<5.29>
帳尻合わせ
キイロサナエの産卵を撮影して一段落。次の♀の飛来待ちで水路を眺めていると、13時頃に水中のヤゴを発見。
この時期、この時間に羽化するのか、半信半疑で見ていると、上陸して定位しました。
泥深いこの水路ゆえの事情があり、遅い羽化もあり得ます。いかにも不安定な場所でしたが、無事羽化しました。
今季は羽化を撮っていないので、帳尻合わせのラストチャンス。まさか羽化と産卵を同じ日に撮影できるとは。
暗いのと不安定のためか、定位から開翅までは、やや長く約1時間3分。♀の羽化を時系列で追います。
13:10 定位
13:24:56 裂開
13:25:24 複眼を抜く
13:26:20
13:26:37
13:27:30 翅を抜く
13:30:36 前肢、中肢を抜く
13:30:49 後肢を抜く
13:31 休止 休止期約9分
13:38:26 休止
13:40:07 脱出開始
13:40:16
13:40:34 脱出完了まで30秒
13:41
13:47 脱出から約7分後
13:51 脱出から約11分後 翅の伸張
14:01 脱出から約21分後 腹部の伸張
14:07 脱出から約27分後
14:17 開翅
開翅後すぐに飛立てず、一旦閉じる 移動して最初の開翅から約30分後、漸く飛立つ
♀ 羽化直後 静止
2018.5.29 埼玉県
なお、倒垂型では自分の撮影画像、オオトラフとクロスジギンを各々2枚貼ります。
したがって、羽化シーンの比較では7枚の画像を小さく掲載して説明します。
よろしくお願いいたします。
ご無沙汰です。ご依頼の件、了解しました。
相変わらずトンボの調査、探索を継続して実行されているご様子、感心しております。
実は、7月に東御市の公民館からの依頼でトンボと蝶の話をするのですが、貴男のこの掲載画面に出ているキイロサナエの羽化シーンを3枚使わせていただきたくお願いいたします。
倒垂型のトンボは多数見ていますが、直立型のトンボの羽化はほとんど見ていないので、良い写真もありません。
パワーポイントで比較するのに此処の3枚を掲載したいのです。
1枚のパワーポイントスライドに両タイプの羽化シーンを7枚ほど貼り付けて使用したいと思っています。よろしくお願いいたします。