旅先で迎えた誕生日

晴れて50歳の誕生日を迎えました！・・・って言いたいところですが、今日の京都の天気は猛烈に変で、曇天から急に横殴りの吹雪になり、やばいと思ったら数分後に晴れている、安心したらまた雪・・みたいな天気だった。天橋立と舞鶴は昨日行っといてよかったな。

そんな天気の中、今日は分刻み。三室戸寺→上醍醐（醍醐寺）→元慶寺→穴太寺とこなして、新幹線で品川まで帰ってきて、オペラ練に合流、夜遅くまで練習した。タクシーを使えた穴太寺以外は、結構足をつかわなきゃ行けないところ。チェックアウト後の大荷物を持って、痛い膝をかかえて歩くのはしんどかった。おまけにオペラ練の練習所まで駅から遠く、ひぃぃぃ。

西国33所で一二を争う難所であった上醍醐の准胝堂は残念ながら平成20年8月24日未明に落雷で全焼してしまっており、以来下の醍醐寺で札所のご朱印を扱っているが、醍醐寺自体も醍醐駅から遠く、しかもすごい大きい寺なのと、遠回りして行っちゃったのとで、下の納経所に行くのすらしんどくて、ひぃぃぃ。

そんな、身体に色々ガタが来ている私ではあるが、最後の穴太寺に行った時のタクシーの運転手さんが優しくて、私をお嬢のように扱ってくださって、ついつい50歳だということを忘れてしまいそうになった。

でも、若い頃厭世的で悩み多かった私が、無事に明るい気分でこの日を迎えられるなんて、正直夢のようだ。よく考えてみると、48～49歳あたりでなくなっている歴史上の有名人って多くてさ、有名どころとしては、織田信長・真田幸村などが挙げられるけど、何と秦の始皇帝も49で亡くなっているそうな。あんなに不老不死を追求した人がねぇ。それだけまだ生かしていただいている自分は感謝せねば。そして生かしていただいているのだから、もっともっと頑張らねばと思う次第。

最近読んだ「脳の強化書２」には、「実行力や判断力をつかさどる「超前頭野（頭の前方）」が成長するのは５０代を過ぎてからだ」と書かれていたと、先日当ブログにも書いたばかりだが、これからもますます経験を積み、勉強し、自分を磨いていかねばなぁと思っている。