子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティ苫小牧1月「パウダースノーをもとめて」

2010年01月16日 10時07分12秒 | いぶり校
(最後に動画を貼り付けてみました。ぜひご覧ください)

このお正月の大雪と、そのあとの「しばれ」が幸いしました。
山奥には、たくさんのふわふわ雪が積もっているようです。

だから、どこに行っても面白そうな感じなんですね。
あれこれ考えたのですが、
今回は、支笏湖・国民休暇村の裏に広がる森へ行くことにしました。
ほら、おかしのもりでおやつを買っていきますよ。



車で30分ぐらいで、森に到着します。
そう、ここは国立公園ですから、大きな木がたくさん生えているのです。
しかも、そんな大きな木がバッタリ倒れているので、
登ったり降りたり、何でもできます。



しかも、ふかふかの雪ですから、結構な高さの上から
飛び降りたりできます!



初めての子もそうでない子も、あっという間に全開遊びとなりました。

支笏湖ビジターセンターにてお昼ごはんを食べさせてもらった後は、
なんと氷濤まつりの会場で遊ばせてもらうこととなりました!

今月末からはじまる氷濤まつり、目下準備の真っ最中なのですが、
特別な計らいで、少し見せてもらえることになったのです!
しかも、現場の方が優しく案内してくれるではありませんか!



ヘルメットをしっかりかぶって、製作中の会場を見て回りました。

すごい。すごすぎました…。圧巻です。
この氷の美しさは、世界に誇ってもいいなあ。
そして、足元は今までで経験したことがないほどにつるっつるです。
「今日は108回までなら転んでもいい」とかいいながら、
ペンギンのように腰を落として歩き回りました。

ああだこうだとやんちゃな子どもたちも、その美しさに
度肝を抜かれた、という感じです。

本当に美しいものとか、本物の迫力っていうのは
どんな子どもにも、どんな人にも必ず響くものなのですね。



「君たちが、今年初めてのお客さんだよ」とは、実行委員の小林さん。
メインの「苔の洞門」へ、特別に入れてもらえました。

そして、ただ見せてもらうだけでは申し訳が立たぬと、
しっかり作業の手伝いもしてきました。
すべり台づくりです。
大人が使う特別な道具を持たせてくれ、氷をガシガシ削らせてもらえました。



この氷を削る感覚、なんかとっても癖になります。
がんがん削る子と、丁寧になめらかにする子と、性格が出ますね。
「みんな、あと10年たったらここに働きに来い」と
親方にお墨付きまで頂いてしまいました。

こんな風に、地域のイベントに主体的に関わると、
なんだか「愛」が芽生えてきます。
単なる来訪者とか、イベント参加者ではない
思い入れのある参加者になれそうな気がします。

全身水浸し・氷漬けになりながら作業をしている大人の姿を見て、
そしてその人たちに少しかまってもらって、
子どもたちはなんかグッと感じるものがあったように思います。

ということで、皆さん、
今月末はぜひ支笏湖・氷濤まつりに行こう!

10116イエティ苫小牧支笏湖.wmv







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