ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

アオサナエ 2017<6月>

2017-06-07 | サナエトンボ科アオサナエ属・ホンサナエ属

<6.3>

待望の産卵

アオサナエの産卵狙いで毎年行く埼玉の河川中流域。昨年は妙に出現時期が早く、出遅れて♂も見ませんでした。
今季は時期を早めて5月中旬に行くと、予報が外れて日差しがなく、1♂を見たのみ。タイミングが合いません。
6月を待って出直しました。久々に縄張りの♂が数頭見られ、期待が持てそうです。快晴で最高気温27℃。

まずは14時過ぎ、♀が入るも縄張りの♂に即時に持っていかれました。敢えて捕まりに来たような行動でした。
15時少し前、次の♀が飛来しましたが、10秒程で消えました。元々相性が悪く、簡単には撮影できません。
15時半頃、待望の産卵を目撃しました。水面間際を♂のように飛び、猛スピードで旋回して一瞬のホバリング。
動きが速くて狙いを定める間もないまま、約40秒間の産卵で飛び去りました。

♀ 産卵




約2分後、同じ水域に♀が飛来しました。多分、2番めに飛来して様子見だけで姿を消した♀の再来です。
途中1回の打水を交えて、約1分40秒間産卵しました。ホバリングしつつ、何回も方向転換して飛び回ります。
やっと横から撮影できましたが、卵塊を造り始めた場面。もう少しホバリングしてくれるとよいのですが。







最後に打水して飛び去りました。この後、1時間程待ちましたが次の産卵の気配なく断念。



♂ 静止 縄張り行動









2017.6.3 埼玉県

コメント
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