子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ東川校 はっちゃけ隊10月「落ち葉シャワーとおいしい秋」

2013年10月27日 18時37分12秒 | 東川校

なんだか雨模様の本日でしたが

雨でもなんでも集まるのがはっちゃけ隊です。

落ちたばっかりの葉っぱがいっぱいで、森の中はあざやかです!

落ち葉シャワーのために

森の中に入っていきましたが

まずは用水路の葉っぱ釣りからスタートです。

地味ですね。

用水路に流れている葉っぱを

木の枝を使ってことごとく吊り上げるというゲームです。

やり始めると、熱中してしまいます。

実はいろんな種類の葉っぱが流れていることに気づきます。

ミズナラやカツラ、シラカバ、イタヤカエデ…みんなそれぞれに狙いがあるようです。

ときには、葉っぱじゃないものも流れていました。

落ち葉たっぷりゾーンに到着したはっちゃけ隊たちは

シャワーのための大量の落ち葉を集めにかかります。

落ち葉を集めてあるところには、バーゲンセールのごとくむらがります。

葉っぱに夢中です!

 

 

集まったところで、やっぱりダイビング。

飛び込むもの、回るもの、フリースタイルです。

 

こっちでは、落ち葉ベッド。

リクエストにお応えして、ハート型も。

びっしり降り積もった葉っぱをかき分けると、地面にきれいな模様が描けます。

 

さらにこっちでは、おしりすべり勃発。

 

雨のせいで軍手はべちゃべちゃに…

手がふやけてきたので、おひるごはんを食べるべく自然学校へ移動です。

途中で謎のドラゴンフルーツみたいなものや

リンゴを拾っていきます。

 

あったかい部屋でのランチとおやつを済ませて…

たき火ミーティング★

たき火をするために

たき火おやつを食べるために

必要なものをリストアップしていきます。

 

準備が整ったので、たき火開始です。

マッチで火をつけることから、すでにドキドキ…!?

試行錯誤しながら、ひとつ、またひとつとたき火が増えていきます。

 

たき火もばっちり起こったので、ふたたびおやつタイムです。

火の中に入れたり、あぶったり、ダッチオーブンに詰め込んだり…

いろんなたき火おやつが勢ぞろいしました。 

 

 

 

夜ごはんは食べられるのか!?

と心配なくらいのおやつとなってしまいました。

ごめんなさい。

ちょっとだけ青空のののぞく空の下、解散場所へといそぎます。

昨日と比べると、急に寒くなりましたが

雨でもたっぷり遊びつくしてきました。

いつもプログラムが終わると

実習生の学生さんと一緒に振り返りの時間を持ちます。

「落ち葉は、創造力を豊かにする!」

そんな学生さんの言葉が印象的でした。

特別な道具もないのに

たくさんの落ち葉があるだけで

落ち葉釣りに始まり、ジャンプ台やフトンを作りあげることができます。

アクティブに身体を動かすメンバーもいますが

その傍らには

「一番黄色い葉っぱ」を黙々と探し続けるメンバーも。

 

落ち葉は

多様な子どもたちの

多様な「やりたい」を実現してくれるもののひとつです。

改めて、そう実感した一日でした。

 

さて

はっちゃけ隊は11月はお休みです。

次回は12月8日(日)旭岳のふもとへ雪遊びにでかけます。

まだまだ下界は雪がない…

でも、あるところには、あるんです。

今シーズン初めての雪遊びにでかけます♪

東川校/木村恵巳(めめ)


イエティくらぶ東川校 イエティーズ10月「おちばプールようちえん」

2013年10月26日 17時46分02秒 | 東川校

さあ!10月です。

昨年度のイエティーズおちばあそびのときは

まだまだ葉っぱが落ちておらず

あんまり遊べなかったのです…

そこで

今年はその教訓を生かし10月下旬となった

「おちばプールようちえん」です。

絵本からスタート!です。

いろんなかたち

いろんないろ

落ち葉って言っても本当にいろいろです。

今日はいったいどんな落ち葉を見つけられるのでしょうか??

森にやってくると、やまもりの落ち葉!

これをしこたま集めてプールにしたい…

ので

本日は秘密兵器の登場です。

「なんとかの手」と言います。

「がおー!!の手」です。

「わかった!ライオンの手!!」

確かにがおーっていうよね…

でも、ブブーーーー。

「じゃあ、くまの手!!」

ピンポーーーン!

それでは、遊ぶためにはたらきますよ。

ほうきともちがう、熊手。

使い方に慣れるまで、少し時間がかかります。

でも

習得するとはやいはやい!

どんどん落ち葉を集めます。

 

 

ときどき脇道にもそれますが…

たくさん集まったら、落ち葉遊びのはじまりです。

落ち葉プールダイビングに落ち葉合戦、落ち葉に人を埋めたり…

落ち葉にまみれて、どろんこです。

 

 

 

遊んでる間は気づかないのですが

ちょっと落ち着くとおなかが減っていることに気づきます。

おひるごはんを食べる、自然学校まで山登りです。

途中で、クリひろいをしながら。

おひるごはんの後には、ゴーカードコースへお散歩。

夏の間は

ゴーカートが走っている場所ですが

秋になったら誰も通りません。

鮮やかな落ち葉でキレイです。

そんなコースを、ゴーカートよろしく爆走します。

そんな風に過ごしていたら、今日のイエティーズもおしまいの時間となりました。

「おちばプールようちえん」はどうだったかな?

落ち葉って、この季節ならどこにでもあります。

街の中で

家のお庭で

鮮やかなじゅうたんとなっています。

そのひとつひとつを見てみると

それぞれにちがう葉っぱだということに気づけます。

葉っぱのカタチで木の種類がわかります。

人の指紋のように。

木々はちがっていても

おんなじように秋を感じて、色づいて、葉っぱを落とします。

 

落ち葉で遊べるのは、今この瞬間だけです。

ちょっと早かったら、まだ落ちていないし。

ちょっと遅かったら、べちゃべちゃで土になりかけです。

 

落ち葉がわたしたちに教えてくれる「秋」を

いっぱい身体を使って感じてくれたら、とてもうれしいです。

 

次回のイエティーズは、「おいしいたきびようちえん」です。

雪がいっぱい降る前に…と思って、2週間後です。

今度は

木を燃やして、エネルギーをもらって

おいしいおやつをつくります。

みなさんのご参加、お待ちしております♪

 

東川校/木村恵巳(めめ)


イエティトレッキングくらぶ~秋のミステリーツアー~

2013年10月20日 22時43分52秒 | 札幌まるやま校

今回のトレッキングくらぶは「秋のミステリーツアー」

ミステリーと言っても山はリスクも高いので事前にネタばらし。

本日はSLに乗ってオタモイから水族館のある祝津までのトレッキングです。

週間天気予報も何のその、雨はなく気温も程よい登山日和です。

さっそく集合してミステリー①のSL入線を見に行きます。

ディーゼル機関車にひかれたSLが入ってきます。

みんなのテンションも上がりに上がって、さっそく車内へ。

SLが動き出したらさっそくカフェスペースに、

車掌服を着て写真を撮ったり、オリジナルグッズを買ったりと車内を満喫です。

車内では和服姿の乗務員さんによるアナウンスもあり、

レトロな室内は赴きがあって小樽駅まではあっという間。

小樽駅降車後はディーゼル機関車が後ろにまわるので

SLの顔を拝む事ができます。

停車中に機関室に乗車させてもらったり、

鉄っちゃんの方にみんなで写真を撮られたり、

ぱぴぃから石炭や鉄道の詳しい話を聞いたりとテンションは高いまんま。

最後には乗務員のお姉さんとみんなで一枚写真を撮らせていただきました。

これで今日は十分だね、なんて雰囲気もありましたが・・・

ここからがいざ本番です。

 

バスまでの時間で次に向かったミステリー②は市場見学です。

小樽駅前にある三角市場をぶらつきます。

市場に入るのは初めてという事もあって

シャコや鮭、カニなどみんな興味津々です。

 

続いてはバスに揺られて15分おたもいへ。

おたもい交番からは坂道を20分ほど歩きます。

ミステリー③はおたもいの謎ということで、

看板に書かれたマークを探して歩きます。

 

見つけた!何か門みたいだぞ!

唐門発見!おたもい遊園地があった時の名残です。

唐門前でおたもい遊園地の歴史を軽くレクチャー、

その後は準備運動をしていざスタート!

という時に「キョッキョッキョッ」という鳴き声で飛ぶ鳥が、

クマゲラが頭上を通過しました。

これは嬉しいハプニング、今日はいい事あるね!とまたテンション上がりました。

 

登山道は紅葉も黄色が多く最初はまだまだ平坦な道です、この辺はみんな楽勝。

歩く事30分で、出羽三山神社へ到着。

配られていたおやつの行動食や水分補給、体温調節をします。

汗をかいてそのままでいると風や気温の低さに体調を崩しやすいのでこまめに脱ぎ着をします。

さてここからが本格的な山登り、赤岩山の展望台を目指します。

こまめに休憩を取りながら、バッタやセミの抜け殻、コガネなど虫も観察しながら進みます。

落ち葉を踏みしめる音を楽しんだり、ホオノキの葉っぱでお面を作りながら進みます。

所々積丹や忍路方面が見渡せる場所でパワーをもらいながら歩みを進める事1時間。

無事にお昼の休憩ポイントに到着。

今日のスープは「わかめとツナのスープ」、

寒さもあっていつもよりスープの人気が高いです。

多めに作ってきて正解でした。

ご飯を食べた後は自由時間、ぱぴぃが持ってきていた道具を使って石の観察をしています。

割ってみると中が赤い石があったりと「赤岩山は赤いわ~」の答えを発見していました。

 

エネルギーもチャージして先に進みます、

下り道ではなぜか「あんたがたどこさ」の替え歌を歌いながらおりていきます。

30分ほど降りると赤岩山の駐車場です。

トイレ休憩とお地蔵さんに安全祈願をして再度出発!

ここからはきなこさんがよくロッククライミングで訪れている場所なので、

断崖絶壁をおそるおそる覗き込みながら歩いていきます。

「高いの大好き!」という子もいれば「おしりがざわざわする」って子もいます。

かくいう私もおしりがざわざわする人の1人です。

 

海と断崖絶壁、そして紅葉、自然が織りなす風景の前で、

僕たちが子どもにかける言葉なんて必要ありません。

黙っていてもそれは伝わるし、そのまなざしや言葉から

子どもが何を感じ取っているかは存分に理解する事ができます。

今見ている景色は今日というこの日この瞬間にしか見る事ができない、

そんなことも考えながら心に残る風景を数多く子どもたちと一緒に見たいと思っています。

 

少し冷えてきましたが下りもあっという間1時間かからずに祝津に抜けました。

ホテルの下の展望台で今登ってきた方を見上げる、この瞬間が僕は好きです。

自分が歩いていた遥か向こうを見上げて子どもたちはどんな事を感じるのでしょうか?

登山が終わるといつもと同じく解放された時間の始まりです。

まずは海と戯れます、海水を触ろうとして靴を濡らしてしまう子どももいましたが・・・

続いてはカツオのヒミツのスポットで水族館の生き物を少し眺めたり、

灯台や鰊御殿をまわります、登山したとは思えないほど元気があって走り回っています。

海岸では石割りにはまった子どもたちが次々に石を割っています。

風が強いので温かいココア、そしてデザートの柿を食べてお腹もいっぱい。

バスに乗って一路小樽駅へ、小樽駅ではすぐさま区間快速に乗り継ぎ、

車内では夢の中へ落ちる子どもも。

 

朝8時に集合して18時の解散。

10時間と長旅でしたが、いろんな事をしていろんな景色を堪能できたトレッキングとなりました。

これにて冬前のトレッキングは終了。

来月はスポーツクライミング体験と円山登り納めです。

その後は12月の山小屋お泊まりへと続いていきます。

 

いつも荷物を手分けして持っているボランティアスタッフ、

僕らのゆるくて自由なトレッキングにおつき合いいただいている保護者のみなさま、

毎度の事ながら深い理解に感謝です。

次回もぜひ一緒に山に登りましょう!

 

カツオこと高野克也


第12回 太平洋~日本海を目指せ 40&20kmウォーク! 本番!!

2013年10月13日 22時45分58秒 | 全サイト合同

 

40&20kmウォーク本番!!

本日は5時起床、順次、朝ごはん。寝ぼけ眼でうどんをすすりました。

そして6時には自然学校出発、7時前にスタート地点の長万部、静狩浜に到着。

車での移動中、雨に打たれたりしましたが、スタート地点に着くと空には虹が!!

総勢約60名が集まったこの40&20kmウォークを祝福しているようでした。

 

スタート前に太平洋の砂をボトルに半分入れます。

残りの半分にはゴールしてから日本海の砂を入れます。

日本海の砂と太平洋の砂が入ったボトルが歩ききった証です。

 

記録をめざして歩く者。完歩をめざして歩く者。

そして20kmにチャレンジする子もいれば、年長さんで40kmにチャレンジする子も。

それぞれ走る距離、めざす目標は違います。

普段はみんなで何かで遊ぶイエティくらぶですが、このイエティくらぶは自分自身との闘いです。

朝7時、太平洋から日本海まで、またはその半分の道のりをそれぞれの目標に向かって歩き出しました。

 

 

序盤はみんなわきあいあい、元気な様子です。

 

と思いきや、初めからスタッフのリュックを引っ張り、リタイアする~と言い出す子や、

いっしょに歩きたいと思っていたスタッフに置いていかれて泣いてしまう子もいました。

 

 

スタッフも速いペース、遅いペース、中間それぞれに配分され、自分達のペースでは歩けません。

参加者の頃に最速記録をぬりかえるほどだった大学生ボランティアさんも、今回は遅いペースに振り分けられました。

子どもも大人もいっしょに歩きます。

40kmウォーク組が初めの長ーい緩やかな坂道を上りきった頃の朝7時半、20kmウォーク組も遅れて

道の駅トワ・ヴェールⅡからスタートしました。

小学校低学年のこちらもわきあいあい、仲よく歩き出しました。

 

40kmウォーク組は8時頃、約5km地点通過。長万部町から黒松内町へ入りました。

 

途中にはクイズもあり、楽しめるスポットも。

約15km地点、いっしょに歩くスタッフと子どもの仲が深まりました。

 

 

たまにくじけてしまう子も。

  

 

20kmウォーク組もひたすら歩きます。

 

 

11時ころにはキッチンスタッフがおにぎりを届けにきてくれて、それぞれのタイミングでお昼タイム。

早く出発したくておにぎりを、小さな顔に似合わぬ大きな口でほお張る子がいてビックリでした!

  

40kmウォーク後方組が中間地点の道の駅でお昼を食べていたこのころ、

先頭は約30km地点という情報が入りmこれまたビックリ!!

記録を狙う先頭集団はほとんど休憩なしで歩いていました。

 

お昼ごはんの後も歩き続けます。

  

そしてたまに休憩。

 

たまにチョークで後ろの人にメッセージを残す。

  

そしてまた歩く。

   

 

そんな中、1時45分に20kmウォーク、1時52分に40kmウォークの先頭がそれぞれゴール!

  

ゴールしたらボトルの残りの半分に太平洋の砂を入れて歩ききった証の完成!

   

その後もゴールに向かう子が続きます。

  

一方で修羅場を迎え、もう1歩も歩けないと泣きそうになったり泣いたりする子も続々と出てきます。

そのうち日が暮れ、辺りが暗くなってきますが、それでも歩き続けました。

 

40kmウォーク最終組は19時12分、ゴール!!

 

今回は残念ながら2人が途中リタイアしてしまいましたが、2人も含めてみんなそれぞれの道のりを風雨に曝されながらもよく歩ききったと思います。

歩いた70人には70人それぞれのドラマがあります。

おそらく、1人1人に聞いたら1日あっても足りないくらいだと思います。

それは歩いた人にしかわからない葛藤があり、達成感があり、悔しさがあり、仲間との絆があると思います。

昨日、初めて会った子ども同士が、偶然歩くペースが一緒でずっと一緒に歩いたことで、絆が芽生えてお互いを思いやっている様子見えて、とても驚き、とても微笑ましい場面がありました。

また今回、40kmウォーク最終組の12時間12分という記録は至上最速です。

この悪天候の中、すばらしい記録です!!

(雨のためにゆっくり休める場所がなかったということもありますが。。。)

今年もたくさんの驚き、涙、笑い、感動がありました。

なんだか、テレビの決まり文句のようなのですが、本当にそのとおりなんです!

この40&20kmウォークの達成感を糧に、または悔しさをバネに、いろいろなことにチャレンジしてほしいですね。

 

とりあえず今日はぐーっすりと深い眠りについています。

(ふみぞう)

 

40&20kmウォーク


イエティくらぶ合同企画! 第12回 太平洋~日本海を目指せ 40&20kmウォーク!

2013年10月12日 22時27分24秒 | 全サイト合同

今年も40キロウォークの季節がやってきました。

初めてチャレンジする人、昨年は20キロ、今年は40キロに挑む人、

自分の記録更新を目指す人、目標は様々。

さて、今年はどんなストーリーをみんなが刻んでいくのかな。

 

また今年は、数年前は参加者、そしてお兄さんお姉さんとなり、

ボランティアスタッフとして参戦です!このように関わってくれるのは

本当にうれしい限りです。

 

今回は参加者、スタッフ合わせて70名が北海道では、

北は名寄、東は芽室から。

海を渡って青森、東京からと各地から黒松内ぶなの森自然学校

に終結しました。

 

10里歩くと一人前。一里は4キロ、40キロ歩けば一人前なんだぞぉ。と

たかぎぃからの始まりのあいさつとともに激励を受けました。

じゃんけん列車で、自己紹介。どこからどんな人がやってきたのかな。

70名もいますから、なが~い列に。

3日間のスケジュールを確認中。

明日2日目は、朝早く起きて、メインはひたすら歩くのみ!

 

さて、スタートからゴールまでどのように歩くのかというと

ジャジャ~ン!こんな感じ。

太平洋から日本海までの40キロの道のり伝わったかな。

 

食堂に入りきらないので、体育館にてよるご飯です。

明日のエネルギーをしっかりチャージしておかないと。

 

明日は朝が早いので、前の日に準備を済ませておきます。

自分で準備をしたあとは、スタッフの入念なチェックがはいります。

明日は、気温が低いのが予想されるので、装備をしっかりと整えますよ。

準備ができたら、明日は早いから、もう寝るよ~。

快適に眠れるように寝床を作ります。

といっても、まだ体は元気だし、遊びたいよね。

でも日本海に辿りつけるように、しっかり寝よう。

朝、みんな気合い十分でパッと起きられますように・・・

明日はいよいよ本番!みんなファイトォォォ!!

 

いぶり自然学校 

山田 由美子(やまちゃん)


パチパチ落ち葉とたき火ようちえん~札幌まるやま校イエティーズ~

2013年10月06日 17時46分26秒 | 札幌まるやま校

穏やかで秋日和な一日で

こんな風にジャンプして、飛び跳ねたくなるくらいに

暖かく、過ごしやすいプログラムでした

そんな中、赤、オレンジ、緑、黄、白、灰色、いろんな色の秋があるよね!

でも、実際に本当にそうなのか?

みんなで確かめよう!

自分たちだけ、今日だけの秋を探しに行こう

と探検しにいきました

よ~く見てみると、宝物は足元、身近、手の届くところにたくさん

ありました

あれも、これも、自然のなかには、子どもたちの心を躍らせるものが

たくさんある

それをどんどん、入れ物に入れていきます

そして、途中でそれをみんなで見せあいます

わあー!すごい! こんなものもあったんだ! 自分は見つけられなかったけど

でも、自分の見つけたすごいものも見てほしい

これだけの人数がいるとたくさんの宝物をみんなで見れて、楽しいです

秋なものって、本当にカラフルで、いい香りもして、肌触りのいいものがたくさんあることが分かりました

秋の宝物さがしの探検から、戻ってくると

しばかりのおじいさんとおばあさんに遭遇

足腰が悪く、山へは行けない。しかし、冬を越すための薪が必要 

困り果てていた2人の前に、救世主

元気な3~5歳児がたくさんいる

彼・彼女らにお願いしてみよう

もちろん、みんなは二つ返事で承諾

2人のために快く、薪ひろいに山へ出かけていきます

なんとか、あの老夫婦に暖かい冬を過ごしてもらうために、

肩が引きちぎれるくらい、重い薪を背負い、たくさんの薪を拾いました

薪拾いをして、一仕事汗を流しながら、過ごしたら、

お腹が減ってきました

お天道様のした、ぱかぽか陽気のなか

みんなでお昼ご飯です

お昼はなんと、特製きのこ汁が振る舞われ、秋の味覚を一つ味わいました

お昼ご飯を食べ終わったら、ゆるりと

虫を探したり、山ブドウを食べたり、秋の宝物を眺めたり、しながら過ごします

お昼ごはんのあとは、みんなで絵本を読みます

焼きいものお話しです

そんなお話を聞いていると

なんと、本当にその場に

秋の味覚その2 さつまいもが登場

みんでおいしくなれーと気持ちを込めながら、さつまいもを包んでいきます

丁寧に包んださつまいもを火のなかに入れます

どんなふうに焼けるのか、想像するだけで楽しみです

焼き芋が焼けるまで、

さあ、もう一仕事です

拾ってきた薪を、本当に使える薪にするため、

ぽきぽき手や足で折ったり、

ぎこぎこのこぎりで切ります

1人でこの量の薪を薪にする作業をすると、大変で、時間がかかりますが、

みんなでやれば、楽しいし、すぐに終わります

だいたいが薪になったところで、

大人の火起こし対決が始まりました

誰が一番早く、火を起こせるのか、大人のプライドをかけた真剣勝負です

子どもたちも、だれが勝つのかワクワクで、応援にも熱が入ります

ある程度、火が起こってきたら、子どもたちにも、火の楽しさを知ってもらうために

木をくべてもらったり、うちわであおいでもらいます

子どもたちが、火で夢中になっている片隅で

秋の味覚その3 秋刀魚を焼いております

炭火で焼く秋刀魚はほどよく油が落ちて、炭火のいい香りが味をさらに引き立てます

秋刀魚が焼きあがるのを待つ間、秋の大運動会の綱引きが行われました

こちらも白熱した戦いが繰り広げられていました

ほどよく運動したあとは、焼き立ての秋刀魚、さつまいもを

みんなで、まさに秋の味覚をほおばります

さっきまで、お昼ごはんでしたが、みんな、手が止まりません

秋って、こんなにおもしろい、素敵なものがいっぱいあるんだ

たき火っておいしいものが食べられる便利なものだね

秋って、おしいものがたくさんあるよね

と思ってもらい、秋が好きになってくれたら、嬉しいです

札幌まるやま校

富田桂太(けいた)


イエティくらぶいぶり校 イエティーズ10月「秋のおさかなようちえん」

2013年10月05日 15時59分53秒 | いぶり校

秋の様子が日々深まっていくこの頃ですね。

と思っていたら今日、今年初の雪虫をを見ました。

間もなく冬が来るということなのでしょうか・・・

秋になると、何年も海を旅をして自分の故郷に戻ってきた

おさかな「サケ」を見に白老ウヨロ川へやってきました。

 

ウヨロ川の側には牧場があり、川の方へ行こうとすると、

ヤギ4頭が様子を伺いに私たちに接近中・・・ 

お馬さんたちもムシャムシャと草を食べています。

 

なっなんと!雪虫が飛んでいます。もうすぐ雪が降るのかな~。

北海道の冬は長いのに、まだ雪のない季節を楽しみたいと大人たちでした。

 

 

途中、ブドウを採ったりしながらテクテクと歩いていくと、川に着きました。

川に来ただけで、魚の匂いがしてきました。

川をよ~く見ると、体に赤く模様の入ったサケが何匹も泳いでいます。

海から、川の流れに逆らってのぼってくるわけですから、体は皮が

向けていてとボロボロになっています。

自分たちの生まれた川に戻ってきたんだね。

 

川に沿ってひろ~い牧草地を歩いて、

 

こっちにもたくさんのサケがいるね。

 

 

 ウヨロにあるトラストの森にやってきました~。

 お昼ごはんを食べたあとは、おやつのために、たき火の準備。

 森にあるよく燃えそうな小枝を集めてっと。

 緊張の面持ちでマッチをシュッ。落ち着いて新聞紙にうまく火が付きました。

 一発成功!だったね。

 

いい感じで火がおきてきたね。

おやつを焼くのにちょうどいい火になるまで、森たんけんをしながら待つことに。

 

ロープのブランコを発見!イェ~イ!

クリのイガが落ちていました。今年のくりはとっても小粒だね。

 

火が消えていないか、気が気じゃなく早めに戻ってくると、

 おやつを焼くのにバッチリな火の状態になっているね。

 

 

 おいしくマシュマロを焼いてみよう。気を抜いた瞬間、黒く焦げた・・・

 いい色に焼けてとろけたマシュマロをクラッカーに挟んでいっただきま~す。

 

青空の下、力強く泳ぐサケに出会い、それを食べにくるカモメ、

少し色づいてきた森には、木の実がなっていたり。

秋は風景や気温などから、変化を感じやすい季節。秋っておもしろいですね。

これからますます色づく秋の森、いろんな発見をしてワクワクしてほしいな。

 

いぶり自然学校

山田 由美子(やまちゃん)