[選手権]本命・青森山田、序盤苦戦も結果は大勝
■青森山田 8-0 三本木農
昨年度の全国準優勝校である大本命・青森山田に三本木農が挑む構図となった青森決勝。序盤は「相手のディフェンスが良く、かなり苦戦した」とMF柴崎岳が語ったように、14分にその柴崎のゴールで先行した青森山田だったが、気迫のこもったプレーを見せる三本木を攻めあぐねるシーンが目立つ。逆に三本木はエースの阿部豊、2年生FW古川優を中心に速攻から好機を作り、あわや同点というシーンも作り出した。これには黒田剛監督も「三本木農のほうが思いどおりにいったという展開だったんじゃないか」と苦い顔。
ただ、やはり地力に差があったのは否めない。前半終了間際の39分に柴崎のパスからFW橘一輝が決めると、試合の大勢は決した。52分に再び橘が決めて3-0とすると、そこからは一方的な試合に。橘はそこから2点を追加して計4得点。さらに途中出場のFW市村竜太も2点を奪うなど、結局8-0で圧勝した。
試合後、黒田監督は「これで終わりじゃないぞ。これからがスタートだ。去年起こした失敗を今年は絶対に起こさないように。そういう準備をしっかりやれ」と一声。今回は国立での2勝を期す。(星 智徳)
(BLOGOLA編集部)2010年11月5日 14:29
■MF 10 柴崎 岳(青森山田/3年)
地に足を着けてやっていきたい
「(先制点は)停滞していた時間帯だったので、決められて良かったな、と。内容はいいものではないけれど、全国を決められてホッとしています。相手よりも出足が遅かったし、運動量でも相手のほうが走っていた。やらなきゃいけないことはいっぱいあるので、全国までに修正できるように練習していきたい。チーム全体がこの試合はちょっと良くなかった。そこを修正するのも、僕の役目。そこが僕個人の力のなさだと思います。(全国では)一戦一戦しっかりと勝ち上がって、結果的に去年よりもいい成績を残せればいい。地に足を着け、一歩一歩進んでいきたい」
エルゴラによる第89回全国高校サッカー選手権大会青森県大会決勝戦の選評である。
本紙に載っておった岳くんのコメントも併記しておく。
チームの主将として責任を一手に背負っておる。
一歩一歩、勝利を積み重ね、昨季成し得なかった優勝という結果が欲しいところ。
気持ちを込めて全国大会へ挑んでくれるであろう。
楽しみである。
■青森山田 8-0 三本木農
昨年度の全国準優勝校である大本命・青森山田に三本木農が挑む構図となった青森決勝。序盤は「相手のディフェンスが良く、かなり苦戦した」とMF柴崎岳が語ったように、14分にその柴崎のゴールで先行した青森山田だったが、気迫のこもったプレーを見せる三本木を攻めあぐねるシーンが目立つ。逆に三本木はエースの阿部豊、2年生FW古川優を中心に速攻から好機を作り、あわや同点というシーンも作り出した。これには黒田剛監督も「三本木農のほうが思いどおりにいったという展開だったんじゃないか」と苦い顔。
ただ、やはり地力に差があったのは否めない。前半終了間際の39分に柴崎のパスからFW橘一輝が決めると、試合の大勢は決した。52分に再び橘が決めて3-0とすると、そこからは一方的な試合に。橘はそこから2点を追加して計4得点。さらに途中出場のFW市村竜太も2点を奪うなど、結局8-0で圧勝した。
試合後、黒田監督は「これで終わりじゃないぞ。これからがスタートだ。去年起こした失敗を今年は絶対に起こさないように。そういう準備をしっかりやれ」と一声。今回は国立での2勝を期す。(星 智徳)
(BLOGOLA編集部)2010年11月5日 14:29
■MF 10 柴崎 岳(青森山田/3年)
地に足を着けてやっていきたい
「(先制点は)停滞していた時間帯だったので、決められて良かったな、と。内容はいいものではないけれど、全国を決められてホッとしています。相手よりも出足が遅かったし、運動量でも相手のほうが走っていた。やらなきゃいけないことはいっぱいあるので、全国までに修正できるように練習していきたい。チーム全体がこの試合はちょっと良くなかった。そこを修正するのも、僕の役目。そこが僕個人の力のなさだと思います。(全国では)一戦一戦しっかりと勝ち上がって、結果的に去年よりもいい成績を残せればいい。地に足を着け、一歩一歩進んでいきたい」
エルゴラによる第89回全国高校サッカー選手権大会青森県大会決勝戦の選評である。
本紙に載っておった岳くんのコメントも併記しておく。
チームの主将として責任を一手に背負っておる。
一歩一歩、勝利を積み重ね、昨季成し得なかった優勝という結果が欲しいところ。
気持ちを込めて全国大会へ挑んでくれるであろう。
楽しみである。