子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

真冬のぶな森キャンプ2日目

2008年02月25日 09時03分16秒 | いぶり校
夕べのあらしは収まったようですが、
雪がたっぷりと積もっていました。
昨日遊んだ跡は、もうまったく分かりません。

今日は、あの「歌才ぶな林」にいって
遊びます。
大雪のための除雪や、
なぜか1時間かけて朝ごはんを食べる子がいたりして
ちょっと準備に手間取りましたが、
昨日以上にしっかりと「まかなっ」て出発です。

昨日とは違い、木がニョキニョキ生えて、山坂のあるところを
入っていきます。
たーぼが、スノーシューをはいてラッセル、ラッセル。



ちょっと踏み抜くと、
あっという間にわきの下ぐらいまで埋まっちゃったりして
けっこうスリル満点です。



時間や体力を考え、あまり奥にはいきませんでしたが、
でもちょっと行くだけで、ダイナミックなシリスベリポイントに
着くことができます。
そこで遊ぶことにしました。
斜面というより、崖です。
でも、とってもふかふかです。
風も防いでくれます。

 

山村留学生のお姉さん達も
一緒に遊んでくれました。
本当に嬉しかったよ。ありがとう!


「え、もう帰るの?」
というぐらい、あっという間の2日間でした。
いやはや、1泊は短すぎるな・・・。
「もっとたくさんいて、たくさん思い出つくりたーい!」ですって。
また来ようね。長期村とかもやってるからさ。

・・・なんていう話をしながら、
お昼に出発。丁寧に掃除をし、御礼を言って帰ってきました。

そうです。
今回はなんせ「旅」ですからね、お土産を買いますよ。
これかもう、面白くって、楽しみで・・・。



「お、外で野菜が売っている!」
「お、こっちの方が安くて大きい!」
なんか、いろんな情報が飛び交いながら、
ともかく頭の中を数字でいっぱいにしながら
買い物を楽しんでいました。



おみやげも買わないと。
あ、アイスクリームも食べないと。
あ、ゴーグルも忘れないように。
あ、お財布も。



そんな感じで、
みんな大切なお財布をなくすこともなく、
道具を忘れることもなく、
ちょっと帰りの時間は遅くなっちゃたけど
それでも無事につくことができました。

ぶなの森自然学校・・・。
1泊だけじゃ満喫したことにはなりません。
また、行きたいな。


真冬のぶな森キャンプ1日目

2008年02月23日 23時54分31秒 | いぶり校
イエティ登別チーム、
黒松内に初見参! であります。
みんな、もう前の日は楽しみで眠られなかったようで・・・。
エネルギー満点でやってきました。

車でゆっくり2時間弱。
快適なドライブ・・・のはずが、
前に進めば進むほど吹雪がひどくなり・・・。
右に左に揺れる車に、一同やや具合が悪くなりつつも、
なんとか昼食ポイントの
トワベールⅡへ。
お昼のお弁当を食べたら、元気復活です。

そして、夢にまで見た「黒松内ぶなの森自然学校」へ。
たーぼ、まむ、バンビがハイテンションで迎えてくれました!
いやあ、こういうお出迎えって本当に嬉しいですね。
あの噂の「キッチンまりこ」に通してもらい、
オープニングです。



そのあとは、どこにナニがあるのかを調べるべく、
あっちこちを走り回りました。





とにかく、みんな初めてくるところ。
小さなものにも興味津々です。



それにしても、すごい積雪、そしてすごい降雪です。
「真冬のぶな森キャンプ」ですから、そりゃあ雪が多いことは
予想はしていましたが、まさかこんな吹雪に出会うとは。



子ども達も、いよいよこの雪の中に出るのかと、気合が入ります。
ビシッと準備して、外に出ました。
今日はグランドで遊びます。



もう、何でもできます。
雪合戦、ソリ遊び、かまくら作りなんていうのは基本のき。
バックネットから飛び降りたり、倉庫の屋根に上がったり、
もう楽しくって楽しくって・・・。







そして、体がびちょビチョになったあとは、
温泉「ゆべつの湯」で身体を温めます。
もう、とろけそうな感覚です・・・。

帰り着てからは、ついに夕食です。
いつも聞かされている「まりこさんのごはんはおいしい」なんていう
うわさを、ついに体験することができました!
うまかったなぁ。

と時計を見ますと、結構いい時間になりそうです。
この吹雪の中外で遊ぶなんていうのはむりなので、
いつもより広い体育館で、
いろんなボールあそびをして楽しみました。



ということで、
もうみんなぐっすりと眠っています。

明日も楽しい一日になってくれるといいなあ。



2月のイエティーズ~札幌校~活動報告

2008年02月19日 21時59分27秒 | 札幌まるやま校
    みなさーん!

「冬季限定 雪のどうぶつえん」

      が、

ついにオープンしましたよー!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということで、
今回のイエティーズでは、
みんなでどうぶつの
雪像づくりをしたんですよー。

では、「雪のどうぶつえん」が
出来上がるまでのあれこれを紹介しますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まずは、みんな、
円山動物園に集合!

そこで、スタッフの”はっち”から発表!
「今日は雪でみんなが作りたいどうぶつを作ろう!」

みんな、ちょっとポカーン気味。

でも、はっちは続ける。

「つくるためには、動物をよ~く見なければいけないよ」

「・・・・・。」

そこで、”ひでみん”が登場。

いろんな動物が登場する、絵本を読んでくれました。

絵本の中から、
ゴリラ、カンガルー、フクロウ、トラがみんなの前に登場してきました。



「おいらはゴリラ、とってもつよいんだぞ~!」などと、
目の前に迫ってくるもんだから、
みんなはたのしくなって、
どんな動物をつくるか見にいくことにしました。

そのときにひでみんからもらった、
「どうぶつかんさつスケッチブック」を持っていきましたよ。



「どんな動物つくろうかな~」と、
みんな、けっこういろんな動物を見に行ったようです。
キリン、トラ、カバ、ライオン、オオカミ、サル、ワニ、ヘビなどなど・・・。

生のものをみるって、やっぱり、すごい!
子どもは釘付け、大人も、釘付け。


あっというまに、約束の時間がきたので、
いったんお昼ごはんにしました。

「どうぶつかんさつスケッチブック」を見せてもらったら、
みんな、いろいろ観察しているようでしたよ。
耳の形、模様、目の形、足の形などなど、
生のものを見たそのままの印象が、
今、子どもの中に、あるようです。


そして、午後は
いよいよ雪像づくりです。

頭の中にあるイメージを
形にする作業です。


目の前にある雪のかたまりから、
つくるもののイメージを重ね合わせて、
雪を削ったり、盛ったりします。

いつのまにか、大人の方が真剣です・・・。


なんとなく動物に見えてきたり、
まったく違うものになったり・・・。

いずれにしても、その空間は
つくる楽しさに溢れていましたよ。

・・・・・生まれたどうぶつたち・・・・・

そこにあった雪山から
大きな大きなワニが浮き出てきました。
おおきくて、下をとおり抜けられるよ。


これまた大きなアムールトラも出てきました。
背中は滑り台です。


首のながーいキリンや、どっしりとして
舌をベローんと出したキリンもいます。




子どもが乗ることができるトドもいます。

入り口にちょこんとかわいいペンギンいました。



またいました、ワニ。イキイキしてます。


そして、エランドというウシの仲間もいます。
マツの葉っぱのタテガミが、かっこいい!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

作り終わった子どもたちは、
とっても嬉しそうに、つくった動物を
みんなに紹介してくれました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大人と一緒に、
こんなにすばらしい
「雪のどうぶつえん」を
つくり上げちゃいましたね!


目の前で雪のかたまりが
どんどん形を変えていって、
動物たちが生まれてくる過程を
共に踏んだ子どもたちは、
今日もイキイキしていましたよ!

あ~、たのしかった!

みなさん、今回もありがとうございました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして次回3月16日のイエティーズは、
円山公園でたくさん雪山を登って、
一気に滑り降りて帰ってこようかな!
また楽しみにしています!

 (イエティーズ担当:西埜(もんきー))

お外で食育キッチン~おもちをつくろう~

2008年02月13日 11時27分52秒 | 札幌まるやま校
1月の食育キッチンは、8ファミリー、3歳~小4まで総勢28名で、食育キッチン流おもちつきをしました。
いつも最初にやる仲良くなるためのゲーム、今回は「鳴き声ゲーム」です。
犬、ネコ、ぶた、にわとり、ねずみになった参加者が、動物ごとに分かれて集まります。ただし、鳴き声しか発せられません。「ワンワン」「ニャンニャン」「ブーブー」「コケコッコー」「チューチュー」と、とてもにぎやかな中、チームワーク良く集まることができました。

■おもちをつくろう
最初に、固ーいおもちを触ってもらいました。
次に、炊き上がったもち米を一口ずつ食べてもらいました。
「いつものお米とちがう」「もちもちしている」と、ふだん食べているお米とのちがいを感じてもらいました。
次に、おもちづくりです。うすときねを使用せずに、チビッ子でもできるもちつきです。
用意するのは、ボールとすりこぎともち米です。
ボールの中のもち米を、ひたすら、すりこぎでぺッタンコペッタンコします。お母さん、お父さんにボールを押さえてもらって、小さい手でがんばって、すりこぎでお米をつきます。
少~しずつ、弾力が出てきました。最後は、こ~んなにのびたおもちができました。



おもちが完成したので、次はトッピングの用意です。
全員で手分けして、チームに分かれて作業しました。
おもちをストーブで焼いたり、初めて包丁を使ってネギを切ったり、いそべ焼きののりをハサミで切ったり、大根おろしをすりおろしたり、あんこやきなこもちを上手に丸めたりと、手際よく進みます。
「お雑煮」「あんこもち」「きなこもち」「いそべ巻き」「なっとうもち」「イタリアンもち」と、7種類のおもちが出来上がりました。



■おもちを食べよう
「いただきまーす」。いろんなおもちをバイキング形式で食べます。子どもたちに人気だったのは「きなこもち」。追加でつくったほど、いっぱい食べました。



「こんなに食べて大丈夫?」というぐらい、みんなおもちを食べました。エプロンの下のおなかはパンパンです。

■お外で遊ぼう
お昼ごはんのあとは雪遊び!
身じたくをしっかりして、いざ外へ。
ブルーシートで思いっきり遊びました。
大きなブルーシートをじゅうたんのようにおしりの下にしいて、大人数でイッキにすべります。
大人も子どもも「いっせ~の!」でおしりをズリズリと動かしてすべりおちます。途中でひっくり返っても、雪まみれになっても、みんなニコニコ笑顔です。



何回もやっていくうちに、雪山に登るのもとても上手になりました。
最後はチーム対抗、ブルーシートそり大会です。
ブルーシートの上に子どもたちをのせて、大人がブルーシートをひっぱり、競争するというハードなものです。
カーブを回りきれなくて、ふっとんでいった大人もいるほどの大熱戦に、みんな大喜びです。大人はヘトヘトになりましたが……。

■最後にいつも、一言ずつ感想をもらっています。
「いつも何気なく食べているものが、どうやってできているのか?何でできているのか?を改めて知ることができました。こういうことを子ども達に伝えてゆくのが私達大人の役割だと思います」と言ってくださったお父様。私が伝えたかったことをストレートに表してくれて、とても感激しました。
何気ない食べ物でも、そこにいたるまでに、たくさんの人の手が関わっている。そんなことを伝えたくて、このシリーズをやっています。

イエティ登別2月「ゆきやまあそび」2日目

2008年02月10日 18時15分22秒 | いぶり校
2日目、ものすごく良い天気、そしてものすごく温かい気温に恵まれました。

いつもは朝ごはん前まで寝ている子達も、早起きです。
なんでかと思ったら、もう朝ごはん前にそりあそびをするのだそうで。
スキーウェアもぱぱっと着て、朝からがっつり遊びました。
そう、みんな山神社カップの「朝練」なんだそうです。

でも、遊ぶだけではありません。
冬まつりは10時からなのですが、泊り込んでいるぼく達は、
オープン前から遊ぶことができます。
ただあそびだけじゃいけないと思い、
山神社カップのソリコースの造成作業を手伝いました。
これで石とかに引っかかることなく、安全に遊ぶことができます。



そして、冬祭りの開始。
ふぉれすと鉱山に多数いらっしゃっているモモンガくらぶや
ボランティアの方で進められる冬まつりです。
楽しくないわけがありません。
ソリあそびだけじゃなく、
もんきーパークで昨日の夜に使ったランタンを積み上げて
大きなランタンを作ったり、
待望のツルツル広場で長靴ホッケーをしたり、
冬リンピックと呼ばれるレクリェーションに参加したりと、
いつもとはちょっと違った、
いろんな人にお世話になりながらのあそびを楽しみました。
こういう、「いろんな人に、いろんな声をかけてもらう」って、
とても素敵ですね・・・。





さあ、お昼ごはんのカレーうどんをしっかり食べたあとは、
いよいよ山神社カップ!
築山をソリで滑り降り、そして雪山をよじ登った先にある
ウサギのぬいぐるみを取った人が、次のレースへと勝ちすすめられる
「ソリを使ったビーチフラッグ」という感じです。



結果は・・・。
チームイエティ、かなりいい線行っていました!
低学年チームは1・2位独占、
中学年コースも1位獲得!
総合決勝は、さすがに高校生には勝てませんでしたが、
それでもかなり善戦しました。



もうちょっとでぬいぐるみが取れそうだった子、
途中でずっこけちゃった子、まあそれはいろいろとありましたが、
でもみんなとてもいい顔していましたよ!!感動した!



ということで、
あぁ、今回も本当に幸せな時間だったですよ・・・。また楽しみましょう!

今回冬まつりでお世話になりましたモモンガくらぶのみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました!この場を借りて厚く御礼申し上げます!



イエティくらぶ黒松内校「2月例会」3日目

2008年02月10日 16時02分29秒 | 黒松内校
大快晴の青空が広がった、今日の黒松内。

・・外で寝た子ども達には放射冷却現象による寒さが厳しかったようです。
が、元気よく学校へ戻ってきました。
しかし、男の子たちが寝ている部屋は・・7時半になっても誰も起きてきません。
本当にぐっすりと眠っていたようです。
昨日は1日に外にいたから、疲れたよね!

そして、朝御飯。食欲旺盛でした。
その後、たーぼから今日の活動について話があり、着替えをしました。

昨日とは違い、今日は車で出かけます。
黒松内町が誇る天然記念物の森「歌才ブナ林」へ遊びに行きました。



ブナ林について、少しお話を聞いて、いよいよ森の中へ



まずは、急な斜面を登ります。



上りきった先には静かな森が広がっていました。
ここから、尻滑りが出来る場所まで森の中を歩いていきます。



森の中は雪が積もり、どこでも歩いていくことが出来ます。
途中で温かいお茶を飲んだり、おやつを食べたりしながら
目的地まで歩いて行きました。



途中の斜面で早速、尻滑りしました。
まだまだ、斜面が短いのであまりスピードは出ませんでしたが
本番前の練習です。



目的地では、尻滑り、落としあい、コクワのツルでターザン遊びなどをしました。
楽しみすぎて、昼食の時間に遅れたことはナイショです


今回のイエティくらぶはまさに雪三昧の活動でした。
かまくら、雪合戦、ソリ滑り、スノーキャンドル・・他にもまだまだ。
雪で遊び尽くした2泊3日でした。

次回は2007年度、最後のイエティくらぶです。
今までの活動のスライドショーを見たり、残雪で遊んだりと予定しています。
みんな、待ってるよ!

<小野寺 亮(バンビ)>

イエティくらぶ黒松内校「2月例会」

2008年02月09日 23時58分57秒 | 黒松内校
 1月は冬の長期村があったため2ヶ月ぶりの開催となりました。
それでも、元気な子ども達18名が参加してくれています。
 
・・ところが、冬となり道路や天候の状況があまり良くないこともあり
札幌からのバスが到着したのはなんと、20時45分頃でした。
長旅の疲れもある中でもみんな、自己紹介や自然学校の使い方などの始まりの会を頑張ってくれました。

今日は本当に1日、外で雪遊びをしました。

午前中はまずは、全員で仲良くなるゲーム。
準備体操を兼ねて「方向感覚」というゲームをしました。
笛を1回で右向け右、2回で左向け左、3回で回れ右、4回でその場でシャンプと
決めた後にまずは、全員で練習。
あれ、なんで向かい合わせなの?と言ったハプニングがあった後はいよいよ本番。

目を閉じてやってみました。
これが、なかなか難しい!(是非、戻ってきたお子様と挑戦してみてください。)
はずだったんですが、・・みんな、見事なバランス感覚でした。
全員、綺麗に同じ方向を向くことが出来ました。

軽く、体を動かした後に、グランドに作った大きな雪山を使って
ポートボールみたいなことをしました。
まずは攻めるチームと守るチームに分かれました。
攻めるチームは雪山の頂上にいる味方にボールを渡せば得点Get!
守るチームは全力で阻止!!
5分間の対戦でしたが、ハァハァと息が切れる程の熱戦でした。
軍配は後攻チームに上がりましたが、わずかな得点差でした。

その後、お昼までは自由時間。
午後からの村作りの練習をするグループ、ソリ滑りをするグループ、雪遊びをするグループなど自由に遊びました。

    

午後からはいよいよ、雪の村作り。
巨大かまくら作りチーム、スノーキャンドル作りチーム、食事会場作りチーム、
焚き火チームの4つに分かれて行いました。

<いやしのかまくら作りチーム>

「いやし」をテーマにしたかまくら作りは、みんな汗にまみれ、とにかく雪を積み上げるぞ!という作業からスタートしました。

・・・しかし、始めはかまくら作りに精を出していたメンバーも、時間が経つにつれて、それぞれが考える「癒しグッズ」(イス・ベッド・雪像)をあちらこちらで作り、最終的にはたくさんの癒しがある、「かまくランド」ができました。
メインのかまくらは、中にメンバー9人がすっぽり入るほどにまでに作り上げることが出来ました。
最後には、かまくらの中で、七輪を焚き、お餅を焼いて食べるというところまで行き、少ないお餅を分け合いながら楽しく食べていました。

    

<文:ボランティアスタッフ 吉田 誠(よっしー)>


<黒松内雪あかりの路チーム>

雪の村をキャンドルでロマンティックに灯そう!
とスノーキャンドルやスノーボールキャンドル、雪像キャンドルを作りました。

学校の裏口から雪の村までをつなぐ明かりの路作りがメインでしたが、
まずは道を作ろう!とみんなでふわふわ雪を踏み固めました。
やっているうちに、これがいいかも!とメンバーが始めたのが 
寝転がってゴロゴロゴロと道を作る方法でした。
何だか奇妙な光景でした。
子どもたちは 目が回る・・・と訴えていましたが
立派な道や階段(下りはスロープ付き!)を作っていました。
キャンドルも次々と出来上がっていきました。

薄暗くなり始め、キャンドルに火を灯すと…
とってもとっても綺麗な雪あかりの路となりました。

    

間村奈未子(まむ)

<食事会場作りチーム>

今日の夕食はみんなで外で食べよう!という計画でした。
そこで、全員で食べれる会場を作ろうと集まったはいいが、イメージが沸かず
とりあえず、雪を踏み固める作業から始めました。

途中で飽きてしまう子もいたようですが、ひたすら踏み固めるうちに頭の中も活性化されたようです。
「焚き火はここに作ってもらおう」「火を囲める円形がいい」などアイデアが出始めました。
途中から焚き火チームも合流して、イメージを形にしていくうちに、
円形の形に雪を切り出し、背後には風除けの壁も出来上がり、
さらには、キャンドルも灯されて立派な食事会場が出来上がりました。

みんなで火を囲んで食べた食事はモチロン最高でした!

    

<おもてなし焚き火チーム>

寒さの中では暖かさが何よりのおもてなし!ということで
みんなに火をおもてなししようとまずは、薪作りから始めました。

大量の薪をノコギリで作ったあとは、いよいよ焚き火場作り。
他のチームと話し合い、ここだ!という場所に穴を掘って、
ブロックを敷き詰めて火を起こす場所を作りました。

そして、お鍋を吊るせるように三脚を立てて、今日のメインデッシュ
「ロールキャベツ」を暖めました。

その後も他のチームメンバーが暖まりに来たりとみんなに
「暖かさ」を提供することが出来たようです。
やっぱり焚き火っていいよね!と大満足のメンバーでした。

    

みんなで食事をした後は自由時間。
焚き火の周りでおしゃべりするグループや
体育館で遊ぶグループなど自由に遊びました。

今日は、外のイグルーやかまくら、焚き火の周りで寝ている子もいます。
本当に1日、外で遊び続けました。
今頃はぐっすりと寝ていることでしょう。

明日は歌才ブナ林へいく予定です。
シリ滑りや穴掘りなど、明日もいっぱいっぱい遊ぼうね

<小野寺 亮(バンビ)>


イエティ登別2月「ゆきやまあそび」1日目

2008年02月09日 22時28分18秒 | いぶり校
例年になく雪が少ないこの登別市鉱山町。
胆振地方全体が雪が少ないんですね。
だから、今年はみんなあまり雪遊びができていません
でも、なんとか森の中で遊ぶだけの雪が積もってくれました。
ということで、
今までできなかった雪遊びを存分にやることにしました。

みんなさすがに服装などの準備が慣れてきました。
換えの手袋もバッチリ、足先の雪が入らない工夫もバッチリです。
そして、マイソリも持ってきましたよ。



今回、ふぉれすと鉱山では「冬まつり」というイベントが開催されています。
その中で「山神社カップ」というソリレースが開かれることになっています。
なので、我らがイエティくらぶの諸君は
そのレースに出場し、豪華景品を狙ってしまおう、という
非常に気分の高ぶる目標ができました。



なので、今日は一日中「練習」と称して、ソリあそびにいそしみました。
といっても、絶対にソリあそびをしなければならない、というわけではなく、
久しぶりの雪を存分に楽しみながらの森歩きです。



最初は、明日のコースの下見。
もういろんな人が滑っているので、カチカチになっています。
なので、すごく滑る!



でも、ただの坂です。ちょっと滑ったら、飽きてきますね。
そこで、ソリコースの裏にまわり、森の中に入りました。
そこで、ふかふかの雪の中、そしていろんな木が立っている中を
あれこれ工夫しながら滑りました。
自然が作り出したジャンプ台が、かなりすごかったです。
ムチウチになるんじゃないかと思わんばかりの段差がありまして、
みんな歯を食いしばって、クビに力を入れて果敢に挑戦していました。



そして、山神社の坂へ。
ここは、ちょっと長い距離が取れるので、
旗門を置いて、スキーのスラロームのように、なんとソリでターンを試みてみました。
これが、みんな上手いのです!
上手くいった姿、挑戦している姿、みんな、かっこよかったな。



もうクタクタになって帰ってきました。
温かいお茶が、じんわりと胃に沁みます。



じっくり休憩を取っていたら、
冬まつりの前夜祭「キャンドルの夕べ」が始まりました。
これが実にきれいです。
いつものふぉれすと鉱山からはなかなか想像ができない
幻想的な風景が広がりました。



そんなランタンたちは、森の中へと続いています。
みんな、その明かりを頼りに、夜の冬の森を散歩しました。
(一部の子は、お部屋の中で待っていました。)

そんな、夢のような時間をすごしつつ、明日のレースを迎えます。