会計スキル・USCPA

会計はビジネスの共通語。一緒に勉強しましょ。

HPのフィオリーナ更迭

2005-02-16 01:10:01 | 英語情報
 
 ビジネスウイーク誌にHPのCEO更迭の記事が出てますが、新聞で読んだときには驚きました。HPに女性のCEO誕生ときいたときも驚きましたが。

 それでももう5年半も経つのですね。

"[Fiorina's] good with marketing. She's a good speaker for the company," says a former HP executive. "But this is a company that doesn't need a statesman. It needs a hands-on operations person.

 『口だけ達者なのはいらん。腕の立つのが必要だ』といった具合でしょうか。厳しいですね。水に落ちた犬をたたくといいますか。

 コンパックを買収したときは、反対を押し切って自分を押し通したことが報道されてましたが、この辺は、statesmanとしての才能が生きますが、その後統合をうまく進めるのは違う才能や経験の世界でしょう。大きな組織同士が一緒になって、そんな簡単に効果が出るとも思えませんね。オペレーションの天才でも、多分大変なんでしょ。

 とすると、コンパック買収そのものをやめておけば良かったのでしょうか。

 確かに、DELLに勝つには、規模よりもオペレーションの日々の改善、効率化ですかね。

 もしそうなら、コンパック買収の前に交代すべきでしたね。

 



CITIBANK Japanのプライベートバンキング部門廃止その後

2005-02-12 12:55:35 | ターンアランド

 ビジネスウィーク誌に、Citibank Japanのプライベートバンキング部門の廃止後の奮闘に関する記事が出ています。

 プライベートバンキング部門はユニットとしては小さかったのですが、これまで強かった日本でのブランドイメージを傷つけず、立て直すために新たに任命された日本法人のヘッドの話しです。このヘッドは建て直しに任命される前任がchief global auditorだったとのことです。日本と違ってinternal auditorって上がりのポストでなく、えらいのですね。しかも45歳です。

 まあ、若いといってもリードが本体の会長になったのはかなり若かったので、45歳の日本のヘッドだと遅いくらいですか。

 これまで、日本にはCEOにあたるヘッドが居なかったとのことで、そのことは反省点だとのこと。
 なんと、各セクションがNYの本社の違うボスに別々に報告していたそうで。

 この記事では、部門廃止やガバナンス建て直し以外のことにも触れています。コンシューマーローンはCITIも随分やられていて、ビジネスとしての見直しをしようとしている模様。女性をターゲットにしたローンを準備しているようです。

 建て直しについては、日本の当局も好意的にみているとのこと。



マクドナルド黒字化す

2005-02-11 10:42:17 | ターンアランド
 
 ようやくマクドナルドが黒字化したようです。

 バフェットの本に影響を受け、ここには少し注目していました。
 巨額の設備投資は不要で、
 ブランドが確立していて無くなることが想像できない。

 ここ数年不調で、赤字続き。株価も低迷。

 低迷していたので昨年から何株か買ってみました。何年も待っていずれ黒字化すれば、
 との算段。

 少し回復の兆しが見えてきていたのだが、結果が出ました。

 とは言え、株価的にはまだまだ。現状の株価水準を正当化することがそもそも難しい。

 今回純利36億とのことで、ほぼ予想通り。月曜の株価にははねないか。
 実際の株価をかつての水準にまで戻すには、あと3倍、4倍の利益を出してもらわねば。
 それでようやく現状株価を正当化できる。←この中で、仕入れコスト悪化と客単価悪化を関連させて書いていない。ミス。

 まあ、かつての成長イメージを取り戻せば、もう少し早くあがり始めるかも知れない。
 巨艦で、舵取りは難しいが、一旦良い方向に向けば、何年かは改善し続ける。
 ひょっとしたら驚くほどの成果をあげる可能性もある。

 過去10年拡大しまくりで、器は十分にできている。
 後は腕次第。

 マクド関連では、日経の記事にかみついたことがある。

 最近当社の動きをフォローしていない。ホームページでも見て見ますか。
 最近の外食産業はそもそもどうなんですかね。