ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ネアカヨシヤンマ 2018<7月②>

2018-07-28 | ネアカヨシヤンマ

<7.23>

ここまで暑いと

ネアカヨシヤンマの産卵、今季は苦戦中で4日前も外しています。そろそろ落着く頃かと同じ湿地に行きました。
前回に続き交尾態を目撃しましたが、藪に姿を消した♀を縄張りの♂が捕捉して飛出し、見失うパターンです。
観測史上最高の気温を熊谷で記録した日、当地も最高気温39℃。待機した木陰でも34℃を下回りません。
ここまで暑いと通常どおりにはいかないのか♀は滅多に姿を見せず、飛来しても相変らず敏感で気が滅入ります。

到着早々、林内に踏み込むと♂が飛び出し、改めて慎重に探すと暗がりに1♂がぶら下がっていました。

♂のぶら下がり






11時半頃、ぎこちない飛び方の♂が現われて、日が射す枝に止まりました。





複眼は綺麗な個体ですが、左の前翅と右の後翅が大きく破損した歴戦の勇です。



蟷螂が標的にして忍び寄ってきます。この体勢のまま約1分間、さらに距離を詰めて飛びかかりました。



肉眼では分かりませんでしたが、画像では蟷螂が襲いかかった瞬間、逆に噛み付いたように見えます。





撃退され蟷螂は去っていきます。♂は直ちには飛ばず、一呼吸置いて姿を消しました。余裕なのか動作が鈍いのか。





産卵の目撃は14時半頃の1回のみ。草藪に潜り込み、この日もまともに撮影できませんでした。
別の♀が産卵場所のすぐ上に止まっていました。見逃したかもしれませんが、産卵はしていないはずです。

♀ 静止


飛立ち 発見して約2分後、産卵せずに姿を消す

2018.7.23 埼玉県


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