鹿島“金の卵”発掘システム設立へ
2011.11.22 05:03
ナビスコ杯を制し通算15冠目を達成した鹿島が、来季からエリート発掘システムを立ち上げることが21日、分かった。現在の高校、大学生対象のスカウトに加え、初めて小、中学生の専任スカウトを新設。ユース、ジュニアユースの拡充とともに若い才能の発掘、選別に力を入れる。
小、中学生の才能発掘は、欧州サッカー界では常識。今年8月、川崎のU-10(10歳以下)所属の小学4年生、久保建英くん(10)がスペインリーグ・バルセロナの下部組織に入団したニュースは記憶に新しいが、若い才能に向ける眼はすでに国を飛び越えている。日本でもC大阪、広島などの下部組織は幼、少年の才能発掘に力を入れている。
ホームタウン人口約28万人と地域的なハンデもあり、下部組織の育成が課題だった鹿島。エリート育成に本腰を入れ、常勝軍団へ盤石をはかる。
(紙面から)
鹿島 ジュニアユース以下の世代強化へ専属スカウト配置
鹿島が来季からジュニアユース以下の世代を担当する専属スカウトを配置する方針を固めた。
今季は青森山田高からMF柴崎が加入、来季は流通経大のDF山村の獲得が内定するなどトップチームに直結する高校、大学のスカウティングには定評があるが、中学生以下の部門では苦戦。過去に茨城県出身の優秀な人材を他クラブの下部組織に引き抜かれた経緯もあり育成年代の“補強”にも力を入れることになった。クラブ関係者は「ジュニアやジュニアユース世代の日本代表や各地域の選抜チームをマークしてもらうことになる」と説明した。
[ 2011年11月22日 06:00 ]
小中学生専用のスカウト置く…鹿島
鹿島が来年から小、中学生の有力選手を発掘することを目的に、専用スカウトを置くことを決めた。近年、同世代の有力選手は、Jリーグの下部組織加入する傾向が強い。高校、大学から選手獲得する従来の方法では、他クラブとの獲得競争に遅れをとる恐れがあり、より低学年から発掘を開始する考えだ。
(2011年11月22日06時02分 スポーツ報知)
鹿島が小中学生専属のスカウトを設置するとのこと。
これは素晴らしい。
世界的にサッカー選手の青田買いが進んでおり、鹿島はそこで指を加えて拱いておるわけにはゆかぬ。
若い選手獲得に力を入れるのは当然の流れと言えよう。
ジュニア、ジュニア・ユースに他府県からの人材を獲得し、下部組織からの育成に力を入れていくのだ。
未来への投資は、重要なタスクである。
目先にとらわれず、先の先まで手を打って、未来も魅力的なクラブでありたい。