来年初夏のレクチャーコンサート(オペラ)のための練習が始まった。
曲はヘンリー・パーセルの歌劇《ディドーとエネアス》。
ディドーといえば、カルタゴの建国者たる女王。
当ブログでも触れたことがあるが、彼女はのちにカルタゴとなる土地に流れ着き、「牛の皮1枚を広げたくらいの土地を譲って欲しい」という先住民に申し出、OKが出ると皮を細く切り、一本の長い紐を作り、その紐で広大な土地を囲みその所有権を認めさせた・・と言う伝説を持つ人だ。
ちなみに「同じ長さの線で図形を作るとき、最も面積が大きくなるのは円だ」という一見常識的な話が数学的に完全に証明されたのは、意外にも19世紀後半の話で、それまでは彼女の名前を取って「ディドーの問題」と呼ばれる難問だったそうだ。
そういう賢い彼女が、漂着したトロイの王子エネアス(アイネイアース)に恋をし、結局捨てられて自害するというストーリーは個人的にはとても納得できないのだが、パーセル作曲のこの歌劇は大変美しい。
合唱パートの音取りをしていて、まるでバロックリコーダーアンサンブルのような響きだなぁと思った。中学の頃、ルネサンス音楽やバロック音楽に出てくるギターやリュートの音楽が好きだったことを思い出す。歌を歌っていても、脳裏のどこかでリュートが鳴っていて、癒される。
歌詞は英語か日本語かまだ確定してないけど、なかなか出来ないパーセルのオペラをやるのだから、英語でやりたいなぁ~。
自分がアメリカ英語の発音しか知らないことが、やや不安ではあるのだが。
曲はヘンリー・パーセルの歌劇《ディドーとエネアス》。
ディドーといえば、カルタゴの建国者たる女王。
当ブログでも触れたことがあるが、彼女はのちにカルタゴとなる土地に流れ着き、「牛の皮1枚を広げたくらいの土地を譲って欲しい」という先住民に申し出、OKが出ると皮を細く切り、一本の長い紐を作り、その紐で広大な土地を囲みその所有権を認めさせた・・と言う伝説を持つ人だ。
ちなみに「同じ長さの線で図形を作るとき、最も面積が大きくなるのは円だ」という一見常識的な話が数学的に完全に証明されたのは、意外にも19世紀後半の話で、それまでは彼女の名前を取って「ディドーの問題」と呼ばれる難問だったそうだ。
そういう賢い彼女が、漂着したトロイの王子エネアス(アイネイアース)に恋をし、結局捨てられて自害するというストーリーは個人的にはとても納得できないのだが、パーセル作曲のこの歌劇は大変美しい。
合唱パートの音取りをしていて、まるでバロックリコーダーアンサンブルのような響きだなぁと思った。中学の頃、ルネサンス音楽やバロック音楽に出てくるギターやリュートの音楽が好きだったことを思い出す。歌を歌っていても、脳裏のどこかでリュートが鳴っていて、癒される。
歌詞は英語か日本語かまだ確定してないけど、なかなか出来ないパーセルのオペラをやるのだから、英語でやりたいなぁ~。
自分がアメリカ英語の発音しか知らないことが、やや不安ではあるのだが。