ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

キイトトンボ 2024<6月②>

2024-06-19 | イトトンボ科

<6.17>

羽化の進捗

昨日、キイトトンボの羽化撮影に行くと産卵が始まっていました。時期の認識不足で、急ぎ都下の公園に出直し。
草叢で未成熟が多数見られ、やはり羽化のピークは過ぎていた様相です。炎天下、定位のヤゴを探し回りました。
しかし、発見できず、脱出後の個体を見つけるのが精一杯。翅伸長の初期段階の進行が急速で撮影に焦りました。
腹部の伸長後の進捗は遅く、これまでの目撃の大半はその段階でした。今季一番の暑さを体感。最高気温31℃。

♀羽化 暑い盛りの13時頃 脱出直後で発見があと一歩遅かった 


翅の伸長は兎に角早い 発見から1分半


3分でここまで伸長 体色の黄色が美しい


左側にも羽化殻があった


発見7分後 翅がほぼ伸びきる


同12分後 腹部の伸長過程


同16分後 よく見る羽化ステージ ここからが長い


♂羽化 腹部の伸長後


未成熟♂ 腹部先端の背面に黒色斑が出始めた段階


交尾前と思われる連結態 簡単には交尾しない


胸部が完全に緑色になる前の若い♂


連結産卵 まだ少ないが所々で2、3対が集合していた





2024.6.17 東京都

コメント
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