さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

カンボジアの牛車のおもちゃ

2009-03-26 23:37:45 | 身近なちょっと可愛いもの
今日は、昔から「ただ者ではない」と思っていた人のシンガポール行きの壮行会だった。ここ1年半くらい体調も悪かったし忙しかったしで、飲み会・送別会の類は全く参加できていなかったので、昔お世話になった人達と飲むなんて、ホント久しぶりだ。楽しかったし、私は私で2年前に比べて元気にそうに見えると言われて嬉しかった。きっと不整脈がなくなったからだろう。


ところで、そんな飲み会での会話の中で、「お気に入りの東南アジアの国はどこ?」という話をしていたら、急にカンボジアが懐かしくなったので、今日はカンボジアで買って来た手作りおもちゃをご紹介。

真夏のカンボジアはとっても蒸し暑くて、汗だくになって遺跡の階段をやたら登ったり降りたりしなくちゃならなくて大変だったのだが、もしあの時カンボジアに行かなかったら、私はまだバイオリンをやっていなかっただろうと思う。その時の事情は以前もカンボジアの胡弓(ト・ロー)の紹介記事として、このブログでも書いている。

カンボジアのアンコール遺跡の近くでは、我々観光客に対し、現地の子供達が1ドルや2ドルで、色んなものを売りに集まってきた。このようなことは他の国でもよくあることではあるのだが、売りつけんがための粗悪品ではなく、カンボジアでは、どれもすごくいい物ばかりだったのだ。子供達のお父さんが家で一生懸命作っているものを売りにくるのだ。

写真の牛車も確か2ドルで買ったもの。お国柄を反映して、牛車といっても水牛の車だけどね。コレを売りに来た子は、同じ牛車を何個も売っていたのではなく、コレ1個しか持っていなかった。きっと1点1点しっかり作られたものだろう。今見ても本当によく出来ている。どの方向から見ても手を抜いているところがない。作った人の真面目な性格が伝わってくるようだ。

これを作ったお父さんと、売りに来た子供さんは、今も元気にしているだろうか。大切に飾っているよと伝えてあげたいが、伝える手段がないねえ。まさかこのブログを見てくれるわけはないと思うけど、彼らの努力が報われる日が来て欲しいね。

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