無知の知

ほたるぶくろの日記

迎え盆

2024-08-14 08:20:28 | 日記
昨日は築地本願寺に法要へ。
主人の方のお寺が浄土真宗本願寺派、とのことで、過去帳があちらにはあります。
そういうわけで、法要は築地へ通っています。

今年は多かったですね。
合同法要受付のオペレーションが大変なことになっていました。

父の方も私の心の中では一緒に。
こちらは曹洞宗。本人は般若心経など暗記して、母の供養などしていました。
とはいえ、こだわってはいませんでしたので、大丈夫でしょう。

仏教などは日本に伝わって高々2000年。
日本のお盆の根底にある、行事の精神でいけば、
ともかく祖霊をお迎えして、
しばし交流する特別な日々。
仏教の宗派に囚われることもなし。

法要に行くのはこちらの気持ちの問題です。
しばし、お香の香りと祈りの空間にお参りできると気分がよろしい。
しかも築地本願寺は「開いたお寺」を目指していて、
これはキリスト教の教会のような場を人々に提供するもの。

通常の日々だって、ときに祈りが必要な時があります。
素晴らしいことだと思います。
親鸞さんの精神に則っていることでありがたい。

そういうわけで、昨日は朝からでかけました。
えらい日差しで、アスファルトと建物の輻射熱が半端ではなく。。
文字通り、煮えるかと思うほど。
無事に15分ほどの法要を済ませ、お寺を出ると、はやそろそろお昼。

子供と相談して、早いお昼は「お盆だけど」ハンバーガー屋さんへ。
こういう時期に精進料理でお野菜ばかりだと、、など言い訳もしつつ。


サラダと、



チーズバーガー。
こちら結構年配の方もいらっしゃってるんですが、納得のお味。
とてもさっぱりとして、美味しかった。
そう、酸味があちこちに用意されていて。
パテもバンズも香ばしく。
すっかりいただきました。ご馳走様。


この一年で親類四人が鬼籍に入られました。
父と、姑さま、私の父方の伯父と主人の母方の叔父。
みなさんもう80〜90代の方ですから、大往生。
実家から持ってきた岐阜提灯も飾っています。

昨日はそんなこんなで、みなさん連れ立ってお帰りになって、
だいぶん賑やかでした。(と思う)

こうして穏やかに故人を偲べるのはありがたい。