子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶいぶり校 イエティーズ9月「ビッグリバーようちえん」

2013年09月29日 16時13分40秒 | いぶり校

朝晩冷え込み、風が冷たくなってきました。秋ですね~。

今年もむかわ町穂別地区から鵡川を下りにやってきました!

今日は風も穏やかで、水量もいい感じのラフティング日和なり。

鵡川の中流域はゆったり、たまにスリリングな川です。

水はきっと冷たいんだろうなぁ。

あっ、みなさん、ウェットスーツ、雨具、ライフジャケット、ヘルメット

身なりはバッチリです。

 

 

うえだんなから舟の上でのいろはのレクチャーを受けて、パドルの持ち方もバッチリ!

 

いざ、出発!いってらっしゃ~い!!

イェ~イ! 出発直後は緊張気味でしたが、笑顔になっています。

 

おかえりなさ~い。出発してから2時間でGoal地点に到着です。

途中の休憩ポイントでは、川に入ったとか・・・みんなやるなぁ。

お腹はペコペコだね。

お昼は太陽の下で、ランチタ~イム。

 

腹ごしらえをしたら、今日2本目のラフティングへ。

午前中に下ってきたところより上流からスタート。

 

ゴールで待っている間、河原を散歩していたら、

砂に埋もれているホッチャレを数匹見つけました。

そうしているうちに、舟がやってきました!

今日はラフト日和であり、川あそび日和でもあったみたいですね。

フローティングしていましたから(笑)

帰りにむかわ町、四季の館の温泉に入ってパワーチャージ。

 

秋晴れの気持ちのいい日、親子でびっちりラフティングの一日でした~。

川から見える風景、流れの感覚、川の冷たさはどうだったかな。

秋でも、池でよく遊んだけどね(笑)

 

胆振のおもしろい場所へ出かけて、季節の移ろいや外あそびを

一緒に満喫しましょう♪ ありがとうございました。

 

いぶり自然学校 

山田 由美子(やまちゃん)


イエティくらぶ東川校 イエティーズ9月「みのりようちえん」

2013年09月21日 16時41分15秒 | 東川校

本日は夏の「かわのようちえん」以来

久々のイエティーズとなりました。

すっかり秋らしいお天気です。

 

「みのりようちえん」の今日は

みんなで秋のみのりをさがしに森へ出かけます。

いの一番に見つけたのは生き物でした。

カエルやコオロギ、トンボなど…やっぱり動くものにくぎ付けです。

 

 

こっちでは、ずいぶんグロテスクなものを拾っています。

実はこの赤い実、コブシの実です。

鮮やかなオレンジ色の種が詰まっています。

ここでは、ドングリを。

ツルツルピカピカのドングリが森にはいっぱいです。

セミの抜け殻が木にくっついていました。

すっかりセミの鳴き声は聞こえませんが、夏が去ったあとです。

この他にも、ツリバナやカエデの種

カラフルなキノコなど

秋のしるしをどんどん見つけていきます。

あったかいお日さまの下でのピクニックランチを済ませたら

おやつのためのたき火準備に取り掛かります。

みんな、のこぎり片手に真剣です★

 

 

ばっちり火が起こったところで、マシュマロタイムとなりました。

みんなで薪ストーブの火を囲みます。

 

お久ぶりのイエティーズでしたが

30人程でにぎやかな一日となりました。

キトウシ森林公園も遊び慣れてきたせいか

みんなが自由に

好きなものを探し回る場面が多く見られました。

みんなで出かけるからこそ、たくさんの発見ができました。

今月はこれにておしまい。

次回のイエティーズはもちろんキトウシ森林公園に集合です。

今日はまだまだみどりいろだった葉っぱですが

来月末にはきれいに色づき、落ち葉だらけの公園となっている予定。

そしたら

思いっきり落ち葉遊びです!!!

落ち葉シャワーに、落ち葉プール…何ができるかな??

また、みんなと一緒にたっぷり遊ぶよ★

東川校/めめ


イエティトレッキングくらぶ~長官山&馬追山~ 

2013年09月09日 13時50分09秒 | 札幌まるやま校



連日のぐずついた天気も嘘のように、今日は晴れ!
さっそく札幌駅に集合です。

今日は長沼にある「長官山」と「馬追山(静台)」に登ります。
今日は車で移動、昨日の学校行事や習い事などの疲れもあるのかスロースタート気味。

途中長沼の直売所でトイレ休憩。
山頂で食べるミニトマトをゲットします。

長官山の登山口に到着。
いつものように危険なものと今日の目標を確認します。

今日の目標は
1、ケガがなく安全にうちに帰ること
2、しっかりと山を歩ききり、馬追いの名水&ながぬま温泉を堪能すること

準備運動もすませていざ登山開始。
連日の雨の影響で入り口付近はドロドロです。
足場を選びながらゆっくりと登っていきます。
途中にはさまざまなキノコや花がありました。
生き物好きな男の子たちはカエルやコオロギ、バッタなどを探しています。

気温は暑すぎず、寒すぎず、途中蚊が多かった森の中も
標高が上がって視界が開けてくるとトンボが多くなり快適になりだします。

空がだんだん近くなると山頂はすぐそこです。


山頂には展望台があり、見渡す限り広がる平野や遠くにかすむ札幌の町並みを見ながら休憩。
藻岩山や大倉山も双眼鏡を使えば見えるほど視界もよく、
行動食のおやつでエネルギーを補給します。


「長官山」は北海道庁長官がここに登り開拓の構想を練ったことから
地域住民に長官山の愛称で呼ばれることになったそうです。
眼下に広がる水田を見ながら、当時はきっと森だったことに思いを馳せながら開拓の苦労を考えます。

ひと呼吸ついたら下山開始。
登りでチェックした子どもたちの足の強さやそれぞれのペースを考えながら
歩く順番を変えて下ります。

下りの足取りは軽く
「長官山はチョー簡単」の名言が出るほどでした。

下山してくるとご飯タイムです。
温かいスープと朝ゲットしたミニトマトもお弁当と一緒に食べます。
塩分が山では重要ですね。


畑で前日とれた野菜がたくさん入ったお弁当もおいしそう!
枝豆のお裾分けもいただきました。

お昼ご飯を食べているところではニホンカナヘビも一緒です。

お腹が満たされたらもう1つの山「馬追山(静台)」へ。
登山口ではセミがお出迎えです。

1つ目の山で勢いづいたのか解放されたテンションで登っていきます。
オオウバユリの種を眺めたり、セミを見つけたり
後ろや前の子と余裕の会話をする光景が見られました。

登りはじめて1時間ほどで山頂到着です。
山頂には天測点があります。


昔行っていた天文測量の土台です、なんと日本第1号がここにあるのです。
景色が見える方向にはフェンスがあります。
何のためのフェンスかな?と問題を出すと
身を乗り出し自衛隊の車を見つけ「自衛隊の場所だ~」。
だから午前中に砲弾の音が聞こえたんだと納得していました。

ここからは来た道とは違う方向に下ることになります。
目指すは名水です、距離が長いこともあって子どもの集中力はなかなか続きません。
少し足下が取られたり、間隔が離れたりしてきます。

それでも笑顔を見せながら「まだ~」「待って~」なんて声も元気があります。
途中には大人では腰を屈めないとくぐれないトンネルや川のせせらぎが聞こえたり、
家になりそうな巨木の切り株も見られました。
樹種も豊富で変化に富んだ森は歩くのにとても気持ちがよかったです。

約1時間なんとか歩ききり、馬追いの名水まで辿りつきました。
コップに水を汲んで飲むと冷たくておいしい!
自分の水筒にも補給していきます。
馬追山の語呂合わせは「馬追山の水はまぁおいしい」に決定です。

そこから歩いてながぬま温泉到着!
予定より30分遅れです。

ながぬま温泉では「しょっぱい」「宝石」などのキーワードが子どもから出ていました。
私は温泉には入らず、スイカの準備。
温泉から上がったらスイカタイムです。


半玉を一気にぺろりです。この時が今日一番静かでしたね。
そして車に乗っていざ札幌へ!
子ども車両の車の中のテンションがすごかったです、
登山の緊張や自分と向き合っていた時間が長かった反動ですが、
いつも以上に子ども同士の結びつきが強かったような気がします。
会話の発展性や身体的なコミュニケーションも含めて、
一緒に登山をしているだけなのにどうしてこうも仲良くなるのかいつも帰りに不思議に感じています。
同乗していた大人は子どもたちの世界に終始楽しませてもらいました。

約30分遅れでそれぞれ解散となりました。
解散時には来月のミステリーツアーの情報も先出し、
きっと最高の秋のトレッキングになることでしょう。

それにしても今日はよく歩きました!
歩くことの意味、歩き切ることの意義、歩いている最中や歩き終わった後に自分で感じることや達成感。
1人ではなくみんなで歩くということ。
多くのことをちりばめながら「イエティトレッキングくらぶ」を開催しています。
今日は急傾斜がなかったけど距離が長かったです、
それでも誰1人もうやだとかマイナスな言葉が出なかったのが印象的でした。
「あとどれくらい」「あと何分」前向きに自分を保つための言葉です。
鍛えられていますね(笑)自分で見通しを立てる。重要なことです。
距離の看板が見えるたびに自分でどれくらい歩いたかを考えるようになってきました。
何を教えているわけではないですが、そんな姿が見られてとても嬉しいです。

最後に車の中で今日の振り返りを簡単に行いました。
1人の子が道中で言っていた言葉
今日の場所は「ねちょねちょランド」だね。

ドロドロだろうがなんだろうが前に進んで道を切り開いていく、
自分で道を選んで進んでいく、きっとそこにはかけがえのない自分の未来につながっていると思います。

また来月も気持ちのよい素敵なトレッキングを用意して待ってます。
ではまた!

カツオこと高野克也


イエティくらぶ東川校 るもい海あそび&釣りキャンプ

2013年09月08日 18時32分52秒 | 東川校

8月31日(土) 8月最後の日に、るもい海あそび&釣りキャンプスタートです!

今回の参加者は5名、コンパクトに車1台で留萌を目指します。

 

ちっぷべつの道の駅で休憩したら、みんな塔に登り始めて全然休憩になりませんでした~。

 

 

そうこうしているうちに黄金岬に到着。

まずは腹ごしらえをしてテントを張ります。

なぜかウォールクライミング。

 

さてテントを張り終えたら、釣り具屋さんへGO!

 

おばさんからサビキしかけと蒔絵を購入、砂を混ぜると良いらしい。

 

雨が時折降りつつも、初めての竿を振ります。

地元のおじさんたちも、口出し手出し、お手伝い?

 

おぉ!小サバが釣れました。

ちなみに魚が触れない子が続出していたので、

魚が釣れると陸上でも大騒ぎとなります。

結局ウグイ12匹、小サバ3匹が本日の釣果となりました。

 

さて暗くなってきましたが、この魚を調理しなくてはなりません。

子どもたちはみそ汁とご飯をつくり、スタッフはひたすらウグイを3枚におろしました。

その結果!

ウグイは見事にソテーされました。

骨は多いものの何とか食べられます。

20:30遅めの夕食を食べたら初日はゆっくりと終了です…。

 

 

2日目

モーニングミルクティーでスタート!

身体が温まってから、朝食作りにとりかかります。

 

君の使命はそのフルーツ缶詰をあけることなのだ!

 

こちらは炊飯中。

火を止めるころあいが難しいのです。

 

さて朝ご飯とテントの撤収が終わったら、みんなお待ちかねのカニ釣りです。

しかしエサも仕掛けもありません。

まずは落ちている針金を拾います。

次に、ヤドカリや貝を捕まえて餌にします。

 

さて上手に捕まえられるかな。

 

僕は足を痛めて楽しめません。

 

海に入った一群はアスファルトで体を温めます。

 

いつまでもいつまでも、カニ取りをしたいのです。

 

最後の昼食はカレーうどん。

子どもに大人気のメニューです。

なぜか即席劇場も始まって、

るもいでのキャンプ生活は終わっていくのでした。

 

さて来月からはホームのキトウシ森林公園で活動します。

みんなまた会おうね。

 

大雪山自然学校 しゅんちゃんこと小林峻


イエティくらぶ 黒松内校 9月 いくぞ!ドラゴン海族団!最後の海遊びin神恵内

2013年09月08日 17時42分06秒 | 黒松内校

久しぶりの黒松内校単独のイエティくらぶです。

今年最後の海遊びは、ぶな森スタッフのほっしーのひみつの小屋がある、

神恵内におでかけです。

親子で参加された方が1組、年長さんから小学校6年生の子ども達が、

ボランティアさん、スタッフ含め、総勢21名で行ってきました。

 

札幌からと黒松内からそれぞれ、神恵内へ集合。

 

海族のおきてを確認。

①海を楽しむべし

②海の幸を味わうべし

③仲間を大切にするべし

 

荷物をまとめて、いざ神恵内村にあるひみつの小屋

龍洞舎へ!

 

そこは、海が目の前にある、とってもとっても素敵な隠れ家でした。

みんなでお昼ご飯を食べ、さっそくウエットスーツとライフジャケットを装着し、

海遊びへ出発。

小屋の目の前に広がる積丹ブルーのきれいな海でシュノーケル、生き物探しを楽しみ、

カニ、ヒトデ、ウニ、色んな貝、アメフラシ、イソギンチャク、魚たちなどなど・・・

たくさんの生き物に出会えました。

その後は、昔のニシン漁で使用していた袋間や足のつかないような

深い磯へ探検しに行き、飛び込みなどを楽しみました。

獲ってはいけない、ウニやアワビが目の前にあるけど、我慢して、

カニや小さい貝などを夕食の食材として獲りました。

 

海からあがり、ドラム缶風呂で体を温め、焚き火を囲みます。

夕食は、海族スペシャルカレー(ぶな森で採れた野菜たっぷり☆シーフードカレー)

、りんご。デザートにマシュマロを焚き火で焼いたり、

スルメを焼いて食べたり、みんなが獲ってきたカニや貝を焼いて食べたりしました。

ご飯を食べている最中には、とってもきれいな夕日も見れて、大満足でした。

夜は、小屋の中で泊まり、みんな9時すぎにはぐっすり眠りにつきました。

早く寝たおかげで、翌日の朝は6時すぎから元気に活動開始!

 

朝食は、自然学校で採れた野菜&チーズたっぷりホットサンド、

畑で採れたコーン入りコーンスープをいただき、エネルギー補給。

 

2日目も天気に恵まれたので元気に海遊びへ出かけました。

この日は、みんなでシーカヤックに挑戦!

ひっくり返っても乗れる練習をしたり、方向転換の練習をしたり、

みんななかなか上手なこぎっぷりでした。

その後は、昨日とは別方向の磯へ探検へ。

お昼に戻り、最後のドラム缶風呂を満喫し、

昼食はまやP特製おにぎりをいただき、帰ってきました。

本当に天気に恵まれた2日間で、

最後の海遊びをこれ以上ないというくらい楽しめました。

 

長い時間、海に入ることができたので、

海に慣れていない小さい子達が、最初は足がつかない場所へ行くことができなかったのが、

終盤では深いところにも行けるようになったり、色んな生き物を見つけることができるようになったりしました。

たった2日間の中でも、子ども達の成長をたくさん見ることができたキャンプでした。

 

また、上は小学校6年生、下は年中さんと、

年齢差が大きいメンバーでしたが、年齢が大きい子達が

小さい子の面倒をよく見てくれて、とても助かりました。

小さい子は大きい子にかまってもらえると安心するのはもちろんですが、

大きい子は小さい子がいると、何かしらの意識が働くのか

普段よりもお兄ちゃん、お姉ちゃんになっているような気がします。

イエティならではの異年齢の交流を、改めて素敵だなと思った次第です。

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来月は、いよいよ黒松内校イエティの中でのビッグイベント!

40km&20kmウォークが開催されます。

太平洋から日本海までの約40kmの距離を1日かけて歩きます。

他人との競争じゃない、自分との戦い。

1度でも歩けば、自分の自信につながっていきます。

毎年色んなドラマが生まれる40km&20kmウォークは

今年はイエティ全校(まるやま校、東川校、黒松内校、いぶり校)合同開催です!

たくさんのご参加をお待ちしております。

 

(黒松内ぶなの森自然学校 ふった こと 佐藤ふたみ)


すやすやおとまりようちえん2日目 札幌まるやま校イエティーズ

2013年09月03日 09時22分07秒 | 札幌まるやま校

おはようございます

すやすやおとまりようちえん2日目です

夜は親御さんの話だと蚊が多くて、たいへんだったのことでしたが、

子どもたちはぐっすり寝れたようで、

朝の5時半ごろから、どたばたと足音が聞こえ、

元気に起きだしました。

7時に 起きてもいい時間にしていたので、

それまでは、静かにコショコショと遊ぶようにしていました。

朝のウォーミングアップがだいたい終わるのを見計らって、

テントの片付けをしてもらいました。

ちっちゃく丸めないと入らないよーっと脅しながら、

でも、子どもたちは結構まじめにくるくるして、袋に収めることができていました。

プシューとテントが縮んでいくのを見て、わーあっという間に小さくなったと

驚いていました。

持ってみたいというので、持たせてみると

持ち上げることは少しできても、持ち運ぶことはできませんでした。

テントって、こんなに重いんだーと分かってもらえたかな。

片付けがひと段落したら、

朝ごはんの前に、

しっかり手を石鹸をつけて、ごしごし洗います

朝ごはんは

おうどん

つるつるのごしがよく、たくさん食べられたね

朝ごはんの後は、外は雨が降っていたので、

名残惜しくならないように、思う存分室内でゆっくり過ごしました。

昨日の施設内で取りにとっとカエルと夜たんけんで捕まえたドジョウ

を観察しています。

たまごを持ったカエルさんもいるね。

虫かごにへばりついている手足がかわいいね。

昨日は暗くて、良く見えなくてわからなかったけど、こんなにたくさんドジョウがとれていたんだね

ひげがかわいいね

取った瞬間は取った喜びと嬉しさで、あまり虫や魚のことを見ていないけど、

こうやって、取った後、じっくり観察してみると特徴に気が付くよね。

そうこうしているうちに、出発の時間が迫ってきました。

遊んだ後は、おかたづけ

みんなで、たくさんの楽しい思い出をくれたこの施設に感謝を込めて

モップがけをします

みんなで掃除をすれば、すぐに終わります

出発前に 海の絵本の読み聞かせ

海でたくさんの思い出、たからものをみつけてほしい

というお話しを聞いて、みんなの心は わくわく です。

さあ、いよいよ海に向けて出発です。

天気はあまり良くない予報で海も荒れているかもしれません。

しかし、せっかくなので、ちょっとでも海に行って

足だけでも入って、浅瀬で生き物を見つけたり、貝殻を見つけよう!

カッパの準備などをして、お外へ

でも、ちょっと待って、

カエルさんやドジョウさんはもとの場所に返してあげようよ

みんなで、カエルさん、ドジョウさんにサヨナラをしたら

本当に、いよいよ海へ移動開始

移動の車内では、雨が降っていないといいねと祈りながら、

でも、ちょっと移動が長かったので、ゆらゆらと揺れる車の中で

気持ちが良くて寝てしまい、

そんなこんなで、ついに石狩の濃昼海岸へ到着

ついてみると、みんなの願いが通じたのか!?

晴れ男、晴れ女の強運の持ち主が多かったのか!?

なんと、雨も降っていなく、風もなく、波も穏やか、しかも徐々に晴れ間が見えてきた!!!

全然海に入れる!

さあ、カッパとライフジャケットを準備して 入ろう!

最初はちょっと冷たいと感じていても、

徐々に慣れてきて

魚とりに、カニ取りに夢中

浅瀬に魚の魚群がいて、大人たちも子どもそっちのけで 網を片手に魚とりにはまっております

大漁に魚をゲットしました

引き続き、生き物とりとそれの観察にはまる子

そして、こっちでは

泳いだり、ぷかぷか浮いております

自分の足がつくか、つかないか微妙なラインの怖さもありながら、

浮遊する楽しさのほうが勝っております。

ちょっと寒くなったら、上がって一休み

こちらの岩場では、カニとりがっせん

石をひっくりかえすたびに、磯ガニが顔をだし、

とにかく捕まえまくる!

土砂降りだったら、テントを立てて一時避難できる場所をつくろう!

雨だったら、お昼ご飯が食べれないから、厚田まで戻って、東屋で食べよう!

とか、いろいろと代替案を考えておりましたが、

お天気さまさまで、ここで活動を完結することができました。

海から上がってからも、ぶるぶる寒さに震えることもなく、

お日様のぽかぽかの中で

楽しくお昼ごはんを食べることができました

デザートは焼きマシュマロバナナ

あっつあっつでとろーりマシュマロがバナナに絡まり、絶品です

最後に、海で捕まえることができた生き物たちを

じっくり目と心に焼き付けて

2日間の活動は終了

大きな怪我もなく、天候にも恵まれて、

参加者のみなさま、ボランティアさん・実習生の方々、ちらいおつ遊び塾の方々、

みなさまのお力添えがあってこそ、今回の活動ができたと思っております。

本当に感謝しております。ありがとうございました。

けいた こと 富田桂太(札幌まるやま校)


イエティくらぶいぶり校8月月例【あつまビッグウェーブキャンプ】

2013年09月02日 10時09分19秒 | いぶり校

あのキラキラ暑かった夏もどこへやら。お盆を過ぎれば秋の風が吹き抜ける、北海道の夏は短しです。

今月のイエティくらぶいぶり校は、昨年、好評だったビッグウェーブキャンプ@浜厚真海岸ふたたび!

室蘭・登別・苫小牧から10人の子どもたちが波乗りにやってきました。

さぁ、うまく波と友だちになることは出来たのでしょうか。

活動報告、はじまり、はじまり~。

 

2013年8月31日(土) 天気:嵐の予感…

ビッグウェーブキャンプ1日目。今日は昨年、好評だったサーフィン体験の日です。

楽しみな半面、心配なのがなんといっても空模様。

出がけに見たテレビで天気予報をチェックしたところ、お天気お姉さんが「北日本はこれから荒れ模様。激しい雨にお気を付けてお出かけください」とさわやかに見送ってくれました…。

むむ、これは天気との戦いになるなぁ、と思いながら集まった子どもたちと一緒に厚真町の浜厚真海岸へ向かいます。

 

厚真町浜厚真海岸は道内屈指のサーフスポット。

休日ともなれば多くのサーファーでにぎわう海岸です。

…が、到着してみるとなんということでしょう。

人影がほっとんどみあたりません。

一応、子どもたちも波の高さ、風の強さを確認するため海が見えるところまでチェックに行ってみました。

やっぱりすごい風です。

波もあっちへこっちへザクザクしています。

みんなにサーフィンを教えるために来てくれたサーファーの方からも「今日の波は危ないね」という判断。

残念ですが、この段階では海の中に入っては遊ばないということを決めました。

海に入っては遊べませんが、そこであきらめないのがイエティっ子です。

海辺から少し離れたところに、前日の雨で出来た大きな水たまりがあったので、そこで遊んでみることに。

すぐにバシャバシャと追いかけっこが始まりました。

こちらは流木や漂流物を使ってオブジェを作ったり、トンネルや温泉などの建築工事が始まりました。

     

よぉーし、ここからまた建築現場を広げるぞ!と思った矢先、今度はポツポツと雨が。

弱い雨でも強い風に乗かってくると雨がっぱにバシバシあたります。

次第に強くなる雨脚。これは一度、避難だー!ということで急いで洗い場のある建物まで戻りました。

「お昼から天気が良くなったら…」と淡い期待を胸に過ごしてみましたが、午後からの天気も今のところ好転する兆しはなし。

自然の中で遊ぶということは気象条件とも相談が必要です。

サーフィンをすることをとても楽しみにしていた子どもたちですが、今日のサーフィン体験はあきらめることになりました。

ぬれたものを着替えて、風邪をひかないようあたたかい格好をしたら、お昼を食べる場所まで移動。

おいしいお弁当でパワーチャージをしたら、宿泊場所である報徳館(むかわ町)に向かいました。

 

報徳館に着いたら、自由時間。

体育館でボール遊びやだるまさんが転んだをする子や、厚真町の図書室で借りてきた本を読んで過ごす子など、思い思いにやりたいこをとやって過ごしました。

    

「ごはんだよー」の声にみんな食器セットを持ってわらわらと食堂に集まります。

今日のメニューは、厚真町をはじめ道内産の野菜をたっぷり使ったドライカレー。

ナス、ピーマン、ニンジン、トマト、子どもたちがえてしてあまり得意でなさそうな野菜も、カレーになると食べれるからあら不思議。

キャベツのスープも野菜が甘くて美味しかったです。

みんなそろっていただきます!

 

ご飯を食べたあとは、翌日の波乗りに備えてマイボードづくり。

この日、海では実践できなかった波の乗り方を教わったり、本物のサーフボードを見せてもらったりしました。

 

「わぁ、滑り止めがついてる」とマイボードづくりの参考にみんなサーフボードを真剣に観察です。

どんな形が波に乗りやすいか、相談。アドバイスをゲットしている子も。

みんながつくるマイボードはスタイロフォームという資材を使います。

カッターやのこぎりなどで簡単に加工が出来るので、描いたイメージ図を形にしていきます。

ペンを使って色付けやデザインも想いのままに。

     

1日目はこれにて店じまい。

明日は天気が回復してくれていることを願いつつ、みんな夢の世界へ入っていきました。

 

2013年9月1日(日)天気:曇りでも風はなし!

さて、2日目。

霧雨が降る中ですが、風はなく気温も低くはありません。

今日は海遊びが出来るかな?!との期待を胸にお出かけの準備です。

 

報徳館から車で走ること約20分。

浜厚真海岸に到着すると右から左ずらっと車がたくさんとまっています。

なんと、本日、サーフィンの大会が開催されていたのです。

あっちもこっちもどこを見てもサーファーが波乗りを楽しんでいます。

  

よし、今日は大丈夫だ!

待ちに待った海遊び。昨日、つくったサーフボードならぬスタイロボード(材がスタイロフォームだから)を片手にいざ出陣です。

なみいるサーファーに負けじと、マイボードを小脇に抱え、サーファーからの熱い視線を横目に、さっそうと浜辺を歩きます。

遊ぶポイントに到着。水の感覚に慣れたら…

波乗りスタート☆

       

大人も十分に楽しめます。スタイロフォーム、すごい。

いっちょまえに波待ちしてみちゃったりして。

 

「来たー!!」ザブーンっっ

まさにビッグウェーブ!浜厚真の海は見た目、波が高くてちょっと怖いけど、波乗り遊びにはもってこい。

周りのサーファー顔負けの素敵な波乗りっぷりでした。

 

 

そろそろ終わりだよー、ラストだよーと声をかけても「最後にもう一回!!」と何度も波乗り遊びを楽しんでいた子どもたちです。

帰りは厚真町の温泉・こぶしの湯で温まり、ほっとひといき。

その後、安平町早来のときわ公園で帰りの会をしました。

マイボードづくりが楽しかった子、一生懸命作ったボードが割れてしまってちょっと悲しい気持ちになってしまった子もいましたが、波乗りはとってもとってもおもしろかった様子です。

帰りの車の中は遊び疲れていつもの光景でした。

 

念願かなっての海遊び。

1日目は天気の神様がちょっといじわるしましたが、2日目は存分に海での波乗りを楽しむことが出来ました。

自然の中で楽しくかつ安全に遊ぶためには、ときに我慢をしてあきらめなければならないときもあります。

それもまたひとつの経験値として子どもたちの感覚に残ってほしいなぁ、と思っています。

 

来年はぜひ、サーフィンリベンジに出かけましょう!

 

 

いぶり校・上道和恵(うえちゃん)


すやすやおとまりようちえん1日目 札幌まるやま校イエティーズ

2013年09月01日 20時24分09秒 | 札幌まるやま校

すやすやおとまりようちえん  始まります

場所は月形町の知来乙というところ

参加者12名、スタッフ10名の総勢22名

1泊2日

いつものイエティーズよりも長~い時間を使って

遊んで、食べて、寝て、生活をします

家族以外のひとで、ここで初めて会った人たちもいるなかの

ちょっと緊張するけど、ドキドキわくわくな体験が始まります

集合時間よりも早く着いた子たちは

お昼ごはんを食べたり、さっそく山羊に餌をあげに行ったりしています

このお泊りが楽しみすぎて、前日興奮して寝れない子、朝早くに起きてしまった子がいたり、

この体験を家族みんなで楽しむぞーと円陣を組んできた家族と、さまざまです。

 

はじまりは静かに、絵本の読み聞かせからです

全員集合前に気持ちが高ぶって、興奮した心と体を一回落ち着かせて

じっーとお話に耳を傾けます。

ところで、大人はたくさんいるけど、だれがスタッフなの?

という雰囲気だったので、

スタッフ自己紹介をして、

本日の昼から明日の朝ぐらいまでに

過ごす、ちらいおつ遊び塾って、どんなところなの?

早速、施設探検で外へ

すると、グランウドでは、ここの施設を利用している別の保育園児たちが

なにやら、見つけている! なんだ?

どうやらカエルらしい。雨上がり、雨の日にはカエルがここらへんにいるぞ!

という情報を聞きつけたので、

グラウンド探検をしながら、カエルとり

人間が近くを歩くと、カエルがびっくりして飛び跳ねていく

それをヒントに、カエルがどこにいるのかを探していると

つぎつぎにカエルをゲット

大小さまざまなカエルを

おそるおそるだったり、ばしっとだったり、しながら素手でつかまえす

既に、子どもたちは大興奮!カエルとりに夢中になっています

しばらくすると、ゆるりと興奮が収まったのがみえたので

お次は、室内へ

木の箱みたいのがだんだんと積み重なって、一番上に上ると天井に手が届くぞ

木の中は少し薄暗くて迷路みたいになっているぞ

滑り台も結構急で勢いよく滑るとお尻をうっちゃうぞ

を遊びながら、体感します

こっちには、木の小さい球がたくさんある

プールみたいになっていて、入ると足がくすぐったいような、痛いような

感触がする

タワーみたいなものもあって、回すと木の球を運んだりできる

木のスコップ、木の乗り物

ここでは、木と存分に遊べるみたいだ

一通り遊んでみたら、

キッチンにもお邪魔します

こんなでかくて、重いものを今日は食べるの?

どうやって食べるの?おしいの?

大人の人でも、これ何?というもの

どんな夕食が食べられるか楽しいイメージを各々、膨らませます

どんなところで過ごすのかが分かった後は、

どんなひとと過ごすのかが知りたい

ちょっとしたゲームをみんなでしてみます

朝ごはんは ご飯派?、パン派?

たまご料理と言えば? 好きな麺は?

男のひとと女のひとで集まってみて! 何人いる?

好みが合う人、それぞれの考えを知ります。

室内がちょっと騒がしかったので、

お外に行って、頭ではなく、とにかく体を使って、動かして

感じるゲームに転換します。

おにごっこ

大人の輪から抜け出せ、人間知恵の輪

大人に思いっきり体をぶつけろ

おんぶ競争

体と体が触れ合うので、初対面のひととはちょっと

という感じもありますが、

ここでは、すでに信頼関係ができていると判断し、

やってみました 

さらに、心の隔たりがなくなるのを感じることがでました

ゲーム後は、

いままで、いろいろ面白いことは紹介してくれるけど、

次から次へと変わっていって

自分がこれだと思ったものを全然好きなだけやらせてくれないんじゃない?

とみんなの遊び心がくすぶり始め抑えることができなそうだったので、少し自由時間

やりたいことをやります

その隙に、大人は次の五右衛門風呂の準備へ

今回の子どもたちにどうやって、薪をわらせよようかな~とか

どういう風に水を入れたらおもしろいだろうな~?

とかを考えて、デモンストレーションをやっていたら、

見つかっちゃいました!

何やっているの? やらしてー!

わらわらと子どもたちが集まってきます

自分たちの自由時間を止めて

薪割り、大人がどこまでアシストしたら、達成感を得られるのか

腕の見せどころです

斧かナタか?どっちが爽快か? 安全か?

ひとりひとりの力量を見極めながら、判断します

薪割りは安全管理上、一人しかできないと判断し、

順番待ちの子たちには、お風呂に水をためて、もらうことに

ホースがあり、ジャーとやってしまえば、すぐに終わる作業ですが、

ここは、いかに大変で、たくさんの水を使っているのかを

体を使って、知ってもらうため、

バケツや鍋を駆使して、みんなで協力して、水を運びます

それぞれできること、できないことがあるので

できる範囲で作業を進めます

お風呂に火を入れた後も、じっくりお湯加減を確かめます

入れるくらいに温めるには、1時間半くらいと長い時間かかってしまうので、

ずーーと見張りをしているのは、ちょっと飽きてしまうことも考えられたので、

夕食作りの手伝いもあるから、行きたい人は言ってねと選択権を与えます

でも、時間が経ったら、こっちの様子も見に来てねと

伝えて、物事が同時に進んでいて、自分以外の人がやってくれていることで

五右衛門風呂と夕食が楽しめるのだと知ってもらえたかな。

 

中風呂のお湯も、入れてもらい、時々一緒にチェックしに行こうねと

子どもたちに役割を振って、

責任を持ってもらいます

こちらは、夕食づくり

親御さんと一緒にわいわい、自分たちのできる事をお手伝いします

五右衛門風呂、夕食、今回のお泊りではまだまだ楽しみがあります

そう! テント

テントの中で寝る

ちょっと、ひみつきちぽくって、自分たちだけの空間、お手軽ハウス的な感じで、

それは、いつもの生活にはない特別な体験です

今回は室内にテントを張ります

おっ! もう立ってしまった! 簡単じゃん! 帰ってから、自分でも立てれそう

立ったテントの中で、ごろごろしながら

今日寝るイメージをわくわくと広げていきます

そうこうしているうちに

待ちに待った五右衛門風呂が沸きました

 

自分たちで入れたお風呂は格別です。一回入ると、なかなか出たくなくなります。

これは、最初に女の人がお風呂に入るという順番だったので、

男の子たちに、夕食のお品書きを書いてもらっています

字を書いたことがなくても、見本をじーと見ながら、なぞるように書いてくれてます。

夕食はカレーと月形の直売所で買った新鮮な野菜のサラダや一品ものの多彩なメニュー

いつもこんなに食べないのに、ばくばく食べている様子に親御さんもびっくり

自分の好きなことで遊んで、たくさんお手伝いして、生活をしていたら、自然とお腹は減ります

お腹いっぱいご飯を食べた後は、

とりあえず、夜の寝床を決める!

テントで寝るのか、部屋で寝るのか、体育館で寝るのか

1人で寝るのか 決めるのはあなた

いろいろと悩みながら、格闘しながら、場所を転々しながら

ここという場所を選びます

そのあとは

寝る前によるたんけんへ

夜に外に行ったことがないという子もいて、

真っ暗になったお外には、何がいるのか

ライトを駆使して、自分の目で足で確かめに行きます

すると、いましたカエルが!ドジョウが!

ドジョウは田んぼの側溝に 網を構えて、足をばしゃばしゃして追い込んで捕まえました

たんけんから帰ってくるとたき火があったので、焼きマシュマロ

焦がさないように、燃やさないように、どの火に、どのくらいの距離で、その姿勢で構えると

とろーりマシュマロが食べられるのか

食べ終わって、歯を磨いたら、おやすみの時間

みんな少し興奮して、すぐには寝れなかったけど、

30分もすれば、バタンキュー 途中で起き出す子もいなく

ぐっすりすやすや で一日目が終わりました

けいた こと 富田桂太(札幌まるやま校)