西国三十三所をコンプリートして、大垣から浜松に出ることにしていたが、華厳寺の参拝で、ローカル線とバスの乗り継ぎが予想よりも上手くいって、効率的に行けたことから、時間に余裕ができた。
なら途中にある犬山城も行ってしまおうかと、岐阜から名鉄に乗る。
犬山の一つ手前の犬山遊園駅から歩く。
木曽川沿いに歩いていくが、頭上を飛行機がガンガン飛んでいく。(セントレアから飛び立った飛行機がちょうどここを通るのかなと思ったが、後でおそらく各務原の自衛隊航空基地のものだと教わる。)
しばらく歩いてふと目の前の山の上を見ると、こじんまりした黒い天守閣があった。その瞬間、私は来て正解だと感じた。こんなに短期間にお城を回るのは私は初めてであるが、逆に印象を比較できるため、お城ってそれぞれにたたずまいや表情が違って味があるということに、改めて気づいた。
駅から20分以上歩いたかなぁ。この神社を通ると近道だというので、重い荷物に閉口しながら犬山城までの坂道を上っていく。
たいした坂道じゃないのに、ここ数日の疲れと荷物のせいでほんとに辛かった。途中荷物を預けることができてよかった。
門をくぐって眼前に現れた犬山城を見て、衝撃的だったのはそのコンパクトさだ。彦根城を最初に見た時の印象を思い出した。それもそのはず、姫路城の天守閣の高さは31.5メートル。犬山城は19メートル。(彦根城は16.3メートル)
ちなみに国宝天守5条のうち、犬山城が最も古い形を残しているそうだ。
築城年代で並べると
犬山城 1537
松本城 1593-1594
彦根城 1607
姫路城 1601-1609
松江城 1611
となるようである。
さて、入ってみると、階段の狭くて急なことにびっくり。
一階登ると石垣の露出している部分があった。自然石をほとんど加工しないで積み上げた野面積みという工法だそうだ。
さらに登ると鎧や屏風などが展示している階に出る。
部屋の間仕切りなのだろうか、このような出っ張りに足を取られて転びそうになる。
なぜかこの階だけは、そういうのが多い。
さて今度は気をつけるぞ〜と思って登ったのにやはり私は頭の後ろをぶつけたのであった。私って学習効果がない?
最上階は明らかに姫路城のと表情が違って、猛烈にアットホームだ。歴代城主の肖像画もある。
バルコニーみたいになってて外へ出て写真も撮れる。姫路城は地上6階、犬山城は地上4階なだけに、外へ出てもあまり怖くはない。
そうそう、下から見たときにこっからお客さんが出たり入ったりするのが見えたのよ。
さて、ここで急に私は気分が悪くなり、低血糖で冷や汗が滝のように出てきた。思えばお昼はだんごしか食べてないのであった。朦朧とした力の入らない状態で急な階段降りるの怖かったこと。
地上4階なのにやたら階段を多く感じたのは、地下部分(石垣の中)も2階分あるからなのか。
出口を出ると売店に突進。きしめんとラムネとぜんざいを食べてやっと平静を取り戻す。
この売店は結構よいお店だったので、職場へのお土産もここで買った。姫路城に行ったと思っている同僚たちはびっくりするだろう。
それから、私があまりに城について不勉強であることを自覚し、こんなのも買った。
名残惜しく、美しい紅葉を見ながら犬山城を後にし、浜松へ向かう。
ちなみに、私が今まで見学したことのある城は以下の10城(◎が現存天守12城)
伊予松山城 ◎
松江城 ◎
彦根城 ◎
岐阜城
熊本城
金沢城
名古屋城
小田原城
姫路城 ◎
犬山城 ◎
なのであるが、今までほとんど学んで来なかったことを、さっき売店でかったカードを、浜松へ向かう電車の中で繰りながら自覚することになる。
《日本の名城》の方は3つぐらい特徴が書かれていて、「この城は何城」という質問だが、正解できたのは52問中たったの16問。《城用語》の方に至ってはほとんどわからないことだらけ。私は10城回ってきて何を見ていたのだろう。
こんな問題意識をもてたのも、続けざまに国宝2城行ったからだと思う。時期を分けて行った方が感動は大きかったかもしれないが、逆に大変勉強になった。
なら途中にある犬山城も行ってしまおうかと、岐阜から名鉄に乗る。
犬山の一つ手前の犬山遊園駅から歩く。
木曽川沿いに歩いていくが、頭上を飛行機がガンガン飛んでいく。(セントレアから飛び立った飛行機がちょうどここを通るのかなと思ったが、後でおそらく各務原の自衛隊航空基地のものだと教わる。)
しばらく歩いてふと目の前の山の上を見ると、こじんまりした黒い天守閣があった。その瞬間、私は来て正解だと感じた。こんなに短期間にお城を回るのは私は初めてであるが、逆に印象を比較できるため、お城ってそれぞれにたたずまいや表情が違って味があるということに、改めて気づいた。
駅から20分以上歩いたかなぁ。この神社を通ると近道だというので、重い荷物に閉口しながら犬山城までの坂道を上っていく。
たいした坂道じゃないのに、ここ数日の疲れと荷物のせいでほんとに辛かった。途中荷物を預けることができてよかった。
門をくぐって眼前に現れた犬山城を見て、衝撃的だったのはそのコンパクトさだ。彦根城を最初に見た時の印象を思い出した。それもそのはず、姫路城の天守閣の高さは31.5メートル。犬山城は19メートル。(彦根城は16.3メートル)
ちなみに国宝天守5条のうち、犬山城が最も古い形を残しているそうだ。
築城年代で並べると
犬山城 1537
松本城 1593-1594
彦根城 1607
姫路城 1601-1609
松江城 1611
となるようである。
さて、入ってみると、階段の狭くて急なことにびっくり。
一階登ると石垣の露出している部分があった。自然石をほとんど加工しないで積み上げた野面積みという工法だそうだ。
さらに登ると鎧や屏風などが展示している階に出る。
部屋の間仕切りなのだろうか、このような出っ張りに足を取られて転びそうになる。
なぜかこの階だけは、そういうのが多い。
さて今度は気をつけるぞ〜と思って登ったのにやはり私は頭の後ろをぶつけたのであった。私って学習効果がない?
最上階は明らかに姫路城のと表情が違って、猛烈にアットホームだ。歴代城主の肖像画もある。
バルコニーみたいになってて外へ出て写真も撮れる。姫路城は地上6階、犬山城は地上4階なだけに、外へ出てもあまり怖くはない。
そうそう、下から見たときにこっからお客さんが出たり入ったりするのが見えたのよ。
さて、ここで急に私は気分が悪くなり、低血糖で冷や汗が滝のように出てきた。思えばお昼はだんごしか食べてないのであった。朦朧とした力の入らない状態で急な階段降りるの怖かったこと。
地上4階なのにやたら階段を多く感じたのは、地下部分(石垣の中)も2階分あるからなのか。
出口を出ると売店に突進。きしめんとラムネとぜんざいを食べてやっと平静を取り戻す。
この売店は結構よいお店だったので、職場へのお土産もここで買った。姫路城に行ったと思っている同僚たちはびっくりするだろう。
それから、私があまりに城について不勉強であることを自覚し、こんなのも買った。
名残惜しく、美しい紅葉を見ながら犬山城を後にし、浜松へ向かう。
ちなみに、私が今まで見学したことのある城は以下の10城(◎が現存天守12城)
伊予松山城 ◎
松江城 ◎
彦根城 ◎
岐阜城
熊本城
金沢城
名古屋城
小田原城
姫路城 ◎
犬山城 ◎
なのであるが、今までほとんど学んで来なかったことを、さっき売店でかったカードを、浜松へ向かう電車の中で繰りながら自覚することになる。
《日本の名城》の方は3つぐらい特徴が書かれていて、「この城は何城」という質問だが、正解できたのは52問中たったの16問。《城用語》の方に至ってはほとんどわからないことだらけ。私は10城回ってきて何を見ていたのだろう。
こんな問題意識をもてたのも、続けざまに国宝2城行ったからだと思う。時期を分けて行った方が感動は大きかったかもしれないが、逆に大変勉強になった。
確かにやたら飛ぶ頻度が高いのと、比較的低空に見えるのと、2機近接して飛んでるケースがあったので、え?と思ってました。自衛隊航空基地のものなら、ある意味納得出来ます。
犬山城は確かに見ておいて損はないと思います。
なお、頭上の飛行機云々は、おそらく各務原の自衛隊航空基地のものと思われます。