英語圏のコンテンツはスゲーぜ!!、シリーズ、なんですが、まあ、こないだ、モンサントのエグさをえぐるドキュメンタリーから、マクドナルドの何カ月たっても新品ポテトやら、それに、ローリングストン誌に出てた、お笑い金融噺もありましたが、
今日はこないだ亡くなったABCのピータージェニングスのドキャメンタリーです。
Ecstasy Rising (1of 5)
ピータージェニングスは肺がんで亡くなって、もう彼の番組を観ることはできませんが、こうやってネットにはアップされてるんですね。911のときには他の番組をぶっ飛ばして実況を続けた骨太野郎で、ブッシュが戦争にもっていって全米が盛り上がってるときに、ブッシュをけなしてるとか、イスラム支持派かみたいな批判も受けたんですな。ちょこっとでも水をさすようなことを言ったら、非国民扱いされてた時期があったんで。
イラク問題でブレアが審問されている、なんて当時では想像もできなかったことですな。
さて、この動画、ドラッグのエクスタシーについてジェニングスがレポートしています。エクスタシーと言えば、あちらにお遊び留学ししてはまってどうしたとかいう小説を読んだような気がするんで、ただ、その時のドラッグがエクスタシーで・・・。とにかく、出てくるドラッグの名前が多すぎて、良くわからなかったんですな。
このレポートを観ると、エクスタシーの占める大きな影響力、というか位置というのがわかるんですな。
ドラッグミュージック、というのも、なんでやねん、と実感がわかなかったんですが、これを観ると、なるほど、と納得。米国の大衆文化の半分は音楽で、半分はドラッグ。ハハーン。そうでっか。あのパッパラパッパラ、というリズム中心の音楽は、エクスタシーをやってると、とっても気持がいいってことで、音楽だけじゃ、足りないんですな。
ちょっとびっくりなのは、この三大ネットワークのABCでこれをやってるということ。政府がエクスタシーには一回の使用でも脳にダメージがある、とキャンペーンを張っているのに、イギリスまで出かけて行って、そのハナシはウソ、みたいな番組になってます。
米国政府は、政策遂行のためなら、自国民に平気でうそをつくって感じで、別に海外の資源国相手だけじゃないんで、まあ、一貫してるといえば一貫してますな。
もともとエクスタシーは、ダウを引退した偏屈科学者が、自前の研究室に閉じこもってて作りだした人工薬物で、最初はセラヒー用の薬品として、広まったのが、やがて健康な人にまでこれは良い、と爆発的に広まってしまった。最初は合法だったが、やがて非合法化され、違法でまぜものの入った裏薬物が取引されるようになって、却って危険な状況にあって・・・。
偏屈科学者のくだりはホントにマンガみたいなんですがね。
エクスタシーは、効いている間、人を恐怖から解放し、人を信じられるようになり、世界観が変わる、と経験者の証言を沢山紹介しています。
PTSDで、日常生活ができなくなった人が、エクスタシーによってまともな生活が送れるようになった、とかいう証言もあります。イラク戦争から引き揚げた兵士をこの薬は救うことになるんでしょうか。
とにかく、非合法化された後もエクスタシーは広がり続けていて、なんとかせえよ、というのがこのレポートなんですが、エクスタシーは、他のドラッグとは別格である、という説明でもあるんで。
こういうの観てると、ピータージェニングスってスゴイおっさんだったんだなあ、と改めて思うんですな。
ここのブログはシステムとしてyoutubeとニコ動しかのっけられなくて(大企業がやってるやつはだめね、やっぱり)、5本分割のyoutube版をはっときますが、google動画には同じ名前で、一本で画質の良いのがでてます。そっちもどうぞ。
今日はこないだ亡くなったABCのピータージェニングスのドキャメンタリーです。
Ecstasy Rising (1of 5)
ピータージェニングスは肺がんで亡くなって、もう彼の番組を観ることはできませんが、こうやってネットにはアップされてるんですね。911のときには他の番組をぶっ飛ばして実況を続けた骨太野郎で、ブッシュが戦争にもっていって全米が盛り上がってるときに、ブッシュをけなしてるとか、イスラム支持派かみたいな批判も受けたんですな。ちょこっとでも水をさすようなことを言ったら、非国民扱いされてた時期があったんで。
イラク問題でブレアが審問されている、なんて当時では想像もできなかったことですな。
さて、この動画、ドラッグのエクスタシーについてジェニングスがレポートしています。エクスタシーと言えば、あちらにお遊び留学ししてはまってどうしたとかいう小説を読んだような気がするんで、ただ、その時のドラッグがエクスタシーで・・・。とにかく、出てくるドラッグの名前が多すぎて、良くわからなかったんですな。
このレポートを観ると、エクスタシーの占める大きな影響力、というか位置というのがわかるんですな。
ドラッグミュージック、というのも、なんでやねん、と実感がわかなかったんですが、これを観ると、なるほど、と納得。米国の大衆文化の半分は音楽で、半分はドラッグ。ハハーン。そうでっか。あのパッパラパッパラ、というリズム中心の音楽は、エクスタシーをやってると、とっても気持がいいってことで、音楽だけじゃ、足りないんですな。
ちょっとびっくりなのは、この三大ネットワークのABCでこれをやってるということ。政府がエクスタシーには一回の使用でも脳にダメージがある、とキャンペーンを張っているのに、イギリスまで出かけて行って、そのハナシはウソ、みたいな番組になってます。
米国政府は、政策遂行のためなら、自国民に平気でうそをつくって感じで、別に海外の資源国相手だけじゃないんで、まあ、一貫してるといえば一貫してますな。
もともとエクスタシーは、ダウを引退した偏屈科学者が、自前の研究室に閉じこもってて作りだした人工薬物で、最初はセラヒー用の薬品として、広まったのが、やがて健康な人にまでこれは良い、と爆発的に広まってしまった。最初は合法だったが、やがて非合法化され、違法でまぜものの入った裏薬物が取引されるようになって、却って危険な状況にあって・・・。
偏屈科学者のくだりはホントにマンガみたいなんですがね。
エクスタシーは、効いている間、人を恐怖から解放し、人を信じられるようになり、世界観が変わる、と経験者の証言を沢山紹介しています。
PTSDで、日常生活ができなくなった人が、エクスタシーによってまともな生活が送れるようになった、とかいう証言もあります。イラク戦争から引き揚げた兵士をこの薬は救うことになるんでしょうか。
とにかく、非合法化された後もエクスタシーは広がり続けていて、なんとかせえよ、というのがこのレポートなんですが、エクスタシーは、他のドラッグとは別格である、という説明でもあるんで。
こういうの観てると、ピータージェニングスってスゴイおっさんだったんだなあ、と改めて思うんですな。
ここのブログはシステムとしてyoutubeとニコ動しかのっけられなくて(大企業がやってるやつはだめね、やっぱり)、5本分割のyoutube版をはっときますが、google動画には同じ名前で、一本で画質の良いのがでてます。そっちもどうぞ。