鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

清水戦レポート

2011年11月27日 | Weblog
【J1:第33節 鹿島 vs 清水】レポート:本山今季初先発で鹿島の攻撃陣が躍動。3発で清水を粉砕しホーム最終戦を飾る。(11.11.27)
11月26日(土) 2011 J1リーグ戦 第33節
鹿島 3 - 0 清水 (14:04/カシマ/21,542人)
得点者:50' フェリペガブリエル(鹿島)、69' 野沢拓也(鹿島)、73' アレックス(鹿島)


快晴ながらも、日陰に入ると肌寒さは否めない。そろそろサッカー観戦には万全の防寒対策が必要となる時期が差し迫ってきたが、この試合に訪れた鹿島側のサポーターにとっては、そんなことさえ吹き飛ばす試合内容だったはずだ。今季初先発となった本山雅志に牽引された攻撃陣が、つぎつぎとチャンスを作り出す。前半こそ、好機を逸する場面が多かったが、後半にきっちり3得点。久しぶりの快勝でホーム最終戦を飾った。

前半、最初にチャンスを掴んだのは清水だった。右からのコーナーキックが正面にこぼれたところを平岡康裕がオーバーヘッド。力なくこぼれたところをアレックスが膝でつなぎ、最後は高原直泰。右足を振り切ってゴールへ蹴り込み、先制点をあげたかに思われたが、判定はオフサイド。清水は決定的な場面を逃してしまう。

その後、試合を支配したのは鹿島だった。本山が攻撃の"潤滑油"の役目を果たし、守備の間に顔を出してパスを受けると、そこからパスが出ることを周囲の選手が何人も動き出す。清水のディフェンスは、その流動的な動きを捕まえきれなかった。
前半こそ、立て続けに興梠慎三がチャンスを逃し、なかなか得点が奪えない嫌な流れが生じかけたが、後半に入るとすぐさまチャンスをものにする。50分、速攻から右サイドを抜け出したフェリペ・ガブリエルが逆サイドの興梠へ展開。興梠が落としたパスにアレックスがシュート、こぼれたところを今度は興梠が逆サイドへパスを通すと、左右に大きく振られたことでフェリペがフリー。無人のゴールに蹴り込み、先制点をあげた。

58分には山本真希が2枚目の警告を受け退場。清水はひとり少なくなってしまった。しかし、ゴトビ監督は一歩も引かない姿勢を示す。ユングベリを1列下げただけの[4-2-3]とも言える布陣で対応、あくまで3トップを崩そうとしなかった。
しかし、この日の鹿島の守備陣は安定感が高い。センターバックには1年ぶりの先発出場となる當間建文が入ったが、青木剛のリーダーシップも冴え渡り、相手にチャンスを与えず、後半は相手をシュート2本に抑える安定感を見せた。そして、69分に野沢拓也、73分にアレックスが本山からのパスを受け、立て続けにゴールを奪い、試合の行方を決定づけた。

鹿島はカシマスタジアムで今季ようやく7勝目。いままでのワースト記録が8勝だっただけに、今季がいかに苦しいシーズンだったかを物語る数字と言える。ホーム最終戦の恒例である監督からの挨拶では、「まだ約束は果たしていない。全員で天皇杯を獲りに行きましょう!」とオリヴェイラ監督が絶叫。スタジアムは万雷の拍手に包まれた。

震災によりダメージを受けたカシマスタジアムは、仮設の照明を取り付けることで今季の試合を開催してきたが、この試合を最後に本格的な復旧工事に取りかかる。来季は新装されたホームスタジアムで、たくさんの勝利を重ねて欲しい。


以上
2011.11.27 Reported by 田中滋


快勝で筆の走る田中氏である。
負傷者・出場停止が重なり不安のあった試合であったが、ふたを開ければ、今季初先発の本山が躍動し気持ちの良い試合となった。
試合内容は田中氏の申すとおりである。
しかしながら、気になるところはオリヴェイラ監督の挨拶であろう。
恒例であるが、これまでの四年とは異なり、かなりの短さであり、心なしか絶叫も小さく感じられた。
やはり、サンスポが報じたように来季に関しては迷いがあるのであろうか。
試合内容は良く、途中出場の聖真が好プレイをしたことも含めて、来季の手応えを感じておっただけに気がかりである。

シャルケ・篤人、相手を賞賛

2011年11月27日 | Weblog
内田:「ドルトムントはやられる気がしなかっただろう」
ダービーで相手の強さを認める

2011/11/27 13:22:00



ブンデスリーガ第14節では、ルールダービーが行われた。シャルケは0-2でドルトムントに敗れ、日本代表DF内田篤人も相手の力を認めるしかなかった。

相手のホームでの試合であり、さらに早々の16分に先制を許すと展開はさらに難しいものとなった。内田はフル出場したものの、得点につながる動きはなかった。以下は試合後の内田のコメント。


―試合の感想は?
「ゴールができそうだな、というほどのチャンスはなかった。たぶん、ドルトムントの選手たちはやられる気がしなかったと思う。ディフェンスラインもうまかった。15番(マッツ・フンメルス)とかが、バランスを取っていたし」

―ドルトムントのプレスについては?
「チームとして一体感があるというか、しっかりと連動しているかな。僕らがボールを取ってもすぐに相手に奪われて、その後にうまくつながれる。バルサとまではいかないが、ボールを失ってからボールを取り返すまでが早い。それで、前に(ルーカス・)バリオスみたいな選手がいるから、やっぱり怖いし、一発(で決められる強さ)もある」

―セットプレーの後などに、素早く動き出してGKからボールを引き出そうと意識しているように見えたが?
「前の試合でも、そういうプレーをもう少しやれれば良かったなというのがあったので。チームとしてもゴールキーパーからのボールのもらい方は、今日はあまりうまくいかなかった。ただ、(そのような状況からの)速攻くらいしかチャンスがなかった。つないでつないで(崩す)、というのは(ドルトムント相手には)なかなかできない」

―自身のコンディションについては?
「毎日練習しているうちに足が出るようになっている。良い練習をしていますよ」


相手を賞賛するシャルケの篤人である。
敵を知り、次の対戦への糧としているようである。
篤人本人のコンディションは上がっているようで、今後の活躍が期待できる。
楽しみである。

U-22日本代表・大迫、謙遜の言葉

2011年11月27日 | Weblog
「国立男」大迫C組首位奪還ゴールだ
 ロンドンに向けた大一番は「国立男」に託された。U-22日本代表は今日27日、ロンドン五輪アジア最終予選シリア戦(国立)に挑む。26日は試合会場の国立競技場で公式練習を行い、1トップで先発が濃厚なFW大迫勇也(21=鹿島)は「国立は芝もいいんで、明日はいいプレーができると思う」と“聖地”でのゴールに自信をみなぎらせた。鹿児島城西高3年時の全国高校選手権で、1大会最多得点となる10得点目をマーク。国見の平山相太(現J2東京)が持っていた記録を塗り替え、その名を全国にとどろかせた場所だ。

 プロでも相性はいい。昨年12月29日の東京との天皇杯準決勝では頭で同点弾を決め、チームの逆転勝利に貢献。今年10月29日には、浦和とのナビスコ杯決勝で延長戦で決勝ゴールを決め、栄冠をつかんだばかり。大迫は「鹿島というクラブに入って、先輩たちに来させてもらって、単に国立でやる回数が多いだけ」と謙遜する一方で、「悪いイメージはない」と言い切った。

 同じ勝ち点6で並び、総得点で上に立つシリアとの決戦。U-22世代は五輪アジア予選は15勝1分けといまだ不敗。過去のシリア戦も3戦全勝で、おまけにA代表も過去7勝1分けと、同国には1度も負けていない。大迫が抜群の相性も味方につけ、再び聖地を独り占めする。【由本裕貴】
 [2011年11月27日7時4分 紙面から]


高校選手権の1大会最多得点記録を保持する大迫である。
その大迫はプロとなっても得点を記録する国立競技場で、日の丸を背負って戦う。
それは、感慨深いものがある。
今夜はゴールを決め、気持ちよく鹿島に戻ってきて欲しい。
そして、次は天皇は準決勝・決勝で得点を狙うのだ。
大迫の活躍を期待する。

湘南・よよ、得点力不足

2011年11月27日 | Weblog
湘南:FW陣の駒不足否めず /札幌戦から
2011年11月27日

 テクニカルエリアの最前列で敗戦の笛を聞くと、うつむいたまま、静かに左手のストップウオッチを止めた。3年にわたって湘南を率いた反町監督の、ホーム平塚ラストマッチが終わった。

 昇格に望みをつないだ札幌に対し、湘南はこれで6連敗。それでも「(札幌と比べて)完全に見劣りするチームかというと、そうではないと思う」。内容は互角かそれ以上。「ただ、サッカーというのは点を取るスポーツだから」と続く敗者の弁に、今季の問題点は集約されていた。

 後半16分に先制を許し、直後に反撃を期して投入したのは、12戦無得点の巻と13戦1得点のルーカス。田原の出場停止で11戦ぶりに先発復帰した佐々木にしても、平塚で2ゴールデビューした開幕戦の後は1得点にとどまった。

 昇格した2009年には実に5人が2桁得点したが、阿部(現・甲府)が去り、中村が故障続きのFW陣の穴を埋めるのに、駒不足は否めなかった。ゴール裏のサポーターが「責任は監督だけにあらず」と掲げたのも、そうした事情を知ってのことだろう。

 正式に退任が発表された24日、ポツリとこぼした反町監督のひと言が重い。「ここでやれることは、すべてやった」


開幕戦で二得点し、J2得点王を狙えるのかと期待させた湘南のよよであるが、その後は1ゴールに終わっており、湘南昇格失敗のやり玉に挙げられておる。
よよはこの程度で終える選手ではない。
何かしらの原因があったのではなかろうか。
出身地の被災もその一つであったことは容易に推測できる。
しかしながら、それを理由にすることはプロとして出来ぬところ。
それは本人がよく理解しておるはず。
来季はそこのところを突き詰めてプレイして欲しい。
そして、レンタルバックなのか、延長なのか、佐々木竜太の去就に注目である。

JEF・深井、敗戦の弁

2011年11月27日 | Weblog
【J2:第37節 F東京 vs 千葉】試合終了後の各選手コメント(11.11.26)
●深井正樹選手(千葉):
「前半は、FC東京にボールを回される覚悟でやっていた。それに対し、バランスよくできた。後半に入って山口慶が退場してピッチの中で修正できればよかったが、それができなかった。(失点は)最後はルーカスの上手さにやられてしまった。ボールを奪った後、マイボールを大事にして自分たちの時間を増やしたかった。無理に攻められない状況のときにも下げずに相手陣内でコントロールできればよかった」

敗戦のコメントを残すJEFの深井である。
J2優勝チームには力が及ばなかったということなのであろうか。
来季は力をつけ、再来季の昇格を狙って欲しい。

シャルケ・篤人、敗戦コメント

2011年11月27日 | Weblog
ダービーに敗れたシャルケの内田「ドルトムントは一体感がある」

ダービーに敗れ、内田(左から2人目)は試合後、サポーターに謝罪した【Bongarts/Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ1部リーグは26日に6試合が行われ、香川真司が所属するドルトムントはホームで内田篤人のシャルケ04とのルールダービーに臨み、2-0で勝利した。勝ち点を29に伸ばしたドルトムントは暫定首位に立った。シャルケは勝ち点25の4位。香川は後半33分から途中出場、内田はフル出場した。
 以下は、試合後の内田のコメント。


「(なかなかパスが来なかったが)ダービーだったし、みんなも力が入っちゃうというか、視野が狭くなっちゃうし、ドルトムントのプレッシャーの掛け方もうまいので、しょうがないと思います。ドルトムントはチームとして一体感があるというか、しっかり連動してプレッシャーを掛けている。

(自身のコンディションについては)結構上がってきていると思います。練習も回数を重ねているので、キレとかも出てきています。あとは時間が解決してくれると思います。(試合後にシャルケサポーターに頭を下げたのは)ダービーで勝てなきゃ、謝るでしょう。アウエーとはいえ、2点も取られているので」


-Yusuke Mimura from Germany-
[ スポーツナビ 2011年11月27日 10:43 ]


試合に敗れサポーターに頭を下げるシャルケの篤人である。
このあたりの礼儀の正しさは鹿島育ち故であろう。
日本人の美徳を欧州に広めるのだ。
注目しておる。

ボタフォゴ、オリヴェイラ監督にオファー

2011年11月27日 | Weblog
鹿島・オリベイラ監督にボタフォゴからオファー
2011.11.27 05:01

 J1鹿島のオズワルド・オリベイラ監督(60)に、母国ブラジルリーグのボタフォゴが来季監督として年俸1億円を上回る獲得オファーを出しているほか、中東や中国、豪州の複数クラブが獲得に動いていることが26日、分かった。

 鹿島側は11月10日に同監督に続投要請。当初は同監督も6季目に前向きな姿勢を見せていたが、ここへきて態度を保留。母国で生活する家族の要望が強いことから「迷っているようだ」(鹿島幹部)という。

 鹿島側と同監督は28日に3度目の会談を行う予定。J初の3連覇をもたらし、ことし10月のナビスコ杯も制した名将が、鹿島を去る可能性も出てきた。

(紙面から)

予てから報じられていたようにオリヴェイラ監督にボタフォゴからオファーが届いているとのこと。
ボタフォゴだけでなく中東・中国・豪州からの魔の手も伸びておるとのこと。
確かに、被災地である鹿島は爪痕がまだ残り、震災の記憶も生々しい。
原発事故の福島の隣の県ということで、仮に彼自身は気にしなくとも、周囲は心配しておることであろう。
我等としては、まだまだオリヴェイラ監督に指揮を任せたい。
若手起用に積極的であり、なおかつ毎年タイトルを得られる指揮官はそうはおらぬ。
とはいえ、状況が状況だけに強いることは難しい。
オリヴェイラ監督の決断を冷静に見つめたい。

清水戦報道

2011年11月27日 | Weblog
【鹿島】本山が初先発で2アシスト/J1
<J1:鹿島3-0清水>◇第33節◇26日◇カシマ

 鹿島は今季初先発のMF本山雅志(32)が、2アシストと活躍。いずれもパスを左へつなぎ、MF野沢拓也(30)とDFアレックス(28)のゴールを引き出した。久々に存在感を示し「すごく楽しかった」と充実感を漂わせた。

 連覇を狙う天皇杯全日本選手権に向け、頼もしいベテランの復活だ。オリベイラ監督(60)は「コンディションさえ良ければ必ず先発させたい選手だ。この調子を持続させてくれることを祈る」と目を細めた。
 [2011年11月26日17時33分]

鹿島・本山、今季初スタメンで2アシスト
2011.11.27 05:00

 J1第33節第1日(26日、鹿島3-0清水、カシマ)鹿島は今季初先発のMF本山が1-0の後半24分、ゴール左から走り込むMF野沢を目の端にとらえるや一閃。同28分にはDFアレックスに絶妙パスを送り、2アシストで快勝を導いた。「来季もここに見に来たいと思わせる試合ができてよかった」と本山。この試合を最後に、大震災の被害による本格改修工事に入る本拠地の最終戦を笑顔で飾った。
(紙面から)

2アシスト!!鹿島、今季初先発の本山がMOM
J1第33節 鹿島3―0清水 (11月26日 カシマ)

 鹿島は、今季初先発したMF本山が2アシストの活躍でマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 1―0の後半24分に絶妙の横パスで野沢のゴールを演出すると、後半28分には右サイドからのクロスでアレックスの今季初得点をお膳立て。「今季はたくさん練習したので感謝の意味を込めて練習用のスパイクでプレーした。久しぶりの先発でワクワクして新人のような気持ちだった」とかかと部分に穴の開いたスパイクで攻撃のタクトを振った。リーグ戦4試合ぶりの白星となり、ホーム最終戦を最高の形で締めくくった。
[ 2011年11月27日 06:00 ]

本山躍動2アシスト!通算200勝王手…鹿島
 ◆J1第33節 鹿島3―0清水(26日・カシマスタジアム) 鹿島のMF本山が今季初先発で2アシストと気を吐いた。広い視野と優しいパスで後半24分にMF野沢、同28分にDFアレックスのゴールをお膳立て。「当然のこと。あれくらいは見えないと」と胸を張った。チームも今季ホーム最終戦で快勝し、リーグ戦のカシマ開催試合での勝利数を通算199勝(299試合)とし、節目の200勝に王手をかけた。

(2011年11月27日06時01分 スポーツ報知)

本山一色の各紙である。
まさに本山ショウと言えるような試合であった。
本山が万全であれば、このような順位に甘んじるチームではなかったであろう。
クリスタルの輝きをまだまだ曇らせるわけにはゆかぬ。
本山と共に戦っていきたい。

U-22日本代表・大迫、ゴールに専念

2011年11月27日 | Weblog
大迫勇也「ゴールに向かうことで周りも空く」=サッカーU-22日本代表
 来年のロンドン五輪出場を目指すサッカーU-22日本代表は26日、アジア最終予選の第3戦となるシリア戦を翌日に控え、会場となる東京・国立競技場で最終調整を行った。
 以下は、練習後の大迫勇也(鹿島アントラーズ)のコメント。

「勝つためにプレーすることが一番大事なんで、まず気持ちの部分で負けないように。球際だったり。そうすれば自然とリズムも出てくると思うんで。

(シリアは)日本みたいに組織的に守るチームじゃないんで、そういった一瞬の隙であったりは出てきますし、僕はホントに点を取ることですね。どんどん仕掛けていきたいし、ゴールに向かってプレーすることで周りも空いてくるんで、ゴールに向かってプレーしたいですね。

 ホームなんで、日本が前掛かりになる時間が多いと思うんで、そこで距離感が近くなってくると思いますし、いい攻撃ができると思います。(2列目の選手とのコンビも上がってきた?)そうですね。やるにつれてボールも出てくるようになってきたんで。

(山崎が戻ってきた場合の良さは?)自分で押し切れるし、パスも出せるんで。僕はもうゴール前に専念したいですけどね。(9月の時も彼が入って流れが変わったが)そうですね、いいリズムでいきたいですね。チャンスは増えてくると思いますけど、僕はゴール前に集中していきたいです。しっかり入ればゴールを取ることができると思うんで。

(相手は固めてくるのか?)分からないですけど、そこは臨機応変に最初、立ち上がりは大事にしたいですね。(国立は)芝の状態もいいですし、いいプレーできると思います。(相性がいい?)ただ単に国立でやる回数が多くて、鹿島が決勝に出る回数が多くて、先輩たちに来させてもらった感じですけど、そこでたまたま点を取っている感じですね。鹿島に入った以上、タイトル争いが多くて、国立でプレーできるっていうのはいいですね。そういうことはあっても、いつも通りやります」

[ スポーツナビ 2011年11月26日 21:24 ]

U22大迫「ホームだから」ゴール誓う
 U-22日本代表のFW大迫勇也(21=鹿島)が、五輪予選4試合ぶりのゴールを誓った。26日、ロンドン五輪アジア最終予選シリア戦(27日、国立)に備えて、試合会場となる国立競技場で公式練習に臨んだ。2-0で勝利した前回のバーレーン戦(アウェー)に続き、1トップで先発が濃厚な大迫は「勝つためにプレーするだけ。今回はホームなので、いい攻撃ができると思う」と、6月19日のクウェート戦以来の得点に意気込んだ。

 [2011年11月26日21時18分]

得点意欲に燃えるU-22日本代表の大迫である。
大迫のゴールで日本が勝利することとなればこれほど嬉しいことはない。
気持ちを盛り上げて国立へ向かいたい。
楽しみである。

清水戦コメント

2011年11月27日 | Weblog
J1リーグ 第33節


鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
クラブ関係者をはじめ、今の順位は納得できる順位ではない。順位表を見るたびに悔しく、歯がゆい思いが強くなる。シーズンを通して見ても、今の順位に見合っていないと思う。首位のチームとのゲームでは、圧倒した時もあった。ただ、それをプラスにできなかったことを残念に思う。我々は良い方向、上の順位にいくように働きかけてきた。まだJリーグは残り1試合あるので、良い締め括りをできるようにしたい。本山選手に関しては、彼のコンディションが良ければ試合の頭から使う。そのようにするのは僕だけではないと思う。だが、残念ながら今年は、コンディションがなかなか整わなかった。それでもできる限り、彼をピッチに立たせ、助かったこともあった。そして、シーズン終盤になって彼のコンディションが整ってきた。まだ、天皇杯という厳しい戦いが残っているので、彼のコンディションが好調を保つように切に願いたい。

【曽ヶ端 準】
結果、3-0で勝ててよかった。前半からよくボールを回せていたし、落ち着いてやれていた。青木のサイドチェンジやモトが前で起点となって相手のイヤなところでボールを受けてくれていたので、チャンスを作れていた。次の横浜FM戦は天皇杯にもつながると思うので、大事にしてしっかり勝ちたい。

【増田 誓志】
紅白戦から攻守の切り替えを早くしようと満男さんと話していた。切り替えが早いのが鹿島の強さのひとつ。今日はそれができていた。清水が中盤をこえてからボールを出してきていたので、それがピンチにつながっていた。そこでゼロに終わらせたのがよかった。後半はうちらしいサッカーができると思っていた。ホーム最後にしっかり勝つことができてよかった。

【本山 雅志】
楽しかった。ミスも多かったけど、周りのサポートも早いし、みんなとパス交換できてよかった。練習で1回しか合わせていなかったから不安もあったけど、うまくできたと思う。慎三やタク、フェリペがよく走ってパスコースを消してくれた。僕は最後のツメの部分で寄せるだけだった。タクともうちょっと絡みたかったけど、やっぱりいっしょにやってて面白い。どっちがボールを持ってもみんながオッと思ってくれると思うしね。1点取れればいけると思っていたので、先に取れてよかった。


2011年11月26日(土)

本日行われたJ1第33節清水戦は、3-0で勝利しました。

【J1:第33節 鹿島 vs 清水】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.11.26) 11月26日(土) 2011 J1リーグ戦 第33節
鹿島 3 - 0 清水 (14:04/カシマ/21,542人)
得点者:50' フェリペガブリエル(鹿島)、69' 野沢拓也(鹿島)、73' アレックス(鹿島)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:今季は特別なシーズンだったと思いますがホーム最終戦を終えた感慨を聞かせて欲しいのと、本山選手の先発起用について教えて下さい。

「まずJリーグにおいてなのですが、いまの順位というのはクラブに関わる関係者にとっては納得できる順位じゃありませんし、特に現場サイドとしては一番悔しく、歯がゆい気持ちを順位表を見る度に抱きます。シーズンを通してその順位に見合うパフォーマンスだったのかといえばそうではないと思います。上位5チームに対しての試合内容で言えば、こちらが圧倒したこともあります。それをプラスにできなかった、チャンスをつくったところでプラスに持っていけなかったということが、残念なところになってしまいます。ただ、選手たちも僕自身も良い方向に向かわせるように、働かせてきましたし、まだ1試合ありますのでいい形で終われればな、と思っています。

本山選手については、コンディションが良ければ頭から使うということを僕はいつも言っています。それに、僕だけでなく恐らくサッカーを理解しているものであれば、それが間違いない判断であることがわかると思います。ただ、残念ながら今年はコンディションがなかなか整わず、怪我の繰り返しで練習すらうまくできない状態でした。できる範囲のもので微調整しながら、少しでもピッチに立てる時間を増やすことができれば、という思いで取り組んでもらっていました。試合のなかでは途中出場から流れを変えてもらって得点に結びつけるようなプレーやパフォーマンスをしてくれて助かったこともありますし、シーズン終盤にやっと練習も継続してできるようになってきたので、僕は彼が持続してできるよう、心の底からお祈りしたい気持ちです。特に残りのシーズン、天皇杯の厳しい戦いが引き続きありますので、いまのコンディションを持続してもらえればな、という切実な思いでおります」


【J1:第33節 鹿島 vs 清水】試合終了後の各選手コメント(11.11.26)
●アレックス選手(鹿島):
「嬉しいけど、ちょっと恥ずかしい。左のスペースが空いていたので狙っていた。監督からハーフタイムの時に、スペースがあれば行って良いと言われたので。相手の11番(大前)は速いけど、あんまり守備に戻ってこなかったので。
(移籍後初ゴールについては?)
嬉しい。いつもたまーに取ってたから。こんなに長い間得点が取れなかったことはなかったから嬉しい」

●當間建文選手(鹿島):
「(西)大伍くんを前に出したかったんで、ボールを前に持ち出すようにしてました。
(良いフィードもありましたが?)
相手がガンガン前から来ていたので、1本裏に通してから、と思っていました。僕はあんまり器用に繋げないので(笑)。
(無失点で抑えたことについては?)
まわりの先輩方が助けてくれた。僕のミスでカウンターになった場面もあった。自分が思っていたよりも悪いプレーだった。
(青木選手とはどんなことを話していた?)
青木さんとは1トップをどちらが見るのかハッキリしようと話していました。
(悪かった、と言う理由は?)
もう少しDFラインの前に持ち出した方が良かった。自分の判断の遅さとかを感じました」

●青木剛選手(鹿島):
「前半、相手のチャンスもありましたけどゼロで折り返して、後半は相手が少なくなってからカウンターを注意しつつ押し込めた。今日のメンバーで勝てたのは大きいと思います。當間とはお互いに声をかけあいながらやれました。
(注意していたこととは?)
とにかく声を出しながら相手が1トップだったのでそこを抑えること、あとは攻めているときのリスクマネジメントをしていました。相手は攻め残ることが多かったので、そのときはサイドバックに残ってもらったり、ボランチの1枚にケアするように話していました。
(本職ではないが、よくDFラインをまとめていた)
そこら辺は責任と自覚を感じながらやっていました。左もアレックスで日本語は難しいですし、経験からいっても年齢も一番上ですし、その辺は自覚しながらやりました。それに、もう本職じゃない、とかいってる場合じゃない。センターバックとしてしっかりやらないといけないと思っています。大樹さんはもうすぐ戻ってきそうですが、浩二さんはまだ怪我をしていますし、天皇杯という重要な試合を考えた時、自分がもっとセンターバックとして良いプレーができればチームのためになる。ここまでセンターバックとしてプレーするとは思っていなかったけれど、今はセンターバックとして良いプレーがしたいです」

●本山雅志選手(鹿島):
「當間がよく頑張ったよね。攻撃はもうちょっといけると思う。ポンポンポンとパスを繋いでね。ユングベリはドリブルもある良い選手だけど、あれだけボランチのミツ(小笠原)が厳しくマークしていたら難しいと思う。一人少なくなったあと、ボランチに下がってからの方が良いプレーをしていた。今まで、あいだあいだに顔を出すプレーをタク(野沢)がひとりでやってた。もうちょっとシュートチャンスをつくってあげられればよかったですね」


[ J1:第33節 鹿島 vs 清水 ]

スコアレスで迎えた50分、鹿島はゴール前のこぼれ球をフェリペ ガブリエル(写真)が決めて試合の均衡を破った。

[ J1:第33節 鹿島 vs 清水 ]

リードを2点に広げるゴールを決めた野沢拓也(写真)。この後さらに1点を追加した鹿島が3-0で清水を下し4試合ぶりの勝利を手に入れた。

[ J1:第33節 鹿島 vs 清水 ]

試合前に握手をかわす小笠原満男(鹿島)と高原直泰(清水)。日本代表でも一時代を築いた二人の笑顔で試合は始まった。

[ J1:第33節 鹿島 vs 清水 ]

オリヴェイラ監督はホーム最終戦後、詰めかけたファン・サポーターに挨拶を行った。

[ J1:第33節 鹿島 vs 清水 ] WOWプレーヤーズアワード

本日の試合で決勝点をあげたフェリペ ガブリエル選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


自覚の芽生えた青木である。
そこも青木か!?と言わせるくらいに守備に顔を出し、完封勝利に大貢献をしておった。
もし、アウトゥオリが監督を続けておったら、CBとしてもっと上に行っていたのではないかと思わせる。
才能的に以前から持っておったものが開眼したと言って良かろう。
結果的にDF最年長として重責を負わせた結果、メンタルが成長しこの結果をもたらせておる。
青木と共に完封を続けていきたい。