<7.22>
再びぶら下がりヤンマ7日目・9日目
都区内の公園の7日目、9日目のヤブヤンマのぶら下がりです。後半も出が悪く、探雌行動はまったく見ません。
兎に角、今季は少ないようですが、当所であまり見ない♀によく出会うのが不思議。♂は若い個体ばかりです。
7日目の20日は1♂、2♀、22日は1♂、1♀。どちらも37℃。21日は35℃で目撃なしでした。
<7日目> 同じ一角に2♀がぶら下がっていた
すぐ奥にいた♀
若い♂のぶら下がり
2024、7、20 東京都
<9日目> ♀のぶら下がり
若い♂のぶら下がり 少ない♂はどれも若い
2024.7.22 東京都
<7.22>
再びぶら下がりヤンマ7日目・9日目
都区内の公園の7、9日目のネアカヨシヤンマのぶら下がりです。これまで目撃のない♀がやっと現われました。
当所で♀のぶら下がりを見る機会は多くありません。前週活発であった探雌行動はなく、期待した交尾は空振り。
7日目の20日と9日目の22日に1♂、1♀を目撃。両日とも最高気温37℃。8日目は目撃なしです。
<7日目> 12時頃 ♀のぶらさがり 正面から見ると複眼の褐色が目立つ個体
13時頃 上の♀が移動
別個体 珍しく林縁の反対の池沿いにいた♀
11時20分頃 ♂のぶら下がり
13時頃 上の個体が移動 前週はこの時間に盛んに探雌していたが、移動後の♀から1m半の位置で静止
2024.7.20 東京都
<9日目> 13時20分頃 この日も目撃した♀のぶら下がり 2日前と同じ♀の可能性大
13時10分頃 ♂のぶら下がり 午後の目撃が多い
2024.7.22 東京都
<7.22>
再びぶら下がりヤンマ(8日目・9日目)
7月21、22日の都区内の公園のぶら下がりヤンマです。今季は猛暑日になるとまず様子を見に行っています。
21日は夜半の雷雨の後。予想どおりぶら下がりは低調で、見るのは樹上ばかりの状態でした。最高気温35℃。
それでもマルタンヤンマは3♂、4♀を目撃。ネアカヨシヤンマ、ヤブヤンマの目撃はありません。
<8日目> 樹上の2♀ 10時半頃から13時まで移動せず この日を象徴する光景
11時30分頃 樹上の♂のぶらさがり
12時頃 樹上の♂のぶらさがり
2024.7.21 東京都
翌22日は37℃まで気温上昇。前日よりぶら下がりは多いものの、期待が先行していたので思ったより少ない。
マルタンヤンマは4♂、5♀の目撃でした。他はネアカヨシヤンマ1♂、1♀、ヤブヤンマ1♂、1♀。
<9日目> 12時半頃 50㎝以内に♂、♀がぶら下がっていた たまに見る光景で互いに無関心
手前の♀ 奥の♂より先に飛んだ
奥の♂
11時10分頃 ♂のぶら下がり この日は低い位置が多い
13時10分頃 ♂のぶら下がり
♀のぶら下がり
2024.7.22 東京都
<7.20>
再びぶら下がりヤンマ(7日目)
前回から10日後の都区内の公園。前日に猛暑日が復活して熱帯夜、気象条件が揃いました。最高気温は37℃。
移動する個体が多く不正確ですが、マルタンヤンマ♂、♀ともに最低でも7頭は確認。ここ数年で最多でした。
今季7日目にして、ついに未成熟♂が現われました。昨年も中旬に目撃していたので諦めずに行って正解です。
11時頃 未成熟♂のぶら下がり
青みがかった複眼
成熟♂のぶら下がりです。10時半頃到着して通路を進むと10分間隔で次々に5頭を撮影しました。
10時30分頃 無風で葉に止まっていた
10時40分頃
10時50分頃
11時頃 老熟♂
11時10分頃 これも老熟♂
♂の撮影に忙しいと、♀はどうしても後回しになってしまいます。午前に3♀、午後4♀以上を目撃しました。
♀のぶら下がり
2024.7.20 東京都
<7.18>
梅雨明け
関東地方はこの日梅雨明け宣言。猛暑日になる前にヤブヤンマの産卵撮影です。曇りがちでも最高気温は33℃。
年によって出現頻度の差が大きい小池ですが、11時過ぎから探雌行動が見られて、今季は期待できそうです。
午後に狙いどおり若い♀が3回飛来して産卵しました。最初と3回目は同じ♀。探雌に飛来したのは2♂でした。
12時頃 縄張りのオオシオカラトンボに追い回されて岩に止まり30秒産卵 鮮やかな黄色の♀
移動して20秒産卵 落着く様子がなく産卵意欲があまりないか 飛来後約1分で姿を消した
約1時間10分後、次の♀が飛来し先程と同じ岩の下方に止まったので同じ♀と思いきや、斑紋を見ると別個体。
約2分間産卵して飛立ち、元の岩に戻って約1分間静止して去りました。オオシオカラの攻撃の影響でしょう。
13時10分頃 目立たない岩に着地して苔に産卵 これで2♀が産卵したことが判明
周回して同じ岩の裏側で静止 気力が失せたか産卵を継続せず
約25分後、3回目の♀が飛来しました。今度はオオシオカラの干渉に怯むことなく、約1時間産卵しました。
産卵行動はこれまでと一変し、当然別個体と思いましたが、最初に現われた♀。産卵意欲は十分であったのです。
オオシオカラは12時半頃から♀が入り、交尾に余念がない♂の攻撃が勢いを欠くタイミングを待っていたのか。
13時35分頃 初回の♀の再来 漸く落着く場所に着地して産卵開始
ここが気に入ったようで一巡しても戻ってくる
産卵移動
産卵開始後20分程で場所を転々と変えるようになった
2♂が姿を見せ、林内を中心に探雌していました。たまに池に現われ、周回すると林縁にしばしの間静止します。
産卵中の♀を捕捉するには気合い不足の様子。今後の探雌行動の変化に期待です。
探雌の♂の一時休止 すでに翅の一部が欠けている
2頭目
2024.7.18 東京都