もうすぐ、お正月である。我が家の前を走る高速道路の上では、故郷を目指す自動車が列をなしている。浅草浅草寺では、お正月を迎える準備も整い、家内安全や、厄除け、開運など、来年の運気の向上を目指す人たちを待ち受けている。外国からの観光客の数も1000万人を超えたそうで、そのほとんどの人が浅草に来る。浅草は今や、日本の顔なのである。日本が日本的であるよりも、より西洋的であることを目指した時代には、浅草は東京の片隅にいた。しかし、外人観光客がより日本的な情緒を求めるように、日本人もまた、日本人的な情緒を求め始めるに従い、浅草は再び、東京の目玉になってきたのである。浅草の側を流れる墨田川も、きれいになり、人を呼ぶようになった。桜橋は夜間ライトアップされ、黄色く円形にそる橋がまるで、三日月のお月様のようである。東京都は、さらに、ライトアップの場所を、隅田公園まで広げようとしている。そこは人が集いて、楽しめる場所になろうとしている。
Y-FP Office Japan
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