藤井 完/全音楽譜出版社
トランペットの新しい先生は、この本に書かれている呼吸法を勧めてくださる。
前から持っていたのだけれど、全く開いておらず、初めて開いてみたら、楽譜は載っておらず、文章と体の筋肉の図のみ。
トランペットの呼吸法は声楽のベルカントの呼吸法と基本的には同じそうなのだが、そもそもベルカント自体がいろんな人にいろんな事を言われており、私の中ではまだ最適解がない状態。この本がそんな私を助けてくれるかも。
キーワードとしては
・タンギングは前、響きは後ろ。
・前にも後ろにも開く状態。
・息を回す(いったん横隔膜の方に向かって下がった息が、体の背面からあくび喉の後ろ側を回っていくイメージ。
かな。師匠の場合、さらにチェストアップという動作が加わるけれど。
正しい歌唱発生時には、呼吸のための筋肉は呼気時においても吸気的傾向を示す・・という話、去年の声楽コンクールで審査員の先生から言われたことにつながる。
この本を読み込んでいきなさい・・とトランペットの師匠に言われたので、頑張って読み込んでいきたい。