鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

篤人に刺激

2010年11月26日 | Weblog
【鹿島】内田CLアシストYoutube観戦
 鹿島の選手たちが、かつての僚友であるシャルケDF内田篤人(22)の活躍に刺激を受けた。多くの選手がクラブハウスで、24日の欧州チャンピオンズリーグ、1次リーグリヨン戦での内田のアシスト映像をユーチューブ視聴。3-0の勝利と、決勝トーナメント進出に大きく貢献した姿に、DF伊野波雅彦(25)は「すごい。刺激を受けた」と深くうなずいた。リーグ3連覇の望みが断たれたチームだが、旧友に続けとばかり、来季アジアチャンピオンズリーグ出場権確保の3位以内へ、残り2試合の連勝を目指す。
 [2010年11月26日18時28分]

篤人のアシストに影響を受けたイノパンらである。
確かに素晴らしいクロスであった。
イノパンから同様のフィードが出されれば、ACL出場枠など容易に取れると言えよう。
篤人の活躍がチームによい影響を与えておる。
我等も負けるわけには行かぬ。
来季こそ、アジアを制圧し、世界へ飛び出すのだ。
そして篤人と相見えたい。
同じ土俵で戦う姿を想像して身震いする。
楽しみである。

修人、練習中

2010年11月26日 | Weblog
2010年11月26日(金)

小雨の中、クロスからのシュート練習などを行いました。

ボレー体勢の修人である。
ボールコントロールならレギュラーと遜色のない修人であるが、出場機会には恵まれておらぬ。
しかしながら、ここは耐えるところ。
練習に精を出し、監督に認めさせるのだ。
さすれば芽が出てくるはず。
何事も前向きな姿勢こそが、幸せをもたらすものである。
修人もこの時期を過ごすことによって人間的成長が見込まれる。
大きな人間こそ世に求められておるのだ。
目先に囚われてはならぬ。
後ろで待つ、青木もかつてはレギュラーポジションを掴んでおったが、今はサブである。
とはいえ、文句一つ言うことなくタスクをこなし、勝利に貢献しておる。
青木を例に挙げるまでもなく、ポジションは11しかないため残りの選手は耐えることを強いられるのである。
耐えて成長することが求められておるのだ。
大きな修人が活躍する日は遠くない。
楽しみにしておる。

ロンドン世代メンバー

2010年11月26日 | Weblog
アジア大会のメンバーから漏れたロンドン世代の有力メンバーを考えてみた。
2010年11月26日01時35分

■ 招集メンバー

見事にアジア大会で金メダルを獲得した関塚ジャパンであるが、今大会はJリーグの日程とかぶっているため、有力選手のほとんどが招集を見送られている。Jリーグでレギュラーポジションをつかんでいるのは、昇格や降格に関係のない大分のMF東、栃木のMF水沼の二人くらいで、それ以外は、大学生であったり、サブのメンバーばかりである。もちろん、ドルトムントのMF香川真司ら海外組も召集されていない。

そもそも、今大会の参加資格は、「U-23+オーバーエイジ3人まで」であり、日本のように「U-21のみ」というチームはほとんどないので、優勝の価値はさらに高まるのである。

今大会のチームは、「3軍」とも揶揄されていた。が、ただ、あまりサッカーに興味のない人にとっては、どういうメンバーが「1軍」なのか?なぜ「3軍」と呼ばれているのか?非常にわかりにくいので、勝手に有力メンバーを考えてみた。(アジア大会のギュレーションは23歳以下であるが、オリンピックと同じで21歳以下の選手に限定する。)



ゴールキーパー

 → 絶対的な存在はFC東京の権田修一。2009年からレギュラーに定着し、先日のA代表のアルゼンチン戦、韓国戦のメンバーにも選ばれている。もう一人、J1でレギュラーを獲得しているのが京都サンガのGK守田達弥。先日の山形戦ではスタメンを外れたが、それまでは10試合連続スタメン。京都のJ2降格は決定しており、GK守田もキャッチングに安定感を欠く試合が増えているが、191㎝の高さは魅力である。

他には、順天堂大学在学中でJ1の湘南ベルマーレの強化指定選手として12節のG大阪戦でプレーしたGK松本拓也、横浜FCで2009年に33試合に出場したGK大久保択生がいるが、アジア大会で守護神を務めた川崎FのGK安藤を含めて、GK権田の域に達している選手はおらず、アクシデントがなければGK権田が正GKとなるのは確実といえる。



サイドバック

 → 今大会は、右サイドが高知大学のDF實藤友紀、左サイドが流通経済大学のDF比嘉祐介と大学生コンビがサイドを務めた。サブには、ジェフ千葉所属で左右両サイドをこなすDF鎌田翔雅、先日の湘南戦でJリーグデビューを飾ったDF當間建文も入っていたが、メンバー外となった選手で、Jリーグで経験を積んでいる選手は少なくない。

右サイドバックでは、粘り強い守備が魅力のFC東京のDF椋原健太、高校3年生ながら浦和レッズの右サイドバックを任されることが増えているDF岡本拓也がいる。同じく浦和レッズ所属で、右サイドハーフでもプレーするDF高橋峻希も右サイドバックでポジションをつかむ可能性があるだろう。

左サイドバックは、J1で4位のセレッソ大阪でレギュラーポジションをつかんだDF丸橋祐介が筆頭候補。左利きで、プレイスキッカーも任されており、キックの精度が非常に高く、ビルドアップでも貢献する。京都では左サイドハーフでもプレーするDF中村太亮は182㎝の大柄のサイドアタッカーで、守備に不安はあるが、突破力がある。今シーズンは24試合に出場している。また、小柄であるがパワフルな左足を持つ横浜FCのDF阿部巧も面白い存在で、レンタル先の横浜FCでレギュラーをつかんでいる。

左右両サイドをこなす選手としては、新潟のDF酒井高徳、甲府のDF吉田豊の名前が挙げられる。DF酒井は南アフリカワールドカップのバックアップメンバーでドイツ人と日本人のハーフで身体能力が高い選手である。DF吉田はJ1昇格を決めた甲府の右サイドバックのレギュラーで攻撃力のある選手である。



センターバック

 → もっとも人材を欠いているポジションである。今大会でレギュラーを務めた新潟のDF鈴木大輔と川崎FのDF薗田淳の二人がそのまま予選でもポジションを確保する可能性も十分にある。そんな中でレギュラー最右翼とみられているのが湘南のDF村松大輔。176㎝と高さに欠けるが、スピードに秀でており、A代表の岡田監督も日本代表に招集したことがある。2009年には湘南のJ1昇格に大きく貢献したが、空中戦に強くないことが嫌われる可能性もある。

他に、J1でレギュラー格となっているのはサンフレッチェ広島のDF横竹翔。MFミキッチが不在の時、右ストッパーで起用されることが多かった。ボランチで起用されることもあり、4バックのセンターとしてどうなのか?という不安はあるが、ユーティリティプレーヤーとして重宝される可能性がある。

また、J2の東京VでプレーしているDF高橋祥平も可能性がある選手で、ここ13試合連続でスタメンを飾っていて、ベテランのDF土屋から多くのものを吸収している。ユーティリティでキックの精度に定評のあるC大阪のDF扇原貴宏も候補に入ってくる可能性は十分。鹿島アントラーズのDF中田浩二タイプの長身レフティで、怪我のため欠場したが、U-19日本代表ではDFラインの中心となるはずだった。



ボランチ

 → ボランチで頭一つ抜けているのが、FC東京のMF米本拓司。今シーズンは大怪我で出遅れたが、昨シーズンのナビスコカップ制覇に大貢献したFC東京の軸で、高い守備力に定評がある。2008年のU-19アジアユースでボランチを組んだジュビロ磐田のMF山本康介と大宮アルディージャのMF青木康裕も試合経験を積んでおり、ボランチの候補の1人である。

今大会で評価を高めたC大阪のMF山口蛍、流通経済大のMF山村和也も有力候補であるが、MF山村は184㎝とサイズがあるのでセンターバックで起用される可能性もある。また、今大会で控えに回ったC大阪のMF黒木聖仁もミドルパスとシュート力に定評があってボランチのレギュラー候補といえる。

2.5列目的な選手としては2009年に岡田ジャパンデビューを果たした浦和レッズのMF山田直樹、柏レイソルのJ1昇格に貢献したMF茨田陽生というタレントがいる。MF山田は怪我の影響で3試合の出場にとどまっているが、MF茨田は24試合に出場している。司令塔タイプでは鹿島アントラーズ入りが決まている青森山田高校のMf柴崎岳という選手もいる。



攻撃的MF

 → ロンドン五輪代表に招集されるかどうかは微妙であるが、ドルトムントで活躍するMF香川真司もこの世代であり、飛び級で北京五輪にも出場している。MF香川と同じくフル代表にも選ばれており、リーグ優勝の名古屋のサイドアタッカーとして活躍したFW金崎夢生もMF香川と同じく別格の存在で、A代表と同様に<4-2-3-1>を採用するとしたら、右サイドを任される可能性は高い。縦への突破に定評がある。

左サイドを得意とするのは、ガンバ大阪のMF宇佐美貴史。まだ高校3年生であるが、G大阪の中心になっていて、今シーズンは7ゴールを挙げている。中学時代から将来を嘱望されてきた選手であり、MF香川が招集されないとしたらチームのエースは彼しかいないだろう。

アタッカータイプは多彩なメンバーが揃っており、浦和レッズのMF原口元気、柏レイソルのMf大津祐樹、東京ヴェルディのMF河野裕貴、FC東京のMF大竹洋平、コンサドーレ札幌のMF古田寛幸も打開力のある選手である。また、潤滑油的なプレーヤーとしては、今大会のレギュラーの大分のMF東慶悟、栃木SCのMF水沼宏太のほかに、C大阪でレギュラーをつかんでいるMF清武弘嗣、元プロ野球選手の高木豊氏の二男である東京VのMF高木善朗がいる。MF高木は高校3年生であるが32試合に出場して5ゴールを挙げている。今大会で活躍したジュビロ磐田のMF山崎亮平を含めてポジション争いは熾烈であるが、1トップ+3シャドーと仮定すると、MF金崎、MF香川、MF宇佐美が有力か。


フォワード

 → フォワードも層の薄いポジションである。レギュラーの最右翼はアジア大会の得点王となったMF永井謙佑。圧倒的なスピードと決定力はプロ選手に混じっても見劣りしないどころか、トップクラスである。同じく期待の高い選手としては、鹿島アントラーズのFW大迫勇也が挙げられる。2年前の高校選手権で鹿児島城西高のエースストライカーとして爆発したFW大迫は、プロ2年目の今シーズン25試合で4ゴール。FWマルキーニョスとFW興梠の存在が大きく、レギュラーは獲れていないが、182㎝と高さもあってキープ力もあるので、CFとしてはうってつけの存在である。1トップシステムならば、FW永井か、FW大迫の1トップが有力である。

大型フォワードは少なくて、柏ユース出身でスペイン3部リーグでプレーする193㎝のFW指宿洋史も候補の一人。先日のU-19アジアユースの韓国戦でも2ゴールを挙げる活躍を見せた。また、2009年のU-17ワールドカップでFW宇佐美とともに攻撃の軸になったC大阪のFW杉本健勇も187㎝と大柄な選手。ユース時代はセンターバックでもプレーしたが、プロではフォワード一本で勝負することを誓っている。

逸材の多い高校3年生はセカンドストライカータイプが豊富であり、横浜Fマリノスで攻撃の軸になりつつあるFW小野裕二、京都サンガのFW宮吉拓実、ヴィッセル神戸のFW小川慶治朗も期待の高い選手で、FW小野はJ1で3ゴール、FW宮吉はJ1で2ゴールを決めている。1つ上の年代では、FC東京のFW重松健太郎、C大阪のFW永井龍、東京VのF高木俊幸が期待の高い選手であり、FW高木俊は必殺のブレ球シュートを武器に高卒1年目で6ゴールを挙げている。また、アーセナルへの入団が内定しているというという噂のFW宮市亮は圧倒的なスプリント能力でサイドを駆け上がるクリスチャーノ・タイプの選手で未完の大器。3年前の高校サッカー選手権で得点王になった清水エスパルスのFW大前元紀も期待したい選手である。


ロンドン五輪世代のコラムである。
昨日のU-21日本代表がアジア大会で優勝したことを受け、この世代が目指すロンドン五輪の有力選手について述べられておる。
我が鹿島からはアジア大会にも出場した當間に加え、来季加入の岳くん、そしてスター・大迫が挙げられておる。
北京五輪には篤人のみの選出で寂しい思いをした。
ロンドンにはもっと多くの人材を送り出したい。
上記の選手に加え、川俣も梅鉢くんも昌子くんもおる。
今回は惜しげもなく関塚監督に助け船を出したいと思う我等である。

ユダ・大迫、"世界に1足"スパイク

2010年11月26日 | Weblog
中村俊輔らJリーガー19選手が、アディダス"世界に1足"スパイクでピッチに!
2010/11/26

アディダス ジャパンは27、28日開催のJ1第33節にて、特別企画『mi adidas(マイ アディダス) DAY』を実施する。横浜F・マリノスの中村俊輔選手など19名のプレーヤーが、自らカスタマイズしたスパイクを着用してピッチに立つほか、当該スパイクをプレゼントするイベントも行われる。


J1第33節の特別企画『mi adidas DAY』では、19名のJリーガーがオリジナルのカスタムスパイクを着用する

同企画に参加するのは中村俊輔選手のほか、ガンバ 大阪の宇佐美貴史選手、鹿島アントラーズの中田浩二選手と大迫勇也選手、サンフレッチェ 広島の槙野智章選手、浦和レッズの山田直輝選手、柏木陽介選手ら19名(コンディションや試合状況により変更の場合あり)。

アディダスのカスタマイズサービス『mi Performance(マイ パフォーマンス)』を通じ、自らデザインとカスタマイズを施した"世界に1足"のオリジナルスパイクを履き、試合に臨むことになっている。

18歳ながら今季7得点(第32節終了時点)を挙げ、ガンバ 大阪でレギュラーの座をつかんだ宇佐美選手は、自らのカスタムスパイクについて、「今履いているイエローをメインにして、チームカラーの青ラインを入れました」とコメント。独特のゴールパフォーマンスで注目を集めるサンフレッチェ 広島の槙野選手はゴールドをメインにカスタマイズし、「一番好きな色で、『いつまでもゴールドのように輝き続けていたい!』という思いを込めています!」と語っている。


中田浩二選手(鹿島アントラーズ)着用モデル


大迫勇也選手(鹿島アントラーズ)着用モデル


また、同企画の実施に合わせて開設された特設サイトでは、各選手のオリジナルスパイクを詳しく紹介。さらにTwitterと連動し、宇佐美選手、槙野選手、柏木選手の3名が着用するスパイクの命名コンテストも行われる。ベストネーミングに選ばれた人には、当該スパイクを本人のサイン入りでプレゼント。その他、スパイクの実物展示も実施するとのこと。


明後日の試合でカスタムスパイクを着用するユダと大迫である。
ユダは銀をあしらったシンプルなモデル、大迫は赤に黄色の派手目なモデルである。
二人ともこのスパイクで京都を一蹴して欲しい。
期待しておる。

好調シャルケについて

2010年11月26日 | Weblog
好調シャルケ、内田が感じた手応え
2010年11月26日(金)
■最近のシャルケは絶好調


フンテラールのゴールをアシストした内田。この日は右サイドで精力的に動き回った【Bongarts/Getty Images】
 今季ここまでシャルケ04を見たのは2試合。8月28日のハノーファー96戦(1-2)と9月19日のドルトムント戦(1-3)だった。以降、足が遠のいていたのは、正直言ってシャルケ04の試合を見るのがつらかったからだ。当時のシャルケ04はチームとして体を成しておらず、成績ばかりか試合内容も悪かった。これがまだオランダ国内の試合ならいいが、わざわざドイツまでシャルケ04を訪れるには心身の負担が大きかった。

 ところがだ。11月25日のチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5節、シャルケ04は充実した試合内容で3-0とリヨンに快勝したばかりでなく、グループBの首位に浮上。3位のベンフィカがハポエル・テルアビブに同スコアで敗れたため、シャルケ04は1試合を残してCLのベスト16入りを決めた。
 ブンデスリーガの前節でもシャルケ04はブレーメンを4-0と倒している。チームは今、明らかな向上の時期を迎えているのだろう。

 リヨン戦は前半のうちにほぼ決着がついた。14分にファルファン、20分にはフンテラールがゴールを決め、シャルケはあっという間に2-0としたのだが、得点者2人にラウルを加えた豪華攻撃陣は絶好調のようだ。特に31分、自陣からのロングキックを後方から受け、振り向きざまの長距離ボレー&ロビングシュートを放ったラウルのプレーは美しすぎ、5万人をはるかに超す観衆たちが「ラウール! ラウール! ラウール!」と連呼した。

 しかし、われわれ日本人にとってハイライトとなったのが89分、内田篤人の見事なクロスによるアシストだった。この日の内田はボールタッチ数こそ少なかったが、前半はブラジル代表のバストス、後半途中まではリサンドロ・ロペス、残り15分はカルストロムと対峙(たいじ)することが多く、安定した守備を見せていた。運動量も最後まで衰えず、残り10分になってから、エドゥとのワンツーからの突破を皮切りに何度も攻撃参加し続け、試合終了直前に速く低く鋭いクロスをファーサイドに入れて、フンテラールのダメ押しゴールをお膳立てしたのだった。

「フンテラールが逆サイドで手を上げていたので、(GKとDFの)間に速いボール――ですね。フンテラールは足元に(ボールが)入れば、(ゴールを)取れるんで。まあ、FWにいいボールを入れるのがサイドの仕事」と内田はクロスシーンを振り返った。

■Jリーグと“海外”の違い

 後半、シャルケ04はリヨンの反撃に遭って劣勢な時間もあったが、守備に大きな破綻もなく相手を零封した。内田は「今日の相手は強いチームでしたけど、こういうサッカーができればリーグ戦も楽しいサッカーになる」と、リヨンの強さを肌で感じたようだ。だが元々、興味を持って海外サッカーを見ることがなかった内田にとって相手選手のことはほとんど分かっておらず、バストス、リサンドロ・ロペス、グルクフといった選手がそろうリヨンですら、「知らないですね。みんな同じに見えますから」と言って笑った。

 そういえばハノーファー96戦はCLのグループ組み合わせ抽選の直後だったが、「みんなでデカいスクリーンで(抽選の様子を)見ていました。ラウルが『レアル・マドリー、来い、来い!』とか。(3チームの印象は)ぜんぜん分からないですよねえ。最初のシード(リヨン)しか分からない。フランスのチームですよね。海外のチームは見ないからぜんぜん分からない」と組み合わせに無頓着だったのがほほ笑ましかった。

 しかし、内田の中でJリーグと“海外”の違いはハッキリした。シャルケ04戦後、内田は語る。
「こっちは結構何をしてもファウルにならないです。まあ、つかんだりしなければね。球際は練習中からそうですけど、180、190(センチ)ぐらいのデカい人たちとガツガツやりながらやっていけば、自分の癖になっていつか力になると思います。(欧州は)結構行っても倒れないから、遠慮せずにいける。変な意味でJリーグはファウルをもらいにくる選手が多い。こっちはホント、ちょっとぶつかろうが引っ張ろうがビクともしない選手ばかりだから」

■好調の要因は新加入選手が慣れてきたこと


周囲とのコンビネーションもかみ合い出し、内田のパフォーマンスも上がってきた【Bongarts/Getty Images】
 内田はこの日、何度も前線の献身的な守備に感謝のコメントを残している。例えばこんな具合だ。
「センターバック2枚がホント強くボールに行ってくれて、危ないボールが少なかった。それは前の選手が追って限定してくれたから、後ろが頑張れた。後ろだけではなかなかディフェンスはできない。前がパスコースを限定してくれたりすると、後ろが狙いを持っていける。そういう意味ではチームがよく走って戦っていた。だからフランスの選手も有名らしいですけど、無失点で抑えられたんじゃないかと思います」

 思えばハノーファー96戦後、内田はチームの不調についてこう語っていた。
「(ラウルのような選手でも)そんな簡単じゃないですよ、急にチームに入って。あれだけの経験があっても簡単じゃない。それでも(自分も)しっかりやらないといけないんだろうけど」

 それが、3カ月経って内田のコメントはこう変わった。
「おれがそうなんですけど、今年新しく入った選手がすごいいるんですけど、そういう選手が慣れてきたというのもあるし、お互いの特徴をつかみ合っているというか。こういうところがいいプレーができるとか、(チームが好調なのは)そういうところじゃないですか。もともと、いい選手はたくさんいましたからね。勝てないチームではなかったので、これが普通だと思います」

 スタジアムを出たのは深夜0時半。真っ暗なアウトバーンを飛ばして250キロ先の家まで車を走らせる。それでも内田のクロスのシーンに思い出し笑いが止まらず、疲れは感じない。「このままだと内田のクロスが夢に出そうだな」と思いながら布団にもぐり込んでも、熟睡しすぎて夢は見なかった。それでも、いいものを見ることができたという満足感とともに朝を迎えた。
 労働者のチーム、シャルケ04のサポーターも昨夜見た素晴らしいサッカーと、夢のような結果にきっと同じような朝を迎えたはずだ。今日も一日頑張るぞ、というエネルギーをサッカーから授かりながら。


<了>

好調シャルケのコラムである。
確かにCLリヨン戦のクロスは素晴らしかった。
あのクロスが有れば我等が四連覇を成し遂げられたのではないかと、悔しい思いをする。
しかしながら、素晴らしいプレイが出るようになってきたのも、チームに馴染んできたため。
篤人が申すように、今季のシャルケは新入団の選手が多く、序盤は連携が不十分であった。
今、ここに来て好調になったのは、試合を重ね、選手を固定できるようになったところで、連携が熟成されたためである。
よく「若手選手を試合に出して成長させて欲しい」という話を耳にするがそれは間違いである。
試合に出すことによって、若手選手が成長して活躍するのではなく、試合に出ているから連携が深まり活躍するのである。
よって、成長しておらぬ選手を無理矢理試合に出したところで成長するどころか、試合に敗れ、内容も悪くなり、チームが崩壊へ向かうことになるであろう。
練習を重ね、戦力となれば自然と試合に出場することが叶うのだ。
今季のJリーグを見てもコロコロと選手を入れ替えたチームは調子が上がらずに苦しんでおる。
リーグ優勝を果たした名古屋など、選手を入れ替えたナビスコ杯では予選リーグすら勝ち上がれずにおる。
とはいえ、サッカーに正解はない。
何事も結果が全てと言って良かろう。
今季優勝できなかった理由に若手である、ヤスやジウトン、大迫など若手に頼らなければならなかったところが有ったような気がせぬでもない。
来季は新たなサイクルの年、気持ちを新たに戦っていきたい。

オリヴェイラ監督へ来季の契約延長オファー

2010年11月26日 | Weblog
オリヴェイラ監督、V逸も続投…鹿島
 鹿島はオリヴェイラ監督に対し、京都戦(28日・カシマ)後に来季の契約延長オファーを提示する。契約年数は1年になる見込み。今季はリーグ4連覇を逃し、来季のACL出場権を獲得できる3位以内を目指しているが、最終的に4位以下となっても続投の方針は変わらない。補強ポイントについて話し合いを進め、双方で一致しており、契約延長が有力だ。
(2010年11月26日06時01分 スポーツ報知)

オリヴェイラ監督に契約延長のオファーを出す鹿島である。
今季残り二試合と天皇杯を残しておるが、最悪のシナリオになったとしても、オリヴェイラ監督に来季を託す気持ちに変わりはない。
今季は若いヤスや大迫に出場機会を与え、4-2-3-1のシステムを採用するなど、采配に幅を持たせた。
本山の長期欠場や主力選手の海外移籍、マルキーニョスの負傷などにも対応し、上位に着けることが出来たのも監督の手腕のなせるわざと言えよう。
来季は監督が「再建」を公言しており、選手起用に何かしらの変化が訪れるであろう。
プラチナ世代の入団する未来に期待を込めて来季もまた聖地へ向かいたい。

アジア大会 U-21日本代表金メダル

2010年11月26日 | Weblog
キャプテン山村がけん引 攻撃能力も抜群

<アジア大会サッカー男子決勝 日本・UAE>相手ボールを奪って攻めあがる山村(右)
Photo By スポニチ


 【日本1―0UAE】MF山村が主将としてチームをまとめた。W杯南アフリカ大会のサポートメンバーとして、永井とともに日本代表に同行した将来有望な20歳。流通経大ではセンターバックを務めるが、柔らかいボールタッチから長短のパスを散らし、攻撃を組み立てる能力も十分。

 「なでしことアベックで獲りたい」という思いが金メダルに実を結んだ。

[ 2010年11月26日 ]

鹿島が獲得を目指す山村くん率いるU-21代表がアジア大会で優勝した。
まさに重畳。
素晴らしい結果と言えよう。
この試合、キャプテンの山村くんは中盤の王様として君臨し、攻守に貢献しておった。
言うなれば守備の良い中後と言ったところであろうか。
もし、鹿島への入団が適うのであれば、最後尾からゲームを作るフィードが期待される。
勝者のメンタリティを持った山村くんの入団に期待したい。