真実の声、というんでしょうか。
ピーター・シフもそうですが、言っちゃいけなさそうなこともビシビシ言ってしまうところ。それがロン・ポールなんでした。
911テロは、米国にも責任がある、と言っちゃって、ドンぴきされたり、ですな。
で、もういっちょロン・ポールの動画なんですが、
Ron Paul on Gaza 1-3-09
パレスチナ・イスラエル問題では、米国は中立を保つべきだ、と言ってるうちはフツーなんですが、そのうち、ハナシが進んでくると、あれ、
イスラエルは米国に経済的にも軍事的にも完全に依存していて、そのイスラエルのガザ爆撃には米国にも責任が生じる、みたいなことを言ってるようですな。
で、ガザの通り道をふさいで、人々を飢えさせて、爆撃して殺して、これコンセントレーションキャンプ、強制収容所じゃないか、と突っ込んでます。さらっと。
つまり、ナチにやられたことをガザにしている、と言ってるんですな。
さらっと。
こういうことを、おっしゃる人が、米国に、しかも、変な過激派としてではなく、外科医で、下院議員で、大統領選にまで出ちゃった人がいる、ということでして。誰もがうすうす感じていても、それを言っちゃあ、みたいな感じですかね。
で、オバマさんなんですが、ヘルスケア問題が片付いたと思ったら、次は、
A wall of suspicion
イスラエルですな。こないだ、ネタニヤフさんが、米国で、エルサレムは首都だ、と言ってるの動画をはっときましたが、まあ、米政権を逆なでするようなことを言ってて、フツーな感じじゃなかったですな。
で、
When Binyamin Netanyahu and his aides met Barack Obama in the White House on March 23rd, the president forbade any media coverage—not even a quick photograph—in the Oval Office.
ネタニヤフとその連れがホワイトハウスでオバマと会談した際、オバマは、メディアにオーバルオフィスでの写真撮影を含め一切の取材を禁止した。
やるもんですな。そういや、先週のホワイトハウスのプレスブリーフィングを暇つぶしに観てたら、しきりに記者から、一緒には一切写真をとらせたくないのか、みたいな質問を受けてましたな。報道官は、いやいや、ホワイトハウスの中には一緒に写ってる写真がかざってあって、みたいなおとぼけ回答してたみたいですが。
It was even suggested that Mr Netanyahu’s speech may have been written before Mr Obama’s health-care triumph in the House of Representatives the night before. It was said that people in the White House had been brooding with resentment over Mr Netanyahu’s ill-disguised pleasure when Mr Obama’s political fortunes seemed earlier to be sliding.
例のスピーチは、オバマがヘルスケアで勝利する前に書かれたんじゃないか、とも指摘されている。この勝利より前、オバマの政治生命が危いと見て、ネタニヤフが喜んでいたのがバレバレで、ホワイトハウスのスタッフ達が怒っていたとも言われている。
ハハハ。
こうなったら、ホワイトハウスも簡単には引けない感じですね。
米政府、怒ったら怖そう。
まあ、米国、イスラエル関係が揺らぐ、と思っているひとはアンマシいないようで。しかし、日米の基地問題よりは、真っ向勝負している分だけイスラエルの方が大変そうです。
Mr Netanyahu has indeed had a tough time keeping his coalition together. Just before he left for Washington, he and his extreme nationalist foreign minister, Avigdor Lieberman, both secular Jews, persuaded a cabinet majority to accept ultra-Orthodox demands for a new hospital emergency-room to be moved, at high cost, because its previously planned site might contain ancient Jewish graves.
ネタニヤフは、極右と連立を組んでいるんで、結構苦労してるんですね。だから、簡単に政治的な妥協ができない。入植やめるなんていったら首相を辞めるだけですまなかったりして
。昔のユダヤのお墓があるとかで、高いコストをかけて、真新しい病院のエマージャンシールームを移動させられたんだそうですな。
さて、オバマさん。議会や、閣僚にやらせて、最後には自分が出ていって、政治リスクを最大限とって、最後にヘルスケアを通したわけですが、多分、正しいことは認められるという楽観論、自分が出て行けばなんとかなるという自信もおありなんでしょうな。
ABCのThis weekを観てたら、下院でヘルスケア法案が通ったすぐ後で調査したら、民主党の支持率がちょっと上がってたそうですな。法案が通ったんで、皆まじめに読み始める、実際にその中に書かれていることよんだら、そんなに悪くないんじゃないか、とゲストが言うように、思ったのかどうか知りませんがね。
クリントンや、特使にやらせて、バイデンも送り込んで、激怒して帰ってきて、最後は御大登場。写真も撮らせない。ネタニヤフはスピーチで挑発。
ヘルスケアと同じく、政治リスク目いっぱいしょって、何十年も未解決の大問題に取り組むわけで、ほんまだいじょぶかいな。
副島さんは、任期途中でオバマは退任と予言してるんですがね。
ピーター・シフもそうですが、言っちゃいけなさそうなこともビシビシ言ってしまうところ。それがロン・ポールなんでした。
911テロは、米国にも責任がある、と言っちゃって、ドンぴきされたり、ですな。
で、もういっちょロン・ポールの動画なんですが、
Ron Paul on Gaza 1-3-09
パレスチナ・イスラエル問題では、米国は中立を保つべきだ、と言ってるうちはフツーなんですが、そのうち、ハナシが進んでくると、あれ、
イスラエルは米国に経済的にも軍事的にも完全に依存していて、そのイスラエルのガザ爆撃には米国にも責任が生じる、みたいなことを言ってるようですな。
で、ガザの通り道をふさいで、人々を飢えさせて、爆撃して殺して、これコンセントレーションキャンプ、強制収容所じゃないか、と突っ込んでます。さらっと。
つまり、ナチにやられたことをガザにしている、と言ってるんですな。
さらっと。
こういうことを、おっしゃる人が、米国に、しかも、変な過激派としてではなく、外科医で、下院議員で、大統領選にまで出ちゃった人がいる、ということでして。誰もがうすうす感じていても、それを言っちゃあ、みたいな感じですかね。
で、オバマさんなんですが、ヘルスケア問題が片付いたと思ったら、次は、
A wall of suspicion
イスラエルですな。こないだ、ネタニヤフさんが、米国で、エルサレムは首都だ、と言ってるの動画をはっときましたが、まあ、米政権を逆なでするようなことを言ってて、フツーな感じじゃなかったですな。
で、
When Binyamin Netanyahu and his aides met Barack Obama in the White House on March 23rd, the president forbade any media coverage—not even a quick photograph—in the Oval Office.
ネタニヤフとその連れがホワイトハウスでオバマと会談した際、オバマは、メディアにオーバルオフィスでの写真撮影を含め一切の取材を禁止した。
やるもんですな。そういや、先週のホワイトハウスのプレスブリーフィングを暇つぶしに観てたら、しきりに記者から、一緒には一切写真をとらせたくないのか、みたいな質問を受けてましたな。報道官は、いやいや、ホワイトハウスの中には一緒に写ってる写真がかざってあって、みたいなおとぼけ回答してたみたいですが。
It was even suggested that Mr Netanyahu’s speech may have been written before Mr Obama’s health-care triumph in the House of Representatives the night before. It was said that people in the White House had been brooding with resentment over Mr Netanyahu’s ill-disguised pleasure when Mr Obama’s political fortunes seemed earlier to be sliding.
例のスピーチは、オバマがヘルスケアで勝利する前に書かれたんじゃないか、とも指摘されている。この勝利より前、オバマの政治生命が危いと見て、ネタニヤフが喜んでいたのがバレバレで、ホワイトハウスのスタッフ達が怒っていたとも言われている。
ハハハ。
こうなったら、ホワイトハウスも簡単には引けない感じですね。
米政府、怒ったら怖そう。
まあ、米国、イスラエル関係が揺らぐ、と思っているひとはアンマシいないようで。しかし、日米の基地問題よりは、真っ向勝負している分だけイスラエルの方が大変そうです。
Mr Netanyahu has indeed had a tough time keeping his coalition together. Just before he left for Washington, he and his extreme nationalist foreign minister, Avigdor Lieberman, both secular Jews, persuaded a cabinet majority to accept ultra-Orthodox demands for a new hospital emergency-room to be moved, at high cost, because its previously planned site might contain ancient Jewish graves.
ネタニヤフは、極右と連立を組んでいるんで、結構苦労してるんですね。だから、簡単に政治的な妥協ができない。入植やめるなんていったら首相を辞めるだけですまなかったりして
。昔のユダヤのお墓があるとかで、高いコストをかけて、真新しい病院のエマージャンシールームを移動させられたんだそうですな。
さて、オバマさん。議会や、閣僚にやらせて、最後には自分が出ていって、政治リスクを最大限とって、最後にヘルスケアを通したわけですが、多分、正しいことは認められるという楽観論、自分が出て行けばなんとかなるという自信もおありなんでしょうな。
ABCのThis weekを観てたら、下院でヘルスケア法案が通ったすぐ後で調査したら、民主党の支持率がちょっと上がってたそうですな。法案が通ったんで、皆まじめに読み始める、実際にその中に書かれていることよんだら、そんなに悪くないんじゃないか、とゲストが言うように、思ったのかどうか知りませんがね。
クリントンや、特使にやらせて、バイデンも送り込んで、激怒して帰ってきて、最後は御大登場。写真も撮らせない。ネタニヤフはスピーチで挑発。
ヘルスケアと同じく、政治リスク目いっぱいしょって、何十年も未解決の大問題に取り組むわけで、ほんまだいじょぶかいな。
副島さんは、任期途中でオバマは退任と予言してるんですがね。