今年はめずらしい22日のお彼岸お中日でした。そういうことがあるんだと初めて知りました。天文現象と我々の使用している周期や数字が多少ずれるというのは考えてみれば当然ありえることです。スケールが大きいですから法則はわかっているといっても細かい定数のずれがいずれは修正が必要なくらいに大きくなることもあるでしょう。むしろ、殆どずれないことの方が本当は驚くべきことなのかもしれません。
このところ中国の古い預言書のことなど少し調べてみました。あの詩をみていて思ったのは、いくつもの解釈ができ、それぞれが並行して起こっていることなのかもしれない、ということです。曲解しているのは言語道断ですから脇に置いたとしても、いくつかの可能性が常にあります。かれらはそれを知っていたのかもしれません。どれになるかはわからないから詩としては曖昧にならざるを得なかった、とも考えられます。
しかし天変地異があって、小さな神人によって全てが解決されるとは某ドイツの独裁者の予言とも一致します。天変地異とはやはり地球磁場の逆転でしょうか。これまで 360万年で11回起こっていることが確認されていて、前回は78万年前に起こった。ということはいつ起こってもおかしくないということです。ここで少し地磁気について調べてみました。あまりよくわかっていないと。ゆっくり起こるのか(数千年かかる)それとも速い(一ヶ月くらい)のか、についても決着がついていないのですが、最近古い岩石から過去の地磁気逆転の痕跡が見つかり、一ヶ月くらいで極が入れ替わったことを示す証拠が出たそうです。このことから数千年かかると言われていた極の入れ替えがかなり速く起こる場合もあるかもしれないと信じられ始めているようです。
また地磁気が完全になくなりますと、宇宙線や太陽風をまともに受けますので、地球上の生物はことごとく壊滅するはずです。ですから地磁気が弱くなったとしてもゼロにはならず一気に極が入れ替わり地磁気が逆向きではあるものの磁気圏は殆ど常に維持されるものと考えられます。しかし一時的に弱まるのは確かで、その間はかなりいろいろなことが起こるでしょう。生物にはきついことです。大進化はこうして促されてきたのかもしれません。染色体レベルでの変化が起こると考えられるからです。
また地磁気の変化は地球内部のマントルの流れ、海流などとも関連していますから地球規模の異常気象、大陸移動も起こるでしょう。ですから火山の噴火や地震はあたりまえということになります。ここまで冷静に起こることを考えて書いてきたのですが、普通に考えてもここまで来ます。現在の科学でわかっていることを総合しても当然のこととして導きだされる結論です。覚悟を決めなくてはいけませんね。