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ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

マダラナニワトンボ 2018<10月>

2018-10-07 | ・マダラナニワトンボ

<10.3>

挽回

先週、ナニワトンボの連結産卵が不発に終わりました。何としてもマダラナニワトンボで挽回したいところです。
岐阜の産地が減少傾向で昨年は山形に行きましたが、今回は新潟。晴れたり曇ったりで最高気温23℃。

連結産卵を終えた大概の♀は空高く舞い上がって消えますが、単独産卵に移行したり一時休止する個体がいます。
そんな♀が縄張り♂に捕捉され交尾態になるのを度々目撃しました。産卵時間の草叢で撮影できるチャンスです。
11時半頃、やっと撮れる位置で発見し、数年ぶりの交尾態撮影。遠方まで来た甲斐がありました。

交尾態




連結態 交尾を解いた瞬間 発見から約3分後




最初の連結態は10時40分頃、林から飛来。正午過ぎに急減したものの12時半頃まで産卵が見られました。
日が射すと個体数が増えます。この日の産卵のピークは11時からの30分間でした。

連結産卵






















時折、連結産卵から単独産卵に移行するシーンが見られました。連結を解いて産卵を続行する♀です。

♀ 産卵




♂ 静止







2018.10.3 新潟県

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マダラナニワトンボ 2017<9月>

2017-09-25 | ・マダラナニワトンボ

<9.23>

曇天の産卵

秋分の日、5年ぶりの山形のマダラナニワトンボです。晴予報が当日朝に一変、終日どんよりした曇空でした。
以前に撮影した池の環境が変わっていて、隣の池で♂数頭を確認し一安心。しかし、気温が上がりません。
交尾、産卵は到底無理な状況ですが、このまま帰るわけにもいかず待機しました。気温はやや上昇して21℃。
12時43分頃、連結産卵を目撃。その後の1時間に3対が飛来。晴れであれば多数見られそうな感じでした。

♂ 午前の静止






午後の静止


諦めていた連結産卵が撮影できました。草叢の中の少し開けた空間、目立たぬ所で産卵していました。

連結産卵


















発見から約4分後、♀はかなり疲弊したようで草に掴って産卵を止めました。

連結態 静止


♀ 静止 産卵後の休止 腹部の斑紋が殆どない個体


13時頃、2対目の産卵を目撃しましたが、草叢の池側で撮影できません。さすがにこれで終了と思いました。
ところが、13時32分、少し離れた所で3対目が産卵。曇天下、低温で産卵開始時間が遅れていたようです。
発見してから約4分間の連結産卵でした。単独産卵には至らず、♀はしばらく休止してから飛びました。

連結産卵










付近で4対目が産卵していたようでしたが、接近と同時に産卵を中断しました。気温は19℃に下がっています。
♂が何度も産卵を促しますが、♀は動きません。14時2分、♂は諦めて連結を解いて飛び去りました。
連結態での休止は約20分間でしたので、最終産卵時刻は13時40分頃ということになります。

連結態





2017.9.23 山形県

コメント (2)
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マダラナニワトンボ  2016<9月>

2016-09-30 | ・マダラナニワトンボ

<9.30>

辛うじて

9月下旬も秋雨前線が居座って日照時間が少なく、晴れると気温が極端に上昇。予報も刻々と変わる状況です。
急遽、晴れ予報の岐阜のマダラナニワトンボに行きました。晴天、28℃の好条件でしたが、産卵は1回のみ。
辛うじて連結産卵が撮れて幸いという状態で期待外れです。個体数の激減か天候不順の影響なのか分かりません。

11時前に♂が数頭が現われ、池の離れた2ヵ所で縄張り争い。♂を撮影して産卵タイムを待ちます。

♂ 飛翔








時々ホバリングしながら♀を探し、水際からやや距離がある松の枝に止まる♂です。

♂ 静止 


11時15分頃、池に♀が現われ、即交尾態になって定位置に止まりました。この後、松葉で見えない枝に移動。

交尾態


約8分間の交尾後、連結産卵を始めました。忙しなく移動するのを追いかけての撮影です。産卵時間は約5分間。











♀を待つ♂です。正午前にすべて姿を消しました。

♂ 静止







2016.9.30  岐阜県

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マダラナニワトンボ  2015<9月②>

2015-09-30 | ・マダラナニワトンボ

<9.30>続編

連結態の静止産卵

産卵していたマダラナニワトンボの連結態が止まって一時休止と思いきや、♀は腹部を振って放卵を続けました。
縄張りの♂に追い回されて♂が飛び疲れたのか、静止しての連結産卵を初めて目撃しました。

連結産卵


数秒間で飛立ち、再び止まって今度は長い約40秒間の静止。♀は放卵を続行しました。以下一連の動きです。













連結を解かず再び飛立つ


再び止まり、1分以上静止して放卵




♂ 静止 連結を解いた直後


度々連結産卵に干渉した縄張りの♂です。

♂ 静止



2015.9.30 岐阜県

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マダラナニワトンボ  2015<9月①>

2015-09-30 | ・マダラナニワトンボ

<9.30>

東濃の秋

大阪を後にして翌日は岐阜のマダラナニワトンボです。車で山道を行くと子連れの巨大イノシシに遭遇しました。
9時の到着時は池端の松で1♂が待機中。午前中は低温でも25℃まで上昇、時々日が翳るも天候はまずまず。

♂   静止


11時頃、最初の連結態が現われて2分程産卵。ところが、後が続かず次の産卵まで約20分以上待ちました。
ピークは正午前後で12時10分に終了。目撃は数対で昨年より相当少なく、2対同時の飛来はありません。

連結産卵






















♀  単独産卵










♂   飛翔 縄張り行動




♂   静止

2015.9.30 岐阜県

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