ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

サラサヤンマの回想<前編>

2013-11-26 | サラサヤンマ

2012年までの回想です。

サラサヤンマはアオヤンマと時季が重なるので、どちらを選択して出かけるか毎年の悩みどころです。
アオヤンマに熱中していると、出現期が短いサラサヤンマを撮り損なうので見極めが肝要です。

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09年6月初旬、まだ見ぬサラサヤンマを求めて、記録を頼りに埼玉の自然公園に出かけました。
湿地を飛ぶサラサヤンマを目撃、しばらくして木道脇で休止する個体を見つけて初撮りしましたが、手ぶれでお粗末。
その後、撮り直しに何度も行きましたが、見かけることがありませんでした。 

<2010>

翌10年、シーズン初の出会いが思いもよらぬサラサヤンマ。4月下旬の風の強い日、都区内臨海部での出来事でした。
草叢で羽化している個体を見つけました。半信半疑でしたが、次第に斑紋がはっきりしてきました。

♀ 羽化











2010.4.29 東京都

前年、埼玉にサナエトンボを撮りに行った時、近くの湿地を飛ぶサラサヤンマを見ましたが、撮影はできませんでした。 

6月上旬、同じ場所でホバリングする個体を遠方から確認しました。しかし、接近する前に姿を消してしまいました。 
仕方なく移動すると、林内を飛翔する♀を目撃。目で追っていると、道端に出てきて運よく足下で産卵体勢になりました。
ところが、最悪のタイミングで通行人がやって来ます。飛ぶ直前の姿を何とか撮りました。

♀ 産卵

2010.6.6 埼玉県

6月下旬、遠征した帰り道、見当を付けていた湿地の暗がりに入っていくと、サラサヤンマが低い位置に止まりました。
今までと違って全く逃げる気配がなく、やっと♂が撮れました。やがて2♂が隣り合わせでホバリングを始めました。

♂ 静止










♂ 飛翔 

2010.6・20 栃木県  


11年はムカシヤンマ探索中にサラサヤンマを見ましたが、あっという間に姿を消してしまい、以後も撮れずに終わりました。
                                                                      


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