さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

和歌山城

2017-08-25 13:01:55 | 日本100名城巡り
和歌山駅前で軽く朝食を済ますと、バスで和歌山城へ。つまり紀伊田辺集合前の時間を使って観光をしているわけである。そのために夜行で来たんだけどね。

和歌山城はいわゆる徳川御三家の紀州家の城であるが、もともとは秀吉の弟、秀長が築城を開始し、藤堂高虎らが普請奉行を務めた。関ヶ原後には浅野幸長が入り、大拡張され、その後家康の十男の頼宣が入封し、紀州家の城となったのである。

ここの天守は、大小連なった、見ごたえのある連立天守。明治の廃城令は免れたが、戦災で焼かれてしまったので、残念ながらコンクリート造りで再建されたものである。

しかし、ここのところ城址を見ることが多かったので、再建されたものとはいえ、建物と石垣が揃った姿のお城を目のあたりにすると、やはりとっても嬉しいのである。


バス停を降りたらすぐに大手門。とても観光しやすい位置にある。


この地は上から見ると虎が伏したような形に見えるとかで、虎伏山といわれるそうだが、そこから取って、伏した虎の像があったりする。そう言われなければ虎に見えないのであるが。


またここは三つの時代に渡り大改修されているので、石垣の積み方も三種類。


もっとも古い、野面積みのところ、



やや加工してから積んでいる打ち込み接ぎのところ、


ぴったりと精密に積んである切り込み接ぎのところの三種類あり、目を楽しませてくれる。


この見ごたえのある階段をのぼって、天守へ。


のぼってしまうと大天守と小天守を同時にカメラに収めるのは大変で、iPhoneのパノラマで撮ってみたが、途中どうしても曲がってしまう。


大小天守をつなぐ回廊の中は中庭のようになっている。


天守の中は展示館になっていたが、結構面白かった。


鎧は見ごたえあるし、


陣羽織も素敵だし、


うまづら…じゃなくて、「ばめん」だ。


この展示されている一番下の金棒の


重さを体験できるコーナーもあった。持つには持てるが振り回したら2〜3回で疲れるのではないかと思った。


采配の実物も初めて見た。あまり風になびかなそう。


これはちょっと涙を誘うかな。


これは明治のものだが、郵便を配達する人はピストルをもってよかったんだね。


天守閣からの眺めもなかなかよい。


これは本来の和歌山城の姿の模型だ。


ということでスタンプもGET。

いつの間にか、夜行バスであまり眠れなかったことなんて、忘れてた。お城って本当にいいですね。


わかやま歴史館というのにも足を伸ばしてみたが、超感激したのが、これ。


いや〜いいね、何通りにも押せる印鑑。ぜひレプリカを売り出して欲しいよ。

さて、和歌山駅に戻ってきて、昼食をとったら、切符売り場がめちゃ混みで予定した電車に乗れなかった。あ〜あ。ということて、1時間後の特急に乗ることに。合唱の集合にはまだ間に合うからまだいいんだけど。


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