最近、しきりに思うことは、
若い頃に見た印象とだいぶん違って見える。
ということ。
特に人間について。
裏が見える。
人間が何か言っている時、若い時は言葉を聴いていた。
今はまあ、言葉も聞いているが、それ以外の部分に目が行く。
表情、ちょっとした仕草、手の位置、足の置き方。
ある仕草が見えると「これは嘘だな」とわかるので、
それ以上は熱心には聞かなくても良いとわかる。
そしてその代わり、
「なぜ、この人はこんな嘘を吐くのか?」
を考えることに集中する。
すると、隠れた意図が見える。
大体いいことはない。

兼六園内の小川。水が綺麗でした。こんなふうに屈託なく流れていたい。
そんなことが多くなった。
周りが自分より若い人が多いから?とか思ったが、
年寄りを観察していると、よりそういう裏の意図に気づくことが多い。
確かに、年寄りに対して「やられた!」と思ったことが多い。
自分もその年寄りの年齢になって、裏の意図を持つ理由もわかるようになった。
ざっくり言えば、事情が複雑になった、ということだろうか。
年をとる、世間を知る、というのは哀しいことが多い。