アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ビオパークのウォータークレソン

2005年09月23日 | 霞ヶ浦浄化
土浦港に隣接するビオパークでは、富栄養の霞ヶ浦の湖水を水草で浄化する試験を実施しています。
コンクリート床の段々畑にクレソンを植え、上部から湖水を流します。湖水は段々畑を下へ下へと流下してゆくうちに、溶解している栄養塩をクレソンに吸収されて浄化されるわけです。現在、浄化された水は霞ヶ浦に戻されています。どのくらい浄化されたのか、試験結果の掲示が欲しいところです。
クレソンが青々と繁茂しています。育ったクレソンは誰でも自由に収穫してよいそうで、収穫後があちらこちらに見られます。クレソンが繁茂しているということは、霞ヶ浦の湖水の富栄養の程度が未だに高いことの証といえます。
「泳げる霞ヶ浦」をスローガンに、茨城県が霞ヶ浦浄化作戦に取り組んでいます。ならば、ビオパーク下流の水面の一角を仕切り、そこに浄化した水を流し、泳いだり水遊びが出来る親水公園を作ることを提案したいところです。霞ヶ浦全体を浄化するには長期間を要します。先ずは小さくとも出来るところから「泳げる霞ヶ浦」を実現し、少しづつ広げてゆけばよいのです。
もじかすると、ビオパークの浄化機能は「泳げる霞ヶ浦」の域には程遠いのではと勘繰りたくなります。
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