子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

お外で食育キッチン~おもちをつくろう~

2008年02月13日 11時27分52秒 | 札幌まるやま校
1月の食育キッチンは、8ファミリー、3歳~小4まで総勢28名で、食育キッチン流おもちつきをしました。
いつも最初にやる仲良くなるためのゲーム、今回は「鳴き声ゲーム」です。
犬、ネコ、ぶた、にわとり、ねずみになった参加者が、動物ごとに分かれて集まります。ただし、鳴き声しか発せられません。「ワンワン」「ニャンニャン」「ブーブー」「コケコッコー」「チューチュー」と、とてもにぎやかな中、チームワーク良く集まることができました。

■おもちをつくろう
最初に、固ーいおもちを触ってもらいました。
次に、炊き上がったもち米を一口ずつ食べてもらいました。
「いつものお米とちがう」「もちもちしている」と、ふだん食べているお米とのちがいを感じてもらいました。
次に、おもちづくりです。うすときねを使用せずに、チビッ子でもできるもちつきです。
用意するのは、ボールとすりこぎともち米です。
ボールの中のもち米を、ひたすら、すりこぎでぺッタンコペッタンコします。お母さん、お父さんにボールを押さえてもらって、小さい手でがんばって、すりこぎでお米をつきます。
少~しずつ、弾力が出てきました。最後は、こ~んなにのびたおもちができました。



おもちが完成したので、次はトッピングの用意です。
全員で手分けして、チームに分かれて作業しました。
おもちをストーブで焼いたり、初めて包丁を使ってネギを切ったり、いそべ焼きののりをハサミで切ったり、大根おろしをすりおろしたり、あんこやきなこもちを上手に丸めたりと、手際よく進みます。
「お雑煮」「あんこもち」「きなこもち」「いそべ巻き」「なっとうもち」「イタリアンもち」と、7種類のおもちが出来上がりました。



■おもちを食べよう
「いただきまーす」。いろんなおもちをバイキング形式で食べます。子どもたちに人気だったのは「きなこもち」。追加でつくったほど、いっぱい食べました。



「こんなに食べて大丈夫?」というぐらい、みんなおもちを食べました。エプロンの下のおなかはパンパンです。

■お外で遊ぼう
お昼ごはんのあとは雪遊び!
身じたくをしっかりして、いざ外へ。
ブルーシートで思いっきり遊びました。
大きなブルーシートをじゅうたんのようにおしりの下にしいて、大人数でイッキにすべります。
大人も子どもも「いっせ~の!」でおしりをズリズリと動かしてすべりおちます。途中でひっくり返っても、雪まみれになっても、みんなニコニコ笑顔です。



何回もやっていくうちに、雪山に登るのもとても上手になりました。
最後はチーム対抗、ブルーシートそり大会です。
ブルーシートの上に子どもたちをのせて、大人がブルーシートをひっぱり、競争するというハードなものです。
カーブを回りきれなくて、ふっとんでいった大人もいるほどの大熱戦に、みんな大喜びです。大人はヘトヘトになりましたが……。

■最後にいつも、一言ずつ感想をもらっています。
「いつも何気なく食べているものが、どうやってできているのか?何でできているのか?を改めて知ることができました。こういうことを子ども達に伝えてゆくのが私達大人の役割だと思います」と言ってくださったお父様。私が伝えたかったことをストレートに表してくれて、とても感激しました。
何気ない食べ物でも、そこにいたるまでに、たくさんの人の手が関わっている。そんなことを伝えたくて、このシリーズをやっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする