2013.5.25 J1第13節 鹿島×F東京 寸評・採点・布陣
2013-05-27
鹿島 3 ― 2 F東京
■カシマ■17,969人■晴■16.4℃■主審:飯田(5.5)
■得点(アシスト)
(鹿)47分:大迫(ダヴィ)、56分:OG、65分:大迫
(F)7分:李、44分:渡邉(李)
MATCH REPORT
序盤からハイプレスでペースをつかんだF東京は、7分に李忠成が先制。44分には渡邉がミドルシュートを決めて、最高の形で折り返した。しかし、後半は全体のラインが間延びし、47分に速攻から大迫に決められると、その後はミスから2失点。まさかの逆転負けを喫した。
Most Valuable Player
鹿島 大迫 勇也 GKの動きを冷静に見極めて流し込むシュート技術には脱帽。守備でもしつこく相手を追い続けた
鹿島
GK 21 曽ヶ端 準 6.0 2失点は喫したが、33分と後半ロスタイムにビッグセーブを披露
DF 5 青木 剛 6.0 攻撃面ではスムーズに動けなかったが、守備時の1対1で強さ発揮
DF 3 岩政 大樹 6.0 クリアを拾われ先制許すも、後半は冷静にラインをコントロール
DF 15 昌子 源 6.0 2失点目の場面では寄せきれなかったが、鋭く前に出て縦パス寸断
DF 6 中田 浩二 6.0 ルーカスの動きには苦しんだが、クロスへのポジショニング光る
MF OUT 76分 25 遠藤 康 6.5 うまくスペースでボールを受け、巧みなドリブルで2点目を演出
MF IN 76分 10 本山 雅志 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 71分 40 小笠原 満男 6.5 負傷交代するまで、激しい守備と効果的な縦パスで攻守に存在感
MF IN 71分 16 本田 拓也 6.0 突然の出場も慌てず、セカンドボールにいち早く反応して回収した
MF 20 柴崎 岳 6.5 鋭い読みでボールを奪い取る。前線に飛び出して惜しいシュートも
MF OUT 90+3分 35 野沢 拓也 5.5 献身的に守備はこなしたが、ゴール前ではなかなかボールに絡めず
DF IN 90+3分 4 山村 和也 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
FW 9 大迫 勇也 7.0 全3得点に絡む大活躍。忠実に守備をこなしつつパスを引き出した
FW 11 ダヴィ 5.5 大迫の1点目をアシストも、ボールが足につかない場面も目立った
監督 トニーニョ・セレーゾ 6.5 2点ビハインドで前半を終えても動じず。冷静に奮起促し逆転勝利
F東京
GK 20 権田 修一 5.5 フィードや飛び出しなど細かなミス多く、大迫との1対1も防げず
DF 2 徳永 悠平 6.0 効果的なクロスは少なかったが、技術の高さや1対1の強さは光る
DF 30 チャン・ヒョンス 5.0 背後を狙ったパスへの対応が悪く、不運な形でオウンゴールも犯した
DF 3 森重 真人 5.5 前半はうまくダヴィを抑えていたが、後半はくさびのパスつぶせず
DF 6 太田 宏介 5.5 遠藤のドリブル突破を止めきれず。クロスの精度もいまひとつだった
MF 4 高橋 秀人 5.5 前半はうまく米本と連動していたが、後半は相手に体を寄せきれず
MF 7 米本 拓司 6.0 前半は鋭い寄せで何度もボール奪取。奪ってからのパスに課題残る
MF OUT 88分 49 ルーカス 6.0 うまくパスワークに絡み、守備もこなしていたが、後半は消える
FW IN 88分 13 平山 相太 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 65分 11 李 忠成 6.5 強引に仕掛けて先制点。守備での貢献度も高かったが、後半に失速
MF IN 65分 27 田邉 草民 5.0 投入からワンプレー目で痛恨のボールロスト。逆転ゴールの要因に
OUT 88分
FW IN 88分 23 林 容平 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF 38 東 慶悟 5.5 左サイドから斜めに動き出し、決定機つくるもシュート精度が低い
FW 9 渡邉 千真 6.5 空中戦では苦戦も、李と連動し、強烈なミドルシュートで1ゴール
監督 ポポヴィッチ 5.5 「前半と同じサッカー」を貫けず。田邉の投入も裏目に出て逆転負け
Most Disappointing Player
F東京 チャン・ヒョンス 2失点目のオウンゴールは不運だったが、背後のスペースを狙うダヴィと大迫を捕まえられず
サッカーマガジン誌の寸評である。
誰の目にも明らかであった大迫が最高評点を獲得しMVPに選出されておる。
シュートは冷静に、オウンゴールを誘発したヤスへのパスも丁寧であり、まさに攻撃の核であったと言えよう。
小笠原主将が負傷で交代になった後はキャプテンマークを巻きチームを牽引した。
この試合の主役であった。
また、満男と岳のダブル・ボランチも高評価を得ており、チームの形が出来てきたことを現しておる。
失点は源の経験不足がもたらせた部分が大きい。
ここは出場停止の綾と考えて良いのではなかろうか。
この好調な状態にて中断に入るのは口惜しいところ。
とはいえ、中断期間にはベトナム遠征や宮崎合宿が組まれており、チームが更なる進化を遂げると思われる。
楽しみにして次の試合を待ちたい。
2013-05-27
鹿島 3 ― 2 F東京
■カシマ■17,969人■晴■16.4℃■主審:飯田(5.5)
■得点(アシスト)
(鹿)47分:大迫(ダヴィ)、56分:OG、65分:大迫
(F)7分:李、44分:渡邉(李)
MATCH REPORT
序盤からハイプレスでペースをつかんだF東京は、7分に李忠成が先制。44分には渡邉がミドルシュートを決めて、最高の形で折り返した。しかし、後半は全体のラインが間延びし、47分に速攻から大迫に決められると、その後はミスから2失点。まさかの逆転負けを喫した。
Most Valuable Player
鹿島 大迫 勇也 GKの動きを冷静に見極めて流し込むシュート技術には脱帽。守備でもしつこく相手を追い続けた
鹿島
GK 21 曽ヶ端 準 6.0 2失点は喫したが、33分と後半ロスタイムにビッグセーブを披露
DF 5 青木 剛 6.0 攻撃面ではスムーズに動けなかったが、守備時の1対1で強さ発揮
DF 3 岩政 大樹 6.0 クリアを拾われ先制許すも、後半は冷静にラインをコントロール
DF 15 昌子 源 6.0 2失点目の場面では寄せきれなかったが、鋭く前に出て縦パス寸断
DF 6 中田 浩二 6.0 ルーカスの動きには苦しんだが、クロスへのポジショニング光る
MF OUT 76分 25 遠藤 康 6.5 うまくスペースでボールを受け、巧みなドリブルで2点目を演出
MF IN 76分 10 本山 雅志 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 71分 40 小笠原 満男 6.5 負傷交代するまで、激しい守備と効果的な縦パスで攻守に存在感
MF IN 71分 16 本田 拓也 6.0 突然の出場も慌てず、セカンドボールにいち早く反応して回収した
MF 20 柴崎 岳 6.5 鋭い読みでボールを奪い取る。前線に飛び出して惜しいシュートも
MF OUT 90+3分 35 野沢 拓也 5.5 献身的に守備はこなしたが、ゴール前ではなかなかボールに絡めず
DF IN 90+3分 4 山村 和也 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
FW 9 大迫 勇也 7.0 全3得点に絡む大活躍。忠実に守備をこなしつつパスを引き出した
FW 11 ダヴィ 5.5 大迫の1点目をアシストも、ボールが足につかない場面も目立った
監督 トニーニョ・セレーゾ 6.5 2点ビハインドで前半を終えても動じず。冷静に奮起促し逆転勝利
F東京
GK 20 権田 修一 5.5 フィードや飛び出しなど細かなミス多く、大迫との1対1も防げず
DF 2 徳永 悠平 6.0 効果的なクロスは少なかったが、技術の高さや1対1の強さは光る
DF 30 チャン・ヒョンス 5.0 背後を狙ったパスへの対応が悪く、不運な形でオウンゴールも犯した
DF 3 森重 真人 5.5 前半はうまくダヴィを抑えていたが、後半はくさびのパスつぶせず
DF 6 太田 宏介 5.5 遠藤のドリブル突破を止めきれず。クロスの精度もいまひとつだった
MF 4 高橋 秀人 5.5 前半はうまく米本と連動していたが、後半は相手に体を寄せきれず
MF 7 米本 拓司 6.0 前半は鋭い寄せで何度もボール奪取。奪ってからのパスに課題残る
MF OUT 88分 49 ルーカス 6.0 うまくパスワークに絡み、守備もこなしていたが、後半は消える
FW IN 88分 13 平山 相太 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 65分 11 李 忠成 6.5 強引に仕掛けて先制点。守備での貢献度も高かったが、後半に失速
MF IN 65分 27 田邉 草民 5.0 投入からワンプレー目で痛恨のボールロスト。逆転ゴールの要因に
OUT 88分
FW IN 88分 23 林 容平 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF 38 東 慶悟 5.5 左サイドから斜めに動き出し、決定機つくるもシュート精度が低い
FW 9 渡邉 千真 6.5 空中戦では苦戦も、李と連動し、強烈なミドルシュートで1ゴール
監督 ポポヴィッチ 5.5 「前半と同じサッカー」を貫けず。田邉の投入も裏目に出て逆転負け
Most Disappointing Player
F東京 チャン・ヒョンス 2失点目のオウンゴールは不運だったが、背後のスペースを狙うダヴィと大迫を捕まえられず
サッカーマガジン誌の寸評である。
誰の目にも明らかであった大迫が最高評点を獲得しMVPに選出されておる。
シュートは冷静に、オウンゴールを誘発したヤスへのパスも丁寧であり、まさに攻撃の核であったと言えよう。
小笠原主将が負傷で交代になった後はキャプテンマークを巻きチームを牽引した。
この試合の主役であった。
また、満男と岳のダブル・ボランチも高評価を得ており、チームの形が出来てきたことを現しておる。
失点は源の経験不足がもたらせた部分が大きい。
ここは出場停止の綾と考えて良いのではなかろうか。
この好調な状態にて中断に入るのは口惜しいところ。
とはいえ、中断期間にはベトナム遠征や宮崎合宿が組まれており、チームが更なる進化を遂げると思われる。
楽しみにして次の試合を待ちたい。