モンゴル料理～料理編～

引き続き、幡ヶ谷のモンゴル料理のお店より。不思議なお酒に引き続き、美味しい料理編へ。

冒頭の地図を見ると分かるように、こちらのお店は中国の内蒙古の家庭料理をアレンジして出しているお店。モンゴル料理のお店は、十年ちょい前にも文京区にある別のお店に行ったことがある。その店も今調べてみると、モンゴル国ではなく、内蒙古の料理店だった。

最近会ってないが、私は内蒙古出身の人に会っていた時期があり、その人によると、内蒙古は基本的には親日なんだそうだ。ま、歴史的経緯も色々あるようだけど、ここでは触れない。ただ内蒙古への漢民族の移入により、モンゴル族独自の文化というのはだんだん失われてきているそうだ。私はモンゴル文字で書かれたお守りをバイオリンにくっつけているのだが、その人はその文字を読むことが出来なかった。どうやら学校では教えない文字のようだね。ただウィキペディアで調べてみると、モンゴル国（外蒙古）内のモンゴル族270万人（2004年）に比べ、内蒙古自治区内のモンゴル族は400万人とも言われるので、内蒙古の方がモンゴル族の人口は多いんだね。ちょっと複雑な気分。

さて、話を幡ヶ谷のお店に戻すと、今回３皿食べたが、どれもとても美味しかった。ちょっと中華風で、日本人向けにアレンジされているかもしれないが、とにかく美味しいの一言に尽きる。



まずはパクチーサラダ。まぁこれはどちらかというと中華風なのかもしれないが、香菜（シャンツァイ）が入っていればすべてを許せるほど香菜が好きな私にとっては、たまらないお味。



これは羊肉餅と呼ばれるもの。一見、韓国のチヂミ風というか、どこにでもありそうなものに見えるが、一口かじると違った！　羊肉のほどよい臭みが、香ばしさと絶妙にマッチしていて、知覚をくすぐるような味だ。これは素晴らしい！



これは蒙古バンタンと呼ばれるすいとんだ。スープは中華風なのだが、何故かみそ汁でも飲んでいるかのように、ひどくくつろげるお味だ。これは友人達とつつきたい味だねぇ。

ついつい、さっき別れたばかりの合唱団仲間に「一緒に来たかったよ～！」的な酔っ払いメールを送ってしまったよ。



テーブルの上には、珍しい形をした酒瓶が置かれている。馬頭琴をかたどったやつも酒瓶かな？



これは兵士の服だろうか。私には絶対入らなそうだ。



きらびやかな帽子と鞍。ちょっと朝青龍関を思い出したかな。この裏に馬頭琴も隠れてたんだけど、自分も持ってる楽器なだけにちょっと食指が動かなかったみたいだ。ただよく考えると自分が持っているのは外蒙古の馬頭琴のようだから、内蒙古の馬頭琴もカメラに収めておけばよかったなぁ。

▼自分が持ってる奴はこちら
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/1c21998ff9a43d7519e575ecbf7a6fb8