所属音楽教室のコンクール、例年の通り、バイオリンとトランペットでチャレンジ。
バイオリンの方はユーモレスク(鈴木バイオリン3巻のもの)
トランペットはゲッチェル40番と輝く雪のテーマ
まずは9月3日。バイオリンとトランペット両方チャレンジしたが2つとも撃沈。
(酷暑のなか小岩アーバンプラザとの間を2往復してへとへとに)
そしてバイオリンだけもう1回申し込みができたので、9月9日(土)に再チャレンジして今度はようやく通過。オケで一緒だったヴィオラのお姉さんと一緒に通過できて良かったな。
この1週間本当に辛かったこと。
バイオリンを2回チャレンジできるようになったのは3年前から。その前の年に通過していたものだから、2回分のお金を払うのも気が引けて1回だけにしてたら撃沈。昨年は2回のうち1回は都合が悪く、1回チャレンジで通過。なので2回申し込んだのは今年が初めて。だが、9月3日だって通過する気で全力投球しているわけですよ。ただ1回隣の弦を弓が触ってしまったのと、最後から2番目の音が少し上がり切らなかった。それでも悪くはなかったと思ってたんだけど。トランペットも2つ音が掠れたけど、決して悪くはなかったと思ってる。あんなに暑くてTシャツを一日に4回も着替えて苦労してホールと2往復をした9月3日に2つとも通過できなかったので、ショックのあまり一週間楽器を触れなかった。
それでも気を取り直してバイオリンを触り始めたのは、9月9日に家を出る一時間ほど前から。重く感じる体に鞭打ち、音階をゆっくりやりながら体を慣らし、やっとモチベーションを回復させて行徳文化に向かった。
行徳文化って昔は好きじゃなかったのだけれど、コンクールのバイオリンに関して言えば、私には何となく相性の良いホール。9月3日より安全運転をして、とにかく隣の弦を触らないようにして、最後まで気を抜かないように、お腹の芯で音程を捉えることを考えて弾いた。
いやぁ・・・諦めなくて良かった。通過したら書こうと思ってたんだけど、ユーモレスクってちょっと私にとっては因縁のある曲なのよ。小学校低学年の音楽鑑賞の時間にこの曲をやった時、筆箱の上を定規で滑らせながらこの曲を弾く真似をしてみましょう・・っていう話になったわけよ。クラスで2人選ばれ、一人はバイオリンを習ってる子。もう一人はピアノはやってるけどバイオリンなんて触ったこともない私が前に出て、みんなの前で筆箱と定規で曲に合わせて弾き真似をした。そしたら、指はめちゃくちゃだけど私の方が感じは出てました・・ってクラスのみんなが評価。教わってないのに当時からエアバイオリンの才能があったらしい。もう一人の子はよほど悔しかったんだろうね。学期末のクラス発表会でユーモレスクを弾いた。おそらく原曲を移調して簡単にしたこのスズキのバージョンだったろうと思うんだが、やられたな・・・と思った割にはつまらないと思ったんだよね。そんなことがあって、バイオリンを始めた後もこの曲を実際に弾くことはなく、今回が初めてなのだ。(私はスズキじゃなくて篠崎で学んでいたこともあって。)
スズキの3巻目のユーモレスクならそんなに難しい曲ではないけれど、コンクールで弾くとなるとちょっとしたミスも許されない。有名な出だしのところは、休符のところで弓を弦から話してしまわずに、かつ響かせて余韻を楽しむように弾くというのを意識的にやったな。ということで本当に通過できて嬉しいよ。バイオリンでの通過はこれで4回目になった。
ワインを買ってきて・・・飲んでみたら思っていたよりも辛口だったけど、そのまま気持ちよく寝てしまった。