鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

徳島戦プレビュー

2014年09月26日 | Weblog
【J1:第26節 徳島 vs 鹿島】プレビュー:このまま終わっていいのか!?意地を爆発させた必死の戦いで徳島は鹿島に食らいつかなくては!(14.09.26)
もう諦めてしまうのか。前節のF東京戦は観る者がそう思ってしまう戦いだったと言わざるを得ない。その前の大宮戦と同様に信じられないミスを発生させ、ビハインドを跳ね返そうとする闘志もあまり感じないまま…。

もちろんがむしゃらに走るだけで勝てるほど勝負は甘くない。冷静に戦術を遂行することも組織としては重要だ。しかし、今の状況において選手たちがまず何より強く持たなければならないのは危機感を背負った必死さのはず。サポーターたちは横断幕に「思い出作りにJ1来たんじゃない」と綴り、熱い想いをチームに届けようとしているが、今季をこのまま終わらせるわけにはいかないという意地から来る、まさにそうした気持ちの部分こそが現在の徳島には求められる。

そして今節の一戦も、そこに大きな変化を出さない限り明るい光は差し込まないだろう。
迎える鹿島は言うまでもなく一枚も二枚も上手。個の面でも組織的にも力量差があることを認めなければならない。また前節でも仙台に競り勝った彼らは14節以降のリーグ12試合で敗戦はわずか1度だけ。それ以前に見られた調子の波を完全に消し去り、今や安定感抜群の組織になっている。しかも鹿島と言えばプロフェッショナリズムと勝者のメンタリティが脈々と受け継がれているクラブだ。それゆえ選手たちは常に自身へ相当の厳しさを課してピッチに立ち、今季もその妥協ないプレーによって前記のような尻上がりの戦績を手にしていると言える。

そう見ると、今節鹿島へ立ち向かうにおいては、気持ちの部分で負けないことがやはり徳島の大前提。そこをどれだけ強く変化させられるかが大いに問われることとなる。ただ冒頭でも述べた通り、単純に走り回るだけでは何も起こらず、安易な体力消耗だけになってしまう。そこでその気持ちの体現にしていきたいのが思い切りの良さ。特に攻撃面に関してはそれが不可欠と思われ、大胆なスプリントや強気のパス、積極的なフィニッシュなどを全員で果敢にトライしていくことが必要となろう。
事実、思い切りの欠如が苦境を招くことは前節痛いほど思い知らされている。ゲームの明暗を分けるポイントとなったF東京先制の場面、直前まで攻めていたのは徳島であった。バイタルエリアで横にパスを繋いで右サイドの大崎淳矢にいい形でボールが渡ったのだが、そこで大崎の下した選択は思い切ったシュートでなく短い折り返し。結果、その折り返しが少しマイナス方向へ行ったことでカウンターを仕掛けられ、痛過ぎるゴールを奪われてしまった。

幾多の苦難を乗り越えて、ついに辿り着いたJ1の舞台。その一戦一戦で得たかったものは、横断幕の文字通り「思い出」ではないはずだ。ならば、意地を爆発させ、土俵際に追い込まれた現状を少しでも押し返す必死の戦いをここからでも徳島は見せなければ。
「勝点3を得るに値するプレーを本当にしたいと思います」とはGK長谷川徹の言葉だが、今季未だ勝利のないホームスタジアムで、選手たちはどのように変わった姿勢を示すのか。大いに注目してゲームを待ちたい。

以上

2014.09.26 Reported by 松下英樹




J1残留へ一縷の望みを賭ける徳島について多くのページを割く松下氏である。
鹿島としては、この手負いの獣をどう退治するかに注目が集まる。
気を抜いて勝利を得られるほど、容易な相手ではない。
たしかに、徳島はこれまでの試合結果や積み重ねた勝ち点は低い。
しかしながら、それだけで全てを語れるほどにはフットボールは簡単なものではないのだ。
ダヴィの出場停止もあり、チームに若干の手が加えられるであろう。
また、慣れぬアウェイの地ということもある。
全力で挑み、勝ち点3を持ち帰るのだ。
鹿島の躍動を信じておる。

山本脩斗、クラブの歴史に名を刻むだけの力を持っている

2014年09月26日 | Weblog
逆転優勝を狙う鹿島。攻守を支える加入1年目の左サイドバック・山本脩斗の安定感
首位と勝点差7で3位につける鹿島アントラーズ。攻撃陣が結果を残す中で、ここ2試合は完封勝利と守備面も上向き。逆転優勝のためには、ひとつの負けも許されない。

2014年09月26日
text by 青木務 photo Getty Images


2強時代のライバル・磐田からやってきた山本脩斗


山本脩斗【写真:Getty Images】

 J2では湘南ベルマーレが破格の強さでJ1復帰を果たした。その湘南と昇格を争ったジュビロ磐田は、昇格圏内の3位に踏みとどまっているものの、前節は水戸ホーリーホックに1-4で惨敗。シャムスカ監督は解任され、クラブのレジェンドである名波浩氏が新監督となった。

 かつてはJリーグ最強とまで言われた名門で、鹿島アントラーズとは長く2強時代を築き、リーグを牽引してきた。磐田の黄金時代を知る人にとって、現在の状況は寂しいものだろう。

 そんな磐田から今シーズン、ある選手が鹿島に加わった。それが山本脩斗だ。

 開幕戦からスタメン出場を果たすと、チームも3戦連続の完封勝利。山本も無失点に貢献していた。

「守備の部分で、開幕から0で抑えられたことは個人的にも自信になりました。勝つことによって徐々に周りとも連携も高めていけた」

 怪我もあり14節に一度だけベンチ外を経験したが、それ以外はすべてスタメンで出場しており、左SBは山本の定位置となっている。

 鹿島のSBというと、攻守において様々な役割が求められる。それらを高いレベルでこなさなければならないが、トニーニョ・セレーゾ監督が強調するのは、根本的な部分だったという。

「セレーゾが言うのは、献身的にプレーすること。自己犠牲というか、“チームのために”という部分。守備は絶対に疎かにはできないし、そこは90分切らずにやろうと意識している」

 様々な役割があるとはいえ、第一に求められるのは敵陣深くまでオーバーラップするのではなく、相手の攻撃を防ぐこと。そして、それができているからこそ山本は常にピッチに立っているといえる。

攻守で安定感を発揮。歴代サイドバックに肩を並べる力も

 また、山本は身長180cmということもあり、高さでも貢献している。守備時の対応では、逆サイドからのクロスに対して中央へ絞り、相手FWと競っても互角の勝負ができる。身長の低いサイドバックは身体をぶつけることはできても、ヘディングで競り勝つとなると分が悪い。山本はそういう場面で強さを発揮できる。

 高さは攻撃でも活きる。名古屋グランパス戦で決めたゴールは、外から中へ走り込み、相手DFの上から頭で合わせたものだった。

 決して派手ではない。派手さでいえば、サンフレッチェ広島戦でスーパーボレーを決めた右SB西大伍の方が当てはまるだろう。しかし、山本にはほとんど穴がない。守備はそつなくこなし、高さでの優位性も発揮する。

 深い位置まで駆け上がってのクロスはそれほど多くないが、中盤の選手とのコンビネーションからスルスルとポジションを上げて、攻撃に厚みを生んでいる。元々中盤を主戦場としていたこともあり、ピッチ中央に入ってからのパスの選択肢やアイディアも豊富だ。

「右利きなので、縦だけじゃなく中に切れ込んでのシュートやクロスもできる。ボランチのところで(柴崎)岳や(小笠原)満男さんがタメを作ってくれるので、崩しの部分で焦らず回しながら隙を突いていければ」

 セットプレーでは昌子源や植田直通といった空中戦に強い選手も上がってくるが、流れの中ではダヴィしか高さのある選手がいない。また、4-2-3-1の「3」を務めるのは、パスワークやドリブルなど地上戦で力を発揮する選手ばかり。それもあって単純な放り込み、特に山なりのボールは少ない。

 鹿島は複数の選手が絡みながら相手ゴールに迫るというスタイルをとっている。中盤との連携という意味でも山本の存在は大きいのだ。

 今年の鹿島は高い得点力を有する一方で、失点もやや多い。それでも前節、前々節は1-0で完封している。

 逆転優勝のためには、攻撃力の維持も重要だが守備の安定性も不可欠。鹿島にとってはここからチームの総合力が問われることなる。

 鹿島にはかつて、相馬直樹(現・FC町田ゼルビア監督)や新井場徹(現・セレッソ大阪)など、優秀な左SBがおり、いくつものタイトル獲得に貢献してきた。

 加入1年目ながら鹿島のSBとして仕事を確実に遂行する山本も、クラブの歴史に名を刻むだけの力を持っている。仮に優勝を逃したとしても、彼の評価は揺るがないだろう。

【了】




山本脩斗を紹介するフットボールチャンネルの青木氏である。
加入が発表された当初は、J2降格のクラブの更に控えとあって、実力を懸念する声もあった。
しかしながら、開幕当初からスタメンに抜擢され、攻守に献身的な動きをしておる。
青木氏が申すように「山本にはほとんど穴がない。守備はそつなくこなし、高さでの優位性も発揮する」と欠点の少ない選手である。
昨季に欠けておったピースがピタリとハマったと言い切れよう。
この修斗の献身に応えるべく、優勝を目指したい。
左の矢を得た鹿島が地味ながら一歩一歩勝利を掴むのだ。
楽しみである。

赤、攻守のトレーニング

2014年09月25日 | Weblog
2014年09月25日(木)


16時からのミーティング後、一部の選手はリカバリートレーニングで終了し、その他の選手は攻守のトレーニングやシュート練習を行いました。シュート練習では中田選手が強烈なシュートを叩きこんでいました。




攻守のトレーニングを行う赤である。
ダヴィの代役ではないと言いたげに、赤の良さを存分に発揮するのだ。
裏に抜け出しゴールを決めよ。
赤の活躍が楽しみである。

2列目の選手に得点の期待

2014年09月25日 | Weblog
攻撃陣好調のF東京と柏が対決。上位進出を懸けて激戦必至
第26節が9月27日(土)に開催される。今節は、2位に勝点6差をつける浦和が、さらに足場を固めることができるか。共に攻撃陣が好調なF東京と柏の対決も、注目のカード。上位進出が懸かるだけに、白熱した試合展開が予想される。

徳島(18位) vs 鹿島(3位) 9月27日(土)19:00@鳴門大塚
徳島はしっかり守って勝機をうかがう展開か。攻撃に転じては勇気を持ってシュート、クロスを狙うことが必要だろう。鹿島はMFの土居 聖真、遠藤 康ら2列目の選手に得点の期待。




聖真、ヤスの2列目の得点に期待と記すJリーグ公式のプレビューである。
やはり、ダヴィの出場停止で機会を得るであろう赤とは言い切れなかったか。
とはいえ、14節の対戦では唯一のゴールを決めたのが赤その人であった。
徳島とは相性が良いはず。
赤の爆発で勝利を掴みたい。
楽しみにしておる。

U-21日本代表・植田、この大会で結果を残せばA代表にもつながる

2014年09月25日 | Weblog
アギーレ監督“弾丸視察”も!U-21植田「結果残せばA代表に」
 男子のU-21日本代表は24日、25日の決勝トーナメント1回戦・パレスチナ戦に向け、仁川近郊で最終調整。勝てば韓国-香港の勝者と対戦する28日の準々決勝を、A代表のアギーレ監督が“弾丸視察”するプランが浮上した。日本協会関係者が「韓国は近いので日帰りも考えている」と明かした。「この大会で結果を残せばA代表にもつながる」とDF植田。雄姿を見せるためにも、パレスチナに快勝する。
(紙面から)




アジア大会にて躍動するU-21日本代表の植田である。
秋田、岩政の後継者として見られる鹿島に於いては若さを露呈することもあるが、さすがに若い世代の大会では別格の存在である。
高さ、強さ、速さを存分に発揮し、フィードも良い。
今日からの決勝トーナメントを勝ち上がり、更に名を上げるのだ。
植田の活躍を楽しみにしておる。

ケルン・大迫、1TOP起用

2014年09月25日 | Weblog
清武&酒井宏フル出場のハノーファーが3位浮上、ケルン大迫は不発
14/9/25 05:20

[9.24 ブンデスリーガ第5節 ハノーファー1-0ケルン]

 ブンデスリーガは24日、第5節2日目を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでFW大迫勇也、MF長澤和輝の所属するケルンと対戦し、1-0で勝った。清武はトップ下、酒井は右SBでともにフル出場。大迫は今季初めて1トップで先発したが、無得点のまま後半13分に交代した。長澤は欠場している。

 ハノーファーは前半5分、MFジミー・ブリアンのシュートのこぼれ球をFWホセルが押し込み、先制点。開幕から4試合連続無失点を続けてきていたケルンだが、365分目にして今季初失点を喫した。

 大迫は移籍後初めて1トップで先発したが、なかなかいい形でボールが入らず、前線で孤立。決定機のないまま後半13分という早い時間での交代を強いられた。結局、ケルンは最後までゴールを奪えず、3試合連続の無得点。0-1の零封負けで今季初黒星となった。

 立ち上がりの1点を守り切ったハノーファーは2試合ぶりの白星で、ホームでは3連勝。3勝1分1敗の勝ち点10に伸ばし、3位に浮上している。




先発出場したケルンの大迫である。
ケルンに於いては初の1TOPにての起用であったが、前線にて孤立し、不発に終えたとのこと。
これは残念。
ケルンというチームは大迫の資質を理解していないように思える。
とはいえ、シーズンはまだ序盤である。
次節にて活躍して大きな見出しとなって欲しい。
楽しみにしておる。

西と源、リカバリー走

2014年09月24日 | Weblog
2014年09月24日(水)


16時からのミーティング後、仙台戦のスタメンはリカバリートレーニングを実施しました。それ以外の選手はミニゲームやシュート練習を行っています。ミニゲームやシュート練習では、徳島戦のメンバー入りを狙って選手たちはアピールしていました。




リカバリー走を行う西と源である。
二試合連続完封を成し遂げたDF陣には高い評価が与えられる。
源に代表の声が高まり、西も本日発売のサッカーダイジェスト誌にて代表に推されておる。
ここはこの二人の招集もあるのでは無かろうか。
鹿島の守備で世界を席巻するのだ。
楽しみである。

ダヴィ、二試合の出場停止

2014年09月24日 | Weblog
出場停止選手のお知らせ
2014年9月24日(水)

ダヴィ 鹿島 J1(f) J1(f)
2014Jリーグ ディビジョン1第26節第1日(09/27)
2014Jリーグ ディビジョン1第27節第1日(10/05)

吉田 豊 清水 J1(f)
2014Jリーグ ディビジョン1第26節第1日(09/27)
藤春 廣輝 G大阪 J1(f)
2014Jリーグ ディビジョン1第26節第1日(09/27)
西澤 代志也 栃木 J2(f) J2(f)
2014Jリーグ ディビジョン2第34節第1日(09/28)
2014Jリーグ ディビジョン2第35節第1日(10/04)
武富 孝介 湘南 J2(f)
2014Jリーグ ディビジョン2第34節第1日(09/28)
井澤 惇 富山 J2(f)
2014Jリーグ ディビジョン2第34節第1日(09/28)
ヘニキ 岐阜 J2(f) J2(f)
2014Jリーグ ディビジョン2第34節第1日(09/28)
2014Jリーグ ディビジョン2第35節第1日(10/04)
エブソン 讃岐 J2(f)
2014Jリーグ ディビジョン2第34節第1日(09/28)
村上 佑介 愛媛 J2(f)
2014Jリーグ ディビジョン2第34節第1日(09/28)

同じ大会で、同じ種類の出場停止処分を受けた場合、出場停止処分は2倍になります。
大会
「J1」:J1リーグ戦、「C」:リーグカップ戦、「J2」:J2リーグ戦、「J3」:J3リーグ、「PSM」:プレシーズンマッチ
停止
(f):警告の累積による1試合停止(a):1試合停止 (b):審判侮辱による2試合停止(c):乱暴な行為による2試合停止(h):きわめて危険な行為による停止(d):4試合停止(e):6試合停止(g):特定期間停止(*):その他の停止(z):未定
※印は、他の大会での出場停止処分の影響によって出場できないことを表します。




二度目の累積警告にて2試合の出場停止となったダヴィである。
これは痛い。
これまでに誤審まがいでカードを受けており、その積み重ねがこのような結果となったことも無念である。
前線の迫力はダヴィあってのもの。
それを失っては、鹿島の攻撃力は半減するであろう。
とはいえ、ここは持ち味の異なる赤の起用によって、新たなる化学変化を期待したいところ。
大宮戦、仙台戦と途中出場した赤は、岳からの素晴らしいボールに絡んでおる。
惜しくもシュートミスによって得点には至らなかったが、鋭い動き出しは赤の持ち味である。
それを見逃さぬ岳のセンスも素晴らしい。
岳と赤のホットラインに注目である。

仙台戦レビュー

2014年09月24日 | Weblog
【J1:第25節 仙台 vs 鹿島】レポート:前半は鹿島、後半は仙台のゲーム。互いに点を取れないもどかしさを感じながら、勝ったのは優勢を生かした鹿島(14.09.24)
9月23日(火) 2014 J1リーグ戦 第25節
仙台 0 - 1 鹿島 (14:04/ユアスタ/17,006人)
得点者:43' 土居聖真(鹿島)
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前半は鹿島が、後半は仙台が、攻めても点が入らないもどかしさを感じていた。そしてこの勝負をものにしたのは鹿島。43分に土居聖真が決めた1点を守りきって、勝利した。

前半は立ち上がりから鹿島ペースだった。「長いボールで押し込んで、相手の最終ラインを走らせようという狙い」(渡邉晋監督)のもと、仙台が立ち上がりにロングボールを送って、最終ラインを押し上げて…という攻撃を仕掛けようとしたが、鹿島がその落下点予測と競り合いの強さで上回り、押し返す場面が続いた。そうなると、高くなっていた仙台の最終ラインの裏は、逆に鹿島の狙いどころとなる。特に小笠原満男と柴崎岳の両ボランチが仙台のプレッシャーをかわし、スペースに適確な長距離パスを出した。5分に仙台のGKとDFの連係ミスを突いて遠藤康がシュートに持ちこんだ場面に始まり、10分、11分、12分(×2)と、立て続けに鹿島は仙台の背後を突いてシュートチャンスを迎えた。
しかし「早い時間に6回から8回のチャンスがあって、そこで3点、4点と決めなければならなかった」とトニーニョ セレーゾ監督が振り返ったように、鹿島はシュートミスもあって決めることができず。仙台側も徐々に距離を修正してオフサイドを取れるようになって、なんとか前半をしのぎきろうとしていた。

その展開が43分に変わった。鹿島の猛攻が一段落するかと思われたこの時間に、小笠原が仙台右サイドの裏を見逃さずパス。ここに流れたダヴィがボールを受けて敵陣深くまで突っ込み、その間にゴール前に走りこんだ土居がダヴィからのクロスを押しこんだ。「1本目を外していたので、どうしても決めたかった」という土居のゴールは、チームの攻勢に報いる1点となった。

これに対し、いいところなくハーフタイムを迎えた仙台は、後半立ち上がりから猛攻を仕掛ける。選手交代もシステム変更もなく、ハーフタイムの監督コメントもシンプルなものだったが、前半とは別のチームになっていた。こぼれ球に対する出足の鋭さで鹿島を上回り、ロングボールとショートパス交換の使い分けも前半よりできていた。さらに、前半に沈黙していた左サイドも攻撃に出られるようになり、野沢拓也のパス能力も生かされてチャンスが作られていた。

一体ハーフタイムにどれほど多くの修正点を確認したのだろうか。前後半の変化について試合後に石川直樹に尋ねてみたところ、特別な修正よりもまず基本の部分を確認したという。「特別な技術より、自分たちの意識のところ。(パスを)出したところに止まるのか、1歩2歩と動いて新しいコースを作るのか、そこを変えただけで前後半で違うチームになりました」と、この姿勢を前半から出せなかったことを反省していた。それはチームメイトも監督も同じだった。
前半は昌子源に抑えられていたウイルソンが後半は味方とともに切れ味を取り戻したり、戦線に復帰した中原貴之が途中出場して強引にチャンスを狙いに行ったりと、後半の仙台は最後までゴールを目指した。終盤には菅井直樹が競ったボールから赤嶺真吾が押し込んだが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。攻勢になっても追いつくことができず、仙台は1点が遠いまま試合を終えた。

勝負のポイントはそれぞれ優勢な時間帯に点を取れたか取れなかった、というところが大きい。そしてその優勢な時間帯をどうやって作ったか、というところにも、この日の両者の差はあった。中2日という厳しいコンディションながら、鹿島は立ち上がりから鋭い出足で相手を圧倒し、優位に立った。仙台は悪い流れを後半に変えたことは大きいものの、ビハインドを負う前に優勢な時間帯を作り出したいところだった。
そして両チームともそれぞれの優勢な時間帯に感じたもどかしさは、次節以降にゴールというかたちで晴らすことが期待される。勝った鹿島は連勝を伸ばすため、負けた仙台は連敗をなんとしても止めるために。

以上

2014.09.24 Reported by 板垣晴朗




「勝負のポイントはそれぞれ優勢な時間帯に点を取れたか取れなかった」と記す仙台番・板垣氏のレポートである。
単に経過だけを追えばそのように映るであろう。
しかしながら、それは正解ではないように思う。
試合の流れを読み、ゲームをコントロールしたからこその鹿島の勝利と思う者が多かろう。
鹿島の伝統とそれを引き継ぐ小笠原満男が試合を作りきったように感じる。
結果的に「試合巧者」と改めて認識されたのではなかろうか。
鹿島の試合を続け勝利を積み重ねて行きたい。
楽しみにしておる。

シャルケ・篤人、先発フル出場

2014年09月24日 | Weblog
内田が226日ぶり先発のシャルケ、今季初の無失点で待望の初勝利
14/9/24 04:49

[9.23 ブンデスリーガ第5節 ブレーメン0-3シャルケ]



 ブンデスリーガは23日、第5節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケは敵地でブレーメンと対戦し、3-0で快勝した。内田は右SBで今季初出場初先発を果たし、フル出場。シャルケは開幕5戦目、今季公式戦7試合目で待望の初勝利を飾った。

 開幕から欠場が続いていた内田がブラジルW杯以来の公式戦復帰を果たした。シャルケでの公式戦は、右太腿裏を肉離れした2月9日のハノーファー戦以来、226日ぶり。前半12分にはMFシドニー・サムのパスから挨拶代わりのオーバーラップを見せたが、クロスはDFにカットされた。

 守備でも魅せる。前半19分、ブレーメンはMFズラトコ・ユヌゾビッチのパスから左サイドをMFエルイェロ・エリアが駆け上がってクロスを狙うが、対応した内田がスライディングタックルでカット。絶妙なポジショニングからピンチを未然に防いだ。

 前半41分には内田が右サイドに開いたFWクラース・ヤン・フンテラールに展開し、フンテラールのクロスにMFデニス・アオゴが左足で合わせたが、枠を捉え切れない。ブレーメンも同43分にエリアが決定機を迎えたが、シュートはGKラルフ・フェーマンの好セーブに阻まれた。

 スコアレスで折り返した後半3分、シャルケはフェーマンのロングキックからMFマック・マイヤーがドリブルで持ち込み、左足でゴールネットを揺らす先制点。同6分にはDFクリスティアン・フクスの左CKにDFロマン・ノイシュテッターが打点の高いヘディングで合わせ、連続ゴールで2-0と突き放した。

 後半40分には内田の縦パスを受けたフンテラールからのスルーパスに途中出場のMFトランクイロ・バルネッタが抜け出し、GKもかわしてダメ押しの3点目を決めたシャルケ。内田も復帰戦でさっそくフル出場を果たし、今季初の無失点に貢献した。3-0の完封勝利。待望の今季公式戦初白星となった。




復帰戦にてフル出場したシャルケの篤人である。
いきなり完封勝利に貢献し、存在感を発揮した。
篤人の躍動は嬉しい。
良い報を楽しみにしておる。

仙台戦報道

2014年09月24日 | Weblog
鹿島、堅守光り連続完封勝ち/仙-鹿25節
<J1:仙台0-1鹿島>◇第25節◇23日◇ユアスタ

 鹿島が2試合連続の完封勝利を飾った。前半から攻め立て、10分にMF柴崎のスルーパスからMF土居が飛び出し、GKをかわしてシュートを放つがサイドネット。その後も相手DF裏へのロングボールで次々とチャンスをつくり、43分に抜け出したFWダビのパスを土居が押し込んで先制した。仙台は31分のMF梁のミドルシュート以外は見せ場を作れなかった。

 後半も鹿島ペース。2分、右サイドを抜け出した柴崎が速いクロスで決定機を演出した。13分にもMFカイオとダビのパス交換でシュートまで持ち込んだが、追加点は奪えなかった。仙台は鹿島の堅い守備を崩せず5連敗となった。
 [2014年9月23日16時3分]

鹿島2戦連続完封、土居値千金の決勝点

仙台対鹿島 前半、ゴールを決め駆け出す鹿島MF土居(右)

<J1:仙台0-1鹿島>◇第25節◇23日◇ユアスタ

 鹿島がアウェーに乗り込み手堅い試合運びで2試合連続完封勝利を飾った。序盤から好機をいかせずジリジリした試合展開となったが、前半43分に左サイドを突破したFWダビ(30)の折り返しをMF土居聖真(22)が角度のないところから右足で合わせて流し込み、先制点を奪取。終盤は仙台の猛攻にさらされたが、DF青木剛(31)、昌子源(21)らを中心とした守備陣が耐え切った。

 値千金の決勝点を挙げた土居は「1本目(のチャンス)を外していたので。結果的にチームの勝ちにつながるゴールだったので良かったですけど。首位に立つためにはもっと突き詰めないと。取れる時に得点を取るとか、いらない失点をなくすとか」と話していた。また、堅守の中心になった昌子は「相手がロングボールばかりだったので、青木さんに競ってもらって、僕はこぼれ球への準備をしていた。1-0の試合を取っていくのは、優勝争いでは良い勝ちだと思う」と冷静に振り返っていた。
 [2014年9月23日18時53分]

鹿島昌子、アギーレ眼前で2戦連続完封

後半、ヘディングでクリアする鹿島DF昌子

<J1:仙台0-1鹿島>◇第25節◇23日◇ユアスタ

 鹿島DF昌子源(21)が、日本代表アギーレ監督の眼前で2試合連続の完封勝利に貢献した。仙台FWウイルソン、赤嶺の2トップを体を張って封殺。「1-0で勝ちを拾っていくのは優勝争いをする意味で、良い勝ちだと思う」と安堵(あんど)感を漂わせた。

 J1屈指の高さを誇る相手FW陣に、DF青木との冷静な連係で対応。前半31分に迎えたピンチにはウイルソンのシュートをブロック。「終盤にウイルソンに抜かれたイメージが強くて、抑えた感じがしない」と反省ばかりが口を突いたが、強烈な存在感を示した。

 1点差のジリジリした試合展開でも冷静さを失わなかった。昨年まで所属した元日本代表DF岩政(現タイ1部テロサーサナ)からの「前線が得点できなくて、いらつくと自分のプレーが悪くなる。絶対に怒るな」という教えを守り、冷静な判断で鹿島の堅陣を支えた。

 アギーレ監督は試合後、名前こそ挙げなかったが「興味深い若手が頑張った」と評価した。昌子は「日本代表は外国人と戦うチームなのでJリーグの外国人と互角では選ばれないと思う」と厳しい自己採点をしていたが、メキシコ人指揮官の心にはその名前が刻まれたはずだ。【菅家大輔】
 [2014年9月24日7時6分 紙面から]


鹿島・土居が決勝ゴール!視察のアギーレ監督「興味深い選手が頑張った」

前半、ゴールを決め、喜ぶ鹿島・土居=ユアスタ

 J1第25節(23日、仙台0-1鹿島、ユアスタ)鹿島の土居が値千金の決勝ゴールを挙げた。前半43分、ダビの左クロスを近いサイドに走り込んで決めた。序盤に決定機を外しただけに「どうしても決めたかった。チームの勝利につながってよかった」と甘いマスクを崩した。

 視察に訪れた日本代表のアギーレ監督も「若く興味深い選手が頑張った」と目に留めたようだ。それでも22歳の新鋭は「ちらっと見てくれるだけでいい。あんまり注目しなくても大丈夫」と色気を見せなかった。(共同)


前半、攻め込む鹿島・土居=ユアスタ


前半、ゴールを決める鹿島・土居。仙台・GK関=ユアスタ


前半、競り合う鹿島・昌子(中央)と仙台・ウイルソン(左)。右は追う鹿島・柴崎=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


前半、ゴール前で競り合う仙台・ウイルソン(左)と鹿島・柴崎(右)=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


後半、競り合う仙台・赤嶺(左)と鹿島・小笠原(右)=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


後半、競り合う鹿島・柴崎(左)と仙台・梁勇基=ユアスタ


柴崎だけじゃない!昌子&土居 アギーレ御前で好アピール成功
J1第25節 鹿島1―0仙台 (9月23日 ユアスタ)


<仙台・鹿島>前半、ウィルソン(右)と競り合う鹿島DF昌子
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 鹿島の有望株が柴崎だけではないことを見せつけた。前半43分、FWダヴィのクロスに飛び込んだMF土居が右足で押し込んで決勝点。守ってはDF昌子を中心に2試合連続完封した。視察に訪れた日本代表のアギーレ監督は固有名詞こそ挙げなかったが「興味深い若い選手が頑張っていた」と満足げに振り返った。

 2人ともチームメートの日本代表MF柴崎と同じ92年生まれ。ポジションも違えば、性格もそれぞれ違う。山形出身の土居は「(代表監督には)チラッと見てくれるくらいでまだ注目してくれなくていいです」と謙虚。関西出身の昌子は「試合前に(視察を)知ったんですけど、聞きたくなかったわぁ。やっぱ意識するとは思うし」とまずは報道陣を笑わせた。その後は「前半は(仙台の)ウイルソン選手とバチバチやれたけど、後半はパワーダウンした」と反省したが、ブラジル人FWを抑えたクレバーな守備は存在感抜群。土居も前半10分に絶妙な抜け出しから決定機を得るなど高い技術と動きだしの鋭さで攻撃陣を引っ張った。

 柴崎は今月の親善試合ベネズエラ戦で代表初得点。土居と昌子も日の丸を背負う実力を備え、その日を待っている。


<仙台・鹿島>前半43分、ゴールを決め喜ぶ鹿島・土居
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[ 2014年9月24日 05:30 ]

【鹿島】昌子、アギーレ御前完封!21歳CBを評価「頑張った」
2014年9月24日6時0分 スポーツ報知


後半、仙台・梁(右端)のFKをブロックする(左から)西、山本、昌子、ダヴィ、青木ら鹿島イレブン

 ◆J1第25節 仙台0―1鹿島(23日・ユアテックスタジアム仙台)

 アギーレ監督が思わず、目尻を下げた。仙台―鹿島を視察後、「若くて興味を持っている選手が頑張った」と振り返った。選手個人の評価を口にしないポリシーで名前こそ明かさなかったが、鹿島DF昌子がその一人なのは一目瞭然った。

 J屈指のFWウイルソンを完全に封じた。前半3分、高いバウンドを競り、最後は体をぶつけるようにマイボールにした。1対1も難なくカット。持ち前の速さ、キックの精度を随所に発揮。シュート1本に抑えた前節・横浜M戦(20日)に続き、2試合連続完封勝利に大きく貢献した。

 日本代表に上り詰めたDF秋田、岩政、大岩ら鹿島の歴代センターバック(CB)がお手本だ。対戦前、相手FWをサブの選手まで研究するのは岩政に学んだ。積極的に声を出す姿は大岩の特長。ハイボールの処理は秋田を参考にした。

 「アギーレさんが来ることを聞いた。試合前に聞きたくねー」の心配がウソのよう。「やっぱりね、鹿島で試合に出ている以上、代表は気になるところ」。CBはアギーレ・ジャパンの補強ポイント。昌子が日本のゴールを守る日もそう遠くはない。(内田 知宏)

 ◆昌子 源(しょうじ・げん)1992年12月11日、神戸市生まれ。21歳。フレスカ神戸でサッカーを始め、G大阪ジュニアユースを経て米子北高へ進学。対人守備とスピード、フィードを武器に急成長を遂げ、鹿島など数クラブからオファー。12年3月24日、広島戦でJ1デビュー。昨季から出場機会が増え、今季は守備の柱になった。180センチ、73キロ。父・力さんは姫路独協大サッカー部監督。

鹿島、伝統のしぶとさ 逸機続いても勝ち点がっちり
中川文如2014年9月23日22時40分

(23日、鹿島1―0仙台)

 鹿島は序盤から好機を量産した。前半5分に遠藤、11分にダビ。ゴールだけが決まらなかった。土居が先制するまでに要した43分間はかかりすぎ。大量点を奪ってもおかしくなかった。

 嫌な流れに守備陣は平常心を失わなかった。仙台が仕掛けるロングボールを昌子、青木が黙々と跳ね返した。「味方の逸機にいら立つな。自分のプレーに集中しろ」。21歳の昌子は、元日本代表で同じDFの先輩、岩政(現タイ・テロ・サーサナ)の教えを胸に90分間を全うした。前節の横浜マ戦と似た展開、同じ1―0のスコアで2連勝を果たした。

 「失点しなければ負けない」と昌子。どんな内容でも、しぶとく勝ち点を積み上げる。リーグ優勝7度を誇る鹿島の伝統が、若返ったチームにも脈打つ。食らいつく首位浦和とは、10月にホームでの直接対決を残す。(中川文如)

     ◇

 ○土居(鹿) 日本代表のアギーレ監督が視察した一戦で決勝点。「親族一同が応援に来ていて、その方が気になった」

J1鹿島、粘り発揮 仙台に1-0、3位浮上
2戦連続零封

J1第25節(23日・ユアテックスタジアム仙台ほか=9試合)鹿島は1-0で仙台を下し、2連勝を飾った。前節に続く連続零封勝ちは、第1~3節以来。通算成績は14勝4分け7敗、勝ち点46。柏に敗れた鳥栖を抜き、3位に浮上した。

鹿島は前半43分、土居の3試合ぶりのゴールで先制した。後半押し込まれる時間帯もあったが、粘り強い守りで逃げ切った。

首位の浦和は興梠などのゴールで新潟に2-0で快勝し、4連勝で勝ち点を53に伸ばした。2位の川崎は大久保が3得点の活躍で大宮を3-1と退け、47とした。

仙台は5連敗。G大阪は清水に3-0で快勝し、4連勝で同43とした。

甲府は神戸に勝ち、13位に上がった。FC東京は徳島に大勝し、横浜Mは広島、名古屋はC大阪を下した。

■記録メモ
▽鹿島、J1最速で通算1300得点
鹿島のMF土居聖真が仙台戦でゴールを決めて達成。




決勝点の聖真と完封の源に注目が集まっておる。
二人とも代表の声がちらほらと聞こえてきた。
特に守備に難のある日本代表に源を推す声が大きい。
報知の内田記者は、「相手FWをサブの選手まで研究するのは岩政に学んだ。積極的に声を出す姿は大岩の特長。ハイボールの処理は秋田を参考にした」と記す。
鹿島の伝統を受け継ぐ昌子源が青きユニを纏う日もそう遠くはないのではなかろうか。
楽しみである。

ヴェルディ・中後、決勝ヘディング

2014年09月24日 | Weblog
[ J2:第33節 福岡 vs 東京V ]


冨樫剛一監督就任後初勝利を狙う東京Vは、88分に中後雅喜のゴールで先制。これが決勝点となり東京Vが6試合ぶりの勝利となった。




決勝点を決めたヴェルディの中後である。
試合終了間近の88分にヘディングにてゴール。
鹿島にて培った諦めぬ心が勝利を掴んだように思える。
これからも、ヴェルディに勝利をもたらしていくのだ。
良い報を待っておる。

浦和・興梠、先制点

2014年09月24日 | Weblog
【J1:第25節 新潟 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント(14.09.23)
9月23日(火) 2014 J1リーグ戦 第25節
新潟 0 - 2 浦和 (14:31/デンカS/28,303人)
得点者:22' 興梠慎三(浦和)、50' 森脇良太(浦和)

●興梠慎三選手(浦和)
「中2日での連戦。勝ちはしたが、内容的に負けていた部分もあった。それでも少ないチャンスをものにし、勝点3を取れたのは良かった。新潟はマンマークで付いてきたので、1人1人の運動量が多くないとなかなか崩せない場面が多かった。得点のシーンはサイドの関根君からダイレクトでボールが入ってくるのを信じて飛び込むだけだった。これで2桁得点。チャンスが数多くある中で10点しか決めてないのは物足りなさを感じるが、シーズン2桁得点という最低限の目標をクリアできたのは嬉しい。自分を含めて全体的にミスが多かったのが今後の課題」

[ J1:第25節 新潟 vs 浦和 ]


リーグ戦4連勝中の首位浦和は22分、今季2試合目の先発出場となった関根貴大のパスに興梠慎三が冷静に流し込み先制。興梠はこれで今季10ゴール目とした。

浦和4連勝 興梠弾で首位ガッチリ

前半、先制ゴールを決め喜ぶ浦和FW興梠(撮影・鈴木正章)

<J1:新潟0-2浦和>◇第25節◇23日◇デンカS

 浦和FW興梠慎三(28)は今季10得点目を挙げた。押し込まれていた前半22分、MF関根のクロスを難なく合わせた。笑顔で「ダイレクトで来ると思って信じて走っていた。目標の10点は達成できた」。新潟に快勝し、勝ち点6差の首位をキープした。

 大久保とは5差。得点王は現実的ではない。だが決定率となると上位10人中で首位と、抜群の“打率”を誇る。前節までで打ったシュートは31本で9点。決定率は2割9分(データスタジアム調べ)。1トップでタメを作り2列目の上がりを待つなど役割は多い。「数多くチャンスがありながら物足りない」と言うが、シュートの機会が多くない中で決定力はリーグ随一だ。鹿島所属の09年に3連覇を達成したが、この時は12得点で年間シュート数は37本。決定率3割2分4厘で“首位打者”を獲得している。タイトル奪取の原動力であることは、実績が証明している。

 これで4連勝。優勝へ欠かせない男が浦和をさらに加速させる。【高橋悟史】
 [2014年9月24日7時2分 紙面から]




先制点を決めた浦和の興梠である。
シーズン二桁得点に乗せ気分が良い様子。
10月の対戦では、興梠を抑えきり勝利を掴みたい。
公正な対決を期待しておる。

岡山・後藤、右足でゴール

2014年09月24日 | Weblog
[ J2:第33節 札幌 vs 岡山 ]


先制を許した岡山は25分、千明聖典からのボールを後藤圭太が決め同点に追いついた。一時は同点としたものの、その後勝ち越しを許しアウェイで勝点を積み上げることが出来なかった。




ゴールを決めた岡山の後藤である。
中央から右足で決めたとのこと。
しかしながら、チームは敗戦。
これは無念であろう。
この悔しさを次戦にぶつけよ。
良い報を待っておる。