ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ルリボシヤンマ 2022<9月②>

2022-09-10 | ルリボシヤンマ

<9.6>

捕捉失敗

連日のルリボシヤンマ、♀を捕捉する♂の絡みが狙いです。最高気温は同じ31℃でも湿度が高い分蒸し暑い。
1♂が30分以上執拗に探雌した以外、活性がなくバトルも見られません。個体数が減少傾向にある印象です。

産卵は前日と同じパターンで、正午前に現われた♀はすぐに去って2番目の♀が落着いて長時間産卵しました。
一角から離れずに約1時間20分経過すると♂が探雌。しかし、オニヤンマが邪魔に入り容易に♀を探せません。
カメラを構えて約5分、♂が飛びつく寸前に♀が逃げました。♀が上手でした。これでは目的のシーンは撮れず。
結果、毎度似たような産卵写真のみ。前日に多数目撃したマユタテアカネの産卵は何故か殆ど見ませんでした。

最初の♀ 11時45分頃に飛来して池を出たり入ったりして落着かず5分程で姿を消す




2番目の♀ 13時20分頃から産卵開始 14時45分頃♂から逃げるまで産卵継続





2022.9.6 東京都

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ルリボシヤンマ 2022<9月①>

2022-09-07 | ルリボシヤンマ

<9.5>

草のなかで

相変わらず晴れると気温が上がり過ぎます。今季はコシボソヤンマの産卵に見放され、これまで空振りの連続。
根気がなくなり、1週間ぶりに外れの少ないルリボシヤンマの産卵に行きました。曇りがちで最高気温は31℃。

探雌する♂は少数で活気がなく、正午過ぎに飛来した♀は池を出たり入ったりで産卵せず、嫌なムードでした。
それでも、13時40分頃に1♀が草のなかで落着いて長い産卵、14時15分頃にもう1♀が産卵しました。

最初の♀ 約35分後に♂に捕捉される




草のなかに入ってばかりで撮影には厳しい状況 姿を見通せるのは僅かな隙間で前後をカット




草で姿が隠れて困惑していると、次の♀が産卵に来たので撮影対象を切り替えました。♂も追ってきた様子です。
開けた所で産卵する2番手の♀が捕捉されると構えると、♂はノーマークにした最初の♀の方を捕まえました。
シャッターは♂が飛びついた後、待機場所から遠く、やはり♀は草のなか。

♂が連結して飛び上がる 上空で交尾成立


14時15分頃、同じ池に飛来した2番目の♀は、♂が探雌するなか、大胆にもしばらくは無防備に飛びました。
上記のとおり♂は最初の♀を狙っていたので無事でしたが、神経質になって広範囲を移動するようになります。
♂が最初の♀を捕捉した後、次の♂は現われませんでしたが、約15分間で姿を消してしまいました。

2番目の♀ 複眼に少々青みがある個体














1週間前は殆ど見なかったマユタテアカネの連結産卵が始まっていました。

<マユタテアカネ> 連結産卵



2022.9.5 東京都

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ルリボシヤンマ 2022<8月③>

2022-08-29 | ルリボシヤンマ

<8.29>

気温落着く

前日の雨で気温が落着く模様、ルリボシヤンマの産卵撮影です。暑いと夕方になりますが、昼頃に産卵するはず。
産卵は8月上旬に始まっているものの、まだ個体数が少なく撮れていません。時々薄日が射し、最高気温26℃。
予想どおり早い時間帯に2♀飛来、3回目にして撮影しました。15時頃に24℃に下がると気配がなく、撤退。

最初の♀は12時50分頃、池を転々として1ヵ所10秒程で飛ぶ状態。約6分後に♂が飛来して逃げました。

最初の♀ ♂を警戒してか翅を立てている 


2番目の♀は13時半頃、飛来を見逃していて、すっかり落着いて産卵中。約20分後、♂に捕捉されました。
上の♀と比較して分かるとおり、複眼に青みがある個体で当地では割によく見るタイプです。

2番目の♀














♂が姿を見せた途端に飛びかかる シャッター速度を変える余裕なし


一暴れして6秒で連結成功 この後飛立って空中で交尾態になる

2022.8.29 東京都

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ルリボシヤンマ 2022<8月②>

2022-08-25 | ルリボシヤンマ

<8.22>

気分転換(その1)

このところ外れが多くて気が滅入ります。外れがない湿原のルリボシヤンマのホバリング撮影で気分転換です。
朝方活発であった♂は、気温が上昇した11時から13時半頃までは一部の探雌を除いて殆ど飛びませんでした。
直射日光下で待機、14時前に日が翳ると一斉に飛び始めました。翳っている時はホバリングが長くなります。
草に潜る当所での産卵撮影はまず不可能。♂に連結されて飛び出した目撃は少なく2例でした。最高気温31℃。

ホバリングしながら探雌する♂ 個体数は多くても♀が少ないのか捕捉率は低調の様子















2022.8.22 静岡県

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ルリボシヤンマ 2022<8月①>

2022-08-08 | ルリボシヤンマ

<8.5>

猛暑一段落(その2)

気温が26℃を超えない曇天の午後、ルリボシヤンマは早くも探雌行動に余念がありません。3♂が飛びました。
産卵も始まっていますが、唯一目撃の♀は草のなかで行方不明。その後、♂に捕捉される腹が立つ展開でした。

♂ 探雌行動 15時20分頃






16時過ぎに探雌行動に入った♂ 10分程で草のなかの♀を見つけ交尾態で樹上に消える



2022.8.5 東京都

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