鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

談笑する西とジュニーニョ

2013年05月24日 | Weblog
[ 鹿島:試合前日練習の様子 ]


西大伍選手とジュニーニョ選手は、なにやら談笑しながらランニングしていました。誤解を招くことを怖れ、報道陣の前では日本語を話さないジュニーニョ選手ですが、選手たちとは気軽に日本語でコミュニケーションを取っています。

談笑する西とジュニーニョである。
体調不良にてここ数試合を欠場したジュニーニョは、日本語が堪能でありコミニュケーションに事欠くことはない。
Jリーグに於いて彼ほどの選手が活躍してくれることを嬉しく思う。
昨季、日本にて初めてのタイトルを手にしたジュニーニョは優勝という喜びの味を知ってしまったに違いない。
今年もまた幾つものタイトルを鹿島というクラブで得て欲しいところ。
ジュニーニョの躍動に期待である。

中川、復帰近し

2013年05月24日 | Weblog
[ 鹿島:試合前日練習の様子 ]


現在、リハビリ中の中川義貴選手。インターバル走でグランドの周囲を走り、大粒の汗を流していました。復帰も近いようです。

リハビリを続ける中川である。
3月に手術を受け、全治二ヶ月と発表され早2ヶ月半が過ぎ去った。
4月には早期復帰も見えたが、想像以上に長引いておる。
ここは焦らずじっくりと完治を目指すところ。
完全なる状態となれば、中川は必ずや戦力として計算される。
その証拠に今季の開幕戦ではベンチ入りしておる。
この経験を肝に銘じ、負傷を癒すと共にメンタルを成長させるのだ。
サッカーという競技は身体能力だけではなく頭脳を駆使し、更に精神面での強さも重要なスポーツである。
この辛く厳しいリハビリ生活にて精神面の強化が成されたことと思う。
頼もしい中川が中断期間明けに練習に合流することを期待しておる。

FC東京戦プレビュー

2013年05月24日 | Weblog
【J1:第13節 鹿島 vs F東京】プレビュー:西の出場停止でどうなる鹿島の最終ライン!?中断前の最後の試合でチーム力が問われる!(13.05.24)
リーグ戦は消化試合が1試合少ないACL出場クラブを除き、今節で中断期間に入る。いわば前半戦の集大成となるだけに、どちらにとっても全力で挑む試合となる。

とはいえ鹿島は西大伍が累積警告により出場停止。開幕以来、ずっと一人で右SBを担ってきただけに、その欠場は痛い。代わりに入る選手が誰になるのか注目されるなか、トニーニョ セレーゾ監督が選んだのは青木剛だった。水曜に行われたヤマザキナビスコカップのセレッソ大阪戦でも、後半途中から青木の右SB起用を試しただけに、既定路線と言える起用である。空いたCBには、昌子源が入りそうだ。先のC大阪の試合は、山村和也と植田直通が起用されたが、どちらも強烈なインパクトを残すことはできなかった。巡ってきたチャンスに昌子は「F東京とは、ヤマザキナビスコカップで対戦して4失点したけれど悪いイメージはない。(岩政)大樹さんと先発するのも初めてだし、リーグ戦での先発も初めて。チャンスをものにするとかよりも、チームが勝つためにがんばりたい」と意気込んでいた。

対するF東京も、何人か怪我人や体調不良の選手を抱えており、ベストな布陣ではなさそうだ。しかし、「右と左に良い選手がいる」とダヴィが警戒心を示したように、ルーカスと東慶悟がサイドから中央に侵入して大きな仕事をする。彼ら二人をうまく捕まえられるかどうかが、鹿島の守備時には問われることになる。特に、東は日本代表に初選出され、この試合では一番の注目を浴びるはずだ。FWには得点王争いに加わっている渡邉千真、今後の去就が注目される李忠成がいるだけに、ツートップへどういうパスを供給するのかも見ものである。注目を集めるなかで、どういうパフォーマンスを示すのか期待は大きい。

ただ、鹿島はリーグ戦のホームゲームでは07年6月30日以来、F東京に負けていない。「得点王を狙っている」と公言するダヴィは相手CBについて「あまりスピードがない」とニヤリ。得意のパワフルな突破に自信を示した。
ここまで守備を整備してきた鹿島は、その堅守の基礎となる4バックを揃えられない。そのなかで、選手が入れ替わっても同じ戦いができるところを見せたいところである。相手は1週間ぶりの試合で、こちらは中二日とコンディションに差はあるが、選手たちは充実している。
どちらのチームも、シーズン終盤には優勝争いをしていることを理想に掲げているだけに、それに相応しいチームであることを証明する試合を期待したい。

以上

2013.05.24 Reported by 田中滋


右SBにスライドする青木の穴を埋めるのは昌子源と伝える田中氏のプレビューである。
これは驚き。
先週の名古屋戦にて途中出場し、先日のナビスコ杯に於いてもフル出場を果たした山村が担うものと誰もが思っておった。
ところが、ここに来て源を抜擢するあたりトニーニョ・セレーゾ監督の柔軟な采配は注視に値する。
是非ともその期待に応え堅固な守備を魅せて欲しい。
高さ速さそしてキック力を兼ね備えた昌子源の活躍を目の当たりに出来る我らは幸せものである。
中二日の過密日程である不利を吹き飛ばし、快勝して中断期間を迎えたい。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利を信じて。

右サイドバックは青木剛

2013年05月24日 | Weblog
[鹿島]青木の右SB先発濃厚も「いつもどおりですね」と岩政
 25日に控えるFC東京戦、右SBには累積警告によって出場停止となる西大伍に代わり、本来CBの青木剛の先発出場が濃厚となっている。

 これまで今季の鹿島最終ラインを支え続けてきた青木-岩政大樹のCBコンビは解体されることとなるが、「試合に入り、ピッチ上で修正が必要であれば、そこで修正をしていく。いつもどおりですね」と、岩政はいつもどおりのスタンスを変えない。

 今節を見据えて、西のFC東京戦出場停止が確定したリーグ戦12節・名古屋戦の試合終盤で青木の右SBが試されたが、そのときは岩政はCBのコンビを組んでいた山村和也と積極的に声を掛け合い、青木の右SB以後は失点なく試合を終えている。「攻撃面で青木自身の良さを出して欲しいと思っている。守備に関しては元々心配はしていないので、大丈夫」とは守護神・曽ケ端準の弁。

「面子が変わってもやることは変わらない」(岩政)“いつもどおり”の試合準備で、鹿島は中断前最後の公式戦に挑む。

(鹿島担当 倉橋捺稀)

FC東京戦にて出場停止の西の代役は青木になる模様。
これは、安心である。
前節・名古屋戦の終盤に試されており、無難どころか迫力のある上がりも魅せておった。
ダメ押しとなった大迫の得点を生んだのも青木のオーバーラップからである。
そもそも2004年終盤には負傷の名良橋の代役としてウッチーを押しのけ右SBのレギュラーを務めておった。
当時のトニーニョ・セレーゾの抜擢がここで生きてくるというもの。
青木の躍動を楽しみにスタジアムへ向かう。
期待大である。

札幌・杉山、隆行の思い出

2013年05月24日 | Weblog
【札幌】杉山、元同僚・鈴木に恩返しの完封狙う

セービングの練習をするGK杉山

 元同僚鈴木にコンサ杉山恩返し完封だ コンサドーレ札幌GK杉山哲(31)が、恩返しの完封勝利を誓った。26日に札幌厚別で戦う水戸には、J1鹿島時代のチームメート、FW鈴木隆行(35)が在籍する。鹿島入りした04年と翌05年をともに過ごした先輩との初対戦に、杉山は「強烈な左足のキックは今も変わらないので。注意しないと」と気を引き締めた。

 杉山にとって、鈴木は思い出深い存在になる。当時の鈴木は日本代表でも中心的なFW。「最初は近寄りがたい印象だった」とオーラに圧倒されたが、気さくに話しかけてくれる先輩との距離は、すぐに縮まっていった。05年オフに鈴木がセルビアへ移籍した際には、洋服も譲り受けた。「良くしてもらった記憶がある」。受けた恩は、勝利という結果で返しにいく。

 札幌厚別では今季1分け1敗と勝ちがない。初勝利へ「0で抑えれば負けることはない」とゴールを割らせる気はない。4月28日熊本戦は強い風雨に苦しみ3点を奪われ、続く5月3日京都戦はスタメン落ちした。「あの悪い条件でやれたことは経験になった」。悔しさをバネに5月6日北九州戦で定位置を奪い返してから4戦目、今季4得点を挙げている好調の先輩を封じ込み、進化を見せつける。
(2013年5月24日06時01分 スポーツ報知)


水戸の隆行を意識する札幌の杉山である。
2004年の鹿島入団時に隆行との出会いがあったが、強烈なオーラに圧倒されたとのこと。
その隆行のとの距離はすぐに縮まり、隆行の退団時には洋服を譲り受けるほどになっていった。
この隆行との対戦は楽しみな部分が大きかろう。
隆行の強烈な左足が勝つのか、杉山のセービングで防ぎきるのか、注目である。

笑顔こぼれるトレーニング

2013年05月24日 | Weblog
2013年05月23日(木)

16時からのミーティング後、C大阪戦のスタメンはリカバリートレーニングを行いました。それ以外の選手は、ポゼッションのトレーニングやミニゲームを実施しました。

リカバリー走を行うメンバーである。
笑顔がこぼれ雰囲気の良さが伝わってくる。
いよいよ過密日程も残り一試合。
この週末のFC東京戦を残すのみである。
ここを乗り切れば中断期間が待っておる。
気持ちを集中し、勝利で終えたいところ。
期待しておる。

セレッソ戦レビュー

2013年05月23日 | Weblog
【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 鹿島】レポート:エジノが、柿谷が決めた!C大阪が鹿島に公式戦9試合ぶりとなる勝利をおさめ、グループB首位通過!(13.05.23)
5月22日(水) 2013 ヤマザキナビスコカップ
C大阪 2 - 1 鹿島 (19:04/金鳥スタ/10,336人)
得点者:2' エジノ(C大阪)、21' ダヴィ(鹿島)、36' 柿谷曜一朗(C大阪)
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決勝トーナメント進出を前節の時点で決めていたC大阪と鹿島のグループB首位攻防直接対決は、エジノの加入後初得点、柿谷曜一朗のドリブルシュートで2得点を奪ったC大阪が、鹿島を1点に抑えて、2-1で勝利した。これで勝点を13に伸ばしたC大阪は、同12の鹿島を上回り、グループB首位で予選リーグを終えた。また、C大阪は、2010年J1第20節(1-0)以来となる鹿島戦の白星で、公式戦での鹿島戦連敗記録を8でストップさせた。

決勝トーナメントではオープンドロー方式が採用されるため、1位であろうと、2位であろうと、順位が確定した時点での優劣もない。何かのプレッシャーがかかった試合というわけでもなく、いわゆる「消化試合」と言われてもおかしくなかった、ヤマザキナビスコカップ予選リーグでの最終戦。それでも、平日、水曜日にキンチョウスタジアムで行われたナイトゲームに、スタンドをほぼ埋め尽くすような、10,336人の観衆を集めた試合では、その環境にふさわしいような好ゲームが、熱戦が展開された。

その幕を開けたのは、今季、C大阪サポーターが待って、待って、待ち焦がれた9番を担うブラジル人FWのゴールだった。開始早々の2分、鹿島の若いセンターバックコンビ、植田直通と山村和也の間を突く、浮き球の縦へのフィードが彼のもとへと渡る。そして、そのボールに反応した183cmの長身ストライカーは、バウンドを合わせながら、得意の左足を一閃。すると、ボールは見事にゴールに吸い込まれた。その瞬間、スタジアムはいきなり沸騰。桜色に染まったスタンドからは歓喜の声がこだました。「すごく幸せな気持ちになった」というエジノ。彼の初得点が、チームを、サポーターを活気づかせた。

しかし、そこで黙っていないのがヤマザキナビスコカップ2連覇中のカップウィナー、鹿島だ。リーグ戦から先発を7人入れ替えたものの、才能あふれるタレント集団は、J1第12節名古屋戦を出場停止で欠場し1週間ぶりの公式戦となったダヴィを中心に、徐々に反撃に出ると、21分、試合を振り出しに戻す。中村充孝とのワンツーから抜け出した大迫勇也が、右足でシュート。C大阪GKキム ジンヒョンの足にあたったところ、そのこぼれ球をダヴィがヘッドで押し込んだ。

ただし、そこから鹿島に行きそうな流れを払拭したのは、C大阪の若きエースの個人技だった。36分、自陣中央付近からボールを持つと、単独突破を開始。「『ボールを取ったとき、早く前を向いて行け』と言われていた。あそこで誰かにパスをして崩すより、あの形が一番早いので。練習から意識をしていたことだった」という8番は、そのまま敵陣バイタルエリア付近までドリブルで進むと、鹿島DFに囲まれながらも、自ら右足を振り抜き、見事にゴール。今季の桜色のトップスコアラーによる、スタジアムのボルテージを最高潮にする一撃で、C大阪が再び勝ち越しに成功した。

2-1で折り返した後半に入ると、「連戦というのもあって、C大阪の選手も疲れてきていたとは思いますが、僕たちは少し選手を入れ替えたりしていて、フレッシュな感じでやれましたし、後半押し込めた部分があった」と鹿島の本田拓也に言われるように、メンバーをJ1第12節柏戦から3人しか入れ替えなかったC大阪は、運動量が落ち、劣勢を強いられる。柴崎岳のスルーパスが冴え、途中出場の本山雅志がリズムを作り、大迫やダヴィ、野沢拓也らに決定機を作られる。それでも、鹿島戦に人一倍闘志を燃やしていたC大阪GKキム ジンヒョンをはじめ、桜色のチームは身体を張って奮闘。鹿島がシュート精度を欠いたことにも助けられたC大阪は、そのまま逃げ切りホームで勝利を収めた。

鹿島のトニーニョ セレーゾ監督が、「スタジアムに足を運んでいただいた皆さんには、非常にサッカーの面白さがあった試合を見ることができたと思いますし、自宅でテレビを通じて見ていた人たちにとっても、非常に面白みのある試合だったと思う」と述べたように、それぞれの持ち味が発揮された、C大阪と鹿島の一戦。互いの若き力、新たに出場機会を得た選手たちも躍動しつつ、C大阪も、鹿島も、取るべき人が得点を取った試合は、今後のJ1リーグ戦にも、そして、ヤマザキナビスコカップ決勝トーナメントにもつながる、好ゲームだったと言えよう。

以上

2013.05.23 Reported by 前田敏勝


結果がセレッソの勝利という形であったため、先制点が大迫のポストが収めきれなかったところであることや、決勝点は前野のパスミスからであったことは完全に除外されておる。
試合を通して数多くあった鹿島のチャンスについても同様である。
アツのドリブルからのシュート、前野からダヴィに渡った決定的チャンスなど上げればきりがないほどに鹿島は多くの得点機を作っておった。
これらが列挙されたレポートであれば、鹿島目線的には嬉しかったように思う。
とはいえ、勝者はホームのセレッソであり、結果的に試合内容も観客が喜べるものであったので、この結論は正しかったのではなかろうか。
もし、決勝トーナメントでの対戦であればこのような戦いにはならなかったであろう。
これも、マッチメイクの生んだ好ゲームであった。
次回の対戦ではこのような結果にならぬよう気を引き締めることが出来た。
次戦を楽しみにしたい。

セレッソ戦コメント・報道

2013年05月23日 | Weblog
Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第7節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・まず、試合前から予想できた部分では、多少、連係や経験などで足りないところがあったりして、相手のホームなので、立ち上がりはちょっと心配なところはあった。その理由として、植田は新人だし、山村もまだ継続して試合をやっているわけではない。その辺りで試合勘やテンポというのは、試合に出続けている選手と、途中からとか少しずつしか出ていない選手とは、感覚的なものは違う。また本田も継続して試合をできていないので、どうしても試合勘とかリズムとか雰囲気のところで、タイミングなど今まで試合に出ている選手と状況は違ってくる。そのため、立ち上がりから20分は気をつけなければならないと言った。それと同時にお互いカバーリングする気持ちを持って挑まなければいけないという話をした。

・正直言うともう少し選手を入れ替えたかった。選手を見極めるのはこうした実際の公式戦で、敵のサポーターもいるなか、相手もいるなか、選手の現状を把握できるいい機会だと思う。本当はそうしたかったが、皆さんご存じの通り、ベストメンバー規定もあり、やむを得ない選択をせざるを得なかった。

・相手の8番(柿谷選手)へのケアミスというのも、当然ながらあった。彼を自由にさせすぎたため、失点を生むような、よりよい条件を相手に与えてしまったという問題もあった。ただ、ボールポゼッション率、ボールを動かして欲しいという要求に関しては、非常にうまくできていたと思う。その2回のミスというのが、相手にカウンターの状況を作ってしまった。特に、その8番を自由にさせたことが、我々が冒したひとつのミス。1失点目の部分は若いセンターバック陣のところだったが、相手にボールを裏に出された時、相手は前に進む状態であり、自分たちは後ろ向きから反転して挑まなければいけない。ただ、いくら反転の練習をしたとしても、動作の部分でその時間をロスしてしまう。そこでフラットで守ろうとすると、必ず失点につながってしまう。相手のフィードの精度が高い選手がいれば、その1本でやられてしまう。今回はそのいい勉強を、彼らは実戦的に今日は肌で感じたことだろうと思うし、これがまた成長につながると思う。

・スタジアムに足を運んでいただいた皆さんには、非常にサッカーの面白さがあった試合を見ることができたと思うし、自宅でテレビを通じて見ていた人たちにとっても、非常に面白みのある試合だったと思う。






【佐藤 昭大】
最初の失点の形が良くなかった。相手の8番をフリーにしてしまい、DFと1対1になる前に止めておかないといけなかった。失点してから試合中に修正が出来た部分は良かった。これを継続してやることと今日の反省点を修正したい。でないと、だたの消化試合になってしまう。

【大迫 勇也】
先制されたのが早かった。こっちのチャンスもたくさんあった。打ち合いになったところで決められればよかった。リズムは良かったと思う。その中で自分が決められるチャンスもあった。難しい試合だったけど、予選リーグを突破するのが大事だったので、切り替えてリーグ戦に挑みたい。

2013年05月22日(水)

本日行われたナビスコ予選リーグ 第7節 C大阪戦は1-2で負けを喫しました。

【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.05.22)
5月22日(水) 2013 ヤマザキナビスコカップ
C大阪 2 - 1 鹿島 (19:04/金鳥スタ/10,336人)
得点者:2' エジノ(C大阪)、21' ダヴィ(鹿島)、36' 柿谷曜一朗(C大阪)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

「こんばんは。どうぞ質問からお願いします」

Q:前半の守備で崩されている場面があり、後半はほぼC大阪に崩されることはなかったが、全体的な守備の感想は?

「まず、試合前から予想できた部分では、多少、連係や経験などで足りないところがあったりして、相手のホームなので、立ち上がりはちょっと心配なところはありました。その理由として、植田選手は僕が来てから初めての公式戦になりますし、山村選手も徐々に試合に絡むようになってはいるものの、まだ継続して試合をやっているわけではないので。その辺りで、試合勘やテンポというのは、試合に出続けている選手と、途中からとか、少しずつしか出ていない選手とは、感覚的なものは違う。あと、本田選手も、継続して試合をできていないので、どうしても試合勘とかリズムとか雰囲気のところで、タイミングなど、今まで試合に出ている選手と状況は違ってくる。そのため、立ち上がりから20分は気をつけなければならないよと。それと同時に、お互いカバーリングする気持ちを持って挑まなければいけないという話しをしていました。

正直言いますと、もう少し選手を入れ替えたかったのが、正直なところです。選手を見極めるのは、こうした実際の公式戦で、敵のサポーターもいるなか、相手もいるなか、選手の現状を把握できるいい機会なので。本当はそうしたかったが、皆さんご存じの通り、ベストメンバー規定もあり、やむを得ない選択をせざるを得ませんでした。

あとは、C大阪の8番(柿谷曜一朗)へのケアミスというのも、当然ながらありました。彼を自由にさせすぎたため、失点を生むような、よりよい条件を相手に与えてしまったという問題もありました。ただ、ボールポゼッション率、ボールを動かして欲しいという要求に関しては、非常にうまくできていたと思いますが、その2回のミスというのが、自分たちが今から攻撃をし始めようとするなかでの、我々のミスから、相手にカウンターの状況を作ってしまった。特に、その8番を自由にさせたことが、我々が冒したひとつのミス。1失点目の部分は、若いセンターバック陣のところだったのですが、相手にボールを裏に出された時、相手は前に進む状態であり、自分たちは後ろ向きから反転して挑まなければいけない。ただ、いくら反転の練習をしたとしても、動作の部分で、その時間をロスしてしまう。そこでフラットで守ろうとすると、必ず失点につながってしまう。相手のフィードの精度が高い選手がいれば、その1本でやられてしまう。今回はそのいい勉強を、彼らは実践的に、今までは伝えるだけだったところが、今日は肌で感じたことだろうと思いますし、これがまた成長につながると思います。

スタジアムに足を運んでいただいた皆さんには、非常にサッカーの面白さがあった試合を見ることができたと思いますし、自宅でテレビを通じて見ていた人たちにとっても、非常に面白みのある試合だったと思います」

以上

【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(13.05.22)
●本田拓也選手(鹿島):
「(決勝トーナメント進出がすでに決まっている中、モチベーションが難しいところもあったのでは?)いや、でも、自分たちは関係ないですから。出た試合を全力でやるだけです。
(前半の入りについて)C大阪が前から来るというのは分かっていて、ミーティングでも言われていましたが、そこは失点してしまっているし、チームとしても改善しなければいけないところだと思います。
(後半は完全に押し込んでいたが?)前半結構エジノ選手が前から来ていて、少し受けるような形になってしまっていた。でも、前半にもチャンスはあったし、連戦というのもあって、C大阪の選手も疲れてきていたとは思いますが、僕たちは少し選手を入れ替えたりしていて、フレッシュな感じでやれましたし、後半押し込めた部分があったと思います。ただ、押し込んでいても、点を取らないといけないですし、前半からチャンスがあり、決めるか決めないかというところ。C大阪は少ないチャンスをしっかり決めてきたということ(が結果に出た)だと思います。
(今後に向けて)週末の試合が終われば、一度中断するので、そこで、今のいい部分を継続して、チームをイチから作り直して、どこもそうだと思いますが、またいい準備をして、いい入り方で後半戦に臨めればいいなと思います」

[ ヤマザキナビスコカップ:第7節 C大阪 vs 鹿島 ]

先制を許した鹿島は21分、ダヴィ(写真)のゴールで試合を振り出しに戻す。

エジノ来日初ゴール&柿谷公式戦連発、C大阪が鹿島下し首位通過
13/5/22 22:26

[5.22 ナビスコ杯第7節 C大阪2-1鹿島 金鳥スタ]

 すでにグループリーグ突破を決めているB組2位セレッソ大阪と同1位鹿島アントラーズの対戦は、C大阪が2-1で競り勝ち、逆転での首位通過を決めた。C大阪は公式戦3連勝を飾り、これで公式戦8試合負けなし(4勝4分)。対鹿島戦勝利は、10年8月21日のJ1第20節(1-0)以来となった。

 試合はいきなり動いた。前半2分、MF枝村匠馬のロングボールから公式戦7試合ぶりの先発出場となったFWエジノが相手DFを体でブロックし、左足でシュート。豪快にゴールネットを揺らし、幸先よく先制点を奪った。

 鹿島もMF柴崎岳を中心に徐々に攻勢を強める。すると前半21分、その柴崎の縦パスで攻撃のスイッチが入り、FW大迫勇也がMF中村充孝とのワンツーからシュート。GKキム・ジンヒョンの右足に当たって股間を抜けたボールは枠を外れるかと思われたが、後方から勢いよく走り込んだFWダヴィが頭で押し込み、試合を振り出しに戻した。

 同点に追いついた鹿島は前半28分、ハーフウェーライン付近でDF前野貴徳がインターセプト。ドリブルでゴール前まで持ち込み、絶妙なタイミングでダヴィにスルーパスを通したが、GKとの1対1から狙ったダヴィのシュートは惜しくもゴール右に外れた。

 一方のC大阪も前半36分、相手のパスをインターセプトしたFW柿谷曜一朗が「前半だったから思い切って行こうと思った」と、ドリブルで一気に駆け上がり、PA内から右足でゴールに流し込んだ。2得点を挙げた18日のJ1柏戦(3-1)に続くエースの公式戦2試合連発弾で勝ち越しに成功し、2-1で前半を折り返した。

 もう一度追いつきたい鹿島。後半5分、MF野沢拓也が大迫とのワンツーからシュートを狙うが、ゴール上へ。同半36分には柴崎からダヴィとつないで最後は大迫がシュート。同40分にも柴崎の縦パスをMF本山雅志がダイレクトでつなぎ、途中出場のMF遠藤康が狙ったが、枠を捉え切れなかった。後半ロスタイム、大迫のミドルシュートをGKが弾いたところにダヴィが詰めるも決め切れず。最後までC大阪の粘り強い守備をこじ開けられなかった。

 結局、前半のリードを守り抜いたC大阪が2-1で逃げ切り、逆転での首位通過を決めた。先制点のエジノは、これがうれしい来日初ゴール。家族の見守る前で待望のゴールを決め、「自分のゴールが勝利につながってうれしい。家族の前で得点を取れて、勝てたことが何よりの幸せ」と、スタンドを見つめながら笑顔で語っていた。

鹿島敗れるも…監督「いい勉強」/ナビスコ杯

頭をかきむしって悔しがる大迫(右)ら鹿島イレブン=金鳥スタ(撮影・山田喜貴)

 ナビスコ杯1次リーグ最終節B組(22日、C大阪2-1鹿島、金鳥スタ)敗れた鹿島のセレーゾ監督は「連係や経験の不足で、立ち上がりに不安はあった。だが、面白い試合は見せられた」と淡々と振り返った。

 多くの主力を外してセンターバックには植田と山村を起用。相手のスルーパスや柿谷のドリブルに対応できなかったが、指揮官は「いい勉強になった」と若手に実戦経験を積ませたことを前向きに捉えた。シュート5本で攻撃を引っ張った大迫は「悔しいが次が大事」と準々決勝へ気持ちを切り替えた。(共同)


前半、同点ゴールを決めて大迫と喜ぶ鹿島・ダビ=金鳥スタ(撮影・山田喜貴)

鹿島苦杯2位通過
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ最終節(22日・キンチョウスタジアムほか=6試合)既に8強入りを決めているB組の鹿島はC大阪に1-2で敗れ、2位通過となった。通算成績は4勝2敗、勝ち点12。

鹿島は前半2分に失点。21分にダビのゴールで同点とし、36分に勝ち越された。1点を追う後半、遠藤や本山を投入したが追い付けなかった。

A組は横浜Mと川崎が2位以内を決め、準々決勝に進んだ。横浜Mは清水を2-1で下して勝ち点15で1位、川崎は湘南と1-1で引き分け、同11で2位となった。磐田は甲府と引き分けた。

決勝トーナメントはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場した柏、広島、仙台、浦和を加えた8チームで争われ、ホームアンドアウェー方式で6月23日、30日に行われる。後日、組み合わせ抽選を行う。


「植田選手は僕が来てから初めての公式戦になります」と間違えるトニーニョ・セレーゾ監督である。
実際にはナビスコ杯初戦のFC東京戦にも先発しておる。
この試合については記憶から抹消したということであろうか。
それはそれとして、もっと多くの若い選手を起用したかった旨を語っておる。
多くのサポーターとしても、もっと多くの選手を実戦にて観てみたいと思うものである。
やはり、ベストメンバー規定は悪しき法と言わざるを得ない。
とはいえ、悪法も法なり、従わねばならぬ。
しかしながら、言いたいことは言わせて貰おうではないか。
このベストメンバー規定は早急に廃止を検討して欲しい。
それが多くのファンの願いである。

Fマリノス・マルキーニョス、決勝トーナメントへ

2013年05月23日 | Weblog
[ ヤマザキナビスコカップ:第7節 清水 vs 横浜FM ]

引き分け以上で予選リーグ突破を決める横浜FMは44分、マルキーニョス(写真中央)のヤマザキナビスコカップで3試合連続となるゴールで貴重な先制点をあげる。

横浜マルキ弾で首位通過/ナビスコ杯

前半、先制点を決め、中村と抱き合って喜ぶマルキーニョス(共同)

<ナビスコ杯:清水1-2横浜>◇1次リーグ◇22日◇アイスタ

 横浜のFWマルキーニョス(37)が、A組首位通過に貢献した。同点で迎えた前半44分、右クロスに反応。後ろに下がりながらも軽快に右足を振り抜き、先制点を挙げた。この1点で流れをつかんだチームは、後半23分にも追加点を決めて勝利した。

 マルキーニョスはリーグ戦の7得点だけでなく、ナビスコ杯でも4点目を記録。フル回転するベテランストライカーに、樋口監督は「今日のシュートも簡単なものではない。年齢的にはベテランだが、動きからは年齢をまったく感じない」と、絶賛した。
 [2013年5月22日22時26分]

マルキ先制弾!横浜 敵地で勝利しA組首位突破
ナビスコ杯予選リーグA組 横浜2-1清水 (5月22日 アイスタ)

<清水―横浜>前半、先制ゴールを決める横浜・マルキーニョス(右端)
Photo By 共同

 横浜はアウェーで清水を下し、予選リーグを1位で突破した。前半44分、MF斎藤のパスを受けたFWマルキーニョスが右足でゴール。試合の主導権を握る先制点に「チャンスを見つけて、思った通りに得点できた。あのゴールでチームが少し落ち着いたと思う」と喜んだ。

 後半23分には、途中出場のFW藤田が追加点。1点を返されたが、リードを守りきった樋口監督は「勝って予選突破を決めたかったので、うれしく思う」と満足げだった。
[ 2013年5月23日 06:00 ]


先制ゴールで決勝トーナメント進出に貢献したFマリノスのマルキーニョスである。
やはり頼りになる男と言って良かろう。
これにてナビスコ杯にて対戦する可能性が出てきた。
ここはマルキを抑え、勝利を掴むため更に練習を積み重ねて備えたい。
楽しみである。

岳、ブレぬ向上心

2013年05月22日 | Weblog
日本代表入りへ、柴崎岳が描く成長曲線
飽くなき情熱でさらなる上昇を目指す

安藤隆人2013年5月22日 15:30

ぶれないメンタリティー


3年目の今シーズン、柴崎は鹿島の中心選手として不動の地位を築いている【Getty Images】

 冷静沈着な目はあの頃と変わっていない。背筋をぴんと伸ばして、ピッチ中央で全体を見渡し、正確な長短のパスを繰り出す。柴崎岳は今、鹿島アントラーズで不動の存在となり、攻守の要としてピッチ中央に君臨している。

 中学生時代から天才として注目を集めていた逸材は、すくすくと着実に成長を遂げている。時として天才は“もろ刃の剣”と言われ、不遇の時を過ごし、終えんしてしまう運命をたどることもある。だが、柴崎は違う。着実に必要なステップを踏んでいる。

 なぜ彼はそうできるのか。その秘密はぶれないメンタリティーにある。筆者は彼が中学2年生だった頃から知っているが、今も昔も考え方、姿勢は全く崩れていない。「将来のことを視野に入れながらプレーをする」。常に目先の事だけではなく、未来も設計の中に組み入れて行動する。それはオフ・ザ・ピッチにも表れ、すべてをサッカー優先にとらえていた。中学2年生から3年生に上がる春に、早くも青森山田高校のボランチとしてデビュー。あるフェスティバルではアップの時から一人だけ中学生と思えないほど落ち着いていた。いざ試合が始まると、積極的にボールを呼び込んで、冷静にさばいていく姿が印象的だった。

「正直、年齢とか気にしていません。ピッチ上では平等だと思うし、出ている以上は自分がチームの一員として機能しないと意味がない。遠慮していたらかえって迷惑になってしまう」

 こう言い切る姿は、中学生のそれとは思えなかった。中学3年生で早くも青森山田高の不動のボランチとなった彼は、高校進学後、10番を3年間背負い続け、チームの中心になり続けた。

「自分が一番」という環境は好きではない
 柴崎の口から発せられる冷静な言葉は、時として“生意気”に映るかもしれない。実際、高校時代はそういう見方も多かった。だが、彼ほど情熱家で、向上心の強い選手はめったにいない。

「年齢が上がれば上がるほど、求められるものは多くなる。それに応えないといけないし、自分は常に自分が下になるような環境にいたいんです。そうすればより上を目指そうという気持ちになるし、『自分が一番』という環境は好きではありません」

 この言葉の奥には、常に自分が“追い越す側”にいたいという強い欲求がある。彼は“お山の大将”になることを望んでいない。あれだけの才を持ちながらも、自分よりうまい選手のプレーを吸収し、より成長したいという飽くなき向上心がある。だからこそ、中学生時代から高校生に混じってプレーをしたし、年代別代表でも宇佐美貴史を筆頭に、才能ある同年代の選手に刺激を受けることを望んだ。高校2年生の冬に、競争が激しい鹿島入りを決めて、「高校3年生はプロ1年目だと思っている。この出来次第で、自分がプロで本当に通用するかが分かるし、高い意識で臨める」と、自分にプレッシャーをかけて敢えて厳しい環境を作り出した。

違和感があったベストヤングプレーヤー賞


昨シーズンはベストヤングプレーヤー賞を受賞したが、満足するそぶりを全く見せなかった【写真は共同】

 柴崎の行動一つひとつに意味がある。鹿島に入って、ルーキーイヤーで出番をつかみ、2年目の昨年はリーグ31試合に出場し、ヤマザキナビスコカップで最優秀選手賞を獲得。さらに昨年のJリーグアウォーズでベストヤングプレーヤー賞を受賞しても、そのスタイルは変わらない。

「僕自身もベストヤングプレーヤー賞の投票用紙を見て違和感がありました。他にも何人かが違和感があったでしょう。この賞に値する選手は、今年はゼロ人でした。世界的に見れば同世代には、ACミランのFW(ステファン・)エル・シャーラウィ、レアル・マドリーのDF(ラファエル・)バラーヌ、サントスのFWネイマール。彼らのような活躍ができた選手がいるかといえば、そうではありません。彼らに一歩でも近づき、日本を代表する選手になっていかなければ世界と戦えないと思います」

 これはベストヤングプレーヤー受賞後のスピーチだ。この言葉を見ても、彼はずっとぶれていないことが分かる。

現状に歯がゆさを感じている
 迎えた2013年。当然のように鹿島の中心選手としてプレーする柴崎だが、自らのプレーには全く納得していない。不動の地位は確保したが、果たして自分がチームに貢献できているのか、勝利に貢献できているのか。手ごたえをつかめていないのが現状だ。

 第9節の横浜F・マリノス戦。チームは先制するが、終了間際に同点ゴールを決められ、1-1のドローに終わった。この試合、彼は中盤から浮き球のパスをDFラインの裏に通し、チャンスは演出したものの、無難なプレーに終始した。第11節の浦和レッズ戦でも彼はミスなくプレーし、野沢拓也の先制点をアシストしたが、それ以降は横浜FM戦同様にインパクトあるプレーはできなかった。

「まだ全体の距離間が遠いし、自分も下がってボールを受けたり、前に持ち出せないこともある。ただプレーしている感がある」

 試合後の彼の表情は淡々としていたが、現状に歯がゆさを感じているように見えた。彼は今、内に湧き起っている情熱と向上心を表現することに苦心している。だが、こうした出来事はこれまでも頻繁に直面していることだ。厳しい環境を欲し、適応し、さらに厳しい環境を欲す。この繰り返しで成長してきた彼にとって、今はさらに成長しようとする過程にいる。

「常に自分より高いレベルの選手がいる環境に身を置きたい。“上には上がいる”ことを思い知らされたいんです。そうすることでさらに成長しようとできるから」

 その環境とはずばり日本代表だ。代表に入り、ハイレベルな環境の中でさらに自分を磨く。光を放ち続ける若き才能は、新たな局面を迎えようとしている。

「日本代表は周りが評価して入れるもの。今はしっかりと自分の課題に向き合いながら、成長できるようにやっていきたい」

 ぶれない姿勢に、飽くなき情熱と向上心。苦心しながらもそれを表現できる時を待ち、自己研さんを続ける。変わらぬこの姿勢がある限り、柴崎が日本代表に入るのは時間の問題だろう。早くその姿を見たいものだ。

<了>


岳の成長について語るコラムである。
ブレぬ考えで常に先を考えておる様子。
更なる成長でこれからも鹿島を勝利に導いていって欲しい。
その先には日本代表もあるであろう。
楽しみにしておる。

ジュビロ・伊野波、先発復帰へ

2013年05月22日 | Weblog
磐田伊野波、亜脱臼「大丈夫」先発復帰へ
 磐田は21日、今日22日にホームで行われるナビスコ杯甲府戦に向け調整を行った。勝てば、横浜と川崎Fの結果次第では予選リーグ突破が決まる大事な一戦だ。15日の横浜戦で右肩を亜脱臼した日本代表DF伊野波雅彦(27)は先発復帰が濃厚で「(亜脱臼は)初めてではないし大丈夫。違和感ないし、もう、キッチリ動かせますよ」と右肩を回してみせた。

 18日のリーグ川崎F戦はベンチ外で、スタジアム上段で観戦した。俯瞰(ふかん)して見ることで、長所や弱点がはっきり見えたという。「守備は球際が甘いし、取られた瞬間の切り替えも遅い。攻撃はシンプルにやっている時は点は取れている」と振り返る。「ボールを持った時に、いいことをやろうとしすぎると逆に流れに乗れない。シンプルにつなぐ所はつなぐ、蹴る所は蹴ると、しっかり統一してやっていかないと」。見て感じたことはチームにもしっかり伝えた。

 リーグ甲府戦に敗れた翌日に、森下仁志前監督が解任された。因縁の相手との再戦に、山田大記(24)は「悔しい思いをした相手なので、ホームで2度同じ気持ちを味わわないようにしたい」と話す。この日の練習は、25日の大分戦後から指揮を執る関塚隆新監督(52)も見守った。伊野波は「中断期間までに残り2試合はなんとしても取りたい。監督も新しくなって流れも変わるし、自分たちも乗っていかなければ」と巻き返しを誓った。【岩田千代巳】
 [2013年5月22日11時37分 紙面から]


先日のFマリノス戦にて亜脱臼し途中交代したジュビロの伊野波は先発復帰とのこと。
決勝トーナメント進出には勝利が必要な状況での出場に気合いが入っておろう。
ここは、勝利に貢献して欲しいところ。
伊野波のプレイに注目である。

2ステージ制、実行委員会に提案

2013年05月22日 | Weblog
J理事会2ステージ制「拙速すぎる」
 Jリーグのシーズン制移行や2ステージ制などを検討する戦略検討会議が21日、東京・JFAハウスで行われた。来季から採用する計画があるJ1の2ステージ制について、6月11、12日のJ1・J2合同実行委員会に提案することを正式決定。当初は2ステージ制採用の可否を6月の合同実行委員会で方向付ける方針だったが、この日のJリーグ理事会で「論議がなされておらず拙速すぎる」と意見が出たため、結論が先送りされる可能性も出てきた。
 [2013年5月22日7時17分 紙面から]

秋開幕移行問題、結論は先送り Jリーグ戦略会議
 Jリーグは21日、都内でJリーグ戦略会議を開き、秋開幕への移行問題などについて検討した。大東チェアマンは「移行する態勢はつくるが、AFC(アジアサッカー連盟)や欧州の様子を見て」と、準備は進めるものの、結論は先送りする考えを示した。

 04年以来となる2ステージ制とチャンピオンシップの復活については6月のJ1、J2合同実行委員会に提出することを決定。Jリーグの中西大介競技・事業統括本部長は「実行委員会の前には(公表)できない」と詳細は伏せたが「方向性はまとまった」と述べた。浦和などが反対姿勢を示しているが、大半のクラブが2ステージ制に賛同している。
[ 2013年5月22日 06:00 ]


J1・J2合同実行委員会に提案される2ステージ制である。
かなり前向きであり、来季より採用される可能性もあるとのこと。
これは無念。
スポニチによると多くのクラブの賛同が得られておる様子である。
少々、日本サッカー界について考慮していない者がクラブを代表しておるように感じられ残念に思う。
とはいえ、ニッカンには「論議がなされておらず拙速すぎる」という意見がJリーグ理事会から出たとあり、理事には見識者がおることが伝わる。
日本サッカー界にも希望の光はある模様。
是非ともこのJリーグ理事の方に意見をとまとめて貰い、良き方向に話が進むことを望む。
6月11,12日のJ1・J2合同実行委員会を待ちたい。

堅固な守備を披露せよ

2013年05月21日 | Weblog
横浜FM、川崎F、磐田が争うAグループを抜け出すのは
2013Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグの最終節となる第7節が、5月22日(水)に開催される。Bグループは前節で鹿島、C大阪の突破が決まり、今節は横浜FM、川崎F、磐田という三つ巴の争いとなったAグループの行方が注目される。

キンチョウスタジアムが舞台となるC大阪 vs 鹿島は首位の座を巡る対決。すでに決勝トーナメント進出が確定している両チームとはいえ、今後の対戦も見据えてしっかり勝ち切りたい試合だろう。C大阪は攻撃の際に見せる瞬時の判断を生かすプレーで、鹿島の組織的な守備を攻略することができるか。


組織的な守備と評される鹿島のサッカーである。
トニーニョ・セレーゾ監督の戦術が浸透し、守備の構築が成された。
セレッソの攻撃陣との対決は見ものと言えよう。
若きCB二人がどこまで弾き返すかは、この試合の注目である。
ボランチで先発が予想されるヒゲくんと良い三角形を作り守り切りたい。
楽しみな試合である。

聖真、ブラジル式祝福

2013年05月21日 | Weblog
[鹿島]土居、21歳の誕生日にプロの厳しさを知る


 18日に行われた前節・名古屋戦では大迫勇也がバースデーゴールを決めた鹿島。続いて今日5月21日は土居聖真が21歳の誕生日を迎え、チームメイトからブラジル式の手荒な祝福を受けた。

 全体練習終了後、土居が水を飲んでいるところに狙いを定め、卵と小麦粉による祝いの儀式が実施された。「意外と卵が痛かった(笑)」と、プロ生活初体験に本気で驚きながらも笑顔を見せた。以降、「巻き添えにしてやった」(土居)となぜか豊川雄太が卵と小麦粉まみれになり、さらにその豊川が植田直通に“捨て身”でなすりつけるなど、祝福ムードが伝播。和やかな雰囲気で練習を終えた。

 ちなみにその後、土居はロッカールームで卵と小麦粉を洗い流した後に、西大伍から再び卵の祝福を受けている。伏兵からの思わぬ一撃に、『ここで!? 落としたばっかりなのに!?』ともう一度シャワーを浴びざるを得なくなり、プロの厳しさを味わった土居だった。



【写真】豊川は植田に“捨て身タックル”を敢行した

(鹿島担当 倉橋捺稀)

ブラジル式の誕生祝いを受けた聖真である。
聖真から巻き添えを食らった豊川、そして植田と伝播し楽しい雰囲気になった模様。
その聖真はシャワーで卵と小麦粉を落とした後に西に再び祝福を受け小麦粉まみれになったとのこと。
これには聖真も閉口した様子である。
この洗礼を経て一回り成長した聖真の活躍を期待しておる。