先日、広瀬隆さんが、ニュースの深層というケーブルチャネルの番組に、出ている動画をご紹介したんですな。
欠陥原発その2 広瀬隆氏インタビュー
東電を批判するようなことは大っぴらにできない、と聞いてましたが、こういうメディアでハデにやってるじゃないか、原発問題で時代は変わっているんだと思ったら、
実はこの後で、葉 千栄さんは番組から降ろされかけたんだそうで。
民主党での勉強会で上杉隆さんが訴えておられます。いろんなハナシをされているので、リンク先の動画をご覧ください。
まあそれは、良いとして(良くありませんが)、地震直後の計画停電事件や、今行われている節電運動についてなんですな。
電力不足で節電だと言われて、ちょっと待てと言いたくなりますね。
広瀬隆さんによれば、
原発は止めても全く問題ないんです、
電力は足りているんです。
停止している火力発電所を稼働させれば十分に賄えるんです
グル、大前研一さんによれば、
節電なんて関係ない。
問題はピーク電力消費であって、ピークの電力を落とすことを考えるべき。
つまり真夏のお昼。
甲子園の高校野球のテレビ放送を止めればいい。
とか言うハナシを聞いていると、なんで3月の朝に電車を止める必要があったんだ、とか、一律15%の節電ってどういうことなんだ、とどうもずっと引っ掛かっていたんですね。
これを見るととてもすっきりします。さっきの動画の一部を切り出したバージョンです。
上杉隆が指摘する計画停電の実態
結論として、上杉さんは、『嫌がらせとして』、民鉄に朝のラッシュアワーの間引き運転を要請した、東電をつぶすと大変なことになるということを思い知らせるために、本来は不要だったにも関わらず、とかで。
火力発電所が立ち上がってゆくので、真夏の節電も実は必要無い、とも。
間引き運転・計画停電の際には、東電の段取の悪さが批判されてましたが、実は、そういう問題じゃなくて、そもそも必要が無かったという点が問題だということなんですな。
段取が混乱したのは、もともと必要無い施策なので、いざ実施となると、停電のリスクや反発を恐れて、あれこれ方針がふらついた、ということなのかも知れませんな。
どこまでホントかどうかは別として、腹が立つというよりは、悲しくなるハナシって感じです。
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