2012年までの回想です。
今年、撮る機会が一番多かったヤンマはアオヤンマです。かなりの時間を費やしましたが、それには伏線があります。
最初に出会うまで苦労した分、今でも思い入れの強いヤンマなのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<2010>
トンボを撮り始めて一番気になる存在はアオヤンマでしたが、どこに行けばよいのか分からず、初見は4年目の10年。
文献等を参考に出かけた沼では見られず、近くを探索して偶然生息している池を見つけました。
6月中旬、初めて見たアオヤンマは葦原の奥を飛ぶばかりで、とても撮影できる状況ではありませんでした。
2回目、葦原から飛出した個体が近くに静止。産卵後の♀が休止したようで、やっと撮影。一つの達成感がありました。
♀ 静止(初撮り)
2010.6.26 館林市
♂ 静止 老熟
2010.7.18 野田市
<2011>
11年も古い記録を頼りに探索。7月初め、期待半ばで行った所が当たりで、多数のアオヤンマが摂食していました。
♀ 飛翔
♀ 静止
2011.7.3 越谷市
同じ日、別の目的地に移動すると、草叢に潜むアオヤンマが時折姿を見せていました。
飛び出した♂が運よく低木に止まり、完全に休止モード。美しい個体を至近距離から撮影するチャンスが到来しました。
♂ 静止
2011.7.3 埼玉県