の疲れを思い思いに癒します。

遠目から見るとこんな感じ。

まさに絶景の中の癒しスポットです。

帰りも2時間かけてロープウェイに戻ってきました!

全員見事に歩ききってニッコリ!

出発時には山頂が見えてなかったけど

みんなの苦労をねぎらって顔を出してくれました。

夜はテント泊。

旭岳青少年野営場でテント設営。

今日のご飯は一人一つ七輪を担当して土鍋でカレーとご飯を炊きます。

炭をつけるのにかな~り苦労してようやく完成。

ご飯開始が21時とかなり遅い夕食になりましたが、

かなり時間がかかった分みんなの一体感が増したような気がしました。

「美味しい」「こげすぎた」「微妙」など意見はそれぞれですが、

みんなつくり終えて満足げな顔をしておりました。

明日で3泊4日のキャンプは終了。

5泊6日の子どもたちは別れを惜しむように遅くまで話し声が聞こえていました。

 

○8月9日(4日目)

テントを早々に撤収してみんなでアイヌ記念館へ。

まずは弓矢の体験。

男の子はやはり夢中!

良い表情になって鹿を狙い撃っています。

そのあとはお菓子をゲットする昔あそびを体験。

これがなかなか難しい。

罠を操る方も獲物をゲットする方もだまし合いをしながら楽しんでいました。

最後にはムックリをもらって音を出す方法を教えてもらいました。

うまくならせる子、ならせない子もいましたが、

その独特な音色に目を輝かせていました。

お昼はキトウシに戻って来て3泊4日の修了式。

13名とはここでお別れ、あっという間の4日間でした。

5泊6日組はそのあと旭山動物園に向かいました。

あまりの暑さで動物たちもぐったりしていたとか・・・

写真がないのが残念・・・

今日からは旧旭川第一中学校が宿泊施設に変わりました。

調理室で水餃子をつくっています。

皮から作成して具を詰め込みます。

味の方もバッチリ!

ものすごい食欲でみんな食べていました。

○8月10日(5日目)

今日はいよいよ海に向かいます。

連日の疲れで車内は睡眠スペースに。

約2時間後に留萌に到着!

あいにくの曇り空だけど気温は高くて海もぬるめ。

まずはかに釣りからスタート!

はりがねに貝をくっつけて水の中に入れるとかにがひょっこり顔を出します。

釣れそうで釣れない感覚に夢中になる子と

我慢できずに潜ってとる子どもたちも!

ヒトデGET!

お昼ご飯のときパラッと雨に降られましたが、

ラーメンとおにぎりをほおばってエネルギー補給!

「行くぜ!」

思いきり海に飛び込め~

約2mの高さから日本海へのダイブ!

いろいろな飛び込み方で大盛り上がり!

残りの時間を惜しむように海に最後まで入っている子どもたちが印象的でした。

留萌の神居岩温泉に入浴して施設に戻り最後のジンギスカンパーティー!

海の後はお腹がぺこぺこ・・・

ジンギスカンが焼けるのももどかしいくらいに「まだ~」という声が響いておりました。

最後の夜は部屋でひそひそとしゃべり声が遅くまで聞こえておりました。

全員の雰囲気もものすごくいい感じでした。

○8月11日(6日目)

最終日は荷物の片付けと施設の掃除をして、クラフト体験。

箸づくりとストラップづくりを行いました。

カンナでつくる箸に驚きの声を上げていました。

カンナくずが気持ちよい!

できた箸で昼食のそうめんを食べていました!

残りの時間はおしゃべりとサッカー!

かき氷を食べながらキャンプを振り返るスライドを見ました。

そしていよいよ修了式。

楽しかったことは

「山登り」「川あそび」「虫取り」などなど

みんなやりきった表情をしていました。

最後は追われるようにみんなを送迎していったけど、

最後まで別れを惜しんでいました。

みんなこの6日間ですっかり仲良くなりました。

この6日間は天気が非常によく、

盛りだくさんのプログラムで体力的にキツかった子どももいたかもしれませんが、

最高の思い出と友達を作れたんじゃないでしょうか?

また冬のキャンプそして毎月のイエティくらぶで待ってるよ!

大雪山自然学校スタッフ カツオこと高野克也

 

 

 


スペシャル!大雪山縦走キャンプ

2011年08月03日 15時29分29秒 | 東川校

行ってきました大雪山縦走キャンプ。

小学校4年生ばかり3名と少数精鋭で挑みました!

出発前は緊張しつつも余裕の表情です。

 

まずは行動食の買い出しから。

カロリーと塩分・糖分を考えて買います。

事務所での準備ですっかりやられてます。

暑かったせいもあるかな?

 

旭岳青少年野営場で受付を済ませてから・・・、

 

テントを設営します。テント好きな男の子が頑張ってくれました。

 

今回は全て野外泊、全て自炊です。お米をといでます。

 

見事、キムチ鍋ができあがりました!美味しそう!

 

みんなで仲良くいただきます。でも、少し量が多かったみたい。

この夜のみんなの食欲を見て、山の食料を減らしました。

 

そして、夜は温泉・たき火(マシュマロ付き)と、ふけていきます。

 

7月30日(土)

6時に起床して朝食準備。7時からパンの朝食でした。

山の中での装備を分けて、みんなで少しずつ背負います。

 

フル装備になったところで記念写真。8:30に野営場を出発しました。

9:00のロープウェイに乗車

姿見の池で早くも行動食をおなかに入れます。

後はひたすら登るのみ。

疲れすぎて、こんな体制で休んでいます。

約3時間かけて12:30旭岳登頂!まずは一つ目の山を踏みました。

ゆっくり行動食を食べて、これから向かう方向を望みます。

裏旭の急傾斜を滑りながら降りるとまだまだ雪渓が残っていました。

ザックカバーを掛けたザックに乗って滑ります。快適、快適。

少し歩くと裏旭の野営指定地に到着です。13:50でした。

到着したらまずは自分たちの家を確保です。だんだんと手慣れてきたようにも見えます。

料理のために水をくまなくてはなりません。これを煮沸して使います。

今日のメニューはジンギスカン炒め。美味しそうなにおいがあたりに漂います。

外は寒いので、テント内で夕食です。外は8℃。中はとても暖かいです。

日没までは自由時間。トランプをして遊んでいたようですね~。

夜は女の子が8:30まで起きていました。

たくさんの星たちと、流れ星や人工衛星が見られました。

 

7月31日(日)

5:00起床 6:00朝食(ラーメン) 7:30出発

準備万端整えて、まずは体操からスタート。

今日の行程を確認しています。

それでは気合いを入れて出発。

今日は花も見ながら進みます。これは・・・、ヨツバシオガマかな。

そして1時間ほどでお鉢に到達しました。まずは間宮岳。

順調なペースでお鉢を回ります。

北海岳に着く頃には少しガスがかかってきました。

渡るのが大変な沢も飛び石を跳んでクリアします。

11:50 4時間30分かけて黒岳石室に到着しました。

ここで意見が2つに分かれます。今日中に層雲峡に降りて温泉に入りたい人と、

予備食を使ってもう1泊山に滞在したい人と話し合った結果、

もう1泊することになりました。明朝晴れていれば、桂月岳のご来光を拝みにいきます。

夕ご飯はペンネとわかめスープ。

またもやテント内で食事です。外は寒いんですよ。

夕食が終わったらテンションが上がってしまいました。

18:00頃まで盛り上がって、騒ぎます。

19:30に就寝しました。

(夜中小屋泊の大人がうるさかったんです。子どもたちは起きませんでしたが、マナーを守って欲しいものですね。)

8月1日(月)

3:20起床 モーニング麦茶 3:35登山開始 3:50桂月岳到着

スタッフが3:00前に起きるとコンディション良好。子どもたちを起こすことに決めました。

歩いて行くとどんどん空が明るくなってかなり良い感じ。

 

 

山頂に立つとこんな風景でした。

上手く岩の上に居場所を作りながら待っていると、

4:15 朝日が昇ってきました!言葉なし!寒い!美しい!

「寒いから、早く降りたい。」といいつつも、みんな感動していたようです。

石室の自分たちのテントもきれいに見えます。

子どもたちが名付けた 「 山 」 雪渓。

この風景を見せたくて、今回のキャンプを企画したようなものでした。

晴れてくれて良かった。

 

朝食、テント撤収をそつなくこなし、出発準備完了。

7:30黒岳石室発

8:00黒岳登頂 最後の山を踏みました。

後は下山あるのみです。

 

そして9:30黒岳7合目に無事下山!!みんな本当にお疲れさまでした!

自分たちの足で歩いたこのキャンプは、みんなのものです。

大人になってもこの風景を覚えておいて欲しいな。

 

 

帰りはリフトで楽々と下山。お土産も物色しました。

 

念願の温泉に入って、みんなリラックス。あとは東川に帰るだけです。

 

 

今回は想定していた状況のうち、最善の状況が実現しました。

山はいつもいつもこんなに優しいわけではないけれど、またぜひ山に登って欲しいなと思います。

今回のキャンプに送り出してくださった保護者の皆さん。

4日間歩き通してくれた参加者の皆さん。

サポートしてくれたスタッフ。

全ての人に感謝します。

また山で会いましょう。

 

大雪山自然学校 小林峻