
今日は職場の飲み会で超酔っ払っているので、昔、合唱団の飲み会(合宿)で活躍したことがある楽器を紹介しま~す!
上の写真はラオスやタイで使われている笙の一種で「ケーン」と呼ばれる楽器。日本の笙の原型とも言われている。確か横浜中華街で買ったものだと思う。
私は中学生の頃、音楽の時間に初めて「越天楽」を聞いた時、背景で長々と鳴っている笙の音に不思議な神秘を感じ、以来ずっと憧れてきた。実は10年くらい前にも、京都の某所で、200年くらい囲炉裏の煤にさらされていた竹で作った笙の音を目の前で専門家に吹いてもらった経験があり、猛烈に感動したことがある。新しい竹で作った笙と吹き比べてもらってどのように音が違うかとか、本体から1本筒を引っこ抜いてキセルのように1本だけ口に加えて永遠と吹き続ける・・・とか、色んなことをやってもらったが、さすがに自分で吹くことは許してもらえなかった。(この時の出来事はいずれまた書くかもしれない。)
☆ ☆ ☆
でも本物の和楽器の笙なんて自分の手に入るはずがない。自分には高値の花と思っていた頃にこの楽器に出会ったのである。形はかなりシンプルだし、音は荒削りだけど、これはこれでイイ音が出る。竹の1本1本には小さな穴が開いていて、指で穴を押さえた管だけが鳴る。日本の笙はハーモニカに似た金属的な音がするけれど、この楽器(多分ラオス製)は完璧に竹の音。ラオスの山奥の小さな村をイメージしながら吹くと、いかにもそれらしい雰囲気に浸れてしまう。
以前これを合唱団の合宿に持ち込んだ時は、かなり喜ばれた。酔っ払っていたせいか、みんなで間接キッスになってしまうにもかかわらず、回し飲みならぬ、回し吹きで、みんなで楽しんだ。特に一匹の若造がこれを気に入って、手元から離さず、ずっと吹きまくっていたのを覚えている。
※ウィキペディアによれば、笙の発音原理は、ハーモニカやアコーディオンと同じで、実際ハーモニカは笙がシルクロードを渡って変化したものだという。音を聞けば一目瞭然ではあるが。
上の写真はラオスやタイで使われている笙の一種で「ケーン」と呼ばれる楽器。日本の笙の原型とも言われている。確か横浜中華街で買ったものだと思う。
私は中学生の頃、音楽の時間に初めて「越天楽」を聞いた時、背景で長々と鳴っている笙の音に不思議な神秘を感じ、以来ずっと憧れてきた。実は10年くらい前にも、京都の某所で、200年くらい囲炉裏の煤にさらされていた竹で作った笙の音を目の前で専門家に吹いてもらった経験があり、猛烈に感動したことがある。新しい竹で作った笙と吹き比べてもらってどのように音が違うかとか、本体から1本筒を引っこ抜いてキセルのように1本だけ口に加えて永遠と吹き続ける・・・とか、色んなことをやってもらったが、さすがに自分で吹くことは許してもらえなかった。(この時の出来事はいずれまた書くかもしれない。)
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でも本物の和楽器の笙なんて自分の手に入るはずがない。自分には高値の花と思っていた頃にこの楽器に出会ったのである。形はかなりシンプルだし、音は荒削りだけど、これはこれでイイ音が出る。竹の1本1本には小さな穴が開いていて、指で穴を押さえた管だけが鳴る。日本の笙はハーモニカに似た金属的な音がするけれど、この楽器(多分ラオス製)は完璧に竹の音。ラオスの山奥の小さな村をイメージしながら吹くと、いかにもそれらしい雰囲気に浸れてしまう。
以前これを合唱団の合宿に持ち込んだ時は、かなり喜ばれた。酔っ払っていたせいか、みんなで間接キッスになってしまうにもかかわらず、回し飲みならぬ、回し吹きで、みんなで楽しんだ。特に一匹の若造がこれを気に入って、手元から離さず、ずっと吹きまくっていたのを覚えている。
※ウィキペディアによれば、笙の発音原理は、ハーモニカやアコーディオンと同じで、実際ハーモニカは笙がシルクロードを渡って変化したものだという。音を聞けば一目瞭然ではあるが。