シカゴ市長選に出ているエマニュエル前大統領補佐官なんですが、立候補資格に問題があって、選挙に出られなくなったってハナシがあったんですな。
Rahm Emanuel Seeks Expedited Appeal After Judges Boot Him From Chicago Ballot
つまり、市長選に出るには、シカゴに1年は住んでなきゃいけない。彼は、補佐官でワシントンに居たんで、その間シカゴに住んでいたことにならない、という判断を裁判所がしたというんですな。
国家のために働いていた期間は除外される、という規定をエマニュエル側は主張しているんですが、それって、選挙権のハナシで、被選挙権は別だ、という議論もあるとかで、
こいつはややこしい、って感じだったんですが、
Race for Chicago Mayor Enters Next Phase
Illinois Supreme Courtは、立候補資格あり、と結論を出して、元に戻ったそうで。
Appeals court が資格を否定する結論を出したのが1月24日
Supreme Court がそれを覆したのが1月27日。
結論がとても早い。
かくして選挙には影響が無くて済んだわけですが、
民主主義が徹底していると、裁判所手続きに時間がかかる、みたいな対応は通らないってことでしょうかね。
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