【読書録】そーなんだ！科学編７

こっちもちょっと間が開いてしまったが、「そーなんだ！科学編７」で気に入ったのは

蚊の話。

人の血を吸うのはメスだけだ、というのは常識だが、じゃぁオスは何を吸ってるの・・・っていう疑問は全く抱いたことがなかった。ま、蚊が好きなわけでもないんで、オスが何を吸おうが知ったこっちゃなかったわけだ。

で、

オスは一生花の蜜やくだもの汁しか吸わない

んだとさ。へぇぇ～結構ロマンチックはじゃな～い？　おお、願わくば、世の中の蚊はすべてオスになって欲しい・・・。

産卵期のメスだけが蛋白源として血を吸う訳だが、彼女達は自分達の体重の２倍もの血を吸えるんだとか。血を吸うのは彼女達にとっても命がけ。だからさっと吸って、さっと逃げられねば生き延びれない。ヒトスジシマカとネッタイシマカの血を吸うスピードを比較して、ヒトスジシマカの方が血を吸うスピードが早く、長生きで、子孫も多く残せるとかいうマニアックな実験を始め、血液型によって蚊に刺されやすさは違うのか（違いはない）とか、酒を飲むとさされやすいのか（はっきりした差は出ず）とかの話も載っていて面白かった。