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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

アベイ・デ・ロック(ベルギー)

2012-06-02 22:25:16 | 飲めない奴のビール探訪
これは同じベルギービールでもアントワープ(アントウェルペン)などに代表される北部のフレデレン地域と、国土の南半分を占めるワロン地域とでは、傾向が異なるらしいが、どう違うのかは私にはまだよく分かっていない。ただ今までこのブログで紹介してきたベルギービールはわりと北部のフレデレンのものが多いんじゃないかな。

このアベイ・デ・ロックは南のワロンのもの。フランスとの国境に近い、エノー州の醸造所でつくられているそうだ。といっても、ベルギーについてはまるで土地勘がないんで良く分からないんだけど。



まずラベルのデザインが素敵だよね。ハロウィーン的というか魔術的というか・・・いい加減なことを言うと、何となくハリー・ポッター的デザインだよね。ここで私的にはつかみOK。



で、栓を抜くなり、中からビールが吹き出てしまった。勿体無いけど、たぶんこういうビールは美味しいんだ。

色は赤みがかったダークブラウン。気を取り直して一口飲むと、果たして、すごく美味しかった。ちょっと黒砂糖の風味がするかな。でも糖類は加えてないみたいだ。アルコール度数は9%もあるみたいだな。

とにかくモルトの旨味が強くて、深く熟成させた感のある美味しいビールだな。



キャップのデザインもちょっと不思議系な可愛いデザインだ。

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ウルテル ホップ・イット(ベルギー)

2012-06-02 21:48:04 | 飲めない奴のビール探訪
昨日、会社のイベントで、日本の大手メーカーのビールをコップに3センチぐらい入ったのを飲んだだけで酔っ払って、具合が悪くなってしまった。多分風邪気味だったからだろう。普段こんなにビールを飲んでる奴なのに、そんだけでダウンするなんてかなり情けない。金曜日は帰ってくるなり布団に直行したお陰で元気を取り戻した。そしてまたこうやってビールを飲んでいるのは我ながら不思議な気分。

さて、先日ウルテル ブラームス ボックというのを飲んだが、今度は同じところが作っているウルテル ホップイットにチャレンジ。



ラベルに怪しいおじいさんが載っているのは同じ。結局この人の正体はわからずじまい。



グラスに注ぐと、何かひらひらしたものが一緒に注がれているように見える。



ライトにすかしてみると、結構濁っている。そう・・どこぞやのペットボトル入り緑茶と同じ・・この濁りが多分ウリなんですわ。

先日飲んだ、ウルテル ブラームス ボックも美味しかったけど、私はこのウルテル ホップ・イットの方が好きだな。ホップが効いているのだが苦すぎず、ちょっとスパイシーで、風味も豊かで、美味しい。

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ペレ ノエル(ベルギー)

2012-05-27 23:50:57 | 飲めない奴のビール探訪
Pere《ペレ》とはお父さんを意味し、Noel《クリスマス》のお父さんということで、サンタクロースのことを意味するネーミングを持つベルギービール。

クリスマスのビールだから、甘く飲みやすいビールなのかという先入観を持ってしまうが、さにあらず。非常にしっかりと苦い味のビールであった。

このビールの1本前に飲んだのが、ピーチ味のランビック「リンデマンス ぺシェリーゼ」で、ちょっと物足りなかったので、2本目はしっかりした苦いビールが飲めて、バランスが取れた感じ。



このビールを造っているのは、デ・ランケ醸造所。最初は趣味で醸造を始めた二人でやってる醸造所だとか。8月、9月に近所で収穫される生のホップフラワーを使用しているとか。だからホップにこだわって、しっかり苦いのか。



このビールの立てる泡はかなり特徴的。瓶の中でかなり発酵しているので、栓を開けて一度注いだが後も、瓶の中から泡が吹いてくるから要注意だ。だがその泡は非常に細かく、なかなか消えない。このグラスにもこんなにこんもりとした泡が立っているが、その泡のお陰で、クリーミィな口当たりを楽しめる。苦いけれどもどこか優しい感じのするビールだ。

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リンデマンス ペシェリーゼ(ベルギー)

2012-05-26 23:45:28 | 飲めない奴のビール探訪
これはまさにジュースみたいなビールだな。ピーチ味の非常に上品な甘みのあるビールで、非常に美味しいが、不満があるとすれば、美味しくてあまりに早く飲めてしまうため、つまみが出てくる頃にはほとんど飲み終わっている・・・という点かな。



このビールの名前にある「ペシェリーゼ」とは、「罪深い人」という意味で、フランス語の桃を意味するペシェにネーミングを掛けているのだ。

フルーツビールなのに、フルーツの絵がラベルに載っておらず、代わりにセクシーな女性の絵が載っているが、「罪深い人」とは、このセクシーな女性のことを言うのかな?

ラベルはアールヌーボー風のデザインで、女性受けしそうな感じ。



色は綺麗な黄金色。上品なピーチの香り。

このビールはランビックと言われるビールで、培養した酵母ではなく、醸造所の中や周辺に棲息する野生酵母を使って発酵させるのだそうだ。



原材料にしっかりモモ果汁が入っている。アルコール度数は2.5%と低い。美味しいがビール好きにはこれだけでは物足りない。もう1本苦めのビールを飲みたくなる味だ。

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ウルテル ブラームス ボック(ベルギー)

2012-05-21 00:28:32 | 飲めない奴のビール探訪
100種類以上もビールを置いている店に行って、毎週2本ずつ飲んでいるが、さて何を飲むかっていうのはすごく迷う。迷った時はカウンターにおいてあるビールのデザインを見て、見た目で強烈なのを選んでいるが、そういう選び方をしてもまずハズレがないのでビックリだ。

このビールも、ラベルに載ってる白雪姫に出てくる小人みたいなオジサンが強烈なので、選んだようなものだが、味はまろやかで美味しく、大正解なビールだった。

※結局、このおじさんは誰?という謎は解けなかったが。



現地表記だとUrthel Vlaemse Bock。ブラームスっていっても作曲家のブラームスではない。ボックというのは北ドイツのアインベック発祥のビールで、麦芽を通常より増量しているため、麦芽の香ばしさが強く、アルコール度数も高いビールを言う。このビールも7.5%だ。だがこれはベルギービールなので、本場のボックとは一味違うアレンジが入っているそうだ。



栓を抜いた時に、中身が噴き出したので、瓶内発酵が結構進むタイプのビールなのかもしれない。開栓時は要注意だ。大変美味しいビールなので、こぼれた分がもったいない。色はダークで、強めの焙煎臭が香ばしい。口当たりは少し甘くて、黒ビールが好きな人にはお勧めだな。ちょっとギネスに味が似てるかもしれない。



これは、私がいつも行っているビール店(本八幡のおれんじCorn)で、ビールに合わせて必ず食べているキャベツ&巣ごもり卵。とっても美味しくてビールに合う。

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ラ シトルイユ セレスト(アメリカ)

2012-05-20 23:48:11 | 飲めない奴のビール探訪
これはとっても不思議な味のビールだったが、とても印象の残る味。沢山の種類のビールを飲んでいると、やはり特徴のあるビールの方が覚えやすいし、また飲んでみたいという気にもなるものだ。

第一印象は「仁丹のような味」と言っちゃ言いすぎかもしれないけど、薬草酒のような味。飲んでいるうちに癖になる。ブルーリー、エリシアン、ストーンの3醸造所コラボレーション・ビールで、 限定本数のみの商品なので、このビールに再びお目にかかるチャンスはないかもしれないが、それにしても印象的なビールである。

とにかく材料がすごい。かぼちゃ、ヤムイモにフェネグリーフやレモンバーベナといったハーブを加え、白樺のチップのフレーバーも添加しているのだ。いわゆるパンプキンエールなのだが、先日飲んだ、インペリアル パンプキン エールとはまるで違う味だ。かぼちゃやヤムイモの味はまるでしないが、強い味の中でソフトな口当たりを実現するのに一役買っているようである。

前述の薬草酒のような味というのは、フェネグリーフのせいかもしれないね。フェネグリーフって聞き慣れないハーブの名前だけど、西アジア原産のマメ科の植物の種子だそうだ。味にはかなり苦みがあり、カレーパウダーには欠かせない主原料の一つだとか。ハーブとしての歴史は古く、エジプト人が食用、治療、防腐処理用として使用し、ギリシャ人、ローマ人は種を食用、薬用にしていたという。

さて、味以外にも芸が細かいビールなんで、一つ一つ見て行こう。



まずは、ビール瓶。ラベルを貼るのではなく、瓶に直接印字するのがストーンの特徴だとか。



キャップのデザインもなかなかすごくて、まるでデビルマンみたいだ。実際にはコレは守護聖人だという。



それを、ストーンのグラスに入れて飲む。グラスにも守護聖人が。



味だけじゃなくて色も濃いビール。最初は不思議な味にビックリするかもしれないが、飲んでいるうちに魅力にはまっていく。ちょっと風邪っぽい時や、喉がいがらっぽい時、元気がない時なんかにはちょうどいいかもしれない。フェネグリーフには強壮作用があり、咳の緩和などにも効くと言われているし、私もこのビールを飲みながら、少し元気になった。

ビールに麦やホップ以外の材料が沢山入っていることに抵抗のある人がいるかもしれないが、私はそうは思わない。ビールはもともと色んな薬草を入れて飲むのが伝統的な飲み方であり、現在普通に入っているホップは、もともとはそうした薬草の1つだったのだから。

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ティママン・ランビック  フルーツビール・フランボワーズ(ベルギー)

2012-05-12 23:22:18 | 飲めない奴のビール探訪
職場合唱団の練習の後、駒込の駅前に出たら、珍しい調味料や食材を売ってそうな店に出くわし、思わず吸い込まれるように入ってしまった。

で、結局ビールを買ってる私。1本飲んでも2本買ってるようじゃしゃぁないな。とりあえず今夜は1本消化だ。



裏ラベルに気になることが書かれているので、とりあえず引用して見る。
---Quote---
ティママン・ランビックは自然発酵のビールです。ティママン醸造所のあるブリュッセル近郊のイタービークに浮遊棲息する野生酵母や微生物などの恩恵を受けて熟成される伝統的な製法です。酸味とフルーティーな香りが特徴です。
--Unquote--

浮遊棲息する野生酵母や微生物と書かれると、妙に生物学的だなぁ。酵母って、自然界では浮遊棲息するのか・・・とあらためて認識。



お味の方は、とっても美味しい! フルーツ味でも、ちゃんとつまみが食べたくなって、「ビールを飲んだ」時の満足度が得られる絶妙な味のバランスが、さすがベルギービールだよね。そのつまみも今日買ったものなので、別稿にUPしよう。



フランボワーズっていうのはラズベリーのことね。ラズベリー=木いちごだけど、お店のPOPには単に「いちご」って書いてあったような気がして、半分ぐらい「いちごビール」のつもりで飲んでたよ。ラベルのイラストもいちごっぽいし。(単に疲れてて「木」の一文字を見逃しただけかもしれないけど。)

そしたら、裏のラベルにラズベリー果汁って書いてあるじゃん。よく考えれば、単なるイチゴに相当するフランス語はフレーズ(fraise)。このビールにはフランボワーズ(framboise)て書いてあるんだから、気づけよ、私。

悔しいので、ついでに調べてみた。

ラズベリー=木いちご=フランボワーズ(framboise)
     =バラ科 バラ亜科 キイチゴ属

ストロベリー=イチゴ=フレーズ(fraise)
      = バラ科 バラ亜科 オランダイチゴ属

そっか、バラ亜科まではいっしょなんだな。

さらに発見。イチゴとして流通しているものは、ほぼ全てオランダイチゴなんだって。昔、ヨーロッパの童話かなんかで、わがままなお姉さんが、季節はずれの時期にオランダイチゴが食べたいとか言って罰を受ける話があったが、オランダイチゴってどんなイチゴだろうとずっと思ってたけど、ただの普通のイチゴなんじゃん。

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九十九里オーシャンビール(ピルスナー)

2012-05-11 23:23:02 | 飲めない奴のビール探訪
全然減らない自宅のビール。先日も流山に行った際にこんなのを衝動買い。

世界のビールもいいけど、地元千葉のビールもいいね。



ラベルもドメスティックな感じで親しみやすいね。っていうかこのデザインだと、九十九里っていうよりも銚子をイメージしちゃう・・・なんて書いたら怒られるかな。

で、千葉県といっても大きいので、どこら辺で造られているかというと、山武市と書いてある。神奈川出身の私には千葉県の地理が分からない。恥ずかしいけどWikipediaで調べたら、九十九里浜のちょうど真ん中らへんから内陸の方に細く延びる形をした市なんだね。



さて、この九十九里オーシャンビールには4つ味があるのだが、まずはオーソドックスなピルスナーをいただく。例によって余りモノの焼き鳥を食べながら飲んだら、酸味がほどよく利いてて美味しい。ラベルから受けるイメージに影響されてるかもしれないが、刺身とかにも合いそうな気がする。どうやら私は苦味+酸味のほどよいバランスをビールに求めるみたいだね。痛みで痛みを忘れるように、苦味と酸味で苦い経験や酸っぱい思いを洗い流しているような気分だね。



とか言いつつ、自分はピルスナーの定義をあまりよく認識してなかったな。「下面発酵タイプの代表的ビール」とあるが、要は我々日本人が常飲しているビールがこのピルスナータイプなんだ。アサヒ・キリン・サッポロ・サントリーなど、大手ビールメーカーの作るビールの大半はピルスナーなんだが、ピルスナーという言葉は日本ではあまり用いられず、むしろ「ラガー」(下面発酵の意)と呼ばれることが多いのが誤解のもと。ピルスナーと言った方が地ビールとしては高級感を感じるよね。

ピルスナーの発祥の地は、チェコのピルゼン地方だとか。チェコの地図をあらためてみてみると、ドイツのわき腹に食い込んでいるような形に見えるが、そのチェコの西の方だから、ドイツにすごく近いところだね。

ということで、地ビールをネタに今日も地理のお勉強。

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デリリュウム トレメンス(ベルギー)

2012-05-06 01:00:33 | 飲めない奴のビール探訪
とてもビールとは思えない可愛らしいデザインの瓶に入っている。本八幡のおれんじCornにはあまりに沢山ビールがあるので、何を選んでよいか目移りしてしまうので、最近は見かけで選ぶようにしている。



モチーフはピンクの象さん。専用のグラスも超カワイイ。味もリンゴのような風味がしてとても美味しい。



2種類のホップと3種類の酵母を使って発酵させてるんだそうだ。

ついついいい気分になって、またまた千葉の歴史について熱く語ってしまった私、ふと気づいたら終電の時間になっていた。やっべー!

☆ ☆ ☆

家に帰って調べたら、「デリリュウム トレメンス」ってオランダ語で「アルコール中毒による震え」っていう、恐ろしい意味の言葉だった。幸せのシンボルとされるピンクの象さんの可愛いパッケージとはあまりに似合わぬ名前。

こういうのを知らぬが仏というのだな。

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ノイシュバンシュタイナー(ドイツ)

2012-05-05 23:48:56 | 飲めない奴のビール探訪
有名な「ノイシュバンシュタイン城」をモチーフにしたペールラガー。



観光客は、普通この角度からは写真が撮れないんだぞ・・みたいな話をくっちゃべりながら、今日もマスターの前でグラスを傾ける。



王冠も結構可愛かったりする。



色が薄く、ライトなビールだが、バランスが良くてしっかりした味わいがある。私はライトなビールは薄っぺらで物足りない気がして、あまり好きじゃないのだが、このビールはライトだけど薄っぺらな感じはしないなぁ。



とっても上品で美味しいビールだった。つまみが出てくる前に飲みきってしまった。念のため、後ろのラベルも撮っとく。
コメント (4)
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【トラピストビール】ウェストマール トリプル(ベルギー)

2012-05-03 00:41:59 | 飲めない奴のビール探訪
先週の土曜日に飲んだビールだ。なかなかの高級ビールだ。

一口にベルギービールと言っても、北の方のビールと南の方のビールは一線を画しているらしい。このビールは北部のアントワープ州のビールで、ウェストマール修道院というトラピスト会修道院で作られているビールだ。



色はゴールドで、フルーツ系の甘みを感じる。でも敢えてフルーツを加えたビールじゃないから、味はとっても自然なのね。聖杯型の専用グラスでいただく。



醸造には手がかかっていて、第一次醗酵のあと二次醗酵に5週間を費やし、瓶詰後、21℃に温度調整された貯蔵室で3週間瓶内熟成させるんだそうだ。世界の171あるトラピスト会修道院のうち、トラピストビールを作っているのは、7箇所だけ。うち6箇所がベルギーにあるんだ・・・という、マスターが語るウンチクを聞きながらちびちびと。


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コニーアイランド ラガー(アメリカ)

2012-04-28 23:33:07 | 飲めない奴のビール探訪
本八幡のおれんじCornで飲んだ、すごい顔のラベルがついているビール! コニーアイランドというのは、ニューヨークにある遊園地で、浅草の花屋敷みたいなところだそうだ。このビールはそこの地ビールだ。



この顔を見て、マスターは、理科室の人体解剖模型の顔を想像したらしいが、私は、古代ギリシャ悲劇で使われるお面を想像してしまったなぁ。

▼ご参考
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/24cf3b1389f5b01ebcc609b423cb0710

髪型はサリーちゃんのパパみたいかもしれないね。まぁ、遊園地のお化け屋敷に出てくる悪魔とか、有名キャラクターなんだろうけど。



色は褐色で、苦味がしっかりとついていて美味しい。横に座ってた、タクシーの運転手をしている初対面の青年や、マスターとぺちゃくちゃしゃべりながら楽しく飲んだ。



一応、裏面も載せとこ。






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Keizer Karel Charles Quint ルビーレッド(ベルギー)

2012-04-24 23:25:57 | 飲めない奴のビール探訪
今夜は、焼鳥屋の兄ちゃんが、5本525円の焼き鳥セットに1本おまけしてくれた記念(多分確実に売れ残りそうだったからだと思う)に、またビールの話を書くよ。

っていうか、先日書いた世界のビールのお店に、毎週いりびたるとすると、冷蔵庫にたまっている外国ビールをどんどん消化しないとデッドストックになってしまうという危機感もあり・・・。

いやぁ、焼き鳥食べ食べ飲んだ、このビール、超ウマかったよ。私の数少ない経験からだから参考にはならないかも知れないけど、「ルビー」と名付けられたビールで、いままで外れたことはない!



さて、半分くらい飲んだところで、冷静になる。ラベルの中のこの人は誰?

上に Keizer Karel と書かれ、下に Charles Quintって書いてある。 Keizerって皇帝でしょ。じゃ、もしかして、もしかして・・カール大帝?

違うな・・と私の中のわずかな理性が打ち消す。だって歴史上名高いカールの戴冠って800年じゃん。「ヨーロッパの中世の始まりって諸説あるけど、とりあえずこれで覚えとけ! 800年だから覚えやすいだろ!」って、30年以上前に世界史の授業で習ったことを思い出すぜ! だがこのビンの上の方に1500~1558という謎の数字が記載されている。この時代のカールという名前の皇帝は・・・?

そらでヨーロッパの皇帝の生没年が分かるほど、私は歴史オタクではないので、観念して調べた。するとこの人はハプスブルク家の神聖ローマ皇帝カール5世(スペイン王としてはカルロス1世)のようだ。ちょうど生没年が1500-1558年で、ベルギーのゲント生まれで、メッヘレン育ち。ベルギービールの看板として使われるにふさわしい人だ。晩年は痛風に苦しんだというから、ひょっとしてビールの飲みすぎ?

では、名前が上下に二つ書かれているのは何故か? 調べてみると以下の通り。

 「ケーゼル・カーレル Keizer Karel」(オランダ語)
 「シャルル・クァン Charles Quint」(フランス語)



通販サイトなどを見ると、チャールズクイントって書いてあるよね。実はこのビールのラベルにもチャールズクイントと書いてある。このビールの正式名称をカタカナで語るのは難しそうだ。



ちなみに、原材料は麦芽、ホップ、オレンジピール。残念ながら私の舌ではこれぞオレンジピールというものは感じられないが、隠し味のような使われ方だろうか。ほどよい酸味にほどよい刺激。めっちゃ私好み!

☆ ☆ ☆

ということで、今夜はビールの味もさることながら、カール5世に迫ってみた一夜となったが、もう一人のカールであるカール大帝も猛烈なビール好きで、ヨーロッパの歴史を語る中でははずせない人のようだ。ローマ時代からワインに比べて下等な酒と言われ続けていたビールが、ゲルマン人の誇るべき酒になったのは、カール大帝のお陰らしいからね。

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マオウ(スペイン)

2012-04-23 00:00:05 | 飲めない奴のビール探訪
先に書いた、本八幡のビア&カフェ「おれんじCorn」で飲んだ、2本目のビール。

Mahouと書いて、魔法ではなく、マオウと読む。マオーと書かれることも。

(魔王でも浅田真央ぉ~でもないよ、とか一応書いてみる。)

スペイン語もフランス語と同様Hは読まないのか。このマオウというビール、スペインでは一番人気なんだそうだ。「おれんじCorn」で一緒になったお兄さんは、いつもこのビールばかり飲んでるそうだ。



さっきとは違う形のグラスで、くいっと行くと、さっぱりしている中にしっかりとした苦味。おぉ~これは飲み応えあるなぁ。オーソドックスで、日本人にも好まれる味だと思うよ。



マオウは何種類かあるみたいだけど、これはピルスナーのようである。原料にコーンが入っているせいか、しっかりした中にも優しさがある感じ。

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インペリアル パンプキン エール(アメリカ)

2012-04-21 23:21:51 | 飲めない奴のビール探訪
今日は、とっても疲れてしまって大変だったけど、最後の最後に楽しいことが待っていたよ。

今日のオケ練は本八幡の教育会館であったのだけど、いつもとちょっと違うところで曲がってみたら、「世界のビール」と書かれた看板のある素敵なお店を見つけたの。練習後に思わず一人で飛び込んでしまったよ。



これがその店構え。お店の名前は「おれんじCorn」。100種類以上の世界のビールが飲める店だ。一人で行っても、マスターや他のお客さんとついつい気軽にしゃべってしまう・・・そんな不思議な雰囲気のあるお店だ。思うに、ただの酒好きじゃなくて、自分の世界を持っていたり、感性がそこそこ鋭かったり、何か頑張ろうとしていることがあったりする人を惹き付けるお店なんじゃないかな。だから知らない人達なのに、違和感なくおしゃべり出来ちゃったりするのだ。

しばらく入りびたってしまいそうだな。とりあえず今日飲んだ不思議なビールを紹介しよう。それはアメリカ東部のビールだというインペリアル パンプキン。ラベルのデザインを見ると、とってもハロウィーンな感じ。ビールにフルーツではなく、かぼちゃという組み合わせが、私の心にとっても新鮮に響いた。



ALE Brewed with Punpkin and Spices(Cinamon,Nutmeg,Cardamon,Cloves)とラベルに印字されていたが、かぼちゃの甘みと、スパイスの刺激のバランスがちょうどよい。ビール単体で飲んでもとっても美味しいし、つまみを食べながら飲んでもとっても美味しい。コクがあって飲みごたえがある。一口目で「買ってよかった」と思えるビールだよ。ちょっと価格は高めだけどね。

このおれんじCornさん、サイトをお持ちじゃないようなので、口コミサイトのリンクを載せとくが、正直私なら、星の数もっとつけるよ。珍しいビールが好きな人には超お勧めだ。現在の営業時間が午後6時~午前2時で日曜日が定休。私にとってはオケ練の帰りによるのにちょうどよいなぁ。

▼ビア&カフェ おれんじCorn
http://asku.bnfes.jp/rv/r2210414/map.html
コメント (3)
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