無知の知

ほたるぶくろの日記

眼鏡のはなし

2011-04-16 22:15:20 | 日記

今日も東京は少し揺れました。またフレア活動が活発です。F10.7もこの10日以上100以上です。黒点も100以上の日が5日続きました(多分今日も100以上だと思いますから)。まあ、心して過ごしたいと思います。

ところで先日ふと気づいたのは、最近眼鏡が必要ないな、ということでした。実は私は乱視があって、疲れたりしますとよく見えないことがあるため眼鏡を作ってあります。もうかれこれ20年近く前に作った眼鏡ですが、今でも使えます。しかし、使うのは本当にたまーにで、これまでは一年のうちほんの数日くらいでした。余程仕事が立て込んでくたびれたときくらいしか使わないのでした。ところが今年に入ってすごく目が疲れ、よく見えないことが多くなったのでした。

ひょっとして老眼か?なことも確かにあるのですが、この眼鏡をかければ楽になり、よくみえるのでした。そんなこんなで1月以降、眼鏡をかけることが多かったのです。そして地震の直前くらいは本当に毎日ずっと眼鏡を使用していました。地震の当日などは歩いて職場から帰る際、ずっと眼鏡をかけどおしでありました。しかし、眼鏡をしても道路の標識などがよく読めないほど見えなくなっておりました。

疲れていたこともあったかもしれません。しかし、その後もいろいろなことから忙しい日々が続き、疲れがたまっているはずなのに、つい最近「あれ?眼鏡してないなあ」と気づいたのでした。なんとも不思議な感じがしました。ひょっとして大地のストレスが伝染していたとか?ま、気のせいかもしれません。


学びの日々

2011-04-10 23:31:26 | 日記

土曜日の夜から日曜日の朝にかけて、東京も少し揺れました。あ~そろそろこっちもくるかな~、と警戒させくれるのはありがたいことです。

このところは時間があれば、地震関係の情報を調べています。いろいろなサイトがありますが以下のサイトではこれから起こるはずの東海、東南海、南海地震について大変よく説明されていました。ぜひご覧になってください。『神奈川県温泉地学研究所』のサイトからは「地震を知ろう」というパンフレットがPDFファイルでダウンロードできます。このパンフレットには感心しました。このなかでは地学的な説明、過去の地震の情報のまとめ、日本での監視体制、対策などが詳細に解説されています。しかも文章が大変簡潔明瞭であり、わかりやすくできています。とても勉強になりました。大地震に対して真剣に向き合う方々の誠意を感じます。単なる恐怖心を煽るものではなく、何とかして災害を減らそうとする正しい方向の心配と対策が書かれているからです。
『地震ハザードステーション』のサイトでは、どの程度の揺れがおこるのかを地盤のデータから計算し、地図上に示してあります。ご自分の住まいや職場、学校などが地震のときにどの程度揺れるのか見ることができます。毎年データ更新がなされているようですし、参考になると思います。

神奈川県温泉地学研究所 http://www.onken.odawara.kanagawa.jp/
地震ハザードステーション http://www.j-shis.bosai.go.jp/

大難を小難にするべく、宇宙の森羅万象に感謝し、できる対策をしていきたいと思います。


桜が咲いた

2011-04-07 23:22:14 | 日記
千鳥ヶ淵などは桜が満開だそうですが、このあたりではやっと咲き始めたところです。例年より一週間ほど遅いと思います。やはり盛大に桜が咲いているのを観ますと「あぁ春だなあ」と感じます。少し心が和むような。。。

地震、津波、原発と、どれをとっても重大事なため、これまでの不勉強をのろいつつ、あれこれ学習中です。とくに原発については本当に痛いものがあります。周りの人々も口を揃えてそういいます。
何となく、放っておいてしまった。東電と保安院の関係も危ないとは分かっていても敢えて追求することもなく来てしまった。あり得ない組織体制であるのに、それで良しとしてきてしまった。
ともあれ、今からやり直さなくてはならないのです。全てを見直していかなくてはなりません。

もんじゅに関しても、あちこちで話題にしていかなくてはなりません。また、監視していくことも重要です。

東京の空中線量は継続的に減少しています。

自然のスペクタクル

2011-04-04 23:22:53 | 日記

4月になりました。例年ですと桜が咲くの咲かないの、といっている頃なのですが、今年はそれどころではありません。3月11日以来なにかと忙しい日々でした。先日はコブシが白い花びらを広げ始めているのに気がつき、少しびっくりしました。ああ、春が来ているんだ、と感慨深かったです。溜め息のでることが多くて、季節の移り変わりにまで気がまわっていませんでした。もったいないですね。自然の贈り物はありがたく頂かなくては。

このところは原発に続き、関東大震災、南関東直下地震、東京湾における津波の可能性などについていろいろ調べておりました。

鹿島建設のHPのなかに関東大震災の詳細な調査結果がありました(こちら)。関東大震災は相模トラフ沿いの「関東地震」で、今回の大震災と同様、プレート境界型の地震でした。よく知られていることではありますが、地震そのものよりも火災でお亡くなりになった方が多かったのでした。震度は最高でも6程度で、建物の崩壊でなくなった方は神奈川県で5,795人、東京府では3,546人、千葉県では1,255人、埼玉県では315人に対し、火災でなくなった方は神奈川県で25,201人(約5倍)、東京府では66,521人(約20倍)、千葉県では59人(約1/20)、埼玉県では0人であったとあります。圧倒的に神奈川県と東京府とで火災による犠牲者が多いことがわかります。これは丁度普及し始めていた上水道を過信し過ぎていたためと考えられています。
また津波に関しては
「地震発生後の数分以内に陸地に到達し,伊豆半島東岸から相模湾,房総半島沿岸を襲っている。鎌倉の由比ヶ浜海岸で約100人,藤沢の江ノ島桟橋で約50人が行方不明になった記録もある。近年,津波被害でクローズアップされた日本海中部地震(1983年)や北海道南西沖地震(1993年)に匹敵する犠牲者だ。」
神奈川県では津波で863人なくなっています。そしてこの種の地震の周期は200~400年程度であり、こちらは周期的にはまだ先のことと考えられているようです。

南関東直下型地震は東京湾内の震源もあり得るのでこの場合、東京湾沿岸がぐるっと危ないことになります。これはプレート内の地震で、関東大震災とは震源も地震の様相も異なるようです。地震の規模は少し小さいものの、50~100年周期でおこるとされています。現在の首都圏の地震対策はこのタイプの地震を想定して行われているようです。でもその割には東京湾岸の津波対策が手薄な気がします。

千葉沖の地震としては日本海溝沿いの地震が考えられます。つまり今回の大地震の続きで、北米プレートの崩壊がさらに南に下ってくる場合です。ただ、東京湾へも波が回り込むとすると、ずいぶん千葉の南側になるように思います。その場合はフィリピンプレートの崩壊によるのかもしれません。そうすると、それは相模トラフ、駿河トラフ、南海トラフの地震へとつながっていく可能性を感じさせます。

ともかく地球のプレート大移動が始まってしまったということなのでしょう。心を落ち着かせ、自然の偉大さを味わいたいと思います。本当に圧倒的な力でたんたんと、静かに、力強く破壊し、創造する自然に感謝いたします。

東京の放射能レベルは順調に減少しています。