<4.27>
羽化撮影は運次第
ムカシトンボの羽化は、脱出前の個体が撮れずに終わり、ムカシヤンマで挽回すべく初めて茨城に遠征しました。
時期が読めず行ってみないと分からない状況、ポイントも手探り状態です。
探し回って羽化殻一つ見つからず、時期が早いと諦めて帰り支度をした後、数m先の樹木のヤゴを発見しました。
何度も見た木でしたが、いつの間にか這い上がって定位していました。時刻は10時15分を過ぎています。
朝方の雨は7時頃に上がったものの、羽化が遅れたようで、羽化撮影は運次第であることを実感した瞬間でした。
この日は、時々薄日が射す程度で気温が上がらず、最高16℃、最低10℃。羽化の進行は遅れ気味でした。
5時間以上観察したものの、開翅まで付き合いきれずに終了。目撃は1頭のみで、多分、今季最初の羽化です。
♂ 羽化 定位のヤゴ 地面から約70㎝
10:22 裂開
10:24
10:31
10:32
10:38 複眼が抜ける
10:40
10;42
10:43
10:45 肢が全て抜ける 裂開から約23分
10:47 直立型の休止 休止期約45分
10:57
11:31:39 脱出開始 完了まで約5分
11:31:47
11:33 一気に脱出とはいかず、2分程動きが止まる
11:36:30
11:36:35 脱出完了
11:36:37 脱出直後
11:37
11:42 翅の伸張 腹部が反り始める
11:51
12:23 翅が伸張して腹部が反る
12:36
12:48
⒔:21 腹部伸張 ここからが遅かった
13:47
14:37
15:14
15:34 5時間以上経過しても開翅せず 開翅は近いと思われるが、時間切れでこれまで
2017.4.27 茨城県
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