鹿島、途切れた連覇 世代交代へ新たな挑戦
2010年11月21日10時46分
(20日、神戸0―0鹿島)
名古屋の結果に関係なく、連覇が途切れたと悟ったのか。神戸と引き分けた瞬間、鹿島の選手は無表情に視線を落とした。「勝ち続けなければ逆転できない状況でしたから」と岩政。優勝決定の現実は控室で知った。
今季を象徴する90分間。運動量で後手に回り、泣きどころのサイドを突かれてピンチを招いた。31歳の小笠原ら主力は衰えが顕著。3連覇の過程で周囲のマークも厳しさを増す一方だった。ここ2年、補強しても戦力の現状維持が精いっぱいだった。
黄金期の後には反動が巡るもの。2000年前後に史上最強と言われ、世代交代に失敗した磐田が典型だ。その点、鹿島はすでに布石を打っている。来季に向け、高校随一の逸材・MF柴崎(青森山田)ら大量4人の新人獲得が決定済み。多少の成績の落ち込みは覚悟し、2年ほどかけて新陳代謝を図る構想だ。
「チームづくりは新しいサイクルに入る。『波』を小さくして再び上昇気流に乗りたい」。選手編成を担う鈴木強化部長は決意する。オリベイラ監督も若手登用に前向きだ。過去にすがらず、変化を恐れず。組織が生き永らえるための方法論を13冠クラブは知っている。また、新たな挑戦が始まる。(中川文如)
世代交代について報じる朝日である。
来季のプラチナ世代入団を踏まえて、今季はユースからいまいち君一人を上げただけというところまで踏み込んで欲しかったところ。
しかしながら、世代交代を進めるため二年も優勝戦線から離れるという記事には同意しかねる。
そのようなことをしようものならば、観客は離れ、メディアにも相手にされず、世の中から忘れ去られた存在となろう。
ポジションは与えるものでは無く奪い取るものなのだ。
それが鹿島の流儀であって欲しい。
育てながら勝利を掴む、そういう手法でここまで来たはず。
我等は二年も待てぬ。
来季もタイトルを目指すのだ。
勝利を体感することこそ若手の成長の特効薬である。
勝者のメンタリティを植え付けつつ、育成をしていきたい。
2010年11月21日10時46分
(20日、神戸0―0鹿島)
名古屋の結果に関係なく、連覇が途切れたと悟ったのか。神戸と引き分けた瞬間、鹿島の選手は無表情に視線を落とした。「勝ち続けなければ逆転できない状況でしたから」と岩政。優勝決定の現実は控室で知った。
今季を象徴する90分間。運動量で後手に回り、泣きどころのサイドを突かれてピンチを招いた。31歳の小笠原ら主力は衰えが顕著。3連覇の過程で周囲のマークも厳しさを増す一方だった。ここ2年、補強しても戦力の現状維持が精いっぱいだった。
黄金期の後には反動が巡るもの。2000年前後に史上最強と言われ、世代交代に失敗した磐田が典型だ。その点、鹿島はすでに布石を打っている。来季に向け、高校随一の逸材・MF柴崎(青森山田)ら大量4人の新人獲得が決定済み。多少の成績の落ち込みは覚悟し、2年ほどかけて新陳代謝を図る構想だ。
「チームづくりは新しいサイクルに入る。『波』を小さくして再び上昇気流に乗りたい」。選手編成を担う鈴木強化部長は決意する。オリベイラ監督も若手登用に前向きだ。過去にすがらず、変化を恐れず。組織が生き永らえるための方法論を13冠クラブは知っている。また、新たな挑戦が始まる。(中川文如)
世代交代について報じる朝日である。
来季のプラチナ世代入団を踏まえて、今季はユースからいまいち君一人を上げただけというところまで踏み込んで欲しかったところ。
しかしながら、世代交代を進めるため二年も優勝戦線から離れるという記事には同意しかねる。
そのようなことをしようものならば、観客は離れ、メディアにも相手にされず、世の中から忘れ去られた存在となろう。
ポジションは与えるものでは無く奪い取るものなのだ。
それが鹿島の流儀であって欲しい。
育てながら勝利を掴む、そういう手法でここまで来たはず。
我等は二年も待てぬ。
来季もタイトルを目指すのだ。
勝利を体感することこそ若手の成長の特効薬である。
勝者のメンタリティを植え付けつつ、育成をしていきたい。
それで離れるようであれば、真のサポーターではなく、ウッチー移籍で離れたミーハーサポや、今の浦和と同じ。
僕は今カシスタへ来るサポは少なくともそのようなサポではないと思います。
世の中はそれほど甘くありません。
こしあんさんが、どのような状況でもスタジアムに来るという人であることは心強く、嬉しい話ではありますが。
リクシルさんが観客数関係なく予算を落としてくれるならまだしも・・・。
自分はどんな時も鹿島には「常勝」であって欲しい。何より悲願のACLを本気で狙って欲しい。
若手起用はローテーションの中で上手くやってくれれば良いかな。
結果それが世代交代だと思います。世代交代とは、自然にできるものだと思っています。それでも良い若手が出てこないのは、チームや選手の意識の欠如が原因です。だから、少し自然の成り行きに任せたほうが良いと思います。まずは、若手育成よりスタメンの補強です。
ただ考え方を変えると来年は少なくとも今年よりは優勝しやすくなるのではないでしょうか?
三連覇は偉業です。その間、常に対戦相手に研究され尽くされた中、戦ってきた訳です。特にMVPと得点王を受賞したマルキの動きは相手によって封じられた面も多いはずです。四連覇していたら来年は更に優勝するのが困難な中、戦わねばなりません。私は記事を額面通りとっていません。優勝を狙いながら世代交代をスムーズに行うんだろうと思っています。2年という具体的な数字を上げることで他のチームを油断させることができます。
去年も今年も都内から往復7時間かけてホーム皆勤です。来年もソシオゴールドは更新します。
ずっとアントラーズが好きだったのに遠いという先入観でそれ以前はナマ観戦したことがありませんでした。そんな私を動かしたのはテレビで見た「是非みなさんに鹿島スタジアムに足を運んでもらってともに戦いましょう」という篤人の言葉でした。
長文失礼しました。これからも素晴らしいブログ楽しみにしています。
ただ、鹿島は将来性だけでスタメンが奪えるチームじゃないはずです。
常勝軍団のもつ勝利のメンタリティはいかなる時にも優勝を目指すチームだからこそ植えつけられたわけで。
2年の育成期間に優勝を目指さないチームであれば、それはもはや鹿島ではないし、目指すだけではなく現実的に勝つ義務を負っているのも鹿島の宿命です。それをサテライトの人間までしっかり植え付けられているからこそ、カズをして「鹿島は名門」と言わしめたのだと思います。
代表級の壁を打ち破りスタメンを掴み取った慎三。彼は今度は大迫の成長の為にも自分が壁になるといった。若手にもプライドと危機感を持ってあたる、それこそ鹿島であって欲しいと思います。
4連覇を逃しましたが、鹿島の記録を塗り替えるのは、絶対鹿島でなくてはなりません。またそのスタートが来年切られます。
2年なんて絶対待てません。優勝をする鹿島を信じ、来年も聖地に向かいます。