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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

シャンディ・ガフ

2012-04-20 23:08:51 | 飲めない奴のビール探訪
レストランや飲み屋に行って、見慣れない名前のものを見ると、つい頼んでしまう私。

今日飲んだのはコレ。シャンディ・ガフ(Shandy Gaff)と言って、ジンジャーエールとビールを1:1に合わせたカクテルだそうだ。

ジンジャーエールとビールはほとんど色が同じだから、ちょっと泡の少ないビールに見えるね。ジンジャーエールもビールも大好きだから、果たしてどんなお味だろう?

どきどきしながら飲んでみた感想は、悪くない。ただちょっと物足りないかな。ベルギービールみたいにちょっとフルーツ果汁を足して作るビールに比べると、明らかに「ビールが薄まっている!」と感じるのよね。青りんごビールに似てるけど、青りんごビールの方が美味しい。もう少しビールを増やすか、気持ち苦味が強めの方が、私にとっては好みかな。

新作カクテルかと思ったら結構歴史があるんだね。イギリスでは昔からパブで飲まれてて、もともとはジンジャー・ビアとエールで作っていたそうだ。現在も、イギリスのパブでは、もっともポピュラーな飲み物の1つだとか。ドイツでは、南部で「ラドラー」(Radler)、北部では「アルスター・ヴァッサー」(Alsterwasser)と呼ばれるという。

フランスにも、同様にビールを透明な炭酸飲料かレモネードで割った、パナシェ(fr:Panaché)というカクテルがあるそうだから、ビール+ジュースの組み合わせは決して邪道ではないということか。ビール+トマトジュースで作ったレッド・アイは昔から大好きだが、甘いジュースで割るパターンもあったなんて知らなかったなぁ。



つまみには馬刺しのユッケ。ユッケはもうマグロしか食べられないのかと思っていたら、馬刺しという手があったか。もっとも牛肉のユッケも新基準適用で一部高い値段で復活した店もあると聞くが、私の身の回りではちょっと見ないな。

馬刺しのユッケ・・・悪くないけどやっぱりちょっと物足りない。でもマグロのユッケよりはいい・・、そんな感じ。
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ブルーナイル

2012-04-17 23:40:30 | 飲めない奴のビール探訪
ホワイトナイル、ルビーナイルと飲んできて、今日は最後のブルーナイル。

原料が面白いよ。
ホップ・デュラム小麦・ゆず・コリアンダーだって。だからこれは発泡酒の扱い。

デュラム小麦ってパスタなんかによく用いられている小麦だよね。非常に硬いので、パン用小麦のように細かい粉には出来ないので、パン作りには向いておらず、パスタやマカロニに使われるそうだ。

このデュラム小麦も紀元前1000年ごろから古代エジプトで栽培されるようになった小麦で、エンマー小麦の近縁種だそうだ。



ゆずやコリアンダーが入っているという割には、それらの香りは全然しない。コリアンダー(=香菜=パクチー)が大好きな私は、コリアンダーが入ってると見ただけで期待したのだが、味的には若干辛口でスパイシーかもしれない・・と思う程度。


そうねぇ・・・これも悪くないのだけれど、ホワイトナイル、ルビーナイル、ブルーナイルと比べると、私の一番のお気に入りは先日飲んだルビーナイルだな。

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ルビーナイル

2012-04-08 00:47:59 | 飲めない奴のビール探訪
これも先週飲んだホワイトナイル同様、早稲田大学のエジプト考古学と京都大学の植物遺伝学が出会ったことで生まれたという黄桜が出しているビールだ。

黄桜のHPによると、「1920年代まで栽培され、その後忘れられた謎の小麦 「ピラミダーレ」をよみがえらせて、麦芽(カラメル 麦芽を含む)とともに醸造したビールです。」とある。

ラベルのデザインは素晴らしい。ピラミダーレ小麦に引っ掛けてピラミッドが描かれているが、その脇に懐かしいラクダが。31歳の頃、ビザのピラミッドの横でラクダに乗ったことを思い出すよ。



味も、文句なしにおいしい! もともと私は濃い味&濃い色のビールが好きなので、ルビーというか赤胴色の液体見たら、思わずよだれが出ちゃうわけよ。本当はここにピリカラのソーセージがあったらもっといいんだけどね。

ということで、完璧これは現代ビールだな。もともと古代エジプトのビールを再現したものではないことは分かっているが、テイストも全く現代的だ。

じゃぁ、ピラミダーレ小麦っていったい何だろう。これも古代エジプトで栽培されていたと言われる小麦で、同じく古代エジプトで栽培されていたと言われるエンマー小麦の派生種らしい。どこらへんが謎なのかというと「古代エジプトの在来種でありながら、近代的な多収穫品種と多くの共通点を持つ」という点が「非常に不思議な小麦」なんだそうな。

つまりピラミダーレは、エンマー小麦と同様の栽培二粒系だが、エンマー小麦より単位面積あたりの収量がはるかに大きく、古代エジプトの高度な農耕文化を証明するものとされてるんだとか。

それ以上のことはよくわからない。何故なら「ピラミダーレ小麦」でサイト検索すると、このビールのことばかり出てくるから。いずれにせよ京大農学研究科が種子を保存していた小麦「ピラミダーレ」から栽培し、量産できるようになってから、このビールの小麦をデュラム小麦からピラミダーレに切り替えたんだそうな。

しかし、みんなこの程度の説明で納得するのかなぁ。今の小麦と形はどう違うんだとか、エンマー小麦、ピラミダーレ小麦、デュラム小麦でパンやパスタを作ったらどう違うんだとか・・・・追及したい人は多いだろうに。

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白濁(しろにごり)/ベルギー

2012-04-06 23:40:55 | 飲めない奴のビール探訪
これはちょっと目を引くビールだ。



なにせ、缶のデザインが逆向きに印刷してあって、文字が普通に読めるようにもつと、飲み口が下についているのだから。

「おいしく飲んでいただくために、缶を上下逆さにしています」と書いてある。



さて、冷蔵庫の中でも飲み口を下にして保存。飲む直前に飲み口を上にしてグラスに注ぎ込む。

思ったほど白濁していないが、色が非常に薄い。最初一口飲んでみると、フワッとフルーティな香りが。

原材料は「大麦麦芽、小麦麦芽、大麦、小麦、ホップ、天然白生酵母」なにか香り成分が入っているわけではないのだが、何だか爽やかな香りがした。

お味の方はかなりライト。どちらかというと濃いビールが好きな私にとってはちょっと物足りないのだが、スッキリした飲みやすいビール(発泡酒)なので、多分万人受けする味なのではなかろうか。

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ホワイトナイル

2012-04-01 23:49:31 | 飲めない奴のビール探訪
先日読んだ週刊古代文明19の「ビールの歴史」の中に、このビールが紹介されていて、「日本の大学研究者の共同プロジェクトによって現代に再現された古代エジプトのビール。古代エジプトで栽培されていた「エンマー小麦」を使用し、壁画に記された工程を参考に作られている」と書かれていた。

この記載に私が飛びつかぬはずは無く、月に1回しかない宅急便を受け取れる日を有効活用して、黄桜のHPから通販で取り寄せた。

それが今朝届いたのだ。裏面のラベルにも「早稲田大学のエジプト考古学と京都大学の植物遺伝学が出会い、現代によみがえった古代エジプト文明。WHITE NILEはその研究成果を活かし、京都の地下水で製造した小麦入りビールです。」とある。

原材料:麦芽・ホップ・エンマー小麦

ここで私は「?」と思う。古代エジプトのビールにはホップは使われていないのでは?

実際に飲んでみる。



ちょっと濃い感じのビールではあるが、ホップもしっかり入っていて、割と普通のビールである。

そこで二番目の「?」。エンマー小麦って何だろう。古代エジプトで栽培されていた小麦だというので調べてみた。・・すると、これは古代小麦の一つ、二粒系小麦の一品種で、タンパク質含有量は17%と高いが、この小麦で作った生地のグルテンは弾力性に乏しく、製パンにはあまり向いていないとか。そのせいでパン小麦(普通小麦)の栽培が広がると共に廃れていった小麦のようだ。だが絶滅したわけではなく、ヨーロッパの一部で細々と栽培が続けられていたのを近年再び注目されるようになり、加工食材ファッロとして流通されるようになったとか。

そうか・・製パンに向いてないのか。古代のビールは麦に水をかけて発芽させ、麦芽の状態にしてから乾燥させて粉に挽き、パン生地を作って60度~70度の低温でじっくりと焼き、堅焼きパンを作って、それを砕いてお湯の中に入れて麦汁を作り、それを発酵させて作っていたと聞く。まぁ、いずれ砕いて湯に入れてしまうから、パン作りに向いてない小麦でも差し支えなかったということなのか?

それにしてもこのビール、どこまで古代エジプト風なのかわからない。ラベルを見ると、あくまでも古代エジプトで栽培されていたエンマー小麦を使っただけのように見えるんだが。

気になって色々探してみた。するとこんなサイトがあった。

▼早稲田大学=京都大学=黄桜株式会社共同開発 「ホワイトナイル」「ブルーナイル」「ルビーナイル」の2008年度販売実績は67,298本 (2009年4月20日)

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2009/090420_1.htm

まん中らへんに書いてあるのが重要な記述で

【ご注意】ホワイトナイル、ルビーナイルは「古代エジプトビール」を再現、復刻したものではありません。あくまで古代エジプトのアルコール飲料と材料の一部を共通にする現代ビールです。一方、ブルーナイルは新しいタイプの発泡酒です。

・・とある。

まぁ、そういうことね。それならそうラベルとか、当該酒造のHPにもそう書いて欲しいんだが。まぁホップが入っている時点で、そういうことじゃないかとは思っていたけど。

気になるお味の方は悪くない。私は小麦で作ったビールは酸味が強いのであまり好きじゃないんだが、このビールは酸味はあまりなく、ちょっと濃いけど普通に飲めるビールだ。

現代日本でもしホップの入ってないビールを造ったら、保存が利かないとか、まずくて飲めないとか、支障があるんだろうか? いつか本当に「古代エジプトビール」を再現、復刻したビールを飲んでみたいものだ。

なお、ブルーナイル、ルビーナイルも買ってあるんで、後日試飲結果をまた当ブログにて紹介しよう。
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アンカー・リバティーエール(アメリカ)

2012-01-27 22:54:37 | 飲めない奴のビール探訪
これは、苦味とコクがしっかりした、美味しいビールでした。アメリカン・ペールエールとしては、まるでお手本のようなビールらしいですね。

ラベルも、古き良きアメリカを思わせる、懐かしい感じがするデザインですね。



琥珀色のこの濃い目の色が、何とも私の好み。苦味だけじゃなくて、ほんのり甘みもある。アメリカ産のカスケードホップを熟成時に添加する(ドライホッピング)ことで、マスカットのようなフレーバーを出しているとのこと。

その爽やかな甘い香りのせいか、つまみはビーフジャーキーでも、韓国のりでも、チョコレートでも全部合う感じ。特にチョコレートとの相性は抜群。

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ペローニ ナストロアズーロ(イタリア)

2012-01-26 15:22:02 | 飲めない奴のビール探訪
イタリアのお酒といえばワインばかりが思い浮かびますが、ちゃんとビールもあるんですね。ペローニはイタリア最大のビールメーカーだとか。



ほら、ちゃんとイタリアでしょ。ナストロ・アズーロとはイタリア語で青いリボン(nastro→リボン、azzurro→青い)という意味だが、このビールがブルーリボン賞を獲ったとかではない。1933年にイタリア船籍のオーシャン・ライナー、レックスがブルーリボン賞を獲得した栄誉を記念して名付けられたんだとか。


栓を開けると、ちょっと青臭いような、日本のビールにはない香り。
グラスに注ぐと色は結構薄い。

でも味はライトではなく、しっかりしている。苦味も相応にあり飲み応えはある。

今日は乾き物食べながらだったけど、次回はイタリア料理に合わせて飲んで見たいビールである。

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ショコラプレミアム

2012-01-09 00:07:06 | 飲めない奴のビール探訪
今度は、チョコレートビールを。正確には発泡酒だ。



ベルギービールかと思ったら違うのね。ベルギーチョコ仕込みと日本語で書いてあるし、下の方にSHIRAYUKI BREWERYって書いてあるし。

よく見ると、兵庫県伊丹市の長寿蔵というところが醸造して、同じく兵庫県伊丹市の小西酒造というところが売っている商品のようである。

小西酒造さんのHPを見ると、この発泡酒はベルギーチョコレートをふんだんに使っていて、ベルギー酵母で仕込み、高級チョコレートの深みのあるコクと味わいを実現させた・・という。



グラスに注ぐと、真っ黒。トロトロとした質感あり。口に含むとビターチョコレートの風味がする。

多分、「チョコレートビール」という感覚で飲むと苦く、「黒ビール」だと思って飲むと、コクとチョコレートの風味が楽しめるのではないかと思う。

つまみはチーズよりもチョコレートの方が合う!

当社のホームページを見ても、確かにスイーツと合うビールのようである。

こういうビールも面白いなと思った。
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ミスティック チェリー(ベルギー)

2012-01-08 23:27:15 | 飲めない奴のビール探訪
これはベルギーの発泡酒だが、一言で言うと

ものすごく美味しい!!



ろ過していないフレッシュなホワイトビールをベースにチェリージュース25%をブレンドしたフルーツビール・・・ということで、ほとんどジュース感覚で飲めるのだが、甘ったるくなく、ものすごく爽やかだ。

なぜ、敢えてチェリージュースをビールにブレンドするのか・・・と思うが、ちゃんとつまみとしてチーズが食べたくなる。

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プレミアム レッドエール(エチゴビール)

2011-12-01 00:00:26 | 飲めない奴のビール探訪
いやぁ、缶の色を見ただけで、見るからに美味しそうなビールだね。

今では地ビールなんて当たり前だけど、日本で地ビールが誕生したのは、1993年規制緩和による酒税法改正がきっかけなんだって? そしてこのエチゴビールは地ビール第一号を作った会社なんだとか。



缶の裏側もなかなか和風で素敵なデザイン。



コップに注いでいると・・・この濃い目の琥珀色・・いいねぇ。私は若干濃い目のビールが好きだからね。

そして飲んでみると期待を裏切らない味! コクがあって、苦味もやさしく、上品で気持ちがこもった感じがするね。

当社HPによると、このビールは日本の地ビール誕生15周年記念企画で発売されたビールのようだ。

---Quote---
当商品は、副原料を使わずに、スペシャリティモルトを使用しました。芳醇なしっかりとした味わい(ミディアムボディ)。ホップには米国産の「アマリロ」という上質なホップを使用。柑橘系の上品な香り、しっかりとした苦味がお楽しみいただけます。
日本には今までにないスタイルの新ビール、とくにビール好きな皆様に向けてアピールしてまいります。
--Unquote--

ということで、風呂上りに軽く一缶飲んだところで、おやすみなさい。

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レモンビール

2011-11-27 23:37:30 | 飲めない奴のビール探訪
以前飲んだベルギーの青りんごビールが大変美味しかったので、今日店頭でレモンビールなるものを発見した時、そのことを思い出して買ってしまった。



日本ビールが出しているビールで、すっきりした味のビールにレモン果汁を加えているとか。カクテルビールみたいなもんですか。



色はかなり薄め。飲んでみると、爽やかで美味しい。どちらかというとビールよりもジュースに近く、あっという間に飲めちゃうし、あまり酔えない感じ。

ビールであることを期待すると物足りないが、飲み物的には美味しければよいわけで、〇をつけられる新テイスト飲料だと思う。

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銀河高原ビール「アメリカンペールエール」

2011-09-25 00:11:57 | 飲めない奴のビール探訪
7月5日に発売になったばかりの銀河高原ビールのアメリカンペールエール。

ホップの中でも繊細で且つ柑橘系の芳香と苦みを持つ北米産「カスケードホップ」をふんだんに使用しているので、アメリカンペールエールと言うらしい。

私はビールはライトなものより飲み応えがあるほうが好き。ペールエールは苦いから、最初はあまり飲めなかったけど、慣れてくると、かえって苦味が身を引き締めてくれるような気がして、心が疲れている時なんかに飲んでみたくなるんだよね。



う~ん、泡の立ち方からして苦味が期待できそう。色もカラメルっぽく、高級感漂う。

  :

そして、期待を裏切らぬ苦さ・・・・。そしてこんな味のビールを日本に初めて持ってきたペリーのことに思いを馳せながら、そろそろ寝ることにしよう。

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ハリダビール(ベトナム)

2011-08-15 00:01:09 | 飲めない奴のビール探訪
あなたの元気の源は?と効かれたらたぶん「鍼だ」と答えちゃうだろうね・・・と、暑い夜に寒い洒落・・ちょっと言ってみたかっただけよ。

これはベトナムのハノイのビールだけど、まさに「期待を裏切る美味さ」である。



ほどよい苦味でとっても爽やかだ。何か、サントリーのモルツに口当たりが似てるんじゃないかと思ったけど、地ビールばかり飲んでて普及品のビールをほとんど飲まない私のコメントじゃ参考にならないかも。

でも、カルディコーヒーでこのビールを沢山売っているだけのことはある。とっても美味しいもの。暑い夏にはぴったりだね。

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インドの青鬼

2011-07-02 22:24:28 | 飲めない奴のビール探訪
「風雲児たち 幕末編」で毎日ペリーの顔を目にしていると、思わず苦~いビールが飲みたくなる。先日のタイのシンハービールがあまりにライト過ぎて欲求不満が溜まったので、こんどはインドへ・・・ということではなく、インディアペールエールと言うビールを飲みたくなったのである。

インディアペールエールとは、18世紀のイギリスで、インドへの長くて暑い航海に耐えられるよう、防腐効果のあるホップを大量に使い、アルコールも高めにしたビールだ。

そう、ペリーが日本に来る時にもって来たのもこのビール。イギリスからインドに行くよりも全然長距離。アメリカ東海岸から、大西洋渡って、喜望峰回って、インドも通り過ぎて日本に来たんだもんね。

そのペリーが持ってきたビールの味を復元したビールが、以前、横浜の開港150周年記念ビールとして売られていて、それを飲んだ時の記事がコレ。

http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/f5f1e44294151138bb284fdcb8eb8c56

正直苦くて閉口したのだ。でも私がビールコーナーを始めるきっかけになったビールである。

ここ市川では横浜ビールは買えないが、代わりにヤッホーブルーイングという軽井沢の会社が作っている「インドの青鬼」を近所の店で見つけた。ヤッホーブルーイングは「よなよなエール」とかも作っている会社だ。



をを、色が素晴らしく褐色だぞ! そして期待を裏切らぬ苦さ! 一口飲んで懐かしさに浸り、一口飲んでペリーを思い、一口飲んで阿部正弘様を思い・・・うそうそ。

ビールコーナーを続けてきたお陰で、私も随分ビールが飲めるようになりましたな。実は横浜で買ったインディアペールエール、苦すぎて2本買ったうち1本しか飲みきれなかったのだ。作った会社が違うから、全く同じ味ではないかもしれないが、この苦さが苦でなくなるとは、私も大人になったものよ。

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SINGHA BEER(タイ)

2011-06-30 00:01:17 | 飲めない奴のビール探訪
先刻書いた薄皮饅頭を食べながら飲んでるビールがこれでして・・・そもそも何て読むのこれ?

シンハービールと言うらしい。シンハーとは、タイやインドの古代神話に登場する神秘の獅子らしい。缶の中央部に描かれている動物がそれね。まあ、ネーミングの発想的には麒麟麦酒みたいなもんかな。

でも、いくらタイのビールだからって、ステレオタイプなタイらしさをこのビールに求めてはいけない。

びっくりするほどフツーのビールである。



ライトで飲みやすく、するっと飲めちゃうビールだ。だから薄皮饅頭にも合うのかな?

万人受けする味だとは思うが、個人的にはちょっと物足りないのよね。もう少し苦味とか酸味とかある方が好みだね。
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